一服も・・・

2017年10月24日（火）くもり

・安倍晋三首相（自民党総裁）23日、衆院選終え党本部で記者会見。
少子高齢化への対応を前面に打ち出す。
教育無償化やその財源となる消費増税の使途見直しの具体策を「政策パッケージ」として年内策定する。
デフレ脱却を目的としたアベノミクスの総仕上げに意欲を示した形だが、
賃上げによる消費拡大の実現や生産性改革などによる潜在成長率の引き上げの成否がカギ。

・東京株式市場23日、日経平均株価が15営業日連続で上昇。
終戦後の1949年5月に東京証券取引所再開して以来、最長の連騰記録となる。
衆院選で与党が大勝し、政権が進めるアベノミクスや緩和的な金融政策が継続するとの安心感が広がった。
企業業績の拡大に対する期待、外国人投資家中心に幅広い銘柄に買いが入った。

・財務省は保育の受け皿整備のため、既存の補助金を転用する。
2018年度にも保育施設運営する社会福祉法人などへの補助金200億円を減額し、最大2万人の受け皿を整備する。
政府は20年度末までに32万人分の整備進めるとしており、企業の追加負担も求める方向。
予算の効率化で待機児童解消につなげる。

（日経1面）

・日産自　<7201> ［終値1097.0円］10月の国内販売が前年同月比2割減のペースで推移。
同月の新車市場全体はプラス基調で、日産の落ち込みが際立つ。
完成車工場はいずれも国内向け車両の出荷を停止したまま。
今後の焦点は出荷停止の期間。2週間程度で全ての工場で国内向けの出荷再開したい方針だが、
国土交通省に根本原因や再発交通省など盛り込んだ報告書提出し、同省の承認得る必要がある。
国交省は、再発防止策が不十分と判断されれば出荷停止が長引く恐れもある。

・日経平均株価は23日までに15営業日続伸（6.6％上昇）。
この間上昇した銘柄を調べると世界景気の回復に伴って業績伸ばす半導体などの景気敏感株と、
人手不足や脱デフレが追い風となる内需株がけん引。
日経平均採用の225銘柄のうち、最大上昇率銘柄はSUMCO　<3436> ［終値2164円］（15連騰時22.3％上昇）。
安川電機　<6506> ［終値4150円］（16.4％）アドバンテスト　<6857> ［終値2419円］（14.9％）も高い上昇率。

一方、企業統治（ガバナンス）に課題抱える企業は物色の対象外とされた。
品質データ改ざん発覚した神戸製鋼　<5406> ［終値867円］33％下落。
マツダ　<7261> ［終値1610.5円］（6.6％下落）三井金属　<5706> ［終値5650円］（3.1％下落）
東宝　<9602> ［終値3805円］（3.1％下落）DeNA　<2432> ［終値2455円］（2.7％下落）。

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・代表的な仮想通貨であるビットコインが24日再び分裂する公算が大きくなっている。
8月に新通貨「ビットコインキャッシュ（BCH）」が分裂したのに続き、
今度は香港企業だ中心となり「ビットコインゴールド（BTG）」を分割させる方針表明。
国内の取引所は慎重姿勢示している。
11月中旬には次の分裂計画もある。一連の動きがすべて実現すれば、ビットコインが4つに分裂することになる。

・セブン銀　<8410> ［終値415円］23日、ATMで無料対話アプリLINE　<3938> ［終値4180円］子会社
「LINE Pay（ラインペイ）」（東京・新宿）の入出金ができるようになる。
ラインペイはスマートフォン（スマホ）向け決済サービスで国内で3000万人が登録。
決済のほか個人間で送金もできる。ATMで1000円以上から現金で入金できる。

・電子部品大手6社、2017年7－9月期受注額前年同期比約17％増と2年ぶりに過去最高を更新。
前年同期を上回るのは4四半期連続と好調続く。
米アップルの「iPhone」の新モデルが想定より低調も、
任天堂　<7974> ［終値43710円］家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」や自動車が押上げた。

・日本百貨店協会23日、9月の全国百貨店売上高、既存店ベースで前年同月比4.4％増、2カ月連続でプラス。

・文教堂HD　<9978> ［終値402円］アニメグッズの卸売業始める。
まず名古屋市などの全国6書店にアニメ「おそ松さん」などの缶バッジやキーホルダー販売へ。

・塩野義　<4507> ［終値6199円］23日、201年4－9月期連結純利益が前年同期比61％増、502億円に。
4－9月期として最高。従来予想は23％増の385億円。
スイス製薬大手ロシュと提携した新しいインフルエンザ治療薬について報酬額など契約見直し、前倒しで報酬支払われた。

