空売り比率は、50.8％

2018年10月24日（水）曇り一時雨

・米政府による中国製品への制裁関税受け、企業が中国から米国に輸出している製品の生産拠点移し始めた。
自動車部品や家電製品などが対象で、
日本電産　<6594> ［終値14065円］パナソニック　<6752> ［終値1204.5円］といった日本企業のほか、
地元の中国企業も家電大手のTCL集団などが生産をメキシコや東南アジアに移す。

・トヨタ　<7203> ［終値6544円］マツダ　<7261> ［終値1247.0円］販売金融事業統合することで最終調整。
トヨタは事業規模拡大でき、マツダは資金の調達コスト抑える。
両社は提携関係を自動車の販売金融にも広げ、効率化急ぐ。

・日本取引所グループ（JPX）<8697> ［終値1865円］と上海証券取引所、上場投資信託（ETF）を相互上場させる。
東証株価指数（TOPIX）など日本の主要な株価指数に連動したETFが中国で上場するのは初めて。
中国所得層が拡大する中国の潤沢なマネー取り込む。

・サウジアラビアの著名記者がトルコで死亡した事件で、同国エルドラン大統領は23日、「計画的な殺人だった」と言明。
工作員の過ちとするサウジ側の説明を否定、事前に準備された組織的犯行との見方示した。
ムハンマド皇太子の関与は言及せず。

・2019年10月の消費増税に備えた景気下支え策巡り、
財務省と総務省はマイナンバーカードにためられる自治体のポイント制度を「プレミアム商品券」に活用する検討に入った。
自治体がポイントの形で商品券を発行した場合、紙の商品券よりも上乗せ分を優遇する方向。
マイナンバーカードの普及にもつなげる狙い。

・23日の東京株式市場で日経平均株価が前日比604円急落。
終値は2万2010円と2万2000円割れ目前に。
わずか20日前には27年ぶりの高値を更新したばかりで、月間の振れ幅（高値との差）は2000円超える。
23日は底流にある中国不安に「サウジリスク」という新要因が加わり、
そこに値動きそのものを投資材料とする投資家の「売りトリガー」が引かれた。

・政府23日、10月の月例経済報告で、輸出の判断を「おおむね横ばいになっている」とし、2カ月ぶりに下方修正。
台風による関西国際空港閉鎖などの影響に加え、中国でスマートフォン（スマホ）などの生産が一服が要因に。

・みずほFG　<8411> ［終値191.3円］中国国有大手金融機関中国中信集団（CITIC）、中国輸出信用保険と3社提携へ。
CITICと共同で海外融資プロジェクトを開発し、中国輸出信用保険の信用補完受ける。
25日からの安倍晋三首相の訪中時に最終合意へ。

・台湾公営鉄道「台湾鉄路管理局」（台鉄）の経営体質問う声も。
過去約2年で計7回の脱線事案発生。今回の事故原因は未確定だが、経営難による安全対策の不備への疑念強まる。

・11/6投開票の米中間選挙まで2週間に迫るなか、トランプ米大統領が新たな減税策や移民排斥を打ち出している。
いずれも共和党の支持基盤である保守層の歓心を買う狙い。
支持率は上昇傾向、一部調査では過去最高更新。

・サウジアラビアの首都リアドで23日、同国の経済改革をアピールする目的の国際会議
「フューチャー・インベストメント・イニシアティブ」（通称「砂漠のダボス会議」）が開幕。
海外主要企業の幹部が出席や講演を取りやめ、サウジ離れが浮き彫りに。

・イタリア政府は22日、欧州連合（EU）の欧州委員会から財政規律ルール違反だと批判受けていた
2019年予算案について、変更しない方針を書簡で伝える。
欧州委は23日、仏ストラスブールで週次定例会合開き、予算案を差し戻し再提出求めるかどうか協議する。

・インドネシア中央銀行は23日、政策金利を5.75％で据え置く。
据え置きは3会合ぶり。政府による通貨下支えの効果が一部みられ、今回は利上げ見送る。

・SUBARU　<7270> ［終値3235.0円］23日、2018年4-9月期の連結純利益前年同期比42％減、490億円と。
従来予想791億円を301億円下回る。
近く完成車で数十万台規模のリコール（回収・無償修理）発生するとみられ、品質関連費用計上。
通期業績も下方修正迫られる可能性も。

・パーソル総合研究所と中央大学は、日本の人手不足が2030年には644万人に達するとする調査結果発表。
労働力の確保には賃金の上昇や保育所の充実といった対策が不可欠との提言まとめた。

