ジョンソン前外相新党首

2019年7月24日（水）くもり　水星逆行（7/8～8/1）

 

・英与党保守党23日、メイ首相の後任選ぶ党首選でジョンソン前外相を新党首に選んだ。
ジョンソン氏は演説で欧州連合（EU）からの離脱（ブレグジット）を「10月31日に実現する」と改めて明言。
ただEUとの再協議の見通しは立たず、経済に混乱もたらす「合意なき離脱」のリスクが高まっている。
ジョンソン氏は離脱前の総選挙や再国民投票には強く反発し、「EUが協定案をまったく変えないなら、合意なしでEUを出るしかない」と訴える。

・2020年東京五輪の開幕まで24日であと1年となる。
首都での五輪は1964年以来56年ぶり。競技会場の整備はほぼ予定通り9割程度まで進み、チケットの販売も始まった。

・日本の原子力発電所がテロ対策に手間取り、運転が危ぶまれている。
再稼働審査する新規制基準は、緊急時に備える施設の建設を電力各社に義務付け。
だが、九州電力　<9508> ［終値1021円］関西電力　<9503> ［終値1248.0円］四国電力　<9507> ［終値960円］の10基が軒並み建設遅れ公表。
原子力規制委員会は6月、完成期限を超えた時点で運転停止と断じた。

・世界貿易機関（WTO）の一般理事会が23日、スイス・ジュネーブで始まり、日本と韓国が半導体材料の対輸出規制巡って議論する。
WTOのルール違反に当たるかをめぐる議論は平行線に終わる見通し。
「安全保障上の適切な措置だ」とする日本の主張が認められるかが焦点。

・トランプ米大統領と与野党の議会指導部は22日、
連邦政府の債務上限の引き上げと、2年間で歳出を3200億ドル（約34兆円）増やす予算の大枠で合意。
米国債の債務不履行（デフォルト）や「財政の崖」による目先の混乱は回避したが、新規国債の大増発は避けられない。
財政赤字が1兆ドルを突破するのも確実で、金融資本市場に歪みもたらす可能性も。

・ロシアと韓国の複数の軍用機が23日、島根県の竹島（韓国名・独島）周辺の上空に相次ぎ侵入。
韓国軍はロシア機が「領空」侵犯したとして360発の警告射撃し、ロシア政府に再発防止求めた。
日本は航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させ、韓ロ両政府にそれぞれ抗議。
中ロが亀裂深める日韓とその同盟国である米国の反応を試したとの見方も。

・国際通貨基金（IMF）23日改定した世界経済見通し（WEO）で、2019年の成長率予測を3.2％に引き下げ。
米中などの通商摩擦の影響で、世界の貿易量を前回予測に比べ0.9ポイントも下方修正したことが響いた。
世界の成長率は20年には3.5％に回復すると見込むが、IMFは「この予測は心もとない。貿易政策の解決が前提」と指摘。

・国際通貨基金（IMF）成長率予測（7/23改定　単位％）
世界全体　2019年　3.2（4月時点予測比▲0.1）20年　3.5％（▲0.1）
日本　0.9（▲0.1）0.4（▲0.1）米国　2.6（0.3）1.9（0.0）ユーロ圏　1.3（0.0）1.6（0.1）
中国　6.2（▲0.1）6.0（▲0.1）ブラジル　0.8（▲1.3）2.4（▲0.1）ロシア　1.2（▲0.4）1.9（0.2）
世界貿易　2.5（▲0.9）3.7（▲0.2）

・政府23日まとめた7月の月例経済報告で、国内景気について「緩やかに回復している」との総括判断を維持。
中国経済の減速の影響が大きい業種では弱い動きが続いた。
米中貿易摩擦や英国の欧州連合（EU）離脱交渉など世界経済の不透明感が拭えないなか、判断の上方修正には至らなかった。

・経済産業省、電動・自動で垂直に離着陸して移動する「空飛ぶクルマ」や、次世代航空機向けの電池の国際的な共同開発を支援。
今年から米ボーイングとGSユアサ　<6674> ［終値2051円］が軽量で高圧に耐えられる新型電池を研究し、早期の実用化目指す。
経産省は国費を投じ、開発を後押しする。

