
欧州連合AI倫理指針原案の骨子
- 2018年11月06日
- 株・投資セミナー
2018年11月6日(火)曇りのち雨も
・欧州連合(EU)は、人工知能(AI)の倫理指針策定する。
有識者会議の原案が明らかになった。
企業に判断過程をわかりやすく説明させるなどの内容で、2018年末までに欧州委員会が最終案作る。
指針は他国の規制や企業の動きにも影響しそう。
・欧州連合(EU)のAI倫理指針原案の骨子
・AIに判断過程などについて企業に説明責任
・AIが判断に使ったデータなどの情報開示制度を創設
・AIの透明性などを監査する期間を設置
・AIの倫理性を認証する精度を創設
・AIの欠陥による事故への賠償保険加入を企業に義務付け
・AIを利用する企業の利益の一部をAIの透明化促進に還元
・SUBARU <7270> [終値2895.5円]5日、完成車の出荷前検査に関する不正が今年10月まで続いていたとし、
その間の出荷分約10万台のリコール(回収・無償修理)発表。
昨秋来、無資格者による検査や排ガス・燃費データの改ざん、ブレーキ検査の不正などが相次ぎ発覚。
新体制でも不正続いた。
これに伴い2019年3月期の連結業績予想を下方修正、リコール費用など約600億円計上するため、生産減の影響も含め、
連結営業利益前期比42%減、2200億円と従来予想を800億円下回る。
・大量の漫画を無断配信し、社会問題となった海賊版サイト「漫画村」。
サイト配信を中継していた米国企業が、運営者特定につながる情報を日本の弁護士に相次ぎ開示。
政府が進める海賊版対策の議論にも影響と。
・中国が5日に開幕した初の国際輸入博覧会で購買力誇示。
172の国・地域から3600社が参加、10日までにバイヤーら40万人来場。
習近平国家主席は今後15年間に40兆ドル(約4500兆円)分のモノとサービスを輸入すると発表。
中国経済の減速が鮮明になる中での市場開放アピールには焦りの色もにじむ。
習氏の規制緩和策では4月に金融や自動車の外資出資制限の緩和公表、今回は医療と教育にとどまった。
急成長続けるインターネット産業の介抱には触れず。
・政府は5日、プラットフォーマ―と呼ばれるIT(情報技術)大手への規制案公表。
データの寡占を防ぐため、M&A(合併・買収)の審査などのルールを整備し、
独占禁止法上の「優越的地位の乱用」が適用できる可能性も示した。
・ソフトバンクグループ <9984> [終値8747円]孫正義会長兼社長5日、携帯電話の通信料金を値下げすると発表。
2019年度から格安プランのワイモバイルの料金を1~2割程度下げる。
通信事業に携わる従業員約6800人を新規事業に配置転換し、
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)に置き換えてコスト削減へ。
・トランプ米政権5日、イラン核合意からの離脱に伴う対イラン経済制裁の第2弾再開。
イランの財政支える石油の販売を妨害し、経済への打撃狙う。
世界の基軸通貨であるドルの売力武器に
イランを国際的な金融取引網から締め出すことをめざすが「ドル離れ」を後押しするきっかけにもなりそうとも。
・安倍晋三首相、秋の外交スタート。
10月の日中首脳会議に続き、11月は東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議、
20カ国・地域(G20)首脳会議など国際会議に相次ぎ出席。
ロシアプーチン大統領らとの個別会談も調整。
北朝鮮の非核化や日本人拉致問題、ロシアとの平和交渉、韓国との徴用工問題など難題も。
・日本経済新聞社が売上高100億円以下の上場企業995社「NEXT(ネクスト)1000」を対象に、
5年平均のフリーキャッシュフロー(純現金収支)の多さ調べ、ソフトウエア開発企業上位に。
各社は独自性の強い本業が好調で、高い現金創出力確保。潤沢であれば将来の成長投資の拡大も可能。
1位ユニリタ <3800> [終値1694円]ソフト開発 フリーキャッシュフロー 14億4100万円
2位モーニングスター <4765> [終値373円]投信商品の評価 13億4400万円
3位ミライアル <4238> [終値1024円]シリコンウエハーの容器製造 12億1300万円
4位日進工具 <6157> [終値2365円]切削工具の製造販売 11億7700万円
5位ランドビジネス <8944> [終値547円]不動産販売 11億3900万円
・7-9月期の日本の成長率が2四半期ぶりにマイナスとなるとの見通し強まっている。
日本経済新聞社が民間調査会社16社のエコノミスト調査、7-9月期国内総生産(GDP)予測の平均値で年率1.0%減。
相次いだ自然災害が生産や消費を冷やした。
減速は一時的との見方が多いが、米中貿易戦争の激化など景気のリスクは強まっている。
16社の予想幅は年率0.03%減から2.1%減と全社マイナス成長予想。
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・政府は5日、韓国の元徴用工巡る訴訟で韓国最高裁が日本企業に賠償命じる確定判定出した問題で、
韓国政府が賠償金の肩代わりを行う立法措置を取らない限り、国際司法裁判所(ICJ)に提訴する方針に。
・週明け5日の東京株式市場は、米中間選挙や米中貿易摩擦の動向見極めたいと様子見姿勢広がる中、利益確定売りが優勢。
日経平均株価は大幅下落、終値前週末比344円67銭安の2万1898円99銭。