・英家電大手ダイソン23日、参入計画している電気自動車（EV）の生産拠点としてシンガポールを選ぶ。
12月に工場の建設を始め、2020年に完成する見通し。

・サイバーエージェント　<4751> ［終値5490円］23日、インターネットテレビ手掛ける子会社アベマTV（東京・渋谷）が、
電通　<4324> ［終値5610円］、博報堂DYメディアパートナーズ　<2433> ［終値1944円］と資本業務提携。

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2018年週末の【銘柄研究】検証（2018年9/11）
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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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TOB（公開市場買い付け）

シーズHD　<4924> ［終値3800円］買い手J&J　買い付け価格　5900円　期間　10/29～2019年1/10

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、下落で終了も、大幅安からは大きく下げ幅縮小。
ダウ工業株30種平均は一時548.62ドル（2.2％）下落も中盤から引けにかけて下げ幅を徐々に縮めた。
ナスダック総合指数も一時20.85ポイント（2.8％）安も大幅に下げ幅縮小。
キャタピラーが増収増益もコスト圧迫と受け取られ急落。

原油先物は急落。世界株安で需要の伸び巡る不安高まり、
サウジアラビアが必要ならば速やかに供給増やす可能性示唆、米国の対イラン制裁控えた懸念和らぐ。

アップル（+0.94%）グーグル（+0.23%）フェイスブック（-0.25%）アリババ（-1.44%）エヌビディア（-4.39%）
ネットフリックス（+1.10%）アマゾン・ドット・コム（-1.15%）バイオジェン（+0.19%）バークシャー（-1.06%）
ラッセル2000（-0.84%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.09%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-0.42%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約91億株、過去20日間平均約79億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数は続落。
独仏は、5営業日続落。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（-1.14％）、イタリア（MIB）株価指数（-0.86％）と下落。

23日の東京株式市場で日経平均（-2.67％）は2日ぶり大幅反落。
一時、8/16以来の、22000円割れ

東証株価指数（TOPIX）（-2.63％）も2日ぶり反落。

東証マザーズ（-1.59％）は2日ぶり反落、
日経ジャスダック平均（-1.03％）は2日ぶり反落、東証2部（-1.59％）は6日ぶり反落で終了。

東証1部出来高は14億0528万株、売買代金は2兆5724億円。
東証1部騰落数は値上がり79(3％)銘柄、値下がり2,015(95％)銘柄、変わらず14(0％)銘柄に。
値上がり値下がりの銘柄数からは陰の極ですが・・・

業種別ランキングでは、全業種下落に。
値下がり上位は、金属製品、建設、ガラス土石、パルプ・紙、電気・ガス、機械、鉄鋼、海運、その他金融、・・・

東証1部値上がり上位は、LIFLL　<2120> ［現在684円　+100円］CEHD　<4320> ［現在850円　+96円］
インソース　<6200> ［現在2471円　+169円］日本車輌　<7102> ［現在2787円　+186円］

値下がり上位は、LIXILグループ　<5938> ［現在1737円　-325円］日立化成　<4217> ［現在1778円　-169円］
日本ライフライン　<7575> ［現在1851円　-176円］ブレインパッド　<3655> ［現在5650円　-520円］

3メガバンク三菱UFJ　<8306> ［現在671.7円　-16.5円］みずほ　<8411> ［現在191.3円　-2.9円］
三井住友　<8316> ［現在4371円　-86円］

再び、底値圏示すような指標が顕著に。

空売り比率は、50.8％（過去最大）(2018/10/22 50.8% 3/23 50.3% 3/2 48.8% 8/13 48.5% 10/15 48.2% 10/19 48.0% )
40％超　16営業日連続（10/23）（10/1～ 同期間中最大50.8　10/23）
空売り比率規制なし　8.2％（10/23）(2018年9/14 10.4)（8％超が相場転換の目安とも）

マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率（松井証券速報）
売り方　▲2.49％（前日▲4.07％） (18年8/17  +2.16％  18年7/18 ▲27.11％)
買い方　▲20.45％（前日▲18.67％） (18年1/24 +0.46％  18年7/5  ▲25.53％)

日経平均 25日移動平均乖離マイナス5.7％ （前営業日-3.3％） （一般的に5％乖離がメド）

日経平均採用銘柄　PER　12.72倍 1株利益　1730.41円

ただ、ここで金価格の上昇がちょっと気懸りですね。

英家電大手ダイソン23日、参入計画している電気自動車（EV）の生産拠点としてシンガポールを選ぶ。
12月に工場の建設を始め、2020年に完成する見通し。

平田機工　<6258> ［終値7790円］に発注されそうな・・・

日本電産　<6594> ［終値14065円］の決算受けての動き注目。
下げて切り返す動きになるか、上げてへなへなとなるのか・・・

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