パCS西武逆転先勝

2011年10月29日（土）くもり

・主要企業、円高長期化にらみ収益計画の前提となる想定為替レート1ドル＝75〜78円に変更。利益予想下方修正相次ぐ。

　日本電産　<6594> ［終値6760円］ドル＝76円（変更前レート80円）ユーロ＝105円（同110円）

　京セラ　<6971> ［終値6950円］76（79）104（112）シャープ　<6753> ［終値737円］78（80）105（112）

　リコー　<7752> ［終値681円］75（80）105（110）セイコーエプソン　<6724> ［終値1065円］75（80）105（110）

　コニカミノルタ　<4902> ［終値557円］78（80）105（115）三菱自　<7211> ［終値103円］76（80）103（113）

・NEC　<6701> ［終値174円］IHI　<7013> ［終値183円］子会社IHIエアロスペース、
　ベトナム向け観測衛星の開発から打ち上げ、地上運営など一括受注。

・介護保険サービスの給付抑制に向け、利用省引き上げ検討。
　収入現役世代並みの利用者の負担割合、現在の1割から2割に引き上げる案中心に議論。

・野田佳彦首相年切れ目なく4つのヤマ場待ち受ける。
　環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）交渉参加、復興増税の与野党協議、3つの国際会議外交、12月に消費増税準備法案。

・フランス・ドイツの大手行、政府による強制資本注入回避するため、資産売却や減配などで自己資本底上げ。

・日経平均株価大幅上昇、9/1以来の9000円台。世界の株式時価総額底値であった10/4比約7兆ドル強（2割）増加。

・大和証券グループ　<8601> ［終値286円］、みずほ証券、三菱モルガン・スタンレー証券の主要3証券会社28日発表
　2011年4-9月期決算最終損益全社赤字に。

・9月の鉱工業生産指数、前月比4％低下。3月以来のマイナス。8月まで震災で落ち込んだ分7割取り戻すも一服感。

・国際通貨基金（IMF）「アラブの春」と呼ばれる中東の主要国の経済見通し軒並み下振れ。
　エジプト実質国内総生産（GDP）成長率、2010年5.1％から11年1.2％、12年1.8％に減速。
　チュニジア10年3.1％から11年0％へ。シリア10年3.2％から11年マイナス2.0％に沈む。
　観光などの産業に打撃、海外からの投資減少も響く。

・欧州連合（EU）金融安全網、欧州金融安定基金（EFSF）拡大へ。
　焦点の一つ資金の確保も現時点では資金の出し手は明確に見えず、国際通貨基金（IMF）がカギを握る。

・タイ経済、同国中央銀行が2011年実質国内総生産（GDP）伸び見込み4.1％（7月時点）から2.6％下方修正。
　製造業と農業の減産理由。

・日本ガイシ　<5333> ［終値979円］28日、ナトリウム硫黄（NAS）電池について生産停止。9月下旬の火災事故原因判明せず。　

・日立電線　<5812> ［終値187円］国内鋼管製造販売から2012年3月末撤退。住軽金　<5738> ［終値69円］に売却。
　早期退職・転職支援650人募集。

・ローム　<6963> ［終値4050円］タイ洪水で半導体やコンデンサーなど自動車用電子部品生産休止。
　他国で代替生産急ぐも部品不足で一部車両で生産止まる可能性も。

・東北電力　<9506> ［終値928円］中部電力　<9502> ［終値1431円］2011年4-9月期連結決算そろって赤字に。
　原発稼働停止で火力発電の燃料費負担像が主因。

　中国電力　<9504> ［終値1195円］赤字予想から黒字へ。原発稼働率上昇、燃料調達で円高効果も。

・トヨタ系グループ主要10社、2011年4-9月期連結決算、
　豊田通商　<8015> ［終値1258円］豊田自動織機　<6201> ［終値2222円］除く8社は最終減益か最終赤字に。（日経新聞）　

・環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）参加。野田佳彦首相来月7日に記者会見し、交渉参加表明する方針。

・大王紙　<3880> ［終値610円］創業者一族主要ポストから外れる。借入金の使途説明得られず。

・28日東京外国為替市場、円相場一時1ドル＝75円82銭付け、東京市場での戦後最高値4日連続で更新。（産経新聞）

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公募・売り出し価格

ミライアル　<4238> ［終値1263円］70万株　11/18

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、ダウ工業株30種平均とS&P総合500種指数が小幅高。
企業決算の好調なことととりあえず欧州問題も懸念後退し投資家の間では投資意欲も強まってきたとの声も。

週間ではダウ工業株30種平均は3.6％上昇と5週続伸、ナスダック指数は3.8％プラスと2週ぶり反発。
S＆P500種も3.9％上昇し、4週続伸となって終了。

週明け1日取引が残ってますが月足で見るとダウなど主要3指数はは6ヵ月ぶりの陽線となりそう。

欧州株式市場はFT100種総合指数（ロンドン）は-11.58、クセトラDAX指数（フランクフルト）が+8.35、
CAC40種平均（パリ）は-19.99と小幅でまちまちの状況に。
前日の銀行株の大幅高の反動で利益確定の売り物がでたようなところ。

欧州市場は週間ベースでFT100種総合指数（ロンドン）は+3.9％、クセトラDAX指数（フランクフルト）が+6.3％、
CAC40種平均（パリ）は+5.4％とそれぞれ上昇して終了した。

東京市場は週間ベースで日経平均株価が4.3％、TOPIXは3.7％、マザーズ指数は5.9％、
日経ジャスダック平均は1.5％。東証2部は1.1％とそれぞれ上昇し、2週ぶり反発となった。
日経平均株価の月足も3ヵ月ぶりに陽線つつみ足になってきそうです。
感覚としては2009年の3月と同じような足の形に。09年3月から6ヶ月陽線が続き、安値7021円から高値10767円へ53.4％の上昇へ。
当てはめてみますと2012年3月に8343円の53.4％高は12798円となりますが・・・

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