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金利消滅、それでも稼ぐ


2019年11月4日(日)晴れ

・金利消滅、それでも稼ぐ。外債・REIT・金・・・ 今狙うのは
10/30、米連邦準備理事会(FRB)は今年3回目となる利下げを決定した。
パウエル議長は「金融政策は程よい位置にある」と利下げの当面休止を示唆したが、
「経済見通しには不確実性が残る」として緩和路線を続ける考えも示した。
基軸通貨ドルの低金利は世界に波及。
主要36カ国の10年債は、1年前に日本だけだったマイナス利回りが10カ国に増えて約4分の1に達した。
低金利は経済全体にはプラス。借り入れ負担が小さくなれば、企業活動が活発になることが期待できる。
ただ「リスクの小さい投資で安定した利回りを得たい」と考える投資家にとっては、じりじりと選択肢が狭まる消耗戦の様相も。

・金利消滅、それでも稼ぐ。外債・REIT・金・・・ 今狙うのは
米10年もの国債利回りが足元で、1.7%台と、1年で半分近くに低下。利回りのある投資先は流動性の低い商品ばかりに。
「日ごろの事業分析などで知見のある国内株の方がリスク管理しやすい」との声も。
世界最大規模の投資家、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も対応。
10月、為替の影響を回避するヘッジ取引をl組み合わせた外債の投資枠を実質的に増やすことを発表。
海外短期金利に連動するヘッジコストが低下し、ヘッジ付き外債の投資妙味は増している。

・金利消滅、それでも稼ぐ。外債・REIT・金・・・ 今狙うのは
「もはや株、債券といった伝統的な資産だけでは運用が成り立たない」との声も。
投資候補は未上場株やインフラファンドなど幅広い。
不動産投資信託(REIT)にも資金流入が加速。東証REIT指数は約12年ぶりの高値圏。
金を組み入れた上場投資信託(ETF)の上昇率は昨年末から約15%に達する。

・金利消滅、それでも稼ぐ。外債・REIT・金・・・ 今狙うのは
個人もプロモ利回り(イールド)を求めるハンター(狩人)となって有望な投資先の発掘に動く。
ただイールドハンターの過度なリスクテイクは市場全体の火種になるうる。
2008年の金融危機は、利回りや収益を求める投資家が流動性の低く元本既存の恐れのある証券化商品に殺到したことが主因。
現在、信用力の低い企業への融資をまとめたCLO(ローン担保証券)と呼ばれる証券化商品の残高は多く、
債務不履行(デフォルト)懸念くすぶる。

・金利消滅、それでも稼ぐ。利回り選考へ動くマネー
世界が金融緩和にかじを切る中、安全で着実に利回りを得る投資先は姿を消しつつある。
投資のプロはどう動くのか。
イールドハンターの戦略を基に、低金利下の運用術を探る。

・金利消滅、それでも稼ぐ。利回り選考へ動くマネー
債券、利回り求める攻防。広がる社債市場、新興国債も選択肢に。
ハイイールド債、信用リスクが高く。
超低金利環境で利回りを渇望する投資家のせめぎ合いが続きそう。

・金利消滅、それでも稼ぐ。利回り選考へ動くマネー
外貨建て資産に個人投資家の資金流入。
MMF(マネー・マーケット・ファンド)や外国為替証拠金(FX)取引でも利回り選考。
新興国通貨は先進国通貨に比べて為替リスクが高い。
中東情勢の緊迫といった地政学リスクも為替を左右するため目配りが必要。

・金利消滅、それでも稼ぐ。利回り選考へ動くマネー
不動産投資信託(REIT)、資金流入で年初来高値更新。
「消去法の買い」が相場を支え続けている。

・金利消滅、それでも稼ぐ。利回り選考へ動くマネー
株式、「債券代替」銘柄でリスク抑制
低変動・高配当に注目。日経平均株価が年初来高値を更新するなど、
投資家のリスクオン姿勢が目立つ中、いまだ米中貿易摩擦への懸念が消えない。
不透明感が払しょくされない限り、低変動・高配当利回り銘柄に資金流入する傾向は続きそう。

・金利消滅、それでも稼ぐ。利回り選考へ動くマネー
オルタナティブ、伝統資産と相関低く。
利回りを求めるマネーは株や債券といった伝統的ではない代替(オルタナティブ)資産にも向かう。
大手生命保険各社はプライベート・エクティ(未公開株、PE)投資や海外インフラファンドに触手を伸ばす。
個人投資家も投資できるヘッジファンド戦略型の投信も足元で資金流入が続く。
オルタナティブ資産には美術品なども含まれ定義は幅広い。
共通するのは「伝統的資産とは価格の相関が低く、低金利環境で新たな収益源になりうる」こと。
オルタナティブ資産としては金もその一種。

