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金利消失 さまようマネー


2020年7月19日(日)久しぶりの晴れ

・金利消失 さまようマネー 新たなリターンの源泉を探せ
16日発表された中国の2020年4‐6月の実質国内総生産(GDP)は前年同期比3.2%増と2四半期ぶりにプラス成長に転換。
材料出尽くしで16日の上海株は下げに転じたものの、なお高値圏で推移する。
「香港国家安全維持法」制定で、米欧との関係悪化が決定的になった中国。
マネーは政治リスクを乗り越え、香港・中国市場へと流入続ける。
背景はコロナ禍をきっかけに進んだ世界的な金利低下。

・金利消失 さまようマネー 新たなリターンの源泉を探せ
利ザヤ圧迫にあえぐ金融機関や運用会社は戦略転換を迫られている。
「従来は株式60%国債40%のポートフォリオを組めば年6~7%の利益を上げられた。
だが今は株式に80%や100%を振り向けることも考えざるを得ない」とも。
向かう先はリスク資産やオルタナ投資。
新たなリターンの源泉を求め、投資先の多様化も進む。
例えば、小麦やワイン用ぶどうなどを育てる世界の農地への投資。
解約は年単位で流動性リスクは大きいが、過去約20年間のリターンは年12%弱と高く、年金基金などが注目。

・金利消失 さまようマネー 新たなリターンの源泉を探せ
金利は財政悪化やインフレの警告を発し、有望資産を示す「羅針盤」だ。
金利機能が失われる中、個人投資家は有望な投資先を自ら開拓する必要がある。

・金利消失 さまようマネー マネーの漂着先は
新型コロナウイルス対応の金融緩和政策で主要国の金利が消失。中国や新興国でも金利が低下している。
金利という「羅針盤」を失ったマネーは多様な市場を彷徨う。
「国債による金利収入拡大は今後、期待できない」「有価証券運用による利益成長は難しい」
「金利収入が少ないため、他の資産に資金を振り向けざるを得ない」。
生保、地銀、運用会社・・・。運用を生業とする市場参加者の多くがいま、先行きの不透明感に悩んでいる。
原因は金利の消失。
全国の地銀が保有する有価証券は2019年3月末時点で計80兆円に上り、国債と地方債が4割を占める。
うち4割強が22年ごろまでに償還を迎える。「お宝債券」は消滅間近。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの年金基金などが向かうのは「オルタナ」と呼ばれる代替資産。
「投資家のインカム志向が高まり、不動産やインフラ投資などが運用の柱になる」と。
ただオルタナ投資は「伝統的資産よりも目利きが求められる」。

・金利消失 さまようマネー マネーの漂着先は
金利消失で彷徨うマネーは中国や新興国に押し寄せている。
ペッグ制を通じて香港に流れ込んだドルは債券や株式の相互取引を経由し、中国本土へ向かう。
中国人民銀行(中央銀行)、2020年6月末で外国人は2兆6000億元の人民元建て債券を保有する。
習近平指導部は国家安全法が国際社会の批判を浴びる中、香港や中国の資本市場は無風と演出するのに躍起だ。
科創板に9日上場した情報セキュリティーの国盾量子も、16日上場のSMICも「国策銘柄」だが、いずれも初値は急騰。
習政権の仕掛けが奏功したのは、金利低下で流れ込んだマネーが背景にある。

・金利消失 さまようマネー マネーの漂着先は
金利消失は中国国内で波紋も広げる。
中国の銀行間金利が一時07年の算出以来の最低水準まで下がった結果、アリババ集団が生み出した投資商品「余額宝」の利回りは急低下する。
余額宝の残高はピーク時の18年春に比べて25%も縮小した。
一方、新興国のトルコやイランでは金利低下をきっかけに、国内株市場が「にわかバブル」の様相を呈す。
「トルコ株のPER(株価収益率)は約9倍。20倍以上のブラジルやインドなど他の新興国と比べても割安感は強い」と一段の上昇を予想する。
イランでもテヘラン証券取引所のTEDPIX指数が今月、過去最高値を記録。3月下旬から400万の証券口座が新規開設された。
ただ両国の株式市場は危うさと背中合わせだ。株バブルが崩壊すれば、消費や景気に深刻な打撃を与える恐れもある。

