2018　戌に笑おう

2017年1月7日（日）晴れ

・2018　戌に笑おう
市場アンケート　脱デフレ　株も一段高。
大発会4日の終値は2万3506円。
2017年後半、何度も挑んでは跳ね返された2万3000円の壁をあっさり突き抜け、
バブル高値から最安値の下げ幅の「半値戻し」にあたる2万2985円も回復。

・2018　戌に笑おう
市場アンケート　脱デフレ　株も一段高。
相場格言で「酉（とり）騒ぐ」とされる2017年は
日経平均が約26年ぶりの高値を付け、史上初の16連騰と記録づくめの1年となった。
その勢いをかって「戌（いぬ）笑う」の18年も強気相場を見込む声が大勢。

・2018　戌に笑おう
市場アンケート　脱デフレ　株も一段高。
実際、日経ヴェリタスが12月中旬までに実施した市場関係者アンケート（有効回答数73）、
約7割が日経平均の高値を「2万5000円以上」と予想。
平均で2万5486円となり、5日終値比2000円近い上値余地。多くが年末高値を付けると予想。
好調な経済と低金利が併存する「適温相場」が続くとの見立てが強気予想を支える。

・2018　戌に笑おう
市場アンケート　脱デフレ　株も一段高。
円安の追い風が限られる中、株高をけん引するのが日本企業の業績改善。
上場企業の18年度は経常増益を見込む声が9割超えた。
約6割が1ケタ台の増益予想、約3割が2ケタ増益とみる。
構造改革が進み、稼ぐ力は高まり、大幅な円安の追い風なしでも増益を達成できるようになってきた。

・2018　戌に笑おう
市場アンケート　脱デフレ　株も一段高。
世界的なマネーの流れも日本株の上昇を後押しする。
今回の調査では割高な米国株から日本株への資金シフトが進むとの見方をもとに、
18年に株価上昇率が最も高くなる国・地域は「日本」との回答が6割強。
個別では日本経済のボトルネックである人手不足の解消につながるロボットや人工知能（AI）関連銘柄が有望との声目立つ。

・2018　戌に笑おう
市場アンケート　脱デフレ　株も一段高。
17年の高値予想を2万3000円とほぼ的中させたマネックス証券広木隆チーフ・ストラテジストは「高値3万円」を予想。
リスク要因もある。北朝鮮や中東情勢など地政学リスクがくすぶり、米欧の金融引き締めの影響も読み切れない。
日経平均は春先にかけて調整するとの見方が多く、下値予想は平均で2万0776円程度に。
18年相場を展望するとともに、戌年相場で高らかに笑うための投資戦略探る。

・2018　戌に笑おう
円安なき「2万5000円超」カギは「脱デフレ」。
円相場の安値予想は平均1ドル＝118円51銭、1ユーロ＝140円44銭。5日時点の円相場と比べて4～5円の円安にとどまる。
にもかかわらず、日経平均株価の高値予想で2万5000円超を見込む声が全体の約7割を占めるのは
「真水」の稼ぐ力が高まっているから。
18年度について経常増益予想する声が94％に。「10％未満の増益」58.8％、「10～20％の増益」も35.3％あった。
最大の焦点は賃金の伸び。「賃金の上昇が全国に浸透し、国内景気が本格回復する」と高値の背景説明と。

・2018　戌に笑おう
深刻化する人手不足は、ロボットや人工知能（AI）といった「生産性を改善するための設備投資の需要を生む」。
日本企業が投資を抑え、お金をため込む行動は日本経済の需要不足を招き、デフレの一因ともなってきた。
企業の行動にも変化の兆しが出てきている。
アンケート調査では18年のグローバルマネーは米国の債券や株式から割安な日本株に向かうとの見方が多い。
18年に株価上昇率が最も高くなると予想する国・地域では、日本が断トツの首位（63％）2位のインド（38％）に大差。

・2018　戌に笑おう
有望な投資テーマは、脱デフレけん引する「値上げ力」、
次代を担う「イノベーション株（イノベ株）」「割安株」の3つが浮上。

・2018　戌に笑おう　投資戦略
「値上げ力」JXTGHD　<5020> ［終値756.0円］株価騰落率（2016年12月末と1/5時点終値比較）52.8％
業界再編加速と市況改善で競争優位性増す。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://kabushiki.koronoasa.com/

・2018　戌に笑おう　投資戦略
「割安株復活」商船三井　<9104> ［終値4010円］株価騰落率（2016年12月末と1/5時点終値比較）23.8％
世界景気回復とコンテナ船統合効果で上値余地。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/koroasamembers/

・2018　戌に笑おう　投資戦略
「イノベ株」安川電機　<6506> ［終値5270円］株価騰落率（2016年12月末と1/5時点終値比較）189.9％
自動化投資の需要拡大で恩恵。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://info.koronoasa.com/

・2018　戌に笑おう　リスクは。
18年相場のリスク要因として7割以上の回答者が「北朝鮮や中東での地政学リスクの高まり」を挙げた。
2つ目は米中景気とその政策の行方。
国内では日銀の上場投資信託（ETF）買い縮小を懸念。

・新春座談会　長期投資へ銘柄選別
2018年株式展望、有力運用3社トップに聞く。
レオス・キャピタルワークス藤野英人社長　18年は給料引き上げる企業に投資したい。賃上げ企業は持続性が高い。
日本人の「オタク気質」に商機。

鎌倉投信鎌田恭平社長　社会や生活への貢献重視。「必要かつベタな仕事」が強み。

コモンズ投信井伊哲郎社長　EGSが関係者利益高める。ビッグデータ基に世界で飛躍。

・技術革新が起こす今年の「メガトレンド」。
2018年、株式市場で注目されそうな技術革新のうち、
「全固体電池」「アグリテック」「量子コンピューター」「稼働ロボット」の4つの有望テーマを軸に
イノベーションをけん引しそうな銘柄を探る。

・技術革新が起こす今年の「メガトレンド」。
「全固体電池」
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://info.koronoasa.com/

・技術革新が起こす今年の「メガトレンド」。
「アグリテック」
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabushiki.koronoasa.com/

・技術革新が起こす今年の「メガトレンド」。
「量子コンピューター」
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/koroasamembers/

・技術革新が起こす今年の「メガトレンド」。
「協働ロボット」
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://info.koronoasa.com/

・2018年日経平均株価は大幅上昇で始まる。
軒並み好スタートを切ったかに見える半導体・電子部品関連だが、
日経平均が取引時間中に2万3000円台回復した2017年11/9時点で比べると、濃淡が出る。
TDK　<6762> ［終値9730円］は8％高、ソニー　<6758> ［終値5464円］5％高に対し、
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://kabushiki.koronoasa.com/

・ＯＵＴ　Ｌｏｏｋ:今週（9～12日）の株式相場、
日経平均株価は※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/koroasamembers/

・Ｗａｌｌ　Ｓｔｒｅｅｔ:今週の米株式相場の焦点は、週末発表の物価指標。
新年※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://info.koronoasa.com/

・世界市場往来：先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち24指数が上昇。
原油価格の持ち直しを受け上昇率の上位には資源関連国がランクイン。
米国、英国、日本といった主要市場の株価が2018年に入り、上昇基調強めていることが安心感呼び、各国市場がつれ高に。

上位1位ロシア週間騰落率5.67% 2位日本4.17% 3位イタリア4.16% 4位ブラジル3.49% 5位ドイツ3.11%　14位米国2.33%
下位25位インドネシア▲0.03% 24位インド0.28% 23位英国0.47% 22位南アフリカ0.59% 21位豪州1.01%　20位メキシコ1.08%

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