・日銀　<8301> ［終値35150円］29～30日に金融政策決定会合開く。
利下げが確実視される米連邦公開市場員会（FOMC）の直前のため、
静観した後で日米金利差が縮小し、為替相場が円高に振れるリスクを警戒する。
政策金利の先行き指針（フォワードガイダンス　FG）の想定期間を延ばし、緩和姿勢を演出するとの観測もある。

・スマートフォンで決済するサービスで、第三者に不正利用されたときの補償対応が割れている。
主要10サービスの利用規約調べたところ、
補償の明記があったのは、LINEペイ　<3938> ［終値3105円］とみずほ銀　<8411> ［終値158.0円］のJコインペイだけ。
PayPayや楽天ペイ　<> ［終値1132円］など8サービスは明記なし。
対象はペイペイ、LINEペイ、楽天ペイ、メルペイ、d払い、auペイ、オリガミペイ、ファミペイ、セブンペイ、Jコインペイの主要10サービス。
不正があっても支払の責任は利用者が追うとしているのは、d払いとメルペイ。

ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
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2019年週末の【銘柄研究】検証（2019年7/12）
パフォーマンス30％以上上昇は11.1％
http://www.koronoasa.com/?p=46566

・ヤフー　<4689> ［終値327円］が子会社の通販販売大手アスクル　<2678> ［終値2714円］の岩田彰一郎社長の退任求めている問題で、
アスクル社外取締役などで構成する「独立委員会」は23日、ヤフーを「上場会社のガバナンス（企業統治）を無視している」と批判。
岩田氏の社長続投支持する意向表明。

・米アップル、半導体大手インテルからスマートフォン向けの通信用半導体事業を買収する協議進む。
買収額は10億ドル（約1000億円）程度で、来週にも合意する可能性があると。

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7/27（土） 【コロ朝セミナー】特別講演会　櫻井英明氏独演会（東京・日本橋室町）
https://www.directform.info/form/f.do?id=4803

2019年週末の【銘柄研究】検証（2019年7/12）
パフォーマンス10％以上上昇は48.1％
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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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立会外分売

テノ・HD　<7037> ［終値957円］7/24　934円　22万5000株

公募・売り出し価格

ツクルバ　<2978> ［IPO］2050円

PKSHA Technology　<3993> ［終値6080円］5897円　申込み7/24-25　払込日7/30

日本再生可能エネルギーインフラ投資法人　<9283> ［終値100300円］9万4672円　申込み7/24-25

新規公開株

銘柄  コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　　主幹事証券　注目度

2019/7/24 ビーアンドピー 7804  マザーズ 公開株数 690,000 公開価格 2,000円 引受証券 いちよし他 注目度 B
事業内容：業務用インクジェットプリンターを使用した販売促進用の広告制作、インテリアなどの生活資材・製品制作
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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、続伸。
ダウ工業株30種平均は前日比177ドル29セント（0.7%）高の2万7349ドル19セントと15日に付けた過去最高値に10ドル弱まで迫った。
米主要企業が相次いで市場予想を上回る決算を発表、来週にも米中の貿易交渉が進展するとの期待が午後からの相場押上げへ。

米長期金利が上昇（債券価格は下落）し、利ざやの縮小懸念が後退したのを受け金融株が買われた。

トランプ大統領が22日、今後2年間の連邦政府の歳出と債務の大枠について与野党で合意したと発表。
歳出の急減や米国債のデフォルト（債務不履行）など、市場に混乱をもたらすリスクが回避されるとの観測も買い安心感に。

アップル（+0.78%）グーグル（+0.78%）フェイスブック（+0.02%）アリババ（+2.35%）エヌビディア（+2.53%）
ネットフリックス（-1.07%）アマゾン・ドット・コム（+0.45%）バイオジェン（+4.90%）バークシャー（+0.79%）
ラッセル2000（+0.66%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.17%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約60億株、過去20日間平均約64億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数は続伸。
自動車や銀行株買われる。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（+1.01％）、イタリア（MIB）株価指数（+0.54％）と上昇。

