
SPAC設立ブーム失速
- 2022年04月01日
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2022年4月1日(金)雨のち晴れ 新月
・食品の値上げが店頭価格に浸透し始めた。
メーカーが昨秋以降に値上げを打ち出したパンや冷凍食品など14品種のうち9割の店頭価格が2月までに上昇した。
前回値上げ表明が相次いだ2019年は6割弱だった。
物流費などの上昇に小麦など原材料価格の高騰が重なり、メーカーの強気な姿勢が目立つ。
食品の値上げは4月以降も続く。
・国際会計基準の策定を担うIFRS財団は31日、傘下の団体通じて企業の気候変動リスクに関する情報開示の基準案公表。
業種ごとに重要な気候リスクや対策の開示内容を細かく示し、投資家が比較しやすくする。
・米投資ファンドのベインンキャピタルが、東芝 <6502> [終値4650円]の買収検討。
株式の非公開化を前提にした提案の策定を進めている。
東芝の筆頭株主の投資ファンドエフィッシモ・キャピタル・マネジメントと
TOB(株式公開買い付け)実施時の応募契約などを結ぶ。
非公開化が実現するかは不透明な面もある。
・ウクライナ政府は31日、ロシア軍が首都キエフの周辺などから部隊を再配置し、東部2州で攻勢を強めるとみて警戒続けた。
ウクライナ側によると4/1に停戦協議をオンラインで再開する見通しだが、ロシアは軍事的な圧力を緩めようとしていない。
・バイデン米政権は30日、
ロシアのプーチン大統領にウクライナの戦況などについて誤った情報が伝わっているとの分析を公表。
都合のいい情報しか上がっていない可能性が高く、
プーチン氏の意向次第とされるウクライナとロシアによる停戦協議にも影響しかねない。
・岸田文雄首相は31日衆院本会議で、極東ロシアのガス開発事業「サハリン2」から「撤退はしない方針だ」と明言。
「自国で権益を有し長期かつ安価な液化天然ガス(LNG)の安定供給に貢献しており、
エネルギー安全保障上極めて重要なプロジェクトだ」と述べる。
「主要7カ国(G7)の方針に沿ってロシアへのエネルギー依存を低減すべくさらなる取り組みを進める」とも強調。
サハリン2には三井物産 <8031> [終値3328.0円]12.5%、三菱商事 <8058> [終値4601円]10%出資。
日本が関わるロシア権益巡り、原油を生産する「サハリン1」には
経済産業省や伊藤忠商事 <8001> [終値4144円]丸紅 <8002> [終値1426.0円]などが参画している。
・中国企業の景況感が悪化している。
3月の製造業の景況感は5か月ぶりに節目の50を割り込み、中国景気が一時的に「縮小」に転じたよう。
新型コロナウイルス対応の事実上の都市封鎖(ロックダウン)もあり、世界経済の回復に水を差す可能性がある。
中国国家統計局31日、2022年3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.5と、前月比0.7ポイント下がった。
中国景気の「拡大」と「縮小」の境目とpされる50を下回るのは、電力不足が生産の足を引っ張った21年10月以来。
・石油輸出機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」は31日、
現行の段階的な原油増産を実質的に据え置く。
ウクライナに侵攻し米欧と対立するロシアとの協調の枠組みを重視し、米欧が期待した大幅な追加増産を見送った。
毎月日量40万バレルずつ増産してきた従来合意を「再確認する」としたうえで、基準となる生産量を微修正した。
次回は5/5に協議する。
・ニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物は31日、
一時1バレル100ドル前後と前日比7%下落。
バイデン米政権が日量100万バレルの石油備蓄を最大180日間にわたり放出することを検討と伝わり、売りが広がる。
国際エネルギー機関(IEA)も4/1に石油の協調放出を協議すると伝わった。
・新型コロナウイルスの新規感染者のうち、オミクロン型の派生型「BA.2」の比率が急速に高まっている。
これまでアジアや欧州で増加が続いていたが、米国でも感染者の半数を超えた。
ワクチン接種が進んだことで死亡率は抑えられているが、別の変異型も確認されている。
各国は感染対策と経済活動の正常化の両立を模索している。
・外務省31日、ウクライナの首都キエフの政府としての表記をウクライナ語の発音に近い「キーウ」に変更。
チェルノブイリは「チョルノービリ」にする。