東証株価指数(TOPIX)は18.37ポイント安の1640.39。出来高約14億8900万株に。
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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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立会外分売
メンバーズ <2130> [終値1248円]11/14-19 51万3100株
TOB(公開市場買い付け)
北川工業 <6896> [終値1507円]買い手日東工業 買い付け価格 3943円 期間 11/6~12/26
オリジナル設計 <4642> [終値939円]買い手東京スペック 買い付け価格 850円 期間 11/6~12/4
オリジナル設計 <4642> [終値939円]買い手自社 買い付け価格 1000円 期間 12/6~2019年1/24
新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
2018/11/6 アクセスグループ・HD 7042 JQS 公開株数 460,000 公開価格 1,340円 引受証券 大和他 注目度 B
事業内容:販促ツール制作および発送関連を中心とした広告プロモーション事業、
新卒・若年者および外国人留学生向け採用広報事業、
大学・専門・中高の学生・生徒募集および外国人留学生向け学校広報事業
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、まちまちも引けにかけて上昇、下げ幅縮小した。
アップルが一時4%超下落し、ナスダック・ハイテク指数を押し下げ。
金融セクターが決算好感して上昇。エネルギーセクターも上昇。
アップル(-2.84%)グーグル(-1.67%)フェイスブック(-1.11%)アリババ(-2.00%)エヌビディア(-1.47%)
ネットフリックス(+2.05%)アマゾン・ドット・コム(-2.27%)バイオジェン(+1.42%)バークシャー(+4.68%)
ラッセル2000(-0.03%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.08%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-0.05%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約70.7億株、過去20日間平均約87.6億株を下回る。
欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数(-0.09%)、イタリア(MIB)株価指数(-0.56%)とともに下落。
5日の東京株式市場で日経平均(-1.55%)は2日ぶり反落。
東証株価指数(TOPIX)(-1.11%)も2日ぶり反落。
東証マザーズ(+1.66%)、日経ジャスダック平均(+0.08%)は2日続伸、東証2部(-0.31%)は2日ぶり反落で終了。
米中貿易摩擦緩和へと週末挙げた分(300円超)を吐き出して、そのあたりに終日推移。
中小型材料株の一部が、幕間つなぎ的にも物色されたようなところ。
東証1部出来高は14億8991万株、売買代金は2兆6280億円。
東証1部騰落数は値上がり656(31%)銘柄、値下がり1,372(64%)銘柄、変わらず83(3%)銘柄に。
業種別ランキングでは2業種上昇、31業種下落に。
値上がり上位は、空運、建設。
値下がり上位は、石油石炭、その他製品、卸売業、化学、その他金融、ガラス土石、倉庫運輸、・・・
東証1部値上がり上位は、アカツキ <3932> [現在5150円 +695円]ユーシン精機 <6482> [現在1235円 +136円]
アイエスビー <9702> [現在2595円 +265円]ガンホー <3765> [現在249円 +25円]
値下がり上位は、あらた <2733> [現在4410円 -740円]アシックス <7936> [現在1453円 -235円]
JCU <4975> [現在2249円 -361円]ホシデン <6804> [現在955円 -146円]
3メガバンク三菱UFJ <8306> [現在673.7円 -6.0円]みずほ <8411> [現在194.1円 -0.6円]
三井住友 <8316> [現在4407円 -15円]
『相場の福の神』財産ネットの藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
ヤマシンフィルタ <6240> [終値819円]が載っておりました。
株価倍返し期待 特効薬のようなお宝銘柄
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続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
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本日はソフトバンクグループ <9984> [終値8747円]に注目が集まりそうです。
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