23日の東京株式市場で日経平均（+0.95％）は2日ぶり反発。
東証株価指数（TOPIX）（+0.80％）も2日ぶり反発。

東証マザーズ（+0.29％）、日経ジャスダック平均（+0.32％）は2日ぶり反発、東証2部（+0.78％）は3日続伸で終了。

東証1部出来高は9億1951万株、売買代金は1兆6553億円。
東証1部騰落数は値上がり1,640(76％)銘柄、値下がり422(19％)銘柄、変わらず88(4％)銘柄に。

業種別ランキングでは31業種上昇、2業種下落に。
値上がり上位は、海運業、繊維製品、石油石炭製品、鉱業、金属製品、電気機器、ｶﾞﾗｽ土石製品、倉庫運輸関連、・・・
値下がり上位は、証券商品先物、電気・ガス業。

東証1部値上がり上位は、ローツェ　<6323> ［現在2596円　+218円］UMCエレク　<6615> ［現在1397円　+96円］
デサント　<8114> ［現在1716円　+116円］ライク　<2462> ［現在1679円　+111円］

値下がり上位は、三桜工　<6584> ［現在534円　+35円］OBC　<4733> ［現在4530円　-270円］
ネットマーケティング　<6175> ［現在568円　-20円］enish　<3667> ［現在599円　-21円］

三菱UFJ　<8306> ［現在527.2円　+2.3円］みずほ　<8411> ［現在158.0円　-0.5円］三井住友　<8316> ［現在3848円　+4円］

半導体や電子部品株が堅調。
新興市場も反発も、力強さは欠いてるようなところも・・・

経済産業省、電動・自動で垂直に離着陸して移動する「空飛ぶクルマ」や、次世代航空機向けの電池の国際的な共同開発を支援。
今年から米ボーイングとGSユアサ　<6674> ［終値2051円］が軽量で高圧に耐えられる新型電池を研究し、早期の実用化目指す。
経産省は国費を投じ、開発を後押しする。

続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
http://www.koronoasa.com/info/

7/27（土） 【コロ朝セミナー】特別講演会　櫻井英明氏独演会（東京・日本橋室町）
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今週、フェイスブック24日、アマゾン・ドット・コム、アルファベットが25日に決算発表。

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【コロ朝セミナー】櫻井英明氏 独演会（東京・日本橋室町）

『株式透視論：ヒジュラ暦の新年（9/1）を見据えた個別銘柄群』

注目3銘柄バスケットのその後・・・

2019年7月27日（土）開催　14：30～16：50（開場14：10）

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櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。

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【コロ朝セミナー】8月特別篇　藤本誠之氏登壇（東京・茅場町）

2019年8月3日（土）開催14:20～16：50（開場　14：10）

ハロー貸会議室茅場町駅前　3階　相場の福の神参上

2019年8月の相場展望と有望注目銘柄と戦い方

ダウンロード（料金後払い）でもご覧いただけます。

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ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好氏独演会（東京・日本橋室町）

2019年8月10日（土）開催  14:30～16：50（開場　14：10）

世界経済・市場展望～

2019年後半の株式市場の展開は・・・

ダウンロード（料金後払い）でもご覧いただけます。

お申し込み・詳細は⇒　https://www.directform.info/form/f.do?id=4819
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岡本昌巳氏VS大魔神氏　大阪・夏の陣　2019　（大阪・新大阪）

2019年8月24日（土）14：10～15：50開催（開場　14：00）

『２０数年連続！？　８月に開催　日本で最も長く続いている大阪株式セミナー』

「秋相場、みんなで宝物を掘り出すぞ」

ビデオ・ダウンロード（後払い可能）でもいただけます。

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坂本慎太郎（Bコミ）氏　独演会　（東京・日本橋室町）

2019年8月31日（土）14:20～15：50開催（開場14：10）　定期セミナー

『2019年後半の市場動向、決算発表から読みとれること&個別材料株特集』

ダウンロードでも（料金後払い）ご覧いただけます

お申込み・詳細⇒　https://www.directform.info/form/f.do?id=4824
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