
「金」史上初1600ドル台に
- 2011年07月19日
- 株式投資・経済ニュース全般
2011年7月19日(火)台風6号 7月最強クラス 西日本上陸も
・日本エネルギー不安覆う。「脱原発」政治の迷走も危機に拍車をかけている。安全と成長両立探る。
・個人投資家向けの社債発行が急回復。4月からの合計額約4500億円と昨年度(7800億円)の約6割に達する。
今年は個人向け5年国債が初めて満期を迎え、償還資金の取り込み狙う企業も多く。
・夏のボーナス平均支給額、前年夏比4.21%増。2年連続前年上回る。電機や自動車など輸出関連中心に前期の業績回復。
・世界の巨大金融機関30社程度を対象とした新しい規制の枠組みを決める。金融危機の連鎖回避へ各国当局が連携強める。
自己資本比率の上乗せ。日本では3メガ銀行が対象となる見通し。
・外国為替証拠金(FX)取引への規制、8月から一段と強化。投機性弱める狙いで証拠金倍率の上限今の半分25倍へ。
・18日のニューヨーク商品取引所、金先物相場10日続伸。史上初めて1トロイオンス1600ドル台乗せ。金への資金逃避続く。
・NY株式市場ダウ工業株30種平均大幅安。下げ幅一時180ドル超。欧米の債務問題への懸念背景に金融株中心に売り先行。
・米グーグル「日本で投資を加速する」との方針。
重点分野としてスマートフォン向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」と動画共有サイト「ユーチューブ」を挙げる。
・富士重工 <7270> [終値631円]
2015年度まで主力エンジンの生産能力現状の2.6倍82万基に増強。無段変速機(CTV)の生産能力も約2倍へ。
今後5年間の累計で総額約400億円投資する見通し。 (19日 日経新聞)
・大手小売各社、東日本大震災で被災した東北地方に新規出店や店舗改装など重点投資へ。
ミニストップ <9946> [終値1474円]震災前計画比で3倍、3年間で100店出店。
ファミリーマート <8028> [終値2976円]今年度当初計画比5倍85店計画。
ケーズHD <8282> [終値3975円]復興需要は今後2-3年続くとみて出店数4店へ。
ヤマダ電 <9831> [終値6880円]今年度小型店中心に15〜20店程度東北6県に出店する予定。
・津波で浸水する恐れのある宅地のかさ上げ事業、国庫負担で進める。事業費の9割以上子にが負担する方向。1000億円超に。
・タイの鉄鋼業界、大型M&A(買収・合併)相次ぐ。自動車や家電向けに品質の高い鉄の需要が伸びるタイが国際競争の舞台となる。
・米景気の先行きに不透明感強まる。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長議会証言で強い警戒心表明。
消費が勢い欠き、企業業績を支える海外需要にも変調懸念が背景。
年後半の景気回復力は消費に直結する雇用の動向がカギ握ることに。
・米株式市場で投資マネー再びリスク回避へ動く。
米シカゴ・オプション取引所算出する変動性指数(VIX)恐怖指数とも呼ばれ、
先週14日ほぼ3週間ぶりに不安心理の目安となる「20」上回る。
・ナブテスコ <6268> [終値2007円]建機用走行モーター製造する垂井工場(岐阜・垂井町)の生産能力3-4割引き上げ。
今後3年間で数十億円かけて実施。東日本大震災の復旧に使う建機向けモーター需要が7月に入り本格的に出始めたことに対応。
・パソナグループ <2168> [終値74300円]人材サービスで海外展開加速。新たに韓国、ブラジル、インドネシアに進出。
すでに事業手掛ける米国や中国、インドなどでも支店増やす。(18日 日経新聞)
・日本の製造業、円高・ウォン安背景に韓国の自動車、造船、電機大手に世界シェア奪われる。
「6重苦」円高や温暖化ガス削減、通商政策の出遅れ、重い税負担、製造業の雇用形態をめぐる税制強化そして電力不足。
・トヨタ <7203> [終値3330円]電子手形(電子債権)取引を導入。
