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扉を開いて(11/7)

2010年11月7日(日)はれ

・米連邦準備理事会(FRB)金融緩和QE(量的緩和)第2幕、日米株式市場は歓迎。QE2マネーの宴はいつまで続くか。
 QE2マネーの到来先回りして新興国市場が沸き立つ。過剰流動性が生む新興国バブル期待しているような動き。

・市場発する「予測シグナル」から未来を占う。

 「恐怖指数(VIX指数)」4日時点18.52と4月以来約7ヶ月ぶりの水準に低下。安全圏の目安とされる「20」以下に。
 危険水域とされる「40」超え、市場の緊張感が高まった今年5月とは様変わり。

 「米30年物国債の利回り」8月下旬の3.5%台を底に上昇が続き、足元では4%突破。
 住宅ローン金利などに直結する「10年物国債利回り」2.5%と8月下旬の水準とほぼ変わらず。
 FBRインフレ期待を高めようとしているとも読める。

 「ロイター・ジェフリーズCRB指数」4日312と2008年10月以来の水準まで上昇。大胆な金融緩和はバブル懸念と表裏一体。
 個別の需要要因にかかわらず、投機マネーが押し寄せたため。

 「S&Pケース・シラー住宅価格指数」の先物相場は住宅価格の上昇は見込みづらいとのシグナル発する。

・焦点の為替・株式市場の先行き。円相場市場の関心「どこまで円高が進むのか」から「誰が円高止めるのか」に移りつつある。
 円ドル取引の1-2割占める個人投資家は円高阻止の担い手として要注目。
 「順張り戦略で好成績が上がるのは11月までで、12月はパフォーマンス悪化する傾向」との声。
 決算期末控えた米企業が海外から本国送金増やすため実需のドル買いが増えるアノマリー(季節性)も。

・QE2受けた4日、5日の東京株式市場、新興国ビジネスに力を入れてる企業の株価上昇が目立つ。
 新興国の経済成長を促すという期待先取り。

・日経ヴェリタスランキング:ゼロ金利政策導入後の株価上昇率ランキング(時価総額300億円以上の企業)上位は不動産関連並ぶ

 1位ステラケミファ <4109> [終値3625円]10/5からの騰落率24.5% 個別材料(リチウム電池関連)に注目。

 2位ゴールドクエスト <8871> [終値1880円]21.4% 首都圏マンション販売、金融緩和で一段の販売増加へ期待。 

 3位新神戸電機 <6934> [終値861円]21.1% 個別材料(リチウム電池関連)に注目。中間期通期とも上方修正。

 4位住友大阪セメント <5232> [終値167円]20.1% 米投資ファンド買い増し。セメントの国内需要の底打ち感。

 8位野村不HD <3231> [終値1329円]17.5% 
 金利下がれば住宅ローン組みやすくマンション開発会社には追い風。有利子負債支払利息軽減。

 24位丸紅 <8002> [終値541円]12.7% 資源開発積極的。天然資源相場上昇で業績プラスに。 

・毎日コムネット <8908> [終値338円]
 「東京都内」で「学生マンション」を管理・運営。4月時点の入居率は5年連続100%。「需給」先読み学生対象の成果。

・OUT Look: 今週の株式相場は堅調な展開か。
 米連邦準備理事会(FRB)追加金融緩和策受け、余剰資金の流入期待高まり、足元では実体経済も再び回復軌道に乗ってきたため
 円相場はなお高止まりしており、引き続き株式相場の上値抑える要因に。
 ポジティブ・サプライズ典型例が10月の米雇用統計と米新車販売台数。
 雇用統計非農業部門雇用者数15万1000人増と予想平均(6万人増)を、
 新車販売年率換算で1226万台と市場予想(1185万台)をそれぞれ大幅に上回った。
 昨年4-9月期決算発表後増資が相次いだだけに投資家は極めて敏感に。 

・Wall Street: 今週の米株式相場は米連邦準備理事会(FRB)による追加金融緩和という一大イベントを経て、
 値動きの乏しい展開に。
 FRB3日に8ヶ月間で6000億ドルの米国債を買う量的緩和第2弾(QE2)決め、
 4日にダウ工業株30種平均がリーマン・ショック前の水準を回復。
 5日には市場予想を上回る米雇用統計も後押しし、ダウは6日続伸して週を終える。
 今後市場の注目はオバマ政権の経済政策。
 11-12日までソウルでの20ヶ国・地域(G20)首脳会議、
 通貨安競争巡る首脳発言などで為替相場大きく動けば株価材料になる可能性も。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派66%(前回比+28)弱気派18%(同-20)中立16%(同-9)
 出遅れ日本株に上昇余地あるとの見方多い。

・株式市場で急速に先高観強まる。流動性が一段と高まるという期待に加え、円高・ドル安で弱気に傾いていた投資家心理が改善
 5日オプション市場では日経平均オプション(11月物)で権利行使価格9750円、1万円のコール急伸、出来高急増。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は米国や欧州など軒並み上昇。
 米国QE2効果。ダウ工業株30種平均2年2ヶ月ぶりの高値をつけ、リーマン・ショック前の水準に回復。

・米企業の収益拡大続く。ハイテクや素材などけん引。事前アナリスト予測(24%増)を上回る。
 米調査会社トムソン・ロイターの5日時点の集計、米主要500社の2010年7-9月期の最終利益は前年同期に比べ31%増。
 前四半期と比べた増益率は7-9月期は1%、1-3月期(17%、4-6月期(9%)に比べ徐々に水準を切り上げている。

・個人マネーの大量償還時代が幕開け。2010-14年度にわたり毎年10兆円前後の個人マネーが次の行く先探す。
 「安全第一」モットーにする高齢者の保有が多いと見られ、リスク資産へは簡単に動きそうもない。(日経ヴェリタス)

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