ウルル登山禁止に

2017年11月2日（木）晴れ

・安倍晋三首相が1日の特別国会で第98代首相に選ばれ、皇居での認定式を経て第4次安倍内閣が発足。
全ての閣僚を再任。引き続き経済最優先で取り組むと表明。
「人づくり革命」と「生産性革命」を車の両輪に、デフレ脱却に向けて税や予算などの政策を総動員する考え示す。

・ホンダ　<7267> ［終値3576.0円］
2022年めどに充電時間が現在の半分以下になる「超急速充電」の電気自動車（EV）を世界で販売へ。
急速充電器を使った場合でも8割程度の充電に30分かかるが、15分に縮める。
短時間で充電できる大容量電池を共同で開発するパートナーは今後検討する。
車体を軽くし、電池を効率的に制御するシステムも開発する。

・日経平均株価408円上昇、1996年7月以来21年4カ月ぶりの高値に。
上場企業の4-9月期決算発表で業績上方修正が相次ぎ、
ソニー　<6758> ［終値4918円］株など業績が好調な電機株や精密株に買いが膨らんだ。
企業の好業績支えに当面は堅調な相場展開を予想する声が増えている。
足元の株価の上昇ピッチが速く「日本株を売ってきた投資家が、耐えきれず買い戻しを迫られている」との見方も。

 

・第4次安倍内閣が発足し、最長で2021年秋までを視野に入れる今後の政権運営では憲法改正と、
衆院選公約を裏打ちする19年10月の消費増税が最大の焦点となる。
ともに政権基盤が安定していないと実現が難しい政治課題。
政権継続の大前提となる18年秋の自民党総裁選での3選と併せ、
内閣支持率に直結する景気の回復基調を持続させられるかがカギを握る。

・株高に沸く日本株市場で相場けん引役が変化。
投資家の注目点が金融緩和や経済対策などに対する政策期待から、企業業績に移って来た。
「金融相場」から「業績相場」への転換で息の長い上昇を予想する声も増えている。
「『ソニー　<6758> ［終値4918円］サプライズ』が投資家心理を一気に強気に傾けた」。
「サプライズ」はソニーに限らない。
東京エレク　<8035> ［終値22405円］18年3月期の純利益予想を従来比350億円多い1980億円に上方修正し、
この日の株価は一時14％高。

・業績上振れを反映した日経平均ベースのPER（株価収益率）は15.24倍。米国株などに比べても、日本株の割高感は乏しい。
一方、通期予想を前日下方修正した村田製作所　<6981> ［終値16485円］三菱重工　<7011> ［終値4321円］は株価急落。
「好業績銘柄を買い、悪い銘柄を売る」という素直な株価反応が鮮明。

・ソニー　<6758> ［終値4918円］1日、イヌ型の家庭用ロボットを2018年1月に発売へ。
06年に生産中止した「AIBO」の後継機となる。
ネットワークに常時接続して家庭での動作情報をクラウドで集約し、徐々に持ち主が好む動きをするようになる。

・代表的な仮想通貨であるビットコインの価格が上昇。
情報サイトコインディスク、日本時間1日午後6時過ぎに1ビットコイン＝6500ドル超える。
前日から約400ドル上昇し、過去最高値更新。
米CMEグループは10/31に、年内にビットコイン先物を上場すると発表。
大手取引所の上場で取引参加者が増えるとの期待が高まった。

・投資信託協会が1日、10月末の公募投信残高（速報値）は前月比2.5兆円増の107兆7938億円に。
3カ月連続で過去最高更新。株高が残高を大きく押し上げた半面、個人投資家では利益確定売りが優勢。

・オーストラリア内陸部にある世界最大級の一枚岩「ウルル（英語名エアーズロック）」への登山が2019年10/26から禁止。
先住民が「聖地」とするウルルへの登山禁止を巡っては、観光への影響で論争続いていた。

・中国企業の業績拡大が加速。2017年1-9月期純利益、前年同期比18％増。
10月後半の共産党大会に向け政府が公共投資など積極的な景気対策実施受け、
資源や鉄鋼、非鉄など国有企業を中心に利益伸ばした。
一方、自動車、不動産など成長鈍化が見える業種も。
企業の債務は膨張を続けており、今後の企業収益の足かせになるとの警戒感も浮上。