約1000社の取引先に対して紙の手形など電子化、インターネットでやり取りするよう要請。
トヨタの導入により日本の電子手形市場は一気に2倍以上に拡大。
・政府2011年度第3次補正予算の編成のたたき台、復興基本方針作成に着手。
復興予算の見積もり難航、復旧・復興に必要な予算はまだ「10兆円超」というおおよその規模しか見えず。
・欧州銀行監督機構(EBA)金融機関の資産査定の結果公表も市場の不安感解消されず。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.41ドル台、対円で1ユーロ=112円近辺と前日とほぼ同じ水準で取引終了。
・欧州銀行90行に対する2年目の資産査定(ストレステスト)、
市場や経済の混乱に対する銀行の耐久性を前回上回り透明に示そうとしたが、
ギリシャなど周辺国の債務不安という根本問題が打開できず空回り感強い。
・オバマ大統領、与野党協議中の財政赤字削減と債務上限の引き上げについて「大型の包括案を決めるのは難しい」と語る。
・スマートフォン(高機能携帯電話) やタブレット端末が
コンパクトデジタルカメラや電子機器など他のデジタル機器市場を奪いつつある。(17日 日経新聞)
・スイス・ABBや米IBMなど海外スマートグリッド(次世代送電網)構築で実績持つ外資、日本市場に進出。
・ 家電量販店業績好調。
2011年4-6月期、ヤマダ電機 <9831> [終値6880円]ケーズHD <8282> [終値3975円]コジマ <7513> [終値564円]
そろって4-6月期として過去最高利益確保。
・菅直人首相の「退陣3案件」国会に出そろう。2次補正は自民・公明党賛成し22日成立見通し。
再生エネルギー特別措置法案は与野党で修正協議に入る。残る赤字国債発行法案も15日、約3ヵ月ぶりに審議再開。
・高額商品の販売が底入れしつつある。震災後の自粛ムード緩み、買い物手控えていた富裕層が動き始める。
・投信運輸会社の業績改善。大手10社の2011年3月期決算8社が前期比で経常増益、1社が黒字転換。
国内低金利続く中、米国の不動産投資信託(REIT)など高利回りの海外資産に投資する商品がヒット商品に。
国際投信「グローバル・ソブリン・オープン」成績悪化資金流出響き唯一減益に。
・中国版新幹線(北京・上海高速鉄道)4日間で3度走行中市。一斉点検へ。開業急ぎ準備不足との見方や手抜き工事疑う声も。
・世界の資源・エネルギー会社、米国などで非在来型の天然ガス(シェールガス)への投資加速。日本の商社も相次ぎ投資。
・世界主要各国の上半期(1-6月)の新車販売台数、新興国の失速鮮明に。
BRICs計1399万台と前年同期比9%増も伸び率前年上半期比37%増から大きく減少。
中国伸び率3%増(2010年上半期48%増)インド15%増(同39%増)
・6月の米鉱工業生産指数93.1と前月改定値比0.2%上昇。市場予測平均(0.2%増)と同じで3ヵ月ぶりプラス。
・6月の米消費者物価指数0.2%下落。
昨年6月以来(0.2%減)以来1年ぶりに下落に転じる。市場予測平均(0.1%下落)よりやや大きく。
・東電 <9501> [終値477円]16〜22日までの電力需給見通し、管内ピーク需要4910KW。
期間中供給予備率13〜20%確保。節電の動き浸透。
・KDDI <9433> [終値563000円]
8月末マイクロソフトのスマートフォン(高機能携帯電話)向け基本ソフト(OS)「ウインドウズ・フォン」採用新製品日本初発売。
・大日本住友薬 <4506> [終値791円]中国で新薬開発を加速。
中国での販売品目を2016年にも8製品に倍増。17年3月期の中国事業の売上高で11年3月期比2倍の120億円目指す。
・プロ向け市場「TOKYO AIM取引所」第一号メデオフォーム <4580> 基準値1200円も売り気配で900円でも初値つかず。
・ゴルフ会員権相場下落受け、個人が低価格の会員権を購入する動き。
