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日経ヴェリタス 10/3日号読んでみて・・・

2010年10月3日(日)

・プロが選ぶいい投信。日本で新発される投信は年間300本。多くは短命、数年たつと人気離散残高落ち込む。
 長期運用実績。投資戦略明快で過度のリスク取らず。投資家コスト負担に配慮という特徴。

 人気トップ「さわかみファンド」「今は投資の好機。割安な日本株をとことん仕込む。」日本楽観論に共感、総資産2000億円超

 2位セゾン投信「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
 米国大手運用会社のインデックスファンド組み合わせた国際分散型投信。

 3位「JPM・BRICS5」BRICs株投信の先駆け。相対的な好成績で人気得る。

・小売り2010年3-8月期決算今週本格化。
 コンビニエンスストアや食品スーパー猛暑の第2四半期(6-8月期)に飲料など「盛夏商材」が伸び好決算。
 半面百貨店は猛暑で秋物衣料の出足鈍く苦戦とも。

・米労働省8日、9月の雇用統計発表。民間雇用の伸び悩みが鮮明になれば、金融緩和観測一段と高まる公算大きい。
 市場エコノミスト非農業部門の雇用者数おおむね前月比で5000人程度増加見込む。
 民間部門の雇用者数8万人程度増も国勢調査臨時職員7万5000〜8万人程度離職に。
 
・独走韓国サムスン電子恩恵受ける日本企業。

 薄型テレビ世界トップシェア19.3%、発光ダイオード(LED)反射板生産クラレ <3405> [終値1061円] 
 LEDチップ納入豊田合成 <7282> [終値1859円]。

 高周波デバイスでは村田 <6981> [終値4340円]が高い国際競争力持つ。

 シリコンウエハー研削装置で世界最大手ディスコ <6146> [終値4820円]
 2010年4-6月期アジア売上高前年同期比3倍150億円強、四半期ベースでは過去最高。

 東京エレク <8035> [終値4220円]2010年4-6月期決算韓国での売上高約7.6倍、214億円に膨らむ。

 サムスン電子が大規模な設備投資に踏み切った場合、日立国際 <6756> [終値624円]大日スクリーン <7735> [終値425円]
 アドバンテスト <6857> [終値1678円]にメリット。
 ニコン <7731> [終値1574円]アルバック <6728> [終値1500円]にも追い風副可能性高い。

 仕入先がサムスングループとなっているトーメンデバイス <2737> [終値1657円]。

・日経ヴェリタスランキング:5月以降円高局面でも株価が堅調な製造業ランキング

 1位旭ダイヤ <6140> [終値1591円]株価上昇率62.5%。
 太陽電池向けや発光ダイオード(LED)基板のサファイアの加工にダイヤモンドワイア販売好調。

 2位KYB <7242> [終値475円]31.9% 8月業績予想上昇修正きっかけに上昇。2011年3月期連結純利益過去最高へ。 

 3位パラマウントベット <7960> [終値2277円]28.6% 4月診療報酬引き上げで病院経営状態改善。

 10位明治HD <2269> [終値3940円]15.9% 輸出少なく、円高デメリットはほとんどない。医薬品好調で上方修正期待高まる。

 14位田辺三菱薬 <4508> [終値1406円]12.8% 
 多発性硬化症治療薬「ジレニア」製造販売承認。ロイヤルティー収入業績拡大期待。

 27位ホシザキ電 <6465> [終値1458円]5.9% 業務用冷蔵庫の新規需要開拓。2010年12月期連結純利益過去最高更新見通し。

・JFEホールディングス <5411> [終値2557円]東南アジアで高炉新設検討入り。
 円高進行など理由で主要顧客が生産拠点の海外移転進めているのに対応。 

・任天堂 <7974> [終値20970円]
 3DSショックの重荷。発売2011年2月にずれ込み、今期業績見通し前期比61%減(900億円)に下方修正。
 3DS年末商戦投入当てこんでいただけに衝撃。円高進んだ9月末為替差損(6月末約700億円)膨らむ。

・メッセージ <2400> [終値201500円]展開、高齢者専用賃貸住宅事業(高専賃)2011年3月期初の黒字達成。

・ポイント <2685> [終値3090円]スピード経営身上も試練。
 2011年2月期の連結業績見通し下方修正、最高益予想から一転12年ぶりの減益。
 競争激化で売り上げ伸び悩み「効率」「回転」だけでは成長続けるのが難しく。
 規模も利益率も追うビジネスモデル見通し宣言。

・OUT Look: 今週の株式相場、日経平均株価はもみ合いか。
 週初の日銀政策決定会合では追加金融緩和策が打ち出されるものの、週末発表の米雇用統計にらみ動きにくい展開と。
 日経平均9500円前後で推移するとの見方多い。
 米国4日に8月製造業受注、5日ISM非製造業指数、6日民間による9月にADP雇用統計の発表。
 米経済への懸念が和らげば、株価は一時的に強含むことも予想される。
 リスクは引き続き円相場の動向。年初からの株価騰落率みると海外の株式相場と比べ日本株の出後れ目立つ。
 海外投資家が出遅れの割安株として注目してくる可能性はある。
 

・Wall Street: 今週の米株式相場は米国株は小動きか。
 週末8日に9月の米雇用統計控え、週の半ばまでは積極的に動き辛い。
 7日の非鉄大手アルコアを皮切りに米主要企業の7-9月期決算も始まる。
 先週のダウ工業株30種平均小幅な動きで5週ぶりのマイナス。急ピッチな株高を受けひとまず利益確定売りが出た。
 雇用統計民間部門の雇用者数前月比で8万人程度増加見込まれ、市場予想下回った場合、米連邦準備理事会(FRB)が
 11月に追加金融緩和に踏み切るとの観測が強まりそうで株式相場にはむしろ追い風にも。
 企業の決算発表と株価の反応を探る上でもアルコア決算は注目。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派48%(前回比+4)弱気派28%(同-3)中立25%(同-2)
 企業の景況感の改善でやや投資家心理が上向いたとみられる。

・株式市場では日経平均株価の上値の重さを指し示す指標やチャートが目立つ。当面の上位9600円前後。
 25日移動平均を上回っている東証一部銘柄の比率78.4%(80%を超えると過熱、20%を下回ると底打ち)とやや過熱感出始め。
 騰落レシオ120%を上回ると「買われすぎ」とされ9/29に122%と4/27以来の水準に高まる。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は欧州の信用不安の再燃受け、欧米など先進国の株価は下落。
 中国や東南アジアなど新興国は成長期待背景に資金流入続き軒並み上昇。

・日本のレアアース(希土類)代替技術急ぐ。

 高性能磁石は信越化 <4063> [終値4115円]日立金 <5486> [終値994円]が一部製品でレアアースの使用量
 半分に減らせる西方導入。

 大同特鋼 <5471> [終値415円]ジスプロシウムの含有量半減、23%高い磁力実現した磁石開発。

 中央電工 <5566> [終値529円]5億5000万円投じレアアースの再生工場をベトナムに建設。2011年春に操業始める。

 日立 <6501> [終値360円]レアアース磁石の回収・再生に必要な技術開発中、2013年メドにリサイクル事業本格化。

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