銘柄研究・OKI（6703）

毎月第2週に発表され、注目されている米雇用統計が市場予想を上回り、
8月のようなサプライズもなくほっとしたところでしょうか。

今後の日本株については少し明るい兆しも出てきたようなところもあります。

9月第4週の信用買い残高（5日発表）が1002億円の減少となり、東日本大震災直後の水準となりました。

個人投資家の下落への恐怖（リスク回避）での投げ売りが出たようにも思えます。

信用買い残の減少で1000億以上の場合はその週が底値圏となる傾向が強いです。

また東証投資主体別売買動向では海外投資家（外国人）10週連続の売り越しとはなっておりますが、
2週間づつ分けてみますと7月第4週8月第1週は3194億円、8月第2-3週は4944億円、8月第4-5週は2711億円、
9月第1-2週は6383億円、9月第3-4週は億1139円とピークを付けたような感じも致します。

週末の7日には非公式ながらも寄り付き前の外資系注文動向も9営業日ぶりの買越となっております。

海外投資家の売り一服となれば、主力株に注目となります。

ここまで大きく下落した外人好みの銘柄は、外人が買いに出てきたときはやはり同じ銘柄を買ってくるとも思われるからです。

本日の注目はこの主力の中でといきたいところでしたが、
ちょっと面白いとの話が入ってきた（6703）沖電気にしてみます。

現金預払機（ATM）の国内更新需要が堅調とのことですが、新興国特に中国での伸びが想定以上と。

2011年9月中間期の連結営業益が黒字になりそうと。上期としては7年釣りの営業黒字です。

日足チャートからは4営業日同値引けとなっております。

3日間同値で三点童子となり離れた方に動くというシグナルとなっております。
面白いことに値幅も4日間そろって安値67円〜高値69円となっております。

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