100万円以下のゴルフ会員権6月成約件数前年同月比で3割増。値ごろ感と消費自粛ムード一巡。法人購入意欲は依然鈍い。(16日 日経新聞)
・なでしこジャパンの快挙「1兆円超の経済効果を生む」との試算も。海外の日本への注目が強まる。
・東南アジア諸国連合(ASEAN)の関連会合、19日ASEAN外相会議から本格的に始まる。
「南シナ海行動宣言」を「行動規範」に格上げ。中国は拒否し続け。
・政府、地熱発電に関し世界最大地熱資源量を持つインドネシアの地熱発電所向け550億円の長期低利融資の円借款供与する方針。
原発に代わる政府のインフラ輸出戦略の柱の一つに位置付け。
・スズキ <7269> [終値1827円]独フォルクスワーゲンとの間の資本業務提携見直しに言及。大型提携解消の可能性も。
放射性セシウム含む稲わらを肉牛に与えていた問題、出荷新たに505頭が汚染の疑い。(19日 産経新聞)
・オバマ大統領抜群の集金力誇るも人気面では共和党候補に遅れを取る「ねじれ現象」起きる。
・政府、関西電力 <9503> [終値1440円]管内利用者に対する10%超節電要請行う考え。
・地デジアンテナ工事、駆け込み依頼殺到。画面左下に表示されるカウントダウンスーパーの威力指摘。(18日 産経新聞)
・菅直人首相、9月下旬に米ニューヨークで開かれる国連総会への出席に強い意欲示す。
外交日程早めに固めることで8月退陣論封じる狙いも。
・関西電力 <9503> [終値1440円]福井大飯原発1号機、原子炉停止。関西地方の需給はさらに切迫する見通し。
・欧州連合(EU)域内21ヵ国主要90行のストレステスト(資産査定)結果、8行資本不足で不合格。
資本不足額計25億ユーロ(約2800億円)に。
不合格スペイン5行、ギリシャ2行、オーストリア1行。かろうじて合格16行について各国の銀行監督当局が監督。
市場が50%の下落は不可避と見るギリシャ国債について15%の下落想定とストレスの掛け方甘すぎるとの声も。(17日 産経新聞)
・菅直人首相起死回生の一発「原発に依存しない社会」構想は完全に裏目。
内閣から不満、民主党内から即時退陣求める声は強まるばかり。
・ソフトバンク <9984> [終値3070円]孫社長(53)太陽光発電事業にインターネット上で猛然と批判。
国内最大規模のビジネススクール経営堀義人氏(49)。8月5日、1対1の公開討論会。
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ、現在最高水準「トリプルA」米国債長期信用格付けの比較的短期の見通し示す
「クレジットウォッチ」を「ネガティブ(格下げ方向)」に見直し。
・欧州連合(EU)域内の主要91銀行のストレステスト(資産査定)の結果、10〜15行が資本不足で不合格となるとの観測浮上。
不合格の銀行は半年以内に資本増強迫られる。(産経新聞)
・海で稼ぐ。日本の底力。燃える水からマグロまで。
日本の国土38万平方メートルと世界61位も排他的経済水域(EEZ)の広さで見ると国土の12倍447万平方メートルと世界6位に。
さらに「深さ」を勘案し、海水の体積比較となると日本世界第4位に。
エネルギーや鉱山の埋蔵量は300兆円規模との試算も。
鉱物:メタンハイドレート埋蔵量、日本の天然ガス消費量の100年分との試算もあり世界最大規模。
海底熱水鉱床が伊豆や小笠原、沖縄周辺に存在。海洋資源開発が順調に進めば10年後には「資源大国」の仲間入りもあり得るかも。
水産:国内マグロの養殖急速に広がる。資源確保と養殖技術の安定を背景に地場企業や異業種がこぞって参入。
双日 <2768> [終値151円]三菱商事 <8058> [終値2049円]進出。
マルハニチロ <1334> [終値130円]2014年度には足元の2倍となる4000トンの生産目指す。
日水 <1332> [終値271円]も2011年度には1700トン計画、極洋 <1301> [終値183円]高知に続き愛媛にも昨年養殖子会社設立。
