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日経ヴェリタス2010年第一号を読んでみて

2010年1月3日(日)はれ

・2010年試練の日本。投資のカギ、4つの「E」

 新興国(Emerging)、環境(Eco・Energy)の2つの潮流は予想以上のスピードで加速。
 高齢者(Elderly people)市場とネット通販(E-Commerce)。

・市場関係者が選ぶ2010年有望株式市場

 上昇大きいと見る株式市場:中国、インド、ブラジルに次ぎ日本。

 上昇小さいと見る株式市場:英国、日本、中東、ロシア。

・市場関係者が選ぶ2010年有望株式銘柄

 1位、日本電産  (6594)[終値8540円]12票、永守社長の決断力と統率力に信任。

 2位、ユニ・チャーム  (8113)[終値8710円]7票、新興国と高齢者。「E」x「E」

 3位、ヤクルト  (2267)[終値2810円]6票、中国事業利益拡大。

・米雇用、反転へ正念場。前回発表11月分は雇用像への転換見えるも、足元では企業マインドの改善一服など不安材料も。
 8日、2009年12月米雇用統計発表は今年の方向感占う節目。「ジョブレス(雇用なき)」脱却には時間も。

・日本経済、何とか底堅さ保つも、企業、消費者の間に景気の現状・先行きへの悲観論広がる。
 自ら「二番底」を招き寄せる心理不況に陥りかねず。

・2010年の展望、市場関係者70人アンケート。

 株式:最も上昇予想は上海総合株価指数、2009年末比上昇率約26%。ダウ工業株30種平均、同比上昇率約15%。
 日経平均株価同比上昇率約16%。

 為替:ドル・円、多くの関係者が年初は円高基調で推移するとみて、1-2月に高値つけるとの予想最多。平均値1ドル=81円83銭。
 一方年末にかけては円安へ。
 ユーロ・円は2009年とほぼ同じレンジで推移するとの見方。
 円、金利低下で円キャリートレード復活すれば、クロス円(ドル以外と円の通貨ペア)で円安進みそうと。

 長期金利:下落平均で1.14%、上限1.64%へ。09年相場レンジ1.185-1.560%。10年も大きな変動は無いとの見方。

 企業業績:2010年度の上場企業の業績見通し、前年度比30%以上の増益との見方3分の2占める。

・ソニー  (6758)[終値2670円]最高経営責任者(CEO)ハワード・ストリンガー氏、日経ヴェリタスインタビュー
 「我々は復活する」と言い切る。「コスト削減順調に進み、クリスマスシーズンでのテレビやゲーム機の販売に勢い出る。」
 2010年勝負の年迎える。

・OUT Look:1月4-8日の週、2009年末に日経平均株価が昨年来高値に迫った流れ引継ぎ、強含みの展開へ。
 投資家心理の好転で売買活発になり、株価上昇する「1月効果」が現れそう。
 新年アノマリー「January effect(1月効果)」ヘッジファンドはじめ、多くの投資家はクリスマス休暇前にポジション整理。
 このため年明け投資資金一気に増え、相場上昇しやすいとされる。
 日本過去60年間、1月の月間騰落率2.73%と12月中トップ。2位は4月(1.55%)3位は12月(1.5%)
 十二支で見たアノマリー、寅年相場の騰落率2.77%のプラスにとどまり、下から3番目に悪く。
 過去の寅年分析では年の前半に上げ、9-10月の中盤に下げ、年末に再び上昇傾向。
 懸念は銀行株、シティグループ証券機関投資家向けセミナーで
 「1/8三井住友FG  (8316)[終値2645円]が増資発表の可能性」との見解

・2010年「ビックサプライズ」

 悲観シナリオ(ネガティブサプライズ):大きく分けて2つ。
 「BRICsの失速」とりわけ中国経済。米欧の金融システム問題の再燃。

 楽観シナリオ(ポジティブサプライズ)
 「不均衡是正シナリオ」20ヶ国・地域(G20)首脳会議などでも議論も拡大均衡型の不均衡是正実現すれば、
 世界経済は寄りバランスの取れた安定成長可能に。

・BRICs、2010年も世界をけん引。

 中国:世界経済のけん引役として注目。2010年積極財政と金融緩和という2つのエンジン、高成長維持目指す。
 「年後半に2回の利上げ」予想との声。中国経済全体にどのような影響及ぼすか焦点。

 ブラジル:政策金利引上げのタイミングが焦点。「選挙イヤー」で景気刺激優先したい政府側との駆け引きに激しさ増す。

 インド:2010年は危機前と同様の安定した高成長路線に戻る。消費が成長率を引き続き押し上げる可能性示す。

 ロシア:2010年はエネルギー輸出の拡大や政府の財政支出が寄与し、プラス成長に転換する見通し。(日経ヴェリタス)

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