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明日は四季報発売

2010年6月13日(日)はれ

・食品大手企業、海外で原料調達から加工まで一貫生産体制を構築。

 ニチレイ <2871> [終値372円]7月タイで養鶏企業と鶏肉加工工場立ち上げ日本に供給。 

 日水 <1332> [終値276円]ブラジルで白身魚の養殖に参入。同国と米国に持つ拠点で冷凍食品にし販売。

・オーストリア中央総裁、
 欧州中央銀行(ECB)が5月に決めた国債の買い取り措置を「金融市場が沈静化するまで介入を続ける」と言明。

・スイス中央銀行、外国為替市場で大量のユーロ買い・スイスフラン売り介入実施。独仏に外交交渉優位にする政治的憶測も。
 「米国債を保有する中国と米国の関係に似てきた」との指摘も。

・中国製造拠点で賃上げが広がり見せる。日本の電機業界などは戦略の見直し迫られそう。

・三洋電 <6764> [終値130円]世界最高の発電性能をもつ次世代の太陽電池を2013年度に商品化。 (13日 日経新聞)

・民主党参院選公約、法人税の引き下げ明記。企業競争力強化図る。
 菅直人首相掲げる「強い経済、強い財政、強い社会保障」実現する狙い。

・米オバマ政権、軍事費の大幅削減計画、7月メドに発表。
 2012会計年度(11年10月〜12年9月)から5年間の合計で1兆ドル(約90兆円)規模の削減打ち出す方向。

・ホンダ <7267> [終値2606円]二輪車の国内工場で輸入部品の使用比率を大幅に高める。
 中小型車対象に今後数年で7-8割を新興国などからの調達に切り換える。

・中国経済好調続く。5月の経済指標は公共投資や輸出の拡大が生産刺激し、景気全体を引っ張る成長方程式機能。
 ユーロ危機・在庫調整・不動産きせいという3つの不安要因は年後半に景気下押しする可能性も。

・みずほコーポ <8411> [終値158円]2010年度中メドに市場部門のアジア拠点を現在の3ヶ所から6ヶ所に倍増。

・個人投資家のユーロ離れ加速。5月の公募投信に占める外貨建て資産残高を通貨別にみるとユーロが初めて豪ドル下回る。
 米ドル、豪ドルに次ぐ3位に転落。欧州不安で資金流出。

・ヘッジファンドの運用成績悪化。5月の総合指数前月比2.3%低下と下落率では2008年11月(2.7%低下)以来の大きさへ。

・米メキシコ湾原油流出事故巡り、権益持つ英石油大手BPに対する米国の政治圧力強まる。
 米国、BPに配当やめて被災地域へ補償優先求める声。英国、BPの配当に頼る年金基金などが警戒強める。
 キャメロン英首相、近くオバマ大統領との電話会談で事態の打開急ぐ考え。

・インド4月の鉱工業生産指数(速報値)前年同月比 17.6%上昇。上昇率2009年12月(17.7%上昇)に次ぐ過去2番目の高水準
 資本財生産72.8%上昇、企業の設備投資意欲の旺盛さが鮮明に。

・米小売売上高(速報値)3625億1700万ドル(約33兆円)となり、前月改定値比1.2%減。前年同月比6.9%増。
 家計、株式相場の下落など踏まえてサイフの紐締めた可能性も。

・セブン&アイ <3382> [終値2043円]日本メーカーと組みプライベートブランド(PB=自主企画)商品を海外で生産販売へ
 第1弾として中国で明治製菓 <2269> [終値3590円]やブルゾンなどの現地工場に生産委託し海外市場開拓加速へ。

・米大手買収ファンド、コールバーク・クラビス・ロバーツ(KKR)USEN <4842> [終値58円]子会社インテリジェンスを買収
 買収金額320億円前後。海外ファンドによる日本企業への投資再開を象徴する動きに。

・メルシャン <2536> [終値173円]架空の取引で売上高や利益かさ上げする循環取引が2007年から行なわれたと発表。
 総額約65億円の営業利益かさ上げ。 

・ヤフー <4689> [終値34100円]とマクロミル <3730> [終値133500円]両社のネット調査事業の統合発表。
 8/1付マクロミルがヤフー子会社のネット調査事業引き継ぎ対価として株式発行。

