
日経ヴェリタス 5/9日号読んでみて・・・
- 2010年05月09日
- 株式投資・経済ニュース全般
2010年5月9日(日)はれ
・ギリシャ危機世界のマーケットを揺らす。
単一通貨ユーロの急落と世界的株安招く「第2のリーマン・ショック」避けられるか。
米連邦準備理事会(FRB)ドル供給に乗り出すとの観測も。
・ウォーレン・バフェット氏アジアに熱い視線。トヨタ <7203> [終値3480円]「一流メーカー」としての地位を維持。
「中国の潜在成長力すさまじさもあり」「世界全体インフレリスク高まる」
「国内総生産(GDP)に比べ政府債務大きい国は、自国通貨の下落いつか避けられなくなる」
ゴールドマン・サックス擁護。どんな金融商品の売買にも必ず反対取引の相手いる。問題さらに悪化なら見極め必要も。
デリバティブ(金融派生商品)全てに規制案に反発も。
・市場「出口」論じる楽観ムードから一転緊迫感漂う。縮むリスクマネー。
世界3極リスク=欧州・ギリシャ、米国ゴールドマン、中国金融引き締め。
・市場参加者の不安心理映し、シカゴ・オプション取引所VIX指数(恐怖指数)7日時点40超え。
約1年ぶりの水準に高まる。4月には「20以下」市場心理危機モードに戻る。
・太陽熱発電、太陽エネルギーを電気に変換する効率20%程度と太陽光発電5-15%程度より効率高く。
旭硝子 <5201> [終値1037円]日板硝子 <5202> [終値276円]などガラスメーカー活躍。
三菱重工 <7011> [終値354円]太陽熱発電用タービンの販売に乗り出す。2010年3月期100億円の受注目指す。
三井造 <7003> [終値236円]太陽追跡装置販売。
・TOTO <5332> [終値600円]中国で日本製トイレの「先駆者」巨大市場に確り根を張る。
「中国の後インド、ブラジル、ロシアを狙う」
高コスト体質が株価回復の足取りを重くしている様子。国内事業でどこまでリストラに大なたを振れるかが焦点。
・ニトリ <9843> [終値7200円]23期連続で増収増益達成。景気の良い時投資抑え、不景気に好景気の倍投資。
課題は海外市場の開拓。
・OUT Look: 今週の株式相場波乱含みながらも下値は限られそうと。
底堅いファンダメンタル(経済の基礎的条件)がつっかい俸。
米雇用統計では雇用者大幅増、日本では「復調決算」相次ぐ見通し。
日経平均採用銘柄の予想PER(株価収益率)7日、24.46倍。今週中に20倍台下回るとも。
・Wall Street: 今週の米株式相場は欧州の財政問題の行方にらみ不安定な値動きに。
投資家リスク回避姿勢強めており、欧州の金融システム不安など新たな弱材料加われば下値きり下げる可能性も。
11日に3月の米卸売売上高、14日4月の鉱工業生産発表。欧州では金融機関の財務不安高まる。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派52%(前回比+15)弱気派30%(同+3)中立18%(同-19)
機関投資家の間ではギリシャの問題は概ね織り込んだとの見方増え、強気(先高感)につながる。
・株式市場先行きの下値不安高まる。
短期的には急落の反動で自律反発との見方多いが、海外要因次第では調整長期化する懸念。
目先200日移動(1万317円)が下値支持線として意識。
日経平均25日移動平均の下方乖離率6.51%と売られすぎの目安となる5%を大幅に上回る。
・商品市場、原油価格急落1バレル80ドル下回る。金価格1トロイオンス1200ドル台乗せ。リスク回避鮮明。
・世界市場往来:先週の世界の株式相場は全面安の展開。
ギリシャなど欧州の財政問題への動揺広がり、新興国を含め各国株価軒並み下落。(日経ヴェリタス)
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