・米商務省が31日、2月の個人消費支出(PCE)物価指数は総合指数が前年同月比6.4%上昇し、
1982年1月以来、40年1カ月ぶりの高い伸びとなった。
2019~20年におおむね1%で安定的に推移していた総合指数の上昇率は、21年に入り急上昇。
2月の総合指数の上昇率は市場予想と同じ。1月を上回り、15カ月連続で拡大した。
・海外投資ファンドが個人からの資金集めに動きている。
4月から米ブラックストーンが野村HD <8604> [終値515.2円]と組み、日本で個人向けに不動産ファンドを販売。
600万円程度から投資できるようにする。
投資家層を広げ運用を安定させたいファンド、富裕層ビジネスを強化したい証券会社、
運用難に不満を抱える個人投資家それぞれの思惑が一致した結果だが、浸透には使い勝っての向上など課題もある。
・米国で特別買収目的会社(SPAC)設立ブームが失速。
2022年1-3月期の資金調達額は前年同期比9割減となり、新興企業との合弁中止件数も四半期で最多。
米証券取引委員会(SEC)による監視強化に加え、株価下落で投資家離れが進んでいる。
・2021年度の国内の金融市場は年度末にかけて混乱し記録づくめとなった。
商品総合指数の上昇率 2002年以降最高
日本の長期金利 6年2カ月ぶり高水準
円の対ドル相場 6年7カ月ぶり安値
円の対ドル値幅 5年ぶり大きさ
東証マザーズ市場の時価総額 13年ぶりの減少率
日経平均株価は年間で1357円安と2年ぶりの下落幅
日経平均の年間の値幅(高値と安値の差)は5952円と3年ぶりの小ささだった。
・世界各国・地域の新型コロナ感染者数前日比(死者数)3/31午後4時現在、
米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ 世界全体166.0万人(4967人)
米国38108(1178)インド1235(28)ブラジル33413(261)フランス169087(149)英国88946(213)ドイツ274903(282)
ロシア19767(340)トルコ14993(53)イタリア71411(170)韓国320675(375)スペイン0(0)ベトナム85765(41)
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・楽天モバイル <4755> [終値967円]通販サイトで昨年、
米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などの商品計約1500台(1億9千万円相当)が不正購入判明。
中国人ら男女6人逮捕。中国人グループが組織的に関与したとみられる。
昨年4/30~5/7、不正に入手した他人のクレジットカード情報使い、楽天モバイルのサイトで購入。
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4/2(土)【コロ朝セミナー】2022年4月特別編 相場の福の神参上(東京・八丁堀)
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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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第三者割当
THE WHY HOW DO COMPANY <3823> [終値178円]431万株 162円 4/28 割当先 興和など計2先
INCLUSIVE <7078> [終値1270円]18万4300株 1210円 4/18 割当先 藤田誠・同社代表など計9崎
株式分割
淺沼組 <1852> [終値4990円]7/31 1株→2株
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、大幅下落。
引けにかけて下げ幅急拡大。
ウクライナでの紛争継続や米連邦準備理事会(FRB)によるインフレ対応などが懸念された。
ロシアのプーチン大統領は31日、同国産天然ガスの海外の買い手に4/1から代金をルーブルで支払うよう求め、
支払わない場合はガス供給を停止すると表明。
米国はロシアに対し、ハイテク部門を対象に含む追加制裁措置を発表。
バイデン大統領は、ウクライナ危機の中で高騰したガソリン価格の押し下げに向け、
戦略石油備蓄から過去最大の放出を表明し、石油会社に生産拡大を求めた。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は大幅2日続落(-2.27%)。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は
