NISAの日

2019年2月13日（水）晴れ　NISAの日

・自動運転に不可欠な地図データ基盤の構築で日本企業が手を組む。
トヨタ　<7203> ［終値6605円］ホンダ　<7267> ［終値2950.0円］などの出資企業、
ダイナミックマップ基盤（DMP　東京・港）が、米ゼネラルモーター（GM）系の企業アシャーを200億円弱で買収。
トヨタやGMが高精度な地図データを共有できる体制築く。
先行する米グーグルや政府主導で開発を進める中国勢に対抗するには、付加価値の高い技術・サービス分野に経営資源集中。
データ技術巡る攻防が自動車産業を新たな提携に動かす。

・日産自　<7201> ［終値931.4円］12日、2019年3月期連結営業利益が前期比22％減、4500億円になると発表。
従来予想900億円下回る3期連続の営業減益。世界販売の失速と共に値引き頼りの拡大路線の限界が浮き彫りになった。

・KDDI　<9433> ［終値2671.0円］総合金融グループの展開に本腰。
12日にインターネット証券大手、カブドットコム証券　<8703> ［終値529円］への出資を正式発表。
併せて傘下に銀行から決済、保険、資産運用まで束ねる包括的な金融持ち株会社の設立発表。
カブコム株へTOB（株式公開買い付け）実施、最大914億円出資。出資比率は49％で1株当たりの買い付け価格は559円。
TOB成立後はカブコムは上場廃止に。

・東電　<9501> ［終値668円］福島第1発電所の廃炉が大きなヤマ場。
廃炉で最大の難関となる溶融燃料（デブリ）の取り出しに向けた作業が本格化する。
廃炉費用は全額、東電HDが稼ぐ利益から返す必要がある。

・米連邦政府の「つなぎ予算」切れが15日に迫り、争点の「国境の壁」を巡る攻防が激しくなってきた。
政府閉鎖の再発回避へ与野党指導部は新予算の暫定案に基本合意したが、
トランプ米大統領は11日の支持者集会で改めて壁の建設求める強硬姿勢示す。

・経済産業省、全国の自治体が運営する上水道の情報を一元管理する仕組みをつくる。
上水道は老朽化が進み、人口減少で維持が難しい地域も多い。
広域連携といった再編促し、料金上昇などで利用者の負担が増えないようにする。

・政府12日、幼児教育・保育を無償化する子ども・子育て支援法改正案を閣議決定。
3～5歳児は原則として全世帯、0～2歳児は低所得世帯が対象、計約300万人が恩恵受ける見通し。

・米金融大手モルガン・スタンレーは11日、企業向けに株式報酬プランの管理サービス手掛ける
カナダ、ソリアム・キャピタルを買収。買収総額は9億ドル（約990億円）。

・金融庁12日、積み立て型の少額投資非課税制度（つみたてNISA）の口座開設数が初の100万口座を越えたと発表。
20代など若年層の新規開設が目立ち、2018年1月の制度開始から1年で個人投資家のすそ野が広がりつつある。
日本の家計金融資産は1800兆円に達し、うち半分は現預金が占めている。
株式や投信の保有割合は19％にとどまり、米国（50％）や英国（42％）を大幅に下回るのが現状。

・アパートやマンションといった投資用不動産の取得資金を対象にした個人向け融資の退潮が鮮明に。
日銀　<8301> ［終値35000円］によれば、2018年の新規融資額は前年比で16％減、2兆8348億円。
09年に調査始めてから最大の減少率に。
不正融資が横行したスルガ銀　<8358> ［終値457円］問題で他の銀行も慎重な姿勢に転じた。

・イラン国内の政治や経済を反米の保守強硬派が主導する構図が鮮明に。
米国の経済制裁復活が市民生活を直撃し、穏健派の影響力が低下、
一方既得権益握る強硬派は閉じられた経済の中で利益基盤を再び固めつつある。
トランプ米政権の意図とは逆に、イラン外交も対立的な路線に一段と傾斜する恐れもある。

・フランスで長引く反政権運動「黄色いベスト」が欧州が揺るがし始めた。
2019年の実質成長率の予想は相次ぎ引き下げられた。
デモの影響は国境を越え、広がりを見せている。

・石油輸出国機構（OPEC）が12日発表、1月の産油量は前月比2.5％（日量79万バレル）少ない日量3080万バレル。
価格引き下げのため増産を求めているトランプ米大統領の批判を招く可能性がある。

・英メイ首相は12日、英議会で演説し、欧州連合（EU）との離脱協定案の修正に向けて、EUと今月末まで協議続ける方針表明。
ただEU側は協定案の再交渉を否定、打開の道筋は見えていない。
議員からはは「離脱の延期」などを求める声が再び強まりそうな情勢。

