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現職議員逮捕、政官界に衝撃

2010年1月16日(土)くもり

・「陸山会」土地購入問題で石川知裕議員、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕。
 小沢氏公設第一秘書、大久保隆規容疑者の逮捕状も取る。

・政府・与党、今後の政権運営や夏の参議院選への影響避けられず。民主党トップ二人「政治とカネ」の問題抱える。

・IHI  <7013> [終値160円]官民開発中国産中型ロケット「GX」の設計・開発会社ギャラクシーエクスプレス清算へ。
 関連資産100億円程度、特別損失として計上。

・外国人投資家、日本株への買い意欲強める。東証投資主体別売買動向1月第1週(4-8日)買越額7080億円。
 5年10ヶ月ぶりの高水準。世界景気の回復や円安・ドル高による業績改善期待が広がる。

・個人マネー、高リスク型の商品にシフト。2009年投信概況、新興国の株式などに投資するタイプに資金集める。

・日航  <9205> [終値7円]19日に会社更生法の適用申請、その後直ちに企業再生支援機構が支援決定。首相に日程報告了承。 
・米オバマ政権、発足1年迎える。景気回復や医療保険改革、アフガニスタンのテロ一掃などの懸案解決思うように行かず、
 「変革」イメージ色あせ気味。支持率、同時期の歴代政権と比べ最低水準に落ち込む。

・JPモルガン・チェース、2009年10-12月期決算、純利益32億3991万ドル(約3000億円)前年同期比4.6倍。
 前年比急増も直前四半期比9%減。個人向け融資とクレジットカード部門はいずれも赤字。

・中国人民銀行(中央銀行)2009年末の外貨準備2兆3991億5200万ドル、前年比23.3%増。
 人民元相場実勢より低く抑えるため、元売り・ドル買い介入膨らませた結果。

・青山商事  <8219> [終値1345円]衣料等のリサイクル店運営に参入。
 リサイクル大手セカンドストリート(旧フォー・ユー)  <7641> [終値43000円]とフランチャイズチェーン契約。
 3月からグループ店舗の撤退跡中心に多店舗展開。

・資生堂  <4911> [終値2040円]米化粧品、ベアエッセンシャル(カリフォルニア州)総額19億ドル(約1730億円)で買収。 
 手薄な北米事業強化とベア社のブランド活用して世界展開を加速。

・スズキ  <7269> [終値2206円]自社株19.9%を独フォルクスワーゲン(VW)に譲渡、VWが筆頭株主となる。
 部品共通化進め、環境分野ではVWの技術全て活用と表明。販売は相互独立へ。

・ブラジル・ペトログラス国内最大製油所建設、丸紅  <8002> [終値564円]協力大筋合意、出資調整進める。

・東京製鐵  <5423> [終値1070円]鋼材輸出5ヶ月ぶりに再開。
 アジア市場の価格反発。円高・ドル安一服し、輸出環境整ったと判断。

・ビックカメラ  <3048> [終値32400円]
 「住宅エコポイント」制度でポイント付与対象となるYKKAPの商品、主力店舗で扱う。

・ジャスダック証券取引所、1月第1週(4-8日)投資主体別売買動向、個人3週ぶりの買い越し。外国人3週ぶりに売り越し。

・経済活動の低迷で人口の都市部への流入が停滞する傾向目立つ。
 2009年1-11月までの3大都市圏(東京・大阪・名古屋)への転入超過数累計10万7千人、前年同期比31%減。

・工場での太陽光発電設備の導入後押し。敷地内緑地や環境関連施設の割合定める工場立地法規制見直す方針。(日経新聞)

・民主党石川議員逮捕で鳩山政権発足以来最大の危機。小沢幹事長の進退と首相自身の責任論浮上。

・日本の新幹線技術売り込み本格化。政府各国への売り込み活発化。高まる商機にJRや車両メーカー期待高める。
 ライバルはドイツとフランス。日本の技術「国際標準」になっていないことも課題。

・キリンビール  <2503> [終値1474円]ビール類の出荷数量シェアで、アサヒビール  <2502> [終値1786円]を逆転。
 9年ぶりにトップを奪還。

・精巧に偽造された中国の百元(約1400円)紙幣「スーパーC100」日本国内で6枚発見。
 紙幣やインクは本物と同じ。本物の紙幣と同じ製造工場で作られたものと見られる。軍関連関与とも。(産経新聞) 

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株式分割

エーアイテイ  <9381> [終値174900円] 2/28  1株→200株

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(今日の一言)

海外NY株式市場は大幅反落。
JPモルガンの10-12月期決算発表で投資銀行業務が好調で市場予想を上回る黒字決算となったののの、
住宅ローンやクレジットカード融資に絡む損失で同事業が赤字となったことが嫌気された。
一般消費の回復への懸念がうかがわれた。
その他大手金融関連銘柄も値を消した。
週足ではダウ工業株30種平均は0.1%、ナスダック総合指数は1.3%、S&P500種は0.8%の下落となった。

東京市場は引き続き景気敏感株の出遅れとして外国人投資家が銀行株を物色しているとの観測から強い動きなる。
後場に入りテクニカル的な過熱感を警戒する動きから利益確定の動きなどで、
日経平均は一時前日比マイナス圏に落ち込む場面もあったものの、
引き続き主力株を中心に海外勢と見られる買い意欲は強く持ち直した。
1万1000円への意識から利食い売りが出ていたが、今晩のJPモルガン決算への期待などからこの日の高値となった。
週足では日経平均は1.7%、7週連続上昇、TOPIXは2.7%2週連続上昇、東証マザーズは3.9%と反発、ヘラクレスも1.3%反発、
日経ジャスダック平均は0.8%ながら8週連続上昇、東証2部は0.7%と6週連続の上昇となった。

  
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