自然エネルギー:海洋温度差発電が注目。表層水と深層水との温度差約20度を活用。
・日本の海洋資源開発の技術力国際的にも高い評価。
開発の第一段階「探鉱」日本海洋掘削 <1606> [終値3115円]資源開発大手の石油資源開発 <1662> [終値3890円が筆頭株主。
国際石油帝石 <1605> [終値588000円]も株主。日本の資源開発の中枢担う。
鉱研工 <6297> [終値480円]も探鉱の分野で活躍。古くは青函トンネルの調査から海外では旧ソ連で引き合い強く。
最近は天然資源の調査にも使われているとみられる。
第2段階「開発・生産」三井海洋開発 <6269> [終値1395円]生産設備の設置担当。「浮体式海洋石油ガス生産貯蔵積出設備」
流通段階「精製・販売」輸送を担う日本郵船 <9101> [終値294円]「シャトルタンカー」事業に力。
水深500メートル以上の深海油田で採掘した原油を海上で積み、陸上の貯蔵施設に届ける事業。
5年後連結経常利益50億円程度押し上げる戦略描く。
・日本勢「水産メジャー」近く。
マルハニチロ <1334> [終値130円]売上高8233億円。日水 <1332> [終値271円]4942億円と世界トップランナー。
・欧州銀行の資産査定(ストレステスト)健全性を計るには力不足。
市場のリスク回避姿勢は強まっており欧州連合(EU)が21日に定めた首脳会議での決定が危機を抑えられるかが焦点。
・ハッカーからネットの安全性守れ。
NTTデータ <9613> [終値282400円]セキュリティー事故に対応するための専任組織を昨年から設ける。
トレンドマイクロ <4704> [終値2557円]ソースネクスト <4344> [終値17100円]
スマートフォン(高機能携帯電話) 向け対策講じる。
イー・ガーディアン <6050> [終値2873円]交流サイト(SNS)の運営会社から投稿監視請け負う。
約400人のスタッフが24時間体制で監視。コミュニティーサイトなどの監視も受託するなど対象分野広がってきている。
デジタルアーツ <2326> [終値49300円]
閲覧制限ソフトは膨大な数のサイトを「掲示板」や「アダルト」などといった90程度の項目に分類。
クレジットカードの情報漏えいが増加するとUBIC <2158> [終値11050円]提供サービスの需要高まると。
クレジットカード世界大手5社がつくる情報セキュリティー組織から情報漏えいの原因調査する資格、日本企業で初めて取得。
・ランキング:時価総額に対するネットキャッシュの比較が高い会社。
1位大和冷 <6459> [終値396円]1.47倍 ネットキャッシュ額300億円。安定株主多く買収対象にはなりにくく。
2位図研 <6947> [終値609円]1.27倍 180億円 3位ノーリツ鋼 <7744> [終値453円]1.26倍 207億円
9位レナウン <3606> [終値150円]1.05倍 127億円
生産拠点やブランドの整理でキャッシュフロー(現金収支)改善。増資資金を借入金返済に。
18位ホリプロ <9667> [終値715円]0.93倍 95億円 設備投資少なく現預金が積み上がりやすく。
26位クリナップ <7955> [終値525円]0.88倍 216億円 業界の寡占化進み、安定的に利益積み重ねる。
・コンビニエンスストア業界、セブン&アイ <3382> [終値2233円]傘下のセブンイレブン・ジャパン独走。
プライベートブランド(PB=自主企画)充実。
・航空機燃料税2011年度から引き下げ決まる。全日空 <9202> [終値円]年間120億円。日航100億円削減。
・東京エレク <8035> [終値4275円]
世界的なパソコン販売の低迷懸念広がり2012年3月期収益の不透明感強まる。7-9月期見通し下方修正。
・「会社がわかる」特集GSユアサ <6674> [終値560円]
鉛蓄電池とリチウムイオン電池、新旧2つの世代の技術を上手に使い分けて業績伸ばす。