・ドンキホーテ <7532> [終値2466円]保有する自己株式を海外市場で売り出す。約57億円調達、借入金返済に充てる。

・ジャスダック市場の投資主体別売買動向、個人4週ぶりに売り越し。外国人は3週連続で売り越し。(12日 日経新聞)

・中国企業による「日本買い」が加速。レナウン <3606> [終値337円]40億円で中国山東如意の傘下へ。「お買い得案件」
 「単に日本の生命線である技術やノウハウが流出しただけで終る可能性もある」と警告。 (13日 産経新聞) 

・菅直人首相所信表明、財政再建へ超党派会議、年金議論、消費税上げ視野。

・中小企業向け融資を手掛ける日本振興銀行(東京・千代田区)金融庁の検査妨害したとして警視庁家宅捜査へ。(12日産経新聞)

・もしかして円の時代?おびえるマネーの逃避場所となったのが円資産。日本経済を前向きに評価しようとする声も。
 「円債=為替リスクがなく安全」とすつ個人投資家。日本に向かうマネーは消去法の産物かそれとも積極投資の先駆けか。

・中国経済に不安。頻発する労働争議、不動産市場のバブル懸念、ユーロ危機。高成長試す3つの壁。

・日経ヴェリタスランキング:今期予測ベースの自己資本利益率(ROE)が10%以上の企業対象にPER(株価収益率)が低い企業

 首位エルピーダ <6665> [終値1711円]予想PER4.34倍、予想ROE30.34%。 

 2位日本コークス <3315> [終値146円]4.90倍、28.23%。鉄鋼会社の粗鋼生産回復でコークス炉の稼働率上昇。
 2011年3月期大幅な増益見込まれる。

 3位PGGIH <2466> [終値60200円]5.56倍、18.98%。

 8位ユニチカ <3103> [終値81円]6.43倍、30.27%。
 株価割安も原燃料価格の高騰への懸念。製品価格への転嫁遅れれば収益圧迫も。

 18位富士電 <6504> [終値256円]大幅増益主要因はファナック <6954> [終値10380円]株売却益。
 本業の収益力に迫力不足。

 20位ケーズHD <8282> [終値1993円]エコポイント追い風13期連続最高益、エコポイント終了後の反動減への懸念根強く。

 23位一建設 <3268> [終値2937円]足元地価やや上昇、コストアップ懸念。上場企業として実績乏しく株価に重し。

・人民元の切り上げの影響。

 プラスは中国への輸出比率の高い企業。
 「元切り上げで購買力高まり、中国の内需拡大」「輸送機械」「鉄鋼」「生産用機械」「化学」「商社」など比率高い。
 
 JFEHD <5411> [終値2890円]アジア向けの売上比率27%。 

 資源権益持つ三菱商事 <8058> [終値1898円]資源輸送手掛ける商三井 <9104> [終値619円]などにも恩恵。

 HIS <9603> [終値1803円]東京・秋葉原で外国人向け専門店、ツアーやガイド受付。

 マイナスは中国に生産拠点を置き、中国以外の市場に輸出している業種。

 マキタ <6586> [終値2560円]中国での生産比率7割近く、1%の元高で3億円営業減益要因。 

 ホシデン <6804> [終値1010円]中国生産比率5割超、人件費コスト上昇懸念。

 コマツ <6301> [終値1631円]日本から円建てで基幹部品輸入、元1%上昇で年11億円営業減益要因。

 マブチモーター <6592> [終値4390円]中国生産率7割、人民元切り上げでコスト上昇懸念。
 ベトナムへ生産拠点移管し来年は中国生産比率6割へ引き下げる方針。

・スターマイカ <3230> [終値11500円]中古住宅の「裁定取引」同じマンションの賃貸物件と空き物件との差2-3割。
 入居中は家賃収入、退去後リフォームして売却の地道さ。築10年以上の物件を積極保有、価格下落リスク減。
 リーマン・ショック後の守りの時期から拡大局面へカジを切ろうとしている様子。新築志向に変化も追い風。
 

