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魅惑の中国投資講座セミナー潜入記

セミナー潜入記

櫻井英明氏株式セミナー「魅惑の中国株投資講座」

2010年10月21日 大阪証券取引所・SBI証券共催です。

今回は新宿のSBI証券にお邪魔いたしました。

15分前に着いたのですが、もう既に半分以上席が埋まっていました。

最終的に90名弱ぐらいの方が出席したような感じです。

櫻井英明氏の人気と中国株への関心でしょうか。

それだけ日本株の元気のなさが気懸りですが・・・

【第一部】

始めは大阪証券取引所のFTFの説明。

ETFとは上場株投資信託。売ったり買ったり出来ます。

中身は「投信」外見は「株式」といった感じです。「ふ〜ん!うんうん!」

ETFは個人投資家が主役となっております。

2009年投資部門別動向で外国人33.1%(前年比+7.9)法人11.3%(+2.4)個人投資家49.6%(-11.9)

東証の個人シェアは20%割れとなっています。

そして本題、(1309)上海50株価指数という中国株のETFで純資産総額が305億円(10/15現在)

日本の対外ETFではナンバーワンと。

人気が有るということは必ずしも良いものではないかもしれませんが、悪い商品では人気が出ないとも・・・

ETFなら日本円で中国投資が可能と。ここが最大の利点と。

大阪証券取引所は皆様にこのETFを買ってくださいとは言いません。

でも触ってみてください。売りからでも入れますので・・・

それでは本題【第二部】魅惑の中国株投資講座に続きます。

【第二部】

櫻井英明氏拍手の中登場です。

今日もパリっとしたダークブルーのスーツに身を包んでいます。

「こんにちは。櫻井英明でございます。」知ってる方にはお馴染みのフレーズで始まりです。

日本株を専門にしている櫻井がついに趣旨替えかと思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、そんなことではないのです。

中国株はもうかなり10年来ほどウォッチしています。

●格言には「本来見えないものや見えない場所には投資をしない」とは言っても・・・・

東京市場を見てみると、外にも目を向けなければならないことも・・・

「人民元」を切り上げろと世界がコールしています。中国はかたくなに抵抗しても人民元高になっていくことだろう。

人民元建て株式を持つということはいい事ではないだろうか。

海外に投資するときにはその国の通貨が上がっていることが大前提となります。

米株式が上がっていますが、1ドル=240円のときに米株投資しても為替差損が発生いたします。

その点では中国人民元は上昇すると思われるので投資の対象としては良いと考えられます。

●投資するにはその国を見てくること。

中国は見えない国ではなくなってきています。経済の成長を買える。

北京政府は風水が好きで、私の友人がその顧問と親しくしております。

昨年は風水では「画面」に関するものが良いといってました。テレビ、液晶、パソコンですか・・・

今年はまだ来ていませんが、薬品・バイオと話しております。

そして彼に言わせると「気の流れ」は「日本から中国への流れが良く」「中国から日本への流れ」ではないと。

中国に行って来て感じたことは、中国・北京のイメージは皆さんどうでしょうか?

「発電所から煙もくもく」環境問題が懸念されるという感じでしょう。

ところが環境問題は意外に意外、オートバイは電動車で音がしません。静かで危ないですよ。

日本製商品への憧れがあります。

中国の沿岸部は開発が進んでいます。中心は重慶、香港シンセン開発→上海→天津開発で沿岸部開発終了となる。

天津は九州に近い。開発には10年ほどそして内陸部へ。その内陸部は鉄道・道路などインフラ整備へ。

中国から言わせると北京オリンピックは運動会、上海万博は学芸会と・・・そして大人になってゆく?(まだまだ成長過程)

上海総合株価指数の動きと出来高ですが、2007年10月6092ポイントつけ08年11月1706ポイント、
09年8月2471ポイントで10年7月2363ポイントとなって現在3000ポイントまで戻ってきています。

ここで特筆すべきは国慶節があった今年10月月間の出来高が最高値つけた07年10月より多くなってるのです。

ここも指摘するのは櫻井しかいないと思いますよ。って。それだけマネーが流入しているって処か。

不動産規制で不動産融資3件目には規制が入りました。不動産はまだまだ行きたいが株式へも来ていると考えられます。

今後株式の出来高が増えつづけるかどうか?出来高が減ったら売りのサインも。月足での出来高を注意してください。

今回中国の統計発表で懸念している向きもいらっしゃいますが、中国の経済統計はまともに出るわけがない。調べきれない。

そして計画経済成長として第1、第2四半期は二桁成長だったので年間成長率9%前後に抑えるため第3、第4四半期は成長率一ケタに抑えるはず。

後で上方修正してくることも考えられますね。

●不動産はバブルではないか?