東南アジアなどで鉛蓄電池の販売増やし、そこで稼ぎ出す利益(キャッシュフロー)を
次の本命とみているリチウムイオン電池の開発や生産拡大に振り向け。
新興市場のモータリゼーシャンはこれからが本番。鉛蓄電池事業は20年、30年後も収益拡大続くと。
リチウムイオン電池の課題はコスト競争力。これからの数年間が正念場に。
・OUT Look:今週の株式相場はもみあいか。
日銀1ヵ月ぶりに株価指数連動型の上場投資信託(ETF)買ってきたことや企業業績の回復期待から下値不安は乏しい。
一方円高で高値を追う投資家も少なく上値も重い展開に。日銀が9900円台でも買ってきたので下値売りづらく。
今週から4-6月期決算発表本格化。19日安川電 <6506> [終値904円]22日ヤフー <4689> [終値27770円]日本電産 <6594> [終値7650円]
テクニカル指標でも東証1部の騰落レシオ(25日移動)が129.81まで低下、前の週に比べ過熱感は薄らぐ。
東日本大震災後の株価下落で日本株を買ってきたのは主に海外投資家。
円高進行でドルベースでの日経平均株価は15日126.05ドルと3/10の125.97ドルを上回り、震災後最高値更新。
一段と買い増してくるとは期待しにくい。
米国では19日アップルとヤフー、20日にインテルの決算。
国内では19日に6月の全国百貨店売上高発表。前年同月上回るようなら消費関連株に投資資金が向かいそうと。
米国金融株決算発表もあり、国内でも銀行株に注目。
PBR(株価純資産倍率)1倍下回る銘柄も続出、金融危機2002年よりも割安な銘柄も目立つ。
・Wall Street:今週の米株式相場は欧米の債務問題や企業決算にらみ不安定な動きか。
米企業決算は総じて堅調も市場は楽観ムードに乏しい。強弱感が対立する中値動きが荒くなる公算も。
今週は米企業4-6月期決算のピーク。インテル、アップル、IBM、世界動向映すゼネラル・エレクトリックやキャタピラーなど予定。
ダウ工業株30種平均のうち14社今週発表。21日ユーロ圏首脳会議ではギリシャ向け金融支援の大枠決める見通し。
米債務上限問題も協議大詰め。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派35%(前回比-1)弱気派30%(同-19)中立派35%(同+20)
日経平均週間で1.6%下落も売り急ぐ動きは限られ投資家心理は改善。月末から本格化する決算への期待が支えと。
・ニューヨーク金先物相場13日、2ヵ月ぶりの過去最高値更新。量的緩和第3弾(QE3)への期待強まりドル先安観から買われる。
・エルピーダ <6665> [終値753円]公募増資など最大800億円調達。
増加する株式数増資分だけで発行株式数の約28%に達し、1株価値の希薄化に嫌気した売り止まらず。
信用買い残1333万株信用倍率61.7倍と高水準。担当アナリスト間では基本的に負債返済に充当との見方多く。
この2年間でエクティファイナンスは5回目。09年3月期末のほぼ2倍に増加。
・ダイキン <6367> [終値2789円]週間で4%下落。エアコン販売国内中心に好調。
市場では為替以外に目立った業績への不安材料なく株価調整一時的との声も。
・世界市場往来:先週の世界の株式相場はほぼ全面安。6月の米雇用統計の発表を機に米景気の鈍化懸念が再燃。
欧州の財政問題、新興国のインフレに伴う金融引き締めが悪材料となり6月最終週から続いた世界的な株価上昇局面ひとまず終了と。
一方中国・上海の相場は底堅く。
・量的緩和第3弾(QE3)バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長議会発言巡ってめまぐるしく揺れる市場。
FRBウォッチャーは議長の立場はグレーと変わっていないと冷めている。
・中国市場に異変。金融引き締めで景気減速、景気に敏感なセクターを揺さぶる。
世界最大の建機市場の中国で4月以降需要が急減速。
