
甲子園・沖縄興南一番乗り
- 2010年07月19日
- 株式投資・経済ニュース全般
2010年7月19日(月)海の日 快晴
・三菱地所 <8802> [終値1230円]成田空港(千葉・成田)近くに大型アウトレット施設を2013年春にも開業。
個人観光ビザ(査証)の発給要件緩和された中国人客など狙う。韓国もビザの規制緩和に動く。
・欧州連合(EU)の欧州委員会は域内の沖合いでの安全対策優先するため、
海底油田の新規開発の停止(モラトリアム)を加盟国に要請。
事故発生時に賠償できる財務基盤がない場合開発を認めない認可制の導入を検討。
・外資系の後発薬品メーカーが低コストの海外製後発薬を日本に投入。
海外製国産より生産コスト2-3割安と見られ販売競争が激化。
・日本の対中国貿易が転機に。1990年代半ばから年2兆-3兆円規模で推移してきた対中赤字は2009年度に約4800億円に縮小。
背景は経済成長に伴う中国の購買力の高まりで自動車が対中輸出をけん引するといった質的な変化も鮮明に。
・中国人民銀行(中央銀行)が人民元の弾力化表明し19日で1ヶ月。これなでの上昇幅は対ドルでわずか0.8%。
人民元は「徐行運転」に徹するが、輸出産業の間では不満くすぶる。政府内駆け引き続き、上昇ペース速まる気配は乏しい。
・欧州での銀行の健全性を調べる資産査定(ストレステスト)の結果23日に公表控え、資本不足に陥った銀行の扱い焦点。
市場ではスペインの貯蓄金融機関やドイツ州立銀行などに注目。
各国政府は公的資金投入で信用不安の拡大を最小限にとどめたい考え、欧州で金融再編が加速するきっかけにも。
・大阪ガス <9532> [終値316円]早大、電力システム開発ベンチャーVPEC、
新興国向けの次世代送電網(スマートグリッド)技術を共同開発。
・2009年世界企業別粗鋼ランキング、1位アルセロール・ミタル(08年1位)新日鉄 <5401> [終値295円]6位(同2位)
JFEスチール <5411> [終値2652円]9位(同5位)トップ5に中国メーカー3社入る。
・日立 <6501> [終値343円]消費電力25%程度減らすデータセンター向けの空調技術を開発。
来年度実用化し、自社拠点に導入。外販も手掛ける。
・ルネサステクノロジー <6723> [終値808円]
家電製品や電気自動車の中核部品であるインバーター回路を1/3に小型化する技術開発。(19日 日経新聞)
・住友化 <4005> [終値346円]昭和電工 <4004> [終値165円]
有機エレクトロ・ルミエッセンス(EL)照明事業に相次ぎ参入。2012年に事業化。
・三菱化 <4188> [終値422円]パイオニア <6773> [終値306円]との有機EL共同開発で2011年中に量産、
自社ブランドでの販売目指す。
・主要製造業の業績、売上高の増加の伴い回復。
エルピーダ <6665> [終値1356円]パソコン用DRAM好調売上高2.3倍。営業利益四半期ベースで過去最高。
東京エレク <8035> [終値4820円]半導体製造装置が伸び売上高2.2倍。受注額も約3倍で先行きも増収続く。
日野自 <7205> [終値419円]新興国向けトラック拡大。8割増収。営業利益上期予想(80億円)をすでに上回る。
東芝 <6502> [終値449円]デジタル機器向けフラッシュメモリーなど好調で300億円程度の黒字。
ホンダ <7267> [終値2653円]新興国で小型車好調、利益は約6倍に。コスト削減も貢献。日米で販売伸びる。
キャノン <7751> [終値3380円]デジカメなど伸び利益2倍。円高・ユーロ安の影響を拡販で吸収。
・2009年度国有地の売却額933億円にとどまり、15年ぶりに1000億円割り込む。
不動産市況低迷、不動産業者などの購入余力も低下しているため。当面貸し出し収入増に期待。
・個人向け電子商取引(ネット通販)の市場規模2009年6兆7000億円と前月比10%増。
企業間の電子商取引の市場規模は131兆円。08年9月からの金融危機で18%減。
