寛平ちゃん日本凱旋

2010年1月5日（水）晴れのち時々曇り

・東芝　<6502> ［終値449円］傘下のウエスチングハウス（WH）通じて
　中国の国策原子力企業、国家核電技術（SNPTC）と大型原子炉の共同開発に乗り出す。2017年ごろ実用化を目指す。

・政府新組織、日本の技術が国際基準として採用されるように支援に乗り出す。
　鉄道・水道事業、ヒトゲノム先端医療、次世代自動車、省エネ家電製品などを戦略分野に選定。

・外国為替証拠金（FX）取引でオーストラリアドルの売買が急増。米ドルとの取引上回り、全通貨取引の中で最大に。

・新年最初の取引（大初会）の東京株式市場で日経平均株価大幅反発。
　7ヵ月半ぶりの高値水準へ。大発会で上昇するのは3年連続。

・大初会に日経平均株価上昇すると年間でも株高となりやすく。
　1950年から2010年まで大初会での上昇41回、そのうち年間での上昇29回。「勝率」は7割強に達する。
　年間上昇率も平均13％と高めに。年始からの3日続伸は16回でうち13回は年間でも上昇。　

・菅直人首相年頭の記者会見、小沢一郎元代表の「出処進退」に関する具体論に言及するなど
　強気姿勢も問責決議を受けた仙谷由人官房長官の処遇は宙に浮いたまま。
　自公それぞれ仙谷長官残留したままでは国会審議に応じられない考え改めて表明。

・日本列島、今週後半から日本海側中心に再び大雪への警戒必要に。北極の寒波が放出されやすい状態続く。

・欧州連合（EU）レアアース（希土類）を含む原材料に関する基本戦略が明らかに。
　中国レアアース輸出制限について「大きな懸念」と厳しく批判。

・オーストラリア北東部での大規模な洪水が日本などへの石炭出荷に影響。資源各社「不可抗力による出荷停止」宣言。
　鉄鋼用原料石炭（原料炭）など価格上昇懸念。

・東南アジア主要6ヶ国の2010年11月の新車販売台数、前年同月比21％増、21万8785台。
　1-11月累計で224万4307台となり08年（209万台）を大幅に上回り、通年最高に。

・旅客機メーカー世界第3位ブラジル・エンブラエル、最大150席の旅客機開発の検討へ。
　中国も150席級の旅客機の生産に乗り出す。
　新興国メーカーの参入により、米ボーイングや欧州エアバス2社の寡占体制に風穴が開きそうと。

・中国携帯電話大手・チャイナモバイルは3月までに上海市など6都市で次世代移動通信「TD-LTE」の大規模な実証実験実施
　投資額15億元（約190億円）

・JVC・ケンウッド　<6632> ［終値283円］月内にも公募増資や自己株売却で100億円以上の資金を調達する方針。
　筆頭株主パナソニック　<6752> ［終値1172円］は増資引き受けず、持ち株比率28％から20％未満へ。

・トヨタ　<7203> ［終値3265円］中国法人、
　中国での2010年12月新車販売台数、前年同月比33.8％増11万9500台に。　単月の過去最高更新。

・日立　<6501> ［終値438円］米IT（情報技術）サービス会社シエラ・アトランティック社（カリフォルニア州）買収。
　インド中心に約2400人の従業員抱える。買収額未公表も150億円程度に。　

・ルネサスエレク　<6723> ［終値828円］スマートフォン（高機能携帯電話）に搭載するカメラ向けに
　高精細画像を処理するシステムLSI（大規模集積回路）開発。
　世界最高の解析度の1600万画素で写真撮影できる。3月から月産100万個で量産始める。　

・シャープ　<6753> ［終値853円］天理工場（奈良・天理市）と三重工場（三重・多気町）で閉鎖していた
　液晶パネルの生産ラインを2010年末までに再稼動。
　スマートフォン（高機能携帯電話）向けなどで中小型パネル需要が急拡大しているのに対応。

・牛丼チャーン首位ゼンショー　<7550> ［終値819円］と3位の松屋フーズ　<9887> ［終値1371円］
　国内で牛丼店を積極出店へ。集客好調で攻勢かける。
　一方吉野家HD　<9861> ［終値101900円］は改装で既存店テコ入れ優先。（日経新聞）　

・菅直人首相年頭記者会見、
　消費税率引き上げを柱とした税制抜本改革について与野党協議呼びかけ、6月メドに方向性打ち出す方針。
　「環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）」への参加、その是非6月メドに判断する考え。
　いずれも実現に向けたシナリオは見えず、その発言は軽い。

・TDK　<6762> ［終値5750円］インド・中国・ブラジルの3ヶ国で産業用コンデンサーを来年度から約30％増産。
　同社産業用コンデンサーの世界シェア約25％から約35％に高まる見込み。

・HIS　<9603> ［終値2052円］保有するスカイマーク　<9204> ［終値1178円］株式のうち300万株昨年12月下旬市場で売却
　売却益31億円で特別利益に計上。　（産経新聞）

・ミネベア　<6479> ［終値523円］
　交流（AC）電流から直流（DC）電流の変換効率94％と業界最高水準のAC-DCコンバーター開発。
　放熱板不要。薄型テレビなどの大電流の機器で採用狙う。2013年ネドに売上高100億円目指す。　