中国は日本のバブルを研究している。中国の主導者のブレインにどうやら西側諸国の有力者がいるとも思われる。

現体制は日本の留学者が多いものの、時期体制では欧米への留学者が多くなっています。

アドバイザリーにはモルガンやゴールドマンが入ってるように。2年後から変わってくることも注意が必要に。

日本にとっては指導者の交代は大きな懸念材料にも。

現在中国では政治腐敗を撤廃している。役人は安い不動産を買って高く売る。

不動産はまだ続く。富裕層は規制もあり中国の不動産だけでなく日本へも来ている。

日本のバブル以降の動きを研究して、日本の先物導入時を考えている。

最終的には総量規制で日本のバブルが弾けたので、不動産・株式への流れは2-3年続くと考えている。

日本はバブルの後に過去に起ったバブルを顧みたが、中国はバブルに向かう前に日本のバブルを研究している。

●景気毎年10%以上の成長していくのだから富は増加。

となると食糧が懸念。そこが日本の商機。食品から農業・食品、家電小売り関連

中国が求めているものと日本が出すものがミスマッチも。

ローレベルのものでもOKなら日本に勝ち目はない。最先端のものに勝機が。

国際通貨基金(IMF)から見ても中国の成長率は2010年10.5%、11年9.5%と2008年も9.8%となっており、株価も同じ率で上昇も。

オリンピック、万博終われば中国は沈むと言った声は多かったものの思えなくなってきた。

中国のインターネット市場は4億2千万人が使用。普及率がそれでも31%です。アリババ49%成長、百度(バイドゥ)74%成長も。

携帯電話も普及し出しておりますが、3G携帯は全体の3%と基地局作らなければならない状態。

よってレアアース(希土類)輸出せず。自国で使う量秤知れず

個人消費国内総生産(GDP)世界第2位、今までは世界の工場。春先給料上げろストライキは国策とも。

税収を増やすために所得増やす、所得倍増計画。

現在1億円以上の資産を持つ人80万人。平均2200円使う(中国では使い出が有ると思いますが)。富裕層増加中。

空港には高級車の広告目立っていました。空港はお金持ちが来るところ。消費動向がうかがわれる。

一般大衆車は日産自動車が強いです。
以前中国が誘致しようとしたトヨタは戦略誤り?殿様商売で中国に行かず、日産に泣き付いてフォルクスワーゲンと共同進出した影響かと。

ティファニー現状10店を5年後25店。宝飾品市場今年96億ドル、過去5年で5倍となってるが今後5年で150億ドル市場に。

バブルの終焉する切っ掛けとしては現在中国は不動産の売買は借地権の売買となっており、中国政府が底地を売却に特に外国人向けに売却始めるとバブル終了とも・・・

上海総合株価指数の出来高ウオッチと不動産バブルがなだらかに上昇も土地を売るとなったら不動産は危ないというサイン。

中国は多くの企業が国営でした。依然として政府の持ち株は大きい状況。高株価政策は国策となっています。

全流通まで高株価政策は続くはずです。

株価指数先物に対しての外資への障壁は良く日本の先物導入じからの経過を研究しております。

インフラ整備は遅れてます。特に病院が少ない。ここにも日本の勝機があると考えられます。

医療関連では中国とも協調体制も有りうると。

●魅力

日本国内株から見るとボラティリティと成長率が魅力。日本人が海外への投資は為替でやられていた。

「人民元」は為替リスクは低い。むしろ上がる好環境と。

「中国」はいい投資対象となると考えています。

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●投資するには

とりあえず上場株投資信託(ETF)が簡単です。

(1309)上海上証50連動型上場投資信託(10/22終値24700円1株単位)

(1322)上場インデックスファンド中国A株(パンダ)(10/22終値3840円)

個別業種はインフラ関連、資源関連、病院医療セクターが狙い目ではないでしょうか。

以上で株式セミナーが大きな拍手ととに終了いたしました。

ファンのおば様が櫻井さんへ駆け寄りなにやらお話をしていました。

年齢層はバラバラでしたが、意外に若い女性がポツポツ目ッ立っていた印象です。

そしてそんな方々はスマートフォン(高機能携帯電話)を皆持っていたように感じました。

余り好きではない国ですが投資を考える上では外せない影響力ももってきました印象です。

また面白そうなものがありましたら行ってきます。

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