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【銘柄研究】不二サッシ(5940)

欧米株式市場の動揺は収まりません。

米国が再度リセッション(景気後退)に陥るとの観測や欧州金融システムの不安定化をめぐる懸念が強まっております。
週末はヒューレット・パッカード(HP)が業績見通しを下方修正し、大規模な事業再編を示唆したことを嫌気。
大幅安となってダウ工業株30種平均を最も下押しした。
週間では4週連続の下落となった。

一方「金」は大幅続伸。中心限月12月物は前日終値比30.20ドル(1.66%)高の1トロイオンス=1852.20ドルと、前日に続き引値ベースの史上最高値を更新。

東京市場も主力の外国人の売買動向で寄り付き前外資系証券注文状況では今月(8月)に入り14営業日連続売り越しとなっております。
東証主力株で構成される指数「TOPIXコア30」においては統計開始以降の最安値を記録しています。
為替も週末は1ドル=75円台つけるなど輸出産業にとっては厳しい展開が続いています。

取り巻く環境は悲観一色ではありますが、テクニカル指標面では底値を示すものもちらほらと・・・
東証1部PBR(株価純資産倍率)は売られすぎの目安とされる1倍割れ水準。1倍割れが何日も続くのは金融危機後2009年4-5月以来。
東証1部の25日平均の騰落レシオが67.57%と70%割れ。
日経平均25日移動平均乖離がマイナス9.3%と5%以上乖離。
サイコロジカルラインは4勝8敗(12日間の上げ下げ)33.3%。

無理せずあわて株式市場からの退場だけは極力注意しながらもファイティングポーズを取りたい所です。

米国市場の格言で『“sell in May and go away but remember to come back in September”』
(5月に株式を売って相場から離れろ、しかし9月に市場に戻ってくることを忘れるな!)というのがあります。

主力銘柄もあと少し厳しい展開になるかもしれませんが、内需株やネット関連株はうまく回転できるようなところも。

今回は下値不安の少ないと思われる復興関連に目を向けて見ます。
(5940)不二サッシは東日本大震災の被災地向けに仮設事務所・店舗素材の供給体制強化するとの報道。
月産能力400棟と震災前の2倍へ。震災被災地では仮設住宅はん戸かなったもののこれからは事務所・店舗や工場の仮設が急務に。
5月発表の2011年3月期連結業績予想では、黒字転換となっております。

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