「驚くべき」発表

2017年2月10日（金）ミニSQ　晴れ　山陰・近畿・北陸大雪警戒

・法務省、株主総会で株主側側から議案提起する「株主提案権」の乱用的行使防止するため、新たな措置の具体的な検討へ入った。
回数制限など企業、負担軽く。

・安倍晋三首相、米国時間10日午後（日本時間11日未明）、エア辛トンのホワイトハウスでトランプ米大統領と初の首脳会談に臨む。
慰霊の待遇受ける。ひざ詰めの協議では自動車貿易など通商政策で認識のすり合わせが課題に。

・ファーストリテイリング　<9983> ［終値35550円］日本はじめ16カ国・地域でインターンシップ（就業体験）実施。
100人超に最長3カ月程度。研究開発やマーケティングなどの部門で業務に就いてもらう。
優秀と判断すれば、採用も検討。

・日系自動車大手3社、北米販売伸びる。
日産自　<7201> ［終値1109.5円］2016年4－12月の販売台数過去最高更新。ホンダ　<7267> ［終値3504.0円］も好調。
トヨタ　<7203> ［終値6255円］も2008年金融危機後で最多となる。
日産とホンダは市場全体の拡大ペースを上回って販売を伸ばした。

（日経1面）

・自動車大手7社の2016年4－12月決算が9日出そろい、北米依存が一段と強まっている実態明らかに。
稼ぎ頭の北米市場だが、先行きには「トランプリスク」が垂れ込める。
トランプ米大統領、北米自由貿易協定（NAFTA）見直し打ち出し、
今後の交渉次第ではトヨタ　<7203> ［終値6255円］日産自　<7201> ［終値1109.5円］など
生産拠点を置くメキシコからの輸出に影響が出かねない。

・日銀　<8301> ［終値37550円］9日、「貸出先別貸出金」、2016年の金融機関による不動産融資は前年を15.2％上回る12兆2806億円。
統計遡れる1977年以来で過去最高。地価上昇で不動産投資信託（REIT）向け融資増加。
節税目指したアパートの過剰建設などひずみも広がり、金融庁・日銀は地方銀行などへの監視強めている。

・低調だった製造業の設備投資に復調の兆しが見え始めた。
内閣府が9日発表した機械受注統計発表、
製造業からの受注額、1－3月期に前期比11.6％増の1兆1843億円と、1年ぶりの高い伸びになる見通し。
世界経済の回復を追い風に、見通しを達成できるかが今後の課題に。

・ドイツ連邦統計庁9日、2016年の貿易黒字が2529億ユーロ（30兆円）で過去最高に。
欧州景気の回復に支えられて域内向けが伸びた。
対米輸出は勢い欠くが、トランプ政権はドイツの輸出攻勢を批判、米独の貿易摩擦が激しくなる恐れも。

・インド自動車工業会（SIAM）9日、1月の新車販売台数（乗用車と商用車合計）32万6559台となり、前年同月比11％増。
3カ月ぶりにプラスに。高額紙幣2種の廃止受け買い控えの動きが四輪車では収まりつつあるようだ。
一方、現金決済の多い二輪車は減少続く。乗用車は14％増、26万5320台。
シェアは4割超の最大手マルチ・スズキが26％増、2位韓国・現代自動車も11％増。

・日立　<6501> ［終値622.3円］大規模な組織改革に乗り出す。
14に分けていた事業部門を都市や産業インフラなど重点4分野に集約、海外開拓拡大へ。
2018年度までの2年間に総額1兆円を関連企業の買収に振り向ける。過去2年分の3倍の規模。

・日本マクドナルド　<2702> ［終値3015円］9日、2016年12月期連結決算、最終損益53億円の黒字（前の期349億円の赤字）。
新商品投入や店舗改装で客足伸びる。

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・堀場製作所　<6856> ［終値5760円］日立造船　<7004> ［終値595円］共同で、東南アジアの排水処理事業に参入する。
堀場の検査装置と日立造船のろ過装置組み合わせた設備をミャンマーに導入した。

・オリンパス　<7733> ［終値3965円］テルモ　<4543> ［終値4020円］9日、株式持ち合い解消へ。
SUMCO　<3436> ［終値1868円］も
新日鉄住金　<5401> ［終値2733.5円］と三菱マテリアル　<5711> ［終値3745円］が保有する株の一部売却するとの連絡。
富士電機　<6504> ［終値636円］と富士通　<6702> ［終値634.5円］も持合い関係の縮小決定。
東京証券取引所、企業が政策として保有する株について、合理的な理由説明するよう求め、持ち合いの解消促す。

