
きょうの一言
- 2011年08月27日
- 株式投資・経済ニュース全般
(今日の一言)
週末の海外NY株式市場は、反発。
週間ベースでは1ヵ月ぶりに上昇した。
注目のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演は、景気てこ入れの具体策が示されず株価が一時下落も、
その後、FRBは追加措置への道を残しているとの見方から上昇に転じた。
バーナンキ議長は講演で、追加刺激策の選択肢などについて検討するため、
9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)日程を当初の1日から2日間に延長する方針を発表した。
週間ではダウが4.3%、S&P500種指数は4.7%、ナスダック総合指数が5.9%の上昇で取引終了した。
欧州株式市場はFT100種総合指数(ロンドン)は-1.18、クセトラDAX指数(フランクフルト)が46.66、
CAC40種平均(パリ)も31.66とそれぞれ続落して終了。
バーナンキFRB議長による講演で、米国経済の景気刺激策に関する具体的内容に触れられなかったことが背景と。
銀行株の値下がりが目立ったものの全体は下げ渋ったようにも見えると。
ロイター発表のバーナンキFRB議長の26日講演要旨は、
成長を促進する一段の行動を示唆するには至らなかったものの、長期失業率の改善が経済の健全性にとって重要との認識。
議長は講演用原稿で「危機からの回復がこれまで、われわれが期待するよりもかなり力強さに欠けていることは明白だ」と
追加の金融刺激策に関する選択肢などについて検討するため、
9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の日程を、当初の1日から2日間に延長することを表明。
6ヶ月を超える失業者の数が記録的な高水準となるなか、
これを改善させることが米経済成長の拡大に寄与するとした。
「こうした異例の状況の下、短期的に一段と力強い回復を促進する諸政策は、
長期的目標にも役立つ可能性がある」と述べた。
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