・金利消滅、それでも稼ぐ。
イールドハンティング時代、リスクの芽はどこに。
証券化商品、年金などにも拡大。
投資家が様々な利回り商品に殺到して金利低下(債券価格上昇)が進む今の状況は、債券バブルとも呼ばれる。
この状況が逆回転し、金利が上昇に転じることが潜在的なリスク。
現在、世界の民間債務残高は史上最高水準に達している。
金利上昇によって、社債の債務不履行(デフォルト)が拡大する可能性もある。
テールリスクとして留意したいのは「投資家が利回り商品に殺到する結果、市場でひずみが起きていないかどうか」。
振り返れば、2008年9月のリーマン・ショックに端を発した世界金融危機は、
流動性の低い証券化商品が値崩れし、保有していた金融機関の信用を毀損した。
今世界で懸念されるのは、こうした証券化商品が銀行・証券といった金融機関ではなく、運用会社や年金といった主体に保有されていること。
「バブルや危機は形を変えてやってくる」。
日銀 <8301> [終値32750円]10/24に公表した金融システムリポートで、
格付けの低い企業向け融資まとめて証券化したローン担保証券(CLO)を分析。
国内大手金融機関のCLOの投資残高は2018年度末に12兆7160億円と3年前の2.5倍に拡大、世界のCLO市場に占める割合は約15%に達したという。

・金利消滅、それでも稼ぐ。
イールドハンティング時代、リスクの芽はどこに。
では個人はどうすればいいか。
少しでも利回りの高い債券や投資信託などのほかに、新たな運用術もある。
例えば企業が提供するポイントサービス。
楽天 <4755> [終値1024円]グループで買い物や積み立て投資を継続すれば、ポイントだけで数%の事実上の利回りを得ることが可能に。
ふるさと納税やキャッシュレス還元など、お得な制度を幅広く視野に入れることも欠かせない。

・米国が堅調に推移。
ダウ工業株30種平均は1日に2万7347ドルをつけ、7月につけた史上最高値(2万7359ドル)が目前に迫った。
相場の騰勢は米中貿易協議が前進するとの期待とともに、米景気への楽観論が強まっているため。
金融緩和への「依存」は薄れ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げは10月で打ち止めとなるとの見方が広がってきた。
株式市場は雇用統計に好反応。ダウ平均は前日比100ドルほど高い水準で始まった後、じりじりと上昇、終値は301ドル高とこの日の高値圏で終了。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・国内企業の4-9月期決算発表の前半戦が終了。
先週はファナック <6954> [終値21185円]が2020年3月期通期の業績予想を下方修正するなど、
中国関連企業で見通しを引き下げる動きが相次ぐ。
中国の景気減速の悪影響が広がっていて、発表後の株価も総じてさえない。
ただ、同様に下方修正した企業でも、半導体や電子部品などは業績の底入れ期待から、その後の株価が堅調なケースも多い。
日経平均株価は10/29、取引時間中として約1年ぶりに2万3000円台に上昇した。
今週の株式相場も国内企業業績の動向に左右される展開が続きそう。

・日立 <6501> [終値4104円]自動車部品事業の再編に、投資家が懐疑的。
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・海運大手のアキレスけんが改めて浮き彫りになった。
日本郵船 <9101> [終値1986円]など大手3社が10/31に2019年4-9月期の連結決算は、3社とも大幅増益か黒字転換。
20年通期も3社とも増益か黒字転換で着地する見込み。
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・キヤノン <7751> [終値2961.0円]業績悪化に歯止めかからず。
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・MARKETS STOCK 出遅れた景気敏感株に見直し買い 銀行株も下げ渋り。
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・MARKETS FOREX 英ポンド高、持続力に疑問符。
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・MARKETS COMMODITY パラジウム、上昇続く。
自動車触媒に使われる貴金属パラジウムの価格が上昇続けている。
前週は上場来高値を更新した。
中国や欧州の排ガス規制強化で使用量が増えるとの観測が背景。
2台需要国である米中の貿易協議が進展するとの期待感も、慢性的な供給不足が続くパラジウムの価格を押し上げているよう。

・MARKETS 仮想通貨
インターネット上の暗号資産(仮想通貨)ビットコインが相場水準を切り上げている。
情報サイトコインディスクによるとドル建て価格は日本時間1日時点で1ビットコイン=9100ドル程度と、
10/25時点(7400ドル程度)を大きく上回る。
中国習近平国家主席が、仮想通貨の基幹技術であるブロックチェーンの推進に前向きな考えを示したと伝わり、一時1万ドル超に急伸。

・10/25の米株市場での「不気味な」取引が話題に。
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・ランキング:企業経営におけるESG(環境・社会・企業統治)の視点の重要性が増す。
大きな成長が見込めそうなESG銘柄。2017年7/3と19年11/1終値比較と落率の高い順ランキング。
1位アドバンテスト <6857> [終値5130円]株価騰落率 173.2% FTSEのESGスコア 3.4
2位第一三共 <4568> [終値6861円]162.9% 3.9
3位資生堂 <4911> [終値8907円]123.2% 3.7 6工場で廃棄物ほぼゼロ
4位中外製薬 <4519> [終値9147円]117.8% 3.4 エネルギー消費、3割削減目標
6位OLC <4661> [終値15890円]108.9% 3.4 紙ストローなど脱プラ強化

・世界株式番付:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち20指数が上昇。

上位1位南アフリカ週間騰落率3.21% 2位インド2.83% 3位ロシア2.41% 4位ベトナム1.91% 7位米国1.44% 19位日本0.22% 20位中国0.11%
下位25位トルコ▲1.75% 24位オーストラリア▲0.90% 23位インドネシア▲0.72% 22位英国▲0.30% 21位タイ▲0.05%

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