
銘柄研究・野村HD(8604)
- 2010年12月04日
- 株式投資・経済ニュース全般
11月の米雇用統計が発表されました。
市場予想で非農業部門の雇用者数は13万人増、失業率は9.7%のところでしたが、サプライズ!
雇用者数3万9000人、失業率も9.8%となりました。
為替の反応して一時対円で1ドル=82円53銭まで上昇となっています。
かなりの悪材料とも考えられましたが、このドル安を背景に商品(コモディテイ)が上昇。
連邦準備理事会(FRB)の国債買い入れ拡大に関するバーナンキFRB議長の発言が支援材料ともなり、引けにかけてダウ工業株30種平均はプラス圏で終了しました。
以前なら米雇用統計で大幅安となっていたようなところも金融緩和効果も出てるようです。
米雇用統計は1ヵ月ごとに良いに悪いサプライズが続いています。
今月は悪い方のサプライズの月でした。
欧米の金融機関も日本株について見直しの動きが強まってきています。
ゴールドマン・サックス証券は2日付の日本株ストラテジーリポートで、11年のTOPIXの高値ターゲットを1080ポイントと設定。
シティグループ証券はTOPIXの11年末の予想値を1000ポイントとしたと発表。
2011年は日本株高の予想は増えております。
1年の中で買い出動した場合の一番パフォーマンスが良い日は12月4日らしいです。
この日に買って5月の連休前に売却が最高のパフォーマンスと。
また3ヶ月投資でも11月買いの2月売り、12月買いの3月売りが高パフォーマンス。
そして来年日本株上昇見込みとなれば、今週来週は買って良い時期となる可能性が高いといえそうです。
そこで何を買いましょうかというところですが、株高が一番影響する業種は「証券」です。
それなら(8604)野村HDを半年持ってみたいと思っています。
週末には香港現地法人が中国の大手地方銀行である重慶農村商業銀行16日予定香港市場への新規株式公開(IPO)を
米モルガン・スタンレーと共同主幹事に選定。
日本の大手金融機関が中国で獲得した株式主幹事案件で最大規模との記事も出ています。
リーマン・ブラザーズのアジア部門がモノを言ってきたとの事も。
また日本代表的銘柄を枕に年を越したいと思っております。
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