・タカタ　<7312> ［終値452円］9日、
米司法省への罰金支払いなどで合計1004億円の特別損失が新たに発生、2016年4－12月期決算に計上へ。

・日本工作機械工業会9日、1月の工作機械受注額（速報値）前年同月比3.5％増、1037億5300万円と発表。
好調な輸出がけん引、2015年6－7月以来、約1年半ぶりに2カ月連続で前年実績上回る。
好不況の目安とされる1000億円は3カ月連続で上回った。国内4.6％減、377億5000万円、輸出は8.8％増、660億300万円。

・河合楽器　<7952> ［終値2061円］9日、
香港楽器生産販売会社、パーソンズ・ミュージック・コーポレーション（PMC）と資本業務提携結ぶ。
PMCが河合楽器全株式の9.94％、89万6600株取得、筆頭株主になる。

・東京ガス　<9531> ［終値511.9円］パナソニック　<6752> ［終値1172.5円］9日、
現行モデルより価格下げた戸建て向け家庭用燃料電池「エネファーム」の新製品開発。
コスト低減、希望小売価格は日本で初めて150万円下回る149万8000円（税別）。

・NTT　<9432> ［終値4863円］9日、上場から満30年。
受取配当学加味したベースで、上場時に同社株を買った投資家がようやく報われる水準に達した。
1987年2月政府保有株が1株119万7千円で売り出し。
2回の株式分割実施（1株が200株に）、過去30年間の配当金約27万円合計で、上場時の売り出し価格を5万円弱（4％相当）上回る。

・米格付け会社S&Pグローバル9日、NEC　<6701> ［終値264円］の長期会社格付け「トリプルBマイナス」に1段階引き下げ。

・東証投資主体別売買動向(週間)2月第1週、外国人3週連続売り越し（2448億円）
個人2週ぶり買い越し（2041億円）信託銀行、3週ぶり売り越し（595億円）

・ジャスダック投資主体別売買動向(週間)、2月第1週
外国人3週連続売り越し（7.10億円）、個人3週連続買い越し（38.12億円）

(日経新聞）

・トランプ米大統領9日、イラク、カタール、クウェートの首脳とそれぞれ電話会談する。
トランプ氏が安全保障政策の最優先課題に掲げる。中東・湾岸地域での「対IS包囲網」の構築図るとみられる。

・米国際貿易委員会（ITC）8日、化学肥料として使われる中国製硫酸アンモニウムが不当に安い価格で輸入されていると断定、
反ダンピング（不当廉売）関税課すと決めた。
7日には道路舗装などに使う中国製資材にトランプ政権下では初めて、制裁関税正式決定。
中国への制裁が本格化しそう。

(産経新聞)
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週末の【銘柄研究】の検証(2017.1.23)です。
http://ameblo.jp/kabucoro/entry-12240826234.html

・ヤマト運輸　<9064> ［終値2274.0円］豊田通商　<8015> ［終値3220円］などと組み、2022年目標に東京、名古屋、大阪の幹線区間で
1人のドライバーが複数のトラックを実質操縦する後続車両無人の隊列走行の実用化計画。
ドライバー一人当たりの輸送量向上する革新的技術で、課題解決目指す。

・鹿島　<1812> ［終値735円］建築現場の施工効率化に向け、4月に建物の3次元（3D）モデリング業務の専門会社設立する。
国内外の3Dモデリング関連企業との連携にも取り組む。

・アンリツ　<6754> ［終値832円］KDDI　<9433> ［終値2952.0円］
IoT（モノのインターネット）通信技術「LowPiwerWide Area（LPWA）」の接続性や消費電力などの実証実験行った。
LPWAはデータ通信速度は低速に抑えることにより、約10年間の電池駆動実現する技術。

・米インテル8日、アリゾナ州で建設中の半導体工場に70億ドル（約7800億円）投資。最大3000人雇用。

・NEC　<6701> ［終値264円］9日、ネットワークで制御する概念（SDN）に基づく企業向け製品・サービスの強化策発表。
これまで大手中心だったが、IoT（モノのインターネット）時代見据え、中堅・中小企業に提供する。
2017年度に企業向けで売上高300億円目指す。

（日刊工業新聞）

・前田建設　<1824> ［終値972円］新しい稼ぎ方確立しようとしている。
もくろむのは道路や空港などのインフラ運営事業の拡大。長期間にわたって安定的に収益支える柱としてインフラ運営事業に着目。

・日本触媒　<4114> ［終値7480円］9日、次世代電池などへの応用期待されている炭素材料「酸化グラフェン」の量産技術確立。

（日経産業新聞）

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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株式分割