・米アップル、高機能携帯「iPhone(アイフォーン)4」の受信トラブル防ぐ本体覆うケース無償配布。問題沈静化へ動く。
設計ミスやリコールは否定。30日に17カ国で発売。消費者評価、逆風強まるか、幕引きか。
・米グーグル、
ネット上の情報を収集・分析したデーターベースを運営する米メタウェブ・テクノロジーズ(カリフォルニア州)を買収。
買収額非公表も5700万ドル(約49億円)以上と報じる。
・オリンパス <7733> [終値2233円]医療用プラスチック廃棄物のリサイクル事業を全国展開。
輸液パックなど医療機関の出す廃プラスチック量は年々増加。環境への配慮からリサイクルニーズ高まる。
・荏原 <6361> [終値344円]中国でダムや上下水道など水インフラ向けポンプ売上高13年度に30億円前後に引き上げ。
・東芝 <6502> [終値449円]半導体の新市場開拓へ。システムLSI(大規模集積回路)の用途開発など、専門組織設置。
・リロHD <8846> [終値1326円]トレジャー・ファクトリー <3093> [終値789円]と提携。
転勤者の家具や家電製品の買い取りサービス始める。 (18日 日経新聞)
・コンビニエンスストア大手4社、アジア店舗総数2015年度末約2.5倍の2万4000店へ。出店ペース従来の3倍に加速。
ファミリーマート <8028> [終値3075円]中国中心に1万5000店へ倍増。
ミニストップ <9946> [終値1218円]3倍へ。4500店に増やす。
ローソン <2651> [終値3960円]
インド・インドネシア・ベトナムにも進出、3000店体制とする方針。中国・上海に3000店出店。
・欧州連合(EU)主要国のフランス・フィヨン首相
「ユーロ相場は現在の欧州の経済情勢に見合っている」と語り、ユーロ安容認する姿勢。
・NY外国為替市場で円相場3日続伸、一時1ドル=86円27銭と約7ヶ月ぶりの円高・ドル安水準付ける。
7月米消費者信頼感指数が前月比大幅低下、米景気の先行き不透明感一段と高まり、円買い・ドル売り誘う。
・世界最大の半導体受託生産会社(ファンドリー)台湾積体電路製造(TSMC)主要2工場の生産能力年末まで2割増強。
・米オバマ政権、5月の日本合意に沿って具体的な沖縄の米普天間基地の移設計画8月末までに決めるよう日本へ圧力強める構え
・米金融規制改革法案、議会を通過。近くオバマ米大統領が署名して成立。約80年ぶりの大幅な規制強化。
・ドイツ証券6月に大証の株式先物市場で起こした約16兆円分の誤発注について、
原因はコンピューター使う高速売買でのシステムトラブルと発表。取引担当部署を閉鎖へ。
・日経平均大幅安。円高嫌気、輸出関連株中心に値下がり。3連休前で持ち高整理の売りが出やすいことも影響。
・中堅証券の業績が低迷。上場6社2010年4-6月期決算速報最終損益、前年同期比3社赤字へ転落、3社が大幅減益に。
株式売買委託手数料落ち込み、投資信託の販売減速響く。
赤字、東洋 <8614> [終値141円]水戸 <8622> [終値188円]いちよし <8624> [終値588円]
減益、丸三 <8613> [終値504円]減益率90%。極東 <8706> [終値740円]81%。高木 <8625> [終値130円]66%に。
・6月の消費者物価指数217.965と前月比0.1%下落。前期比マイナスは3ヶ月連続。
前年同月比1.1%上昇、昨年10月以来8ヶ月ぶりの低い伸び率。
・米証券取引委員会(SEC)と係争中のゴールドマン・サックス(GS)和解。
GS「我々の誤り」と認め金融機関として過去最大5億5000万ドル(約480億円)の和解金。
・中国インターネット利用者数2010年6月末時点、09年末比9.3%増4億2千万人に達する。携帯電話使用ネット利用者18.5%増。
ネットショッピングの利用も着実に広がる反面、暗証番号盗まれる被害も増加。
・米メキシコ湾原油流出事故で英BPの流出防止対策大詰め。密閉ふた設置流出止まる「応急処置」成功も効果限定的と。