コマツ <6301> [終値2488円]日立建機 <6305> [終値1690円]5月以降中国販売台数、前年同月比3割前後割り込む。
景気刺激策息切れしたところに金融引き締めが重なる。マンション開発減少、購入時の銀行借り入れも滞り始める。
中国の建機需要は中長期では拡大していくとの見方多い。
・日本郵船 <6101> [終値294円]商船三井 <9104> [終値418円]川船 <9107> [終値267円]
大手3社中国中心とするアジア向け資源輸送に力入れる。
石炭輸入増加の可能性高い。海運大手の業績下支え要因となる公算大きくなる。
・日本の鉄鋼メーカー原料高・製品安という二重苦に陥っている。
中国恒常的に過剰生産能力抱えており、成長鈍化懸念で鋼材価格下落。(日経ヴェリタス)
・安川電 <6506> [終値904円]サーボモーター、アンプ生産する中国瀋陽市内の工場に新棟建設、2012年春に量産開始。
総投資額60億-70億円。中国で初めて産業用モーターの一貫生産体制築く。
・半導体ウエハーの直径50㎜への大型投資、東芝 <6502> [終値410円]サムスン電子も慎重に。判断2012年以降にずれ込む見通し。
・NTTドコモ <9437> [終値143400円]企業連合体(コンソーシアム)で進めている
太陽光パネルと電気自動車の蓄電池(バッテリー)を組み合わせた発圧電システムで一般家庭年間消費量のうち71%の自給成功。
スマートグリッド(次世代送電網)分野の実用化に向けて弾みつける。 (19日 日刊工業新聞)
・イチネンHD <9619> [終値417円]
国内電機メーカーからスマートフォン(高機能携帯電話) 約30万台分の防水処理加工受注とともに約50万台分の受注も内定。
・キヤノン <7751> [終値3785円]
2011年12月期インクジェットプリンター事業、アジア地域の販売台数・金額とも初めて欧米を上回る見通し。(日刊工業新聞)
・2011年夏のボーナス増加率ランキング 自動車や機械向けの部材・材料メーカーが上位。
1位山陽特鋼 <5481> [終値512円]増加率89.69% 支給額92万円 11年3月期黒字転換
2位高周波鋼 <5476> [終値112円]70.00% 51万円(プラスα)3位積水ハウス <1928> [終値750円]66.71% 992800円
支給額では任天堂 <7974> [終値15170円]3年連続トップ1619480円(2010年夏比-3.60%)
2位日本海洋掘削 <1606> [終値3115円]1111000円(-24.00%)3位日産 <7201> [終値848円]1095000円(+10.71%)
・横河電 <6841> [終値692円]海洋温度差発電事業に参入。
ベンチャー・ゼネシス(東京・中央)と連携、インドネシアで発電の可能性調査に着手
・JVC・ケンウッド <6632> [終値431円]カーエレクトロニクス分野と無線機器を含む半導体分野に集中投資へ。
・駅探 <3946> [終値4140円]無料で試してもらって有料版へ誘導する。
今年3月末時点無料ユーザー230万人に対して月額105〜210円の有料会員は88万5000人。
スマートフォン普及で「移動時間に人とつながるソーシャルサービス目指す」と。
・スマートフォン普及でワイヤレス充電機器が拡大へ向けて大きく動き始めた。
NTTドコモ <9437> [終値143400円]無線充電できる業界初の対応スマートフォン発売。
TDK <6762> [終値4345円]パナソニック <6752> [終値973円]などスマホや充電台用部品や周辺機器の商品化本格的に着手。
・ナブテスコ <6268> [終値2007円]17金融機関から100億円借り入れ。既存株主などへの配慮も考え増資でない資金調達手段選ぶ。
・藤倉化成 <4620> [終値458円]自動車向けコーティング材で新興国拠点の拡充に乗り出す。
ブラジル塗料メーカーに40%出資。取得費用約2億円。2014年2月までにさらに約3億1000万円追加出資。出資率55%高めて子会社化。