・OUT Look: 今週の株式相場は上値を試す展開か。ユーロ相場下げすぎた反動からひとまず買い戻し。
 悪材料には敏感な地合いで反発しても上昇幅は限られそうと。
 今週17-18日に欧州連合(EU)首脳会議「独仏の足並み」注目。 

・Wall Street: 今週の米株式相場は値動きの荒い展開か。最近の相場は変動率高く安定感欠く。
 足元の景気回復と欧州不安などのリスクが投資家に意識されている。
 5月の消費者物価指数は原油価格の下落で前年比マイナス基調、
 5月の鉱工業生産も前年から大きく伸びる見通しで好感されそう。
 5月の住宅着工件数は前年比で減少予想。9%超の大幅減の可能性。4月末で住宅購入減税終了の反動。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派59%(前回比-14)弱気派15%(同+8)中立26%(同+6)

・日経平均株価週後半にかけて上昇。ユーロ安基調を買える材料が出たわけでなく、警戒心残る。
 日本株配当利回りが2%前後まで上昇。1.2%台の新発10年物国債利回りと大きく差が開く。

・米経済の底入れ感広がる。
 9日発表、米連邦準備理事会(FRB)地区連銀報告(ベージュブック)では今回の景気回復局面で初めて全12地区が「改善」
 ダウ工業株30種平均の下支えに。
 バーナンキFRB議長の景気認識も前進。ガイトナー長官は欧州情勢に懸念深める。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は欧州の財政問題が南欧からハンガリーやブルガリアに飛び火するとの懸念で売り先行
 週末にかけては不安心理和らぎ、オーストリアやスペイン、ポルトガルなどで株価持ち直した。
 先行き不透明感から戻り鈍く、投資家のリスク回避ムードは相変わらず。

・中国成長維持へ3つの壁。
 
 不動産バブル警戒、抑制策も。格差是正に政府本腰、固定資産税導入も現実味。

 広がる労働争議、企業を圧迫。沿岸部で給与高騰、権利意識の高まり背景に。

 ユーロ安、輸出産業に痛手。半年で人民元急騰、主戦場・欧州で苦戦。

・中国経済、今年後半に踊り場。鉄鋼製品大幅下げ、輸出に不透明感。

・上海総合株価指数、年初来安値圏2500ポイント前後で推移。強まる売り圧力。
 不動産規制が主因、今春導入された株価指数先物も市場の警戒感の一因。(日経平均ヴェリタス)

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株式分割

クックパッド <2193> [終値8800円]6/30  1株→2株

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(今日の一言)

週末の海外NY株式市場は、続伸。
前日の大幅高を受けて、利益確定の売りなどもありマイナス圏で推移していたものの
引け際のマジックは「買い」となりきりかえしへ。
小売売上高が予想外の減少となり経済に対する懸念が高まったものの
半導体大手ナショナル・セミコンダクターの好調な業績見通しを受けてハイテク株が買われた。
最近はダウ工業株30種平均に割り負けていたナスダック指数はダウ0.38%高に対して1.12%高で引ける。
週間ではダウは2.8%と4週ぶりの反発、ナスダックは1.1%と2週ぶりの反発、S&P500種は2.5%2週ぶりの反発となった。

東京市場は週間では日経平均株価は2.0%、TOPIXは2.7%ともに2週ぶり反落。
マザーズ指数は0.1%、ヘラクレスは2.0%、日経ジャスダック平均は0.8%とともに3週ぶりの反落となった。
東証二部指数は0.2%の2週ぶり反落で取引を終える。

明日は四季報が発売される日です。
今回の東洋経済の四季報には2012年3月期(来期)予想が入っています。
好業績銘柄は注目されると思います。

来期(2012年3月期)好業績変化率の大きな銘柄は 日本無線 <6751> [終値円]来期EPS29.7円
モリテックス <7714> [終値267円]同54.6円 大紀アルミ <5702> [終値225円]同45.8円
TPR <6463> [終値706円]同126.6円 オリジン <6513> [終値402円]同44.8円など・・・

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