・米シティグループ4-6月期決算、純利益前年同期比37%減、26億9700万ドル(約2400億円)純営業収益33%減。
・米大手銀バンク・オブ・アメリカ4-6月期決算、純利益前年同期比3%減、31億2300万ドル(約2800億円)純営業収益11%減。
・米ゼネラル・エレクトリック(GE)4-6月期決算、純利益前年同期比16%減、31億ドル(約2800億円)増益は10四半期ぶり。
・三菱商事 <8058> [終値1928円]2013年3月期を最終年度にする新経営計画。
3ヵ年で2兆-2兆5000億円投資、最終年度に連結純利益過去最高となる5000億円(前期2731億円)を目指す。
・三井物産 <8031> [終値3135円]オムロン <6645> [終値2051円]共同出資会社を通じ、新型の大出力蓄電池装置量産。 トヨタ <7203> [終値3135円]米景気自動車(EV)ベンチャー、ステラ・モーターズと
トヨタ多目的車「RAV4」ベースにEV共同開発。2012年に販売へ合意。
・百貨店6月売上高前年同月比6.0%減。中元商戦振るわず、株価低迷で富裕層の消費意欲も鈍い。
・東レ <3402> [終値435円]ファーストレテイリング <9983> [終値12780円]
衣料品の開発・生産で提携拡大。新興国の協力体制拡充。
・三菱重工 <7011> [終値308円]
英電力大手スコッティッシュ・アンド・サザン・エナジー(SSE)と低炭素エネルギー開発協力で合意。
洋上風車を開発で将来大型受注につなげる。
・HIS <9603> [終値1806円]とベネフィットワン <2412> [終値61600円]企業の出張手配や清算などの代行事業で提携。
・連続最高益企業の実力4:第一精工 <6640> [終値3775円]コネクター生産、ノートパソコン用で引き合い殺到。
今後の成長の原動力期待はタブレット型端末向けコネクター。
米アップル「iPad(アイパッド)」にコネクターを全量納入している模様、今後新規顧客開拓に注力。
・ジャスダック投資主体別売買動向7月第1週(5-9日)外国人4週ぶり売り越し。個人は2週連続売り越しに。(17日日経新聞)
・オバマ政権次々と打ち出す医療保険改革案や金融規制改革法案などに対して、
米経済界から企業負担増やす「アンチビジネス」だという不満噴出。
増税や規制強化で「産業界を傷つけている」と。 (19日 産経新聞)
・トヨタ <7203> [終値3135円]インドとブラジルで同じ新興国専用の小型戦略車を現地生産、両国で販売へ。
同一車種としてコスト削減、低価格を実現。初めて車を購入するエントリー層を取り込む。
・胆沢ダム工事受注工作「山﨑建設」様々なルートで政治献金。小沢氏側に資金提供。西松事件と時期一致。
・カツオ一本釣り危機。中国巻き網漁船が黒潮に乗って日本近海へ北上する前にインドネシア沖で乱獲。
ツナ缶需要拡大、稚魚や小型のカツオまで根こそぎ捕獲。早急な漁獲規制求める声強まる。
・瀕死の日本株市場、日本の株価20年前より3割安。株式活性化なくして日本経済の再生ありえず。
即効薬は円安。「デフレ対策としての金融の量的緩和」通貨大量発行するしか日本反攻の道筋開けず。(18日産経新聞)
・豪雨西日本に集中。局地的な大雨の警戒呼びかけ。偏西風蛇行プラス弱い太平洋高気圧。
・日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)との数字の開き大きく。NT倍率それまでの10倍台から11倍大に広がる。
日経平均が業績回復続く輸出株関連企業の値動きに敏感なのに対し、
銀行・非製造業など内需関連銘柄の影響が強いTOPIXの動きが鈍いため。
・JT <2914> [終値271000円]申請、103銘柄のたばこの値上げ認可。10/1からセブンスター300円から440円に価格改定へ。
(17日産経新聞)
・NY株急落。先週半ばまで7日続伸したダウ工業株30種平均。