デザインワン　<6048> ［終値2698円］2/28 　1株→2株

リログループ　<8876> ［終値16670円］3/31 　1株→10株

共立メンテ　<9616> ［終値7140円］3/31   1株→2株

サンドラッグ　<9989> ［終値7720円］3/31   1株→2株

株式併合

カンロ　<2216> ［終値586円］7/1 　5株→1株

東海汽船　<9173> ［終値201円］7/1 　10株→1株
自己株処分

カドカワ　<9468> ［終値1711円］70万1200株　1711円　処分日3/1　処分先　三井住友信託銀行
立会外分売

ビジョン　<9416> ［終値3320円］2/24-28 40万5000株

ダイセキ環境ソリューション　<1712> ［終値1665円］2/16-23 32万株

新規公開株

銘柄  コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　主幹事証券　注目度

2017/2/10 安江工務店 1439  JQS  公開株数 563,700株　公開価格1250円 東海東京他 注目度 C

事業内容:住宅リフォーム・リノベーション、新築注文住宅、不動産の仲介・買い取り再販
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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、3指数そろって史上最高値更新。
トランプ米大統領が2、3週間のうちに税制に関する「驚くべき」発表すると述べる。
大型減税への期待感、景気浮揚期待で、金融、エネルギー関連など大きく上昇。

アップル（+0.72%）グーグル（+0.15%）ヤフー（+0.02%）フェイスブック（-0.04%）アリババ（-0.22%）
ネットフリックス（-0.41%）アマゾン・ドット・コム（+0.20%）バイオジェン（+0.63%）ドイツ銀（+0.36％）
ラッセル2000（+1.46%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.14%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（+0.98%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約69億株、過去20日間平均約67億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数はそろって上昇。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（-0.34％）、イタリア（MIB）株価指数（+0.94％）で終了。

日の東京株式市場で日経平均株価は2日ぶり反落。
東証株価指数（TOPIX）も2日ぶり反落。
為替相場でドル安・円高を嫌気したところ。
1ドル111円台となり、輸出関連株が軟調となった。
10、11日（日本時間11日未明から）の日米首脳会談控えで、動きづらい面もあるものの、商い自体はそこそこ出来ています。

東証1部出来高は19億3351万株、売買代金は2兆2457億円。
東証1部騰落数は値上がり659銘柄、値下がり1205銘柄、変わらず138銘柄に。

東証マザーズは2日ぶり反落、日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、東証2部は2日続伸で終了。
続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
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週末の【銘柄研究】の検証(2017.1.23)です。
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日経平均採用の1株利益が急上昇。1233.38円（9日現在）となり、年末の1181.36円、1月末の1171.05円から決算発表受け大幅上昇。
徐々にでも効いてくると思われるのですが・・・

本日は、米国長期金利（10年債）上昇し、日米金利差拡大で、ドル高・円安となり、日経平均先物も上昇。
日米首脳会談控えながらも、米国市場の最高値更新もあり、待っていた向きも少し動き始めそうなところも・・・

とは言え主力は、やっぱり安倍トランプ会談には不安もあり、
為替にそれほど影響のない個別材料株がアクティブな個人投資家の動きでにぎわいそうなところも・・・

ヒューマン・メタボ・テクノロジー（HMT）<6090> ［終値1977円］ピクついてるように感じます。

昭和HD　<5103> ［終値291円］ボーソー油脂　<2608> ［終値202円］など決算ギャンブルしたいような・・・

インスペック　<6656> ［終値1502円］半導体工場建設に不可欠な外観検査装置手掛ける。
目視だった作業の、省人化進めています。

コンバーティングテクノロジー総合展2017（2/15～17）東京ビッグサイトに出展
フィルム・シート、金属箔、紙・板紙、不織布、合成紙などのウェブ・シート素材を加工する技術（コンバーティングテクノロジー）と
材料、装置に関する総合展示会
http://www.convertechexpo.com/index.html

とはいっても、ポジションは控えめといったところですね。

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馬渕治好の世界から見た株式金融市場

【2017年春からゴールデンウィーク、世界金融市場の見通し】

日米首脳会談を受けて、日本一早い解説！！（東京・日本橋室町）

講師：馬渕治好　（ブーケ・ド・フルーレット代表）

2017年2月11日（土） 開催　14：30～16：50　（開場14：20）

ビデオダウンロードでもご覧いただけます。

詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=4160
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ザラ場の「独り言」始めました。
http://www.koronoasa.com/blog2/?p=361

週末の【銘柄研究】の検証(2016.9.4)です。
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