
銘柄研究・日本コークス(3315)
- 2011年06月19日
- 株式投資・経済ニュース全般
米国株式市場もダウ工業株30種平均とS&P500種指数が7週間ぶりに上昇もナスダック総合指数は5週間連続下落となっております。
ギリシャの財政問題に対する懸念と米国の経済指標の悪化、今週はそれでも改善する指標も少し見られてきています。
そして量的緩和第二弾(QE2)の6月末終了でその先はどうなるのという漠然とした不安が投資家心理の冷え込みの一因となっています。
それにつられて東京市場はさえない動き。
菅直人首相の驚異的な粘りもあって週末の通常取引後日経平均先物は9300円台を割り込んでいます。
ただ下値を叩くほどの売り方もなかなか出来ないような状況ではあるようです。
4-6月期の業績は確かに落ち込みますが、7-9月期はなんとか戻し気味、10-12月期はかなり回復、1-3月期も期待できそうな状況です。
下半期×2プラスαが来期業績となるなら下がれば買っておこうという投資家が多くなってきても何ら不思議がないところです。
もっとも6月一杯はもみあいとの見方が大勢を占めていますが・・・
本日は(3315)日本コークス工業に注目してみます。
旧三井鉱山(三井三池)で石炭、コークス大手。
三菱重工が次世代石炭火力発電「石炭ガス複合発電(IGCC)」に取り組み、世界的にも広がる動き。
従来型石炭焚き火力に比べて発電効率が20%(相対値)と飛躍的に向上する次世代の火力発電システムとなっており、福島第1原子力発電所の事故で太陽光発電や液化天然ガス(LNG)の利用が増える見通しだも、資源量が最も豊富な石炭の利用技術であり、従来の石炭火力では利用が困難な灰融点の低い石炭に適合するため、わが国全体の利用炭種の拡大が可能となります。
また「第2の創業」と意気込む電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池の素材事業を強化するところも期待できそうです。
お知らせ
株式セミナー『さあ、新しい日本づくりが始まります!』
7月9日(土)15:15〜16:45
講師:岡本昌巳氏
東京・高田馬場鮨源ビル6階
終了後岡本先生を囲んでの懇親会も開催。
予定時間として17:10〜19:00ごろです
早割特典ございます。
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