米インフレの高止まり懸念やウクライナ情勢をめぐる警戒感などを背景に買われ、続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は過去最大の米戦略石油備蓄(SPR)放出が嫌気される中、反落。
アップル(-1.78%)グーグル(-2.10%)メタ(旧フェイスブック)(-2.41%)アリババ(-6.67%)エヌビディア(-1.46%)
ネットフリックス(-1.80%)アマゾン・ドット・コム(-1.99%)バイオジェン(-0.20%)バークシャー(-1.31%)
マイクロソフト (-1.77%)ズーム(-4.22%)テスラ(-1.50%)ラッセル2000(-1.00%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.36%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約120.8億株、過去20日間平均約139億株。
四半期ではダウ工業株30種平均は4.6%、ナスダック総合株価指数は9.1%、S&P500種株価指数は4.9%、それぞれ下落。
月間では、ダウは2.3%高、ナスダックは3.4%高、S&P500種は3.6%高となった。
欧州株式市場の主要3指数はげ悪。
ロシア主要指数は3日続伸。
31日の東京株式市場で日経平均(-0.73%)は2日続落。
東証株価指数(TOPIX)(-1.08%)も2日続落。
東証マザーズ(+0.01%)は3日続伸、日経ジャスダック平均(+0.03%)、東証2部(+0.14%)はそれぞれ2日ぶり反発で終了。
東証1部出来高は13億4043万株、売買代金は3兆2438億円。
東証1部騰落数は値上がり396(18%)銘柄、値下がり1,729(79%)銘柄、変わらず51(2%)銘柄に。
マザーズ出来高は1億0970万株、売買代金は1696億円。
マザーズ騰落数は値上がり233(54%)銘柄、値下がり176(41%)銘柄、変わらず17(3%)銘柄に。
東証1部業種別ランキングでは4業種上昇、29業種下落に。
値上がり上位は、海運業、パルプ・紙、鉄鋼、ゴム製品。
値下がり上位は、証券商品先物、銀行業、保険業、電気・ガス業、その他製品、倉庫運輸関連、・・・
東証1部値上がり上位は、ピアラ <7044> [現在887円 +150円]ERIHD <6083> [現在1546円 +231円]
スマートバリュー <9417> [現在552円 +80円]LINK&M <2170> [現在545円 +75円]
値下がり上位は、マルマエ <6264> [現在2422円 -336円]Monotar0 <3064> [現在2634円 -257円]
スノーピーク <7816> [現在3305円 -260円]T&Gニーズ <4331> [現在1155円 -86円]
三菱UFJ <8306> [現在760.3円 -15.5円]みずほ <8411> [現在1567.0円 -35.0円]三井住友 <8316> [現在3907円 -103円]
野村 <8604> [現在515.2円 -16.8円]大和 <8601> [現在632.7円 -15.4円]
ソフトバンクグループ <9984> [現在5559円 -73円]トヨタ <7203> [現在2222.5円 +4.0円]
日経平均株価は2日続落。
朝方は現地30日に米国株が反落したことなどから、売りが先行。
寄り付き直後に、前日比263円安の2万7763円と、前場の安値を付けた。
その後は、下げ渋る動きが強まり下げ幅を縮小した。
「米政府が石油備蓄から数カ月にわたり日量100万バレルを放出することを検討している」と伝わり、
時間外取引で原油先物価格が下落する一方、米株価指数先物が上げ幅を拡大したことが刺激となり、プラス転換する場面も。
後場は安く寄り、一時下げ幅縮小する場面もあったが、引けにかけても売り物に押された。
マザーズ指数は、小幅ながらも3日続伸。
14時ごろからプラ転。ほぼ変わらずながらもプラス圏で引ける。
月間ベースでは、日経平均株価は4.9%高、東証株価指数(TOPIX)3.2%高、ともに3カ月ぶりに反発。
東証マザーズ指数は8.9%高、7カ月ぶり反発、日経ジャスダック平均は2.4%高、6カ月ぶり反発、
東証2部指数は1.5%高、東証REIT指数は6.7%高、ともに3カ月ぶり反発で終了。
3月終了、4月もよろしくお願いいたします。
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