・金利消失 さまようマネー 地へ空へ広がる投資の新地平
金利消失とは、従来の投資資金の受け皿の魅力が失われることも意味する。
機関投資家は従来と異なる、新たな投資先の模索に動き始めた。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/

・金利消失 さまようマネー
金利消失時代の新たな投資のキーワード
ロングターム投資:10年、20年先の変化を見据えて行う投資。農地、宇宙、食糧、コモディティーなど。
共感投資:※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/
無形資産投資:IP(知財)や人材、ブランド、情報などに着目する投資。企業の事業戦略上も重要に
サステナブル投資:※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/
ディスラプション投資:コロナ後の世界で求められる破壊的な技術革新への投資。脱炭素技術や非接触技術など

・金利消失 さまようマネー さらなる長期化に備え
リスクとチャンス 投資家の眼力問われる。
金利消失は個人や社会に様々な影響をもたらす
保険・年金の運用悪化:※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/
富の格差:運用難が株式への投資熱を高め、富の格差拡大へ
金融仲介機能の低下:※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/
「経済の体温計」機能の消失:発行体の信用力を適切に示せなくなり、正しい資産配分が困難に
財政規律の緩み:※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/
企業の債務膨張:企業の借り入れ拡大。ゾンビ企業の増加懸念

・サッカークラブ、薄氷の経営
新型コロナウイルスの感染拡大が、世界のサッカークラブの経営に深刻な打撃を与えている。
試合が相次いで中止となって収入が絶たれ、破産申告に陥るクラブも現れた。
無観客などで試合を再開する国が増えてきたが、厳しい経営状況は続きそう。
高まる投資熱、救世主なるか。ファンドがスポーツ界に出資でアシスト。

・企業分析 4‐6月期決算、今週から本格化。好悪機械など回復見通し焦点。
7/21 ディスコ <6146> [終値26850円]注目ポイント 7-9月期の出荷額見通し
日本電産 <6594> [終値7556円]車載部品の売り上げと見通し
7/22 オービック <4684> [終値19000円]システム関連の受注高
7/27 日立建機 <6305> [終値3235円]豪に中心とした鉱山機械事業の収益
7/28 信越化学 <4063> [終値12840円]半導体材料の受注状況や見通し
ファナック <6954> [終値20390円]産業用ロボットやFA機器の受注高
日産自 <7201> [終値439.5円]通期業績見通しでの回復度合い
東京エレク <8035> [終値28445円]半導体メモリー向け装置の売上高
7/29 ANAHD <9202> [終値2477.5円]旅客需要の減少に伴う最終損益
7/30 三菱電機 <6503> [終値1396.0円]FA機器や自動車部品の落ち込み
パナソニック <6752> [終値1019.5円]通期業績見通しの方向感
7/31 ヤマトHD <9064> [終値2749円]巣ごもり需要による利益の増加額
商船三井 <9104> [終値1922円]コンテナ船や自動車運搬船の見通し
KDDI <9433> [終値3314.0円]モバイルデータ通信の動向

・イノベ企業ファイリング SREホールディングス <2980> [終値2372円]不動産会社などに業務支援サービスを提供。
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・小売り・外食、売上高回復に明暗 在宅拡大でアパレル不振。
小売や外食など消費関連企業の2020年3-5月期決算、最終損益の合計が500億円超の赤字となった。
5月以降の売り上げの回復度合いには差が出ており、
新型コロナウイルスの感染拡大きっかけに消費行動が変容する中で「急回復組」「低迷組」に二極化しつつある。
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・新型コロナウイルスに揺れる化粧品業界で、ファンケル <4921> [終値3215円]が健闘。
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・MARKETS 「高PBR株買い」の流れ 逆回転
株式市場をけん引してきた株価純資産倍率(PBR)の高い銘柄群に売りが広がっている。
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・ランキング:アナリスト業績予想 上振れ企業 アナリストが強気になった銘柄はどれか。
1位ソフトバンクグループ(SBG)<9984> [終値6415円]市場予想の上振れ額 6740億3800万円 米通信大手株売却で6000億円利益計上
2位T&Dホールディングス <8795> [終値948円]436億円
3位中部電力 <9502> [終値1366.5円]314億400万円 燃料価格下落、利益押し上げ
12位ヤマトHD <9064> [終値2749円]59億4900万円 巣ごもり特需が寄与
13位東洋水産 <2875> [終値6300円]35億3200万円 日米で即席めん販売が好調

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