・日産自　<7201> ［終値931.4円］12日、2018年4－12月期決算は拡大路線のツケが表面化。
日産は元会長のカルロス・ゴーン被告のもと日仏連合で世界販売1千万台の大台めざし、
販売台数を優先する拡販路線を敷いた。
ただ急拡大で兵站（たん）は伸び切り、収益力は伴わなかった。

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2018年週末の【銘柄研究】検証（2018年12/24）
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・楽天　<4755> ［終値816円］12日、2018年12月期連結決算売上高前期比16.6％増の1兆1014億円と、初めて1兆円の大台突破。
設立から20年余りで大台到達。18ねｎ最終利益は28.7％増、1422億円と過去最高。

・トランプ米大統領は11日、人工知能（AI）の開発強化を連邦政府に命じる大統領令に署名。
AIに重点投資し、官民によるデータ共有も後押しして、国家主導で研究開発を急ぐ中国に対抗。

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2018年週末の【銘柄研究】検証（2018年12/24）
3カ月間で50％超上昇銘柄18.4％
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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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第三者割当

メドレックス　<4586> ［終値445円］18万株に変更（当初17万株）545円に変更（当初561円）

TOYO TIRE　<5105> ［終値1479円］2/12　割当先　三菱商事

新川　<6274> ［終値373円］2617万8100株　382円　6/24-12/31　割当先　ヤマハ発

株式分割

システムサポート　<4396> ［終値2147円］3/31 　1株→2株

東和薬品　<4553> ［終値8110円］3/31 　1株→3株

自己株処分

北野建設　<1866> ［終値3180円］80万株　10円　処分日3/11

立会外分売

ヤギ　<7460> ［終値1544円］2/13　1514円　4万5000株

日伝　<9902> ［終値1560円］2/19-22　20万株

公募・売り出し価格

日本再生可能エネルギーインフラ投資法人　<9283> ［終値96300円］9万2929円　申込み2/13-14　払込日2/19

TOB（公開市場買い付け）

アピックヤマダ　<6300> ［終値458円］買い手新川　買い付け価格　570円　期間未定

カブドットコム証券　<8703> ［終値529円］買い手LDF合同会社　買い付け価格　559円　期間未定

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、上昇。
政府機関の再閉鎖回避で与野党が原則合意、米中通商協議の進展を期待する見方が相場を支援。

アップル（+0.86%）グーグル（+2.41%）フェイスブック（-0.45%）アリババ（+0.75%）エヌビディア（+3.22%）
ネットフリックス（+4.12%）アマゾン・ドット・コム（+2.95%）バイオジェン（+0.81%）バークシャー（+1.53%）
ラッセル2000（+1.27%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.48%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（+1.01%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約70.9億株、過去20日間平均約74.5億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は2営業日続伸。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（0.08％）、イタリア（MIB）株価指数（+1.12％）と上昇。

12日の東京株式市場で日経平均（+2.61％）は3日ぶり反発。
東証株価指数（TOPIX）（+2.16％）も4日ぶり反発。
週末の大幅下落を週明け1日でまるまる取り換えした格好。
上げ幅（531円高）は今年最大。
米政府機関の再閉鎖が回避されるとの見方と米中貿易協議の進展期待が相場を押し上げ。
海外ヘッジファンドなど短期投資家の買い戻しが活発に。
2万1000円を視野に、抜けそうな雰囲気になってきました。

東証マザーズ（+0.98％）、日経ジャスダック平均（+0.78％）は3日ぶり反発、東証2部（-1.48％）は3日続落で終了。

東証1部出来高は14億6075万株、売買代金は2兆7657億円。
東証1部騰落数は値上がり1,791(84％)銘柄、値下がり301(14％)銘柄、変わらず35(1％)銘柄に。

業種別ランキングでは31業種上昇、2業種下落に。
値上がり上位は、繊維、機械、倉庫運輸、電気機器、医薬品、輸送用機器、ガラス土石、化学、保険・・・
値下がり上位は、石油石炭、不動産。

東証1部値上がり上位は、太陽誘電　<6976> ［現在2380円　+400円］ゴールドウイン　<8111> ［現在12710円　+2100円］
日本アクア　<1429> ［現在499円　+78円］ノーリツ鋼機　<7744> ［現在2140円　+325円］

値下がり上位は、レオパレス21　<8848> ［現在335円　-80円］アイスタイル　<3660> ［現在630円　-150円］
オプトHD　<2389> ［現在1736円　-267円］ASB機械　<6284> ［現在3310円　-445円］

NISAの日はここで買った場合の3カ月後、6カ月後は好パフォーマンスになっています。
明日のバレンタインデーは株高の特異日でもあります。

続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
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岡本昌巳氏　東京・新春の陣　2019　(東京・八重洲4Ｆ）

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