
東証再編60年ぶり
- 2022年04月04日
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2022年4月4日(月)雨
・東京証券取引所の市場が再編され、新たに3市場が4日始動する。
従来より厳しい上場基準で分けられ、実質最上位の「プライム」には1839社が上場する。
企業統治は強化されるが、利益成長を欠き、海外マネーを引き付けるのに十分ではない。
・東証1部、2部、ジャスダック、マザーズの4市場が再編され、
「プライム」「スタンダード」「グロース」の3市場が新たに発足する。
東証の中核市場に及ぶ再編は2部を新設した1961年以来約60年ぶり。
「プライム」1839社 高い当時水準と時価総額でグローバルな投資対象となる企業
「スタンダード」1466社 一定の統治水準と時価総額で主に国内を基板とする企業
「グロース」466社 小規模でも高い成長が期待される新興企業
・バイデン米政権は新型各巡航ミサイルの開発を打ち切る方針。
巡航ミサイルは飛行機のように地力飛行するため弾道ミサイルよりも命中精度が高く、
核戦力増強を打ち出したトランプ前政権が新型コロナウイルスの開発計画を打ち出していた。
計画を撤回しても中国やロシアへの抑止力は確保できると判断、世界各地で交代する軍縮の機運をつなぎ留める狙いがある。
国防総省高官が日本経済新聞の取材で「開発計画は撤回された」と明言。
・ウクライナ政府は2日、首都キーウを含むキーウ州全域をロシア軍から解放したと発表。
激戦地となり、ロシア軍が撤退したキーウ郊外では多数の民間人が犠牲に。
米欧はロシアへの非難を強めており、対ロ制裁の強化に向けた動きが加速している。
・バイデン米政権が新型各巡航ミサイルの開発計画を打ち切る背景には、
核軍縮を訴える与党・民主党のリベラル派への配慮がある。
中国やロシアと軍縮対話のめどは立たず、オバマ元大統領から引き継いだ「核なき世界」の実現はさらに遠のいていた。
・ロシア国防省3日、ウクライナ南部オデッサ周辺の製油所と燃料貯蔵施設にミサイル攻撃を加えたと発表。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領は2日の国民向けビデオメッセージで
「ロシアは(東部)ドンバス地方と南部の制圧を狙っている」と述べ、徹底抗戦の構え。
・ロシア・ペスコフ大統領報道官は3日、天然ガス以外の輸出品についても、
自国通貨ルーブルでの支払いを日本や米国、欧州などの輸入国に求める見通しを示した。
決済通貨としてルーブルの需要を増やし、急落した為替相場を安定させる狙い。
・エネルギー価格の高騰の波がアジア市場に広がっている。
ロシアがウクライナ侵攻後に液化天然ガス(LNG)価格は4割上昇、原油も中東産油国がアジア向けの価格を引き上げた。
欧州諸国が脱ロシアを加速、アジア市場にも価格上昇圧力が強まっている。
・世界各国・地域の新型コロナ感染者数前日比(死者数)4/3午後4時現在、
米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ 世界全体105.4万人(2685人)
米国10502(162)インド1096(81)ブラジル17062(106)フランス132114(68)ドイツ196456(292)英国0(0)
ロシア17614(329)トルコ11783(41)イタリア71412(129)韓国234301(306)スペイン0(0)ベトナム65619(37)
・中国が南太平洋への進