・海外投資家の動向に注目集まる。これまでの経験則では日本の選挙後、海外勢は2～3カ月後に日本株を買い越す傾向。
2012年、14年に続き、3度目のアベノミクスを材料に日本株を買い進めるのか。
直近10回の選挙（衆・参）で選挙のある月の1か月後は海外投資家は6回売り越しも、
2カ月後は8回買い越し、3カ月後は10回すべて買い越しとなった。
12年11月に始まった第1波が日経平均を9000円から1万5000円前後に押上げ。
14年衆院選から15年の高値（2万868円）が第2波。
今回はこの水準を抜いて上昇維持する第3波になるかが市場の最大の関心事。

(日経新聞）

・フィリピン、ロレンザーナ国防相23日、
南部ミンダナオ島マラウイで続いていた政府軍とイスラム過激派の戦闘が「終結した」と発表。
5カ月で1130人以上の死者を出し、「イスラム国」（IS）支持者がアジアで連携と浸食進めている実態が浮き彫りに。

(産経新聞)

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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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立会外分売

ベイカレント・コンサル　<6532> ［終値2160円］10/24　2104円　77万3400株

公募・売り出し価格

ピックルスコーポ　<2925> ［終値2056円］1994円　申込み10/24-25

ネクステージ　<3186> ［終値2709円］2600円　申込み10/24-25　払込日10/31

トーセイ・リート　<3451> ［終値110400円］10万4462円　申込み10/24-25

Casa　<7196> ［IPO］2270円

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、朝方高く始まったものの、大型企業の決算もあり、
終盤にかけて反落したものの一時的には3指数とも最高値を更新。
ハイテク株と工業株が相場圧迫と。

アップル（-0.03%）グーグル（-1.97%）フェイスブック（-2.12%）アリババ（-2.36%）エヌビディア（-0.14%）
ネットフリックス（-0.88%）アマゾン・ドット・コム（-1.69%）バイオジェン（-2.82%）
ラッセル2000（-0.78%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.11%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-1.17%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

米国の10月はファンドの解約を検討する方も多く、10月末にかけては、相場を下げさせたくない力が働くことも。

欧州株式市場の主要3指数は2営業日続伸。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（-1.96％）、イタリア（MIB）株価指数（+0.14％）とまちまち。

23日の東京株式市場で日経平均は15日続伸で過去最長の続伸記録更新。
衆院選で与党圧勝、売り方は最後の望み？の選挙で波乱なく、踏み上がったようなところも・・・
東証株価指数（TOPIX）も11日続伸。

東証1部出来高は15億8207万株、売買代金は2兆5942億円。

東証1部騰落数は値上がり1,639(80％)銘柄、値下がり313(15％)銘柄、変わらず80(3％)銘柄に。
業種別ランキングでは32業種上昇、1業種下落に。
値上がり上位は、パルプ・紙、鉄鋼、電気機器、化学、保険、鉱業、金属製品、非鉄金属・・・
値下がり上位は、空運。

東証1部値上がり上位は、やまや　<9994> ［現在2041円　+350円］双信電機　<6938> ［現在1000円　+150円］
コロナ　<5909> ［現在1392円　+173円］ヤマト　<1967> ［現在777円　+80円］

値下がり上位は、ID　<4709> ［現在1262円　-189円］サーラ　<2734> ［現在757円　-66円］
ゲンキー　<2772> ［現在3885円　-280円］PLANT　<7646> ［現在1259円　-65円］

東証マザーズは、日経ジャスダック平均は2日ぶり反発、東証2部は4日ぶり反発で終了。

日経平均株価は23日までに15営業日続伸。
この間上昇した銘柄を調べると世界景気の回復に伴って業績伸ばす半導体などの景気敏感株と、
人手不足や脱デフレが追い風となる内需株がけん引。
日経平均採用の225銘柄のうち、最大上昇率銘柄はSUMCO　<3436> ［終値2164円］。
安川電機　<6506> ［終値4150円］アドバンテスト　<6857> ［終値2419円］も高い上昇率。

先月9/16に開催された北浜流一郎氏の株式セミナーで、今回のこれからの一押し有望銘柄を聞いたところ、
北浜先生はSUMCO　<3436> ［終値2164円］ときっぱり話しております。
週明けの寄り付きは1703円でほとんど下値もなく、約1カ月で27％上昇となっております。
北浜先生おそるべしですね。
次回の北浜先生のセミナーは2月後半予定で進めています。
ゲストはBコミさんこと坂本慎太郎先生にオファーしております。
お楽しみにしてください。

『相場の福の神』SBI証券の藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
グレイステクノロジー　<6541> ［終値6080円］が載っておりました。
人工知能マニュアル作成会社　日本の製造業を変える

続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
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同紙同日のコラムで、同じページに同じ銘柄が掲載されたのは初めてかと思われます。
多分想像ですが、コラム編集担当者からどちらか、もしくは両方に変更の打診があったかと思われますが、
櫻井さんも藤本さんも「今週ここ」で、掲載したく、繰り延べをお断りしたのではないかと・・・
あくまで「妄想」ではございますが・・・

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