インドネシアでも現地メーカーに25%1470万円出資。
・ナノキャリア <4571> [終値25820円]同社の血友病治療薬「NC-4026」仏製薬会社LFBバイオとの契約に至らず。研究は継続。(日経産業新聞)
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第三者割当
インヴィンブル投資法人 <8963> [終値11310円]71万1597口 9837円 7/29 割当先 Calliopeなど計4先
株式分割
サッポロドラッグストア <2786> [終値200700円]8/15 1株→100株
ブローウエルHD <3141> [終値2190円] 8/31 1株→1.1株
新規公開株
コード 市場 銘柄 幹事証券 公募価格 発行株数 単位株
7/20 4579 JQG ラクオリア創薬 大和CM 1600円 4,600,000株 100株
7/21 3653 マザーズ モルフォ 野村 2250円 335,400株 100株
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、週明けは反落。
欧州債務危機の解決策打ち出せず、ストレステスト(資産査定)の結果も不透明感ぬぐえず、米国でも債務上限合意協議まとまらず。
銀行株に売りが膨らみ、ダウ工業株30種平均は一時183ドル安12296.23ドルまであった。
寄り付きから下落して始まり、一日の中ごろに180ドル超安くなりその後引けにかけてじりじり戻っていったようなところ。
欧州市場の下落をそのまま受け継いだようなところも・・・
欧州株式市場はFT100種総合指数(ロンドン)-90.85、クセトラDAX指数(フランクフルト)-112.20、
CAC40種平均(パリ)-75.88と大幅下落になった。
銀行ストレステスト(資産査定)の結果に対する不信感や米国法廷債務上限引き上げ決まらず事実上デフォルト(債務不履行)の懸念
ギリシャがデフォルト(債務不履行)した際の影響考慮してないとギリシャ国債多く保有する銀行が売られる。
東京市場はダウが183ドル安から何とか半分戻して、休み前比較では51ドル安、ナスダック指数は休み前比ではわずかながらプラスに。
落ち着いた動きになるようなところも・・・?!
7月としては最強クラスといわれてる台風6号が近づいています。
進路にあたるところでは要警戒してください。海もうねりが早めにやってきますので・・・
なでしこジャパンの快挙で日本への明るい兆しも出てきても・・・
イベント控えて手持ち少なくしている投資家も多く全体指数は大きく動かないものの、個別材料株には集中する傾向も・・・
政府、地熱発電に関し世界最大地熱資源量を持つインドネシアの地熱発電所向け550億円の長期低利融資の円借款供与する方針。
原発に代わる政府のインフラ輸出戦略の柱の一つに位置付け。
三菱重工 <7011> [終値373円]川崎重工 <7013> [終値204円]富士電機 <6504> [終値246円]3社で世界シェア7割に。
イチネンHD <9619> [終値417円]
国内電機メーカーからスマートフォン(高機能携帯電話) 約30万台分の防水処理加工受注とともに約50万台分の受注も内定。
イー・ガーディアン <6050> [終値2873円]交流サイト(SNS)の運営会社から投稿監視請け負う。
約400人のスタッフが24時間体制で監視。コミュニティーサイトなどの監視も受託するなど対象分野広がってきている。
2011年夏のボーナス増加率ランキングで2位 高周波鋼 <5476> [終値112円]70.00% 51万円(プラスα)
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岡本VS大魔神 大阪恒例夏の陣 2011
『日本復活へ相場は熱く燃える』
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