・日立建機　<6305> ［終値1971円］
　インドとウクライナの鉱山運営会社から鉱山運行管理システム受注。受注額合計で約9億円。

・エルピーダ　<6665> ［終値970円］台湾メーカーに再接近。DRAM世界首位のサムスン追撃のためには生産能力拡大は必須
　日台の連合、今年クライマックスとも。

・個人向け国債の大量償還、今月から始まる。新たな行き場を探す家計の「浮動マネー」は今年1年間で約13兆円。
　銀行や証券会社は「新規顧客獲得の好機」と位置付け。（日刊工業新聞）

・日本フイルコン　<5942> ［終値407円］
　工業排水に含まれる重金属やレアメタル（希少金属）を効率良く除去・回収できる吸着剤開発。

・FDK　<6955> ［終値136円］金属表面についた微細なキズを高精度かつ素早く検出できる装置を開発。
　対象物に触れずに検査でき、汚れていても測定可能。検査工程での利用想定。　

・交流サイト（SNS）ゲーム市場の急成長受けて、ゲーム大手がビジネスモデルの転換に動きはじめた。
　携帯電話やスマートフォン（高機能携帯電話）向けのネット配信事業などを本格化。収益力の再構築図るのが狙い。

・新日本無線　<6911> ［終値248円］
　カーナビゲーションに内蔵する地図情報などの映像信号を変換して液晶モニターに映し出す小型IC開発。

・ゲームオン　<3812> ［終値58800円］
　同業韓国のウェブゼン（ソウル市）と3次元（3D）アクションゲーム「C9」の日本での独占ライセンス契約締結。

・千代化　<6366> ［終値822円］社会インフラ事業の強化に乗り出す。
　水ビジネスや環境配慮型の都市をつくるスマートシティなど
　従来のエネルギープラントは異なる分野へも積極的に受注活動進める考え。

・三菱電機　<6503> ［終値861円］
　レーザー加工機の販売体制を強化。販売拠点12年度までに1.6倍11ヶ所へ。現在14％の市場シェア2015年度に25％へ。　　

・アンリツ　<6754> ［終値672円］欧州運用次世代携帯電話サービス「LTE」の端末試験システム、国際的認証80％取得。
　欧州でも「LTE」の本格導入機運高まる。　（日経産業新聞）

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第三者割当　

ジャパンインベスト・GRP　<3817> ［終値5060円］
1万1162株　4530円　2010年12/30（ロンドン時間）　割当先ルパート・イーストウド 　

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、ダウ工業株30種平均は連騰もナスダックやS&P500種は下落となった。
エネルギー関連が売られ、コモディティー（商品）関連株も売られた。
金や原油が大幅に下落している。
米連邦公開市場委員会（FOMC）　議事録で米連邦準備理事会（FRB）当局者が米景気回復はなお弱く、
国債買い入れによる支援必要と示され下げは幅縮小。

欧州株式市場はFT100種総合は休日明けで+113.93、クセトラDAXは-14.39と反落、
CAC40種平均は+15.17と続伸とまちまちとなっている。

昨日の大初会で中心銘柄となったのは、
出来高1位のみずほFG　<8411> ［終値156円］2位、高岳　<6621> ［終値473円］3位、日立　<6501> ［終値438円］
売買代金1位の三菱商事　<8058> ［終値2290円］2位、高岳　<6621> ［終値473円］3位、日立　<6501> ［終値438円］

高岳と日立は大納会から人気継続です。

東芝　<6502> ［終値449円］傘下のウエスチングハウス（WH）通じて
中国の国策原子力企業、国家核電技術（SNPTC）と大型原子炉の共同開発に乗り出す。2017年ごろ実用化を目指す。

旅客機メーカー世界第3位ブラジル・エンブラエル、最大150席の旅客機開発の検討へ。
中国も150席級の旅客機の生産に乗り出す。
新興国メーカーの参入により、米ボーイングや欧州エアバス2社の寡占体制に風穴が開きそうと。
航空機部材メーカーや原料提供企業に今後大きな需要発生続きそうにも・・・

東京株式市場はいい初取引になった感じです。
今年は株式投資をしていてとっても良かったとなりそうな「2011年株式劇場」のスタートです。
となれば、野村HD　<8604> ［終値524円］も抑えておきたいところです・・・

エルピーダ　<6665> ［終値970円］台湾メーカーに再接近。DRAM世界首位のサムスン追撃のためには生産能力拡大は必須。
日台の連合、今年クライマックスとも。
中長期的な注目となってきそうです。チャートも来週から一目均衡表で遅行線が実体抜けとなってきそうなところです。

中国携帯電話大手・チャイナモバイルは3月までに上海市など6都市で次世代移動通信「TD-LTE」の大規模な実証実験実施
投資額15億元（約190億円）
アンリツ　<6754> ［終値672円］欧州運用次世代携帯電話サービス「LTE」の端末試験システム、国際的認証80％取得。
欧州でも「LTE」の本格導入機運高まる。

☆株のお姉さんの「株の教則」　
　元カリスマ証券レディ 雨宮京子の「株の教則」ブログ。

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