下落のきっかけは14日発表された6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で
デフレリスク取りざたされていたのが判明。
厳しい現実前に投資家は持ち株の売却に動いた。
・アグリ投資開花前夜。最後のフロンティアに先手。
イオン <8267> [終値912円]新鮮で安価な野菜のプライベートブランド(PB=自主規格)作り目指す。
全国10ヶ所程度に農場設ける計画。
住友化 <4005> [終値346円]狙いはいわば農業関連ソリューション(問題の解決)事業。
支援のノウハウでお金は取らず、「あくまで農薬や肥料といったグループの商材販売が目的」
カゴメ <2811> [終値1593円]「生鮮トマト事業、初めて営業黒字になる見込み」13年越し。
全国8ヶ所の生産拠点のうちガラス温室を持つ複数中核拠点で栽培の歯車が噛み合う。
ホーブ <1382> [終値165000円]夏イチゴの苗を開発。苗を農家に卸し、収穫した実をほぼ全量買い取り
不二家 <2211> [終値176円]やシャトレーゼなど大手洋菓子メーカーに販売。
・今週21,22日バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長による半年に一度の議会証言。
米景気の現状判断と今後の金融政策を巡り、議長がどう発言するかに注目。
・欧州の財政問題から米国経済の行方へと移りゆく市場の不安。そのあおりを食うのは日本株かも。
世界の投資マネーがリスク回避に動くと「円買い」に結びつくパターンが今回も。
・欧州の銀行に対象にした資産査定(ストレステスト)の結果23日に発表。市場信頼を回復できるかどうか正念場迎える。
・低価格路線で快走続けるカジュアル衣料(ファストファッション)各社の業績にブレーキかかりそう。
2010年3-5月期決算、販売効率表す在庫回転率、
ファーストリテイリング <9983> [終値12780円]10.6回、前四半期(11.3回)前年同期(12.0回)から低下。
ポイント <2685> [終値4400円]22回弱、前四半期(25回弱)から再び低下。
しまむら <8227> [終値8040円]在庫回転率3四半期連続で低下。
一方対照的に中・高価格帯の婦人服扱う「百花店系アパレル」は在庫回転率が改善し始める。
オンワードHD <8016> [終値942円]3-5月期回転率8.4回、前年同期(7.9回)この5四半期で最も高く。
東京スタイル <8112> [終値710円]3-5月期に4億円の黒字、(前年同期2億円の赤字)
在庫回転率7.4回、前年同期(6.9回)
・大王紙 <3880> [終値672円]家庭紙事業が好調。同事業売上高前期比9%、経常利益10%増と過去最高へ。
・日水 <1332> [終値299円]海外部門の採算急ピッチで改善。海外子会社コスト見直し効果出る。
・日電硝子 <5214> [終値1042円]薄型テレビの需要拡大。
連結売上高の8割超を薄型テレビ向けの基板ガラスが稼ぐ業績に勢いつく。職人技が参入障壁。
薄型テレビ向け基板ガラス市場は同社と米コーンング、旭硝子 <5201> [終値826円]の3社の寡占状況。
韓国LGグループも参入表明も3社の牙城崩すには相当な時間も。
・日経ヴェリタスランキング:PBR(株価純資産倍率)低い会社ランキング
1位青山商事 <8219> [終値1452円]PBR 0.44倍 デフレによる紳士服の販売が伸び悩みや価格低下が原因。
2位カワチ薬品 <2664> [終値1605円]PBR 0.46倍
3位大阪製鎖 <5449> [終値1286円]PBR 0.46倍 豊富な現預金を利益の拡大に生かしきれず。
8位東京スタイル <8112> [終値710円]PBR 0.51倍 売り上げの5割が百貨店経由で百貨店依存型の影響。
10位エディオン <2730> [終値637円]PBR 0.53倍 エコポイント制度などの追い風やんだ後の成長戦略どう描くか。
11位テレビ朝日 <9409> [終値124600円]PBR 0.53倍 資金の有効的な使い道を見つけられないのが課題。