・KDDI　<9433> ［終値3047.0円］1日発表、
2017年4-9月期連結決算、営業利益が前年同期比2％増、5425億円と過去最高更新。
データ通信の大容量プラン選ぶ人が増え、売り上げが拡大。
だが、格安スマートフォンの普及でauの契約者数は2年以上間wから減少の一途。主力サービスを侵食しつつある。

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・三越伊勢丹HD　<3099> ［終値1234円］高島屋　<8233> ［終値1060円］
大丸松坂屋運営するJ・フロント　<3086> ［終値1684円］1日、10月の既存店売上高が前年同月比1～2％増。
化粧品が35％伸び、直近の9月まで30カ月連続の右肩上がりに。
しわを改善する医薬部外品の美容液など機能性が高いヒット商品の登場も大きい。

・東芝　<6502> ［終値331円］国民的アニメ「サザエさん」の番組スポンサーを降板する方向で調整へ。
約48年間CM提供してきたが、合理化避けられないと判断。
後継スポンサーが見つかれば、2018年3月末にも切り替わる可能性も。

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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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第三者割当

スリー・ディー・まtリックス　<7777> ［終値748円］132万8900株　666円　11/20　割当先　FFアクセラレーター1号投資

株式分割

エスケーホーム　<1431> ［終値1619円］12/31 　1株→2株

立会外分売

MS-Japan　<6539> ［終値4230円］11/17-22　15万株

GMB　<7214> ［終値1993円］11/17-22　15万6000株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場はまちまちながらも、3指数ともに最高値更新。
米連邦準備理事会（FRB）が米連邦公開市場委員会（FOMC）で金利据え置き決定、波乱なく静かな相場に。
明日議長人事も控えて様子見といったところも。
FRBは今年これまでに2回利上げ実施しており、年内あと1回の利上げ（12月）が見込まれている。
議長人事はトランプ米大統領がパウエル氏に決めたような報道も。
2日午後に発表することを明らかにした。

来週から冬時間となり、米国市場の取引終了時間は、日本時間で午前6時となります。

アップル（-1.27%）グーグル（+0.87%）フェイスブック（+1.44%）アリババ（+0.64%）エヌビディア（+0.19%）
ネットフリックス（+0.80%）アマゾン・ドット・コム（-0.14%）バイオジェン（+1.31%）
ラッセル2000（-0.67%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.10%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-0.64%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約69億株、過去20日間平均約62億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数はまちまちながら、独DAX指数は大幅高で、史上最高値更新。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（+1.02％）、イタリア（MIB）株価指数（+0.87％）と上昇。

11月1日の東京株式市場で日経平均（ +1.86％）は2日ぶり反発。
東証株価指数（TOPIX）（+1.17％）も3日ぶり反発。

東証1部出来高は20億5682万株、売買代金は3兆7557億円。
東証1部騰落数は値上がり1,248(61％)銘柄、値下がり704(34％)銘柄、変わらず80(3％)銘柄に。
商いもできたので、売り方の踏みが入ったようなところも・・・

日経平均株価の25日移動のかい離率は、大引けでプラス5.8％になってますね。
TOPIXの同かい離率は、プラス4.0％です。

業種別ランキングでは全業種上昇に。
値上がり上位は、石油石炭、空運、電気機器、パルプ・紙、鉱業、電気・ガス、非鉄金属・・・

東証1部値上がり上位は、黒田電気　<7517> ［現在2520円　+500円］宮越HD　<6620> ［現在865円　+150円］
旭有機　<4216> ［現在1770円　+277円］MARUWA　<5344> ［現在7580円　+100円］

値下がり上位は、クロップス　<9428> ［現在1210円　-286円］ワタベ　<4696> ［現在686円　-122円］
インフォマート　<2492> ［現在726円　-126円］MDM　<7600> ［現在935円　-159円］

東証マザーズ（+0.62％ ）、日経ジャスダック平均（ +0.15％）は5日続伸、東証2部（ +0.37％）は2日ぶり反発で終了。

今週末は藤本誠之さんのセミナーがありますので、今後の動向を確かめたいですね。

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2017年週末の【銘柄研究】検証（10/15）
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