15位出光興産 <5019> [終値6470円]PBR 0.55倍
各社大幅減益で石油製品の需要引き締まり、4-6月期マージンやや改善傾向も年間通じて上向くか不透明。
・希少金属(レアメタル)安定供給に取り組む企業。経産省プラチナやコバルトなど31種類の金属をレアメタルに指定。
レアメタルは希少性のほか、特定の国や地域に資源集中している問題も。
レアアースは中国が97%生産。白金族は世界の埋蔵量の9割近くが南アフリカに。
住友鉱 <5713> [終値1078円]フィリピンで約1100億円投じる大型プロジェクトを着手。2013年操業。
JX <5020> [終値465円]傘下のJX日鉱日石金属、三井金 <5706> [終値234円]三井物産 <8031> [終値1135円]の
3社は鉱山の開発を南米チリで進める。
双日 <2768> [終値141円]バナジウムやタングステンなどのレアメタルの権益世界5カ国で持つ。
リチウムイオン電池材料のリチウム、豊田通商 <8015> [終値1295円]アルゼンチンで資源開発に取り組む。
・富士電機 <6504> [終値243円]炭素を使った電極材料で「グラフェン」という新材料の研究始める。
・OUT Look: 今週の株式相場は弱含む展開か。
米景気の先行き不透明感強まる中で、週後半から日本企業の4-6月期決算の発表本格化。
日経平均株価9000円台前半で一進一退と。企業業績を巡る環境は明るくない。
日本企業の多くは2011年3月期の円レート、1ドル=90円、1ユーロ=120-125円想定。
1ドルあたり1円の円高は東証1部(一部金融除く)全体の経常利益1%押し下げると試算。
日経平均の当面の下値メドとしては6月の取引時間につけた安値9091円が意識されそう。
・Wall Street: 今週の米株式相場は主要企業の4-6月期決算発表や住宅指標の結果に左右される
荒っぽい展開になりそう。 相場は景気指標に敏感に反応、下値不安が続きそう。
今週IBMやゴールドマン・サックス、アップルの決算相次ぐ。
6月の米住宅着工件数や中古住宅販売の発表もあり、景気減速を示唆する悪材料が出れば相場の波乱要因に。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派54%(前回比-5)弱気派28%(同変わらず)中立18%(同+5)
今週は米企業の決算発表が本格化。23日には欧州の金融機関に対する資産査定(ストレステスト)の結果発表控え、
投資家は様子見ムード広がる。
・日米金利差縮小。外国為替市場で円高・ドル安進む。FRBは追加緩和意識、政府・日銀の円売り介入も期待薄。
・鉄鉱石など運ぶバラ積み船の運賃価格が低迷。
バルチック海運指数16日前日比プラス20の1720と36営業日ぶり反発も先行き不透明感ぬぐえず。
・世界市場往来:先週の世界の株式相場はギリシャやポーランドなど一部の欧州株、
イスラエルやドバイなど中東株の上昇目立つ。中国株やポルトガル、スペイン株は下落。
・米金融規制改革法案のポイント
【銀行のリスク取引規制】
銀行の高リスク投資制限。ヘッジファンド投資など中核自己資本の3%まで。
銀行本体の高リスクのデリバティブ(金融派生商品)取引きを規制。デリバティブ取引は清算機関で決済。
【金融機関の監督体制】
FRBが金融システムに影響を与える銀行・証券・保険会社などを一元的に監督。
金融システムの安定性を監視するため規制当局で構成する評議会を設置。
公的資金での金融機関の救済はやめて円滑に破綻処理する。
【ヘッジファンドなど】
一定規模以上のヘッジファンドは米証券取引委員会に登録を義務付け。
金融取引の消費者保護体制を強化。
・中国4大証銀の一つ、中国農業銀行が15日上海市場、16日香港市場に上場。
両市場とも上場後株価は公募価格を若干上回る水準に推移、無難な船出になる。
・ゴールド(金)最強の通貨の奥深き魅力。
金の国際価格1トロイオンス1200ドル前後と過去最高値圏で取り引き続く。
ドル建てだけでなく、ユーロ建て、ポンド建てでも過去最高水準更新。
円建てでも27年ぶりの高値圏とどの通貨に対しても金の価値は高くなっている。
金の変われる背景は、投資家のペーパーマネーへの不安と地政学リスク。
「有事の金」といわれるように信用リスクの無い現物資産である金は究極のリスク回避手段。
・BARRON’S:日本電産 <6594> [終値8100円]業績好調にもかかわらず東証1部上場の同社は年初来で約8%下落。
株価圧迫しているのは「世界的な景気減速がアジアや欧州のパソコン需要に影響しHDDメーカーの業績悪化を招く」懸念。
永守社長「今から5-10年間はこれまで以上に増収増益を目指す」と。懸念は後継者問題。 (日経ヴェリタス)
・油圧機器各社、設備投資を再開。
ナブテスコ <6268> [終値1314円]
中国・上海の生産子会社の新工場棟に約10億円投じ、マニシングセンターなどの生産設備を設置。
KYB <7242> [終値331円]2012年度までに中国江蘇省の生産子会社に58億円投じる。
11年4月に油圧ショベル用高圧シリンダーの月産能力5割増1万500本へ。
・大日本スクリーン <7735> [終値435円]半導体製造装置受注急回復。受注から出荷までのリードタイム3ヶ月達成。
・米ボーイング、2029年までの新造民間航空機の市場規模が3兆6000億ドル(約320兆円)へ。
旅客機年率5.3%、航空貨物市場は年率5.9%伸長へ。
・クラウドコンピューティングサービス、市場規模2009年時点で約3900億円。2015年時点で09年度比4倍強の約1兆8100億円に。
成長産業としてのポテンシャル十分に備える。
・日本バイリーン <3514> [終値387円]中国で自動車向けフロアマットを増産する検討。天津工場生産約1200万台へ倍増。
・栗本鐵工 <5602> [終値125円]事業再編終え、守りから攻めへ転じる。2009年「大型の事業再編終了」
成果のカギは「民需と海外」握る。 (日刊工業新聞)
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新規公開株
コード 市場 銘柄 幹事証券 公募価格 発行株数 単位株
7/23 <2198> JASDAQ アイ・ケイ・ケイ 野村 1320円 862,500株 100株
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(今日の一言)
週末の海外NY株式市場は、大幅下落。
消費者信頼感指数速報値が66.5と前月の76.0から低下し、11ヶ月ぶりの低水準となる。
ロイターのまとめた事前予測は74.5と大幅に下回った。
また決算発表でゼネラル・エレクトリックや大手銀行が利益は予想を上回るも
収益が軒並み減少となり売りが膨らんだ。
市場では企業の好決算が経済見通し不安を払拭する期待で株式を買っていたものの、
その期待が剥落しつつあるとの声も。
欧州株式市場はFT100種総合-52.44(1.0%)クセトラDAX-109.09(1.8%)CAC40種平均-81.66(2.3%)の大幅下落。
さえない米経済指標や米企業決算で景気回復を巡る懸念強まる。
東京市場は日経平均株価は1.8%、TOPIXは2.4%、東証マザーズは0.8%、ヘラクレスは2.6%、
日経平均株価ジャスダック平均は0.4%、東証二部指数は0.4%と反落でした。
外資系の後発薬品メーカーが低コストの海外製後発薬を日本に投入。
海外製国産より生産コスト2-3割安と見られ販売競争が激化。
日医工 <4541> [終値2979円]沢井薬 <4555> [終値7400円]東和薬 <4553> [終値5100円]戻り売りにも・・・
今週も銘柄研究を入れております。
今回は商いがまだ少ない小型株ですが、動き出せば意外性も・・・?!
☆今日の岡本
魔界新聞 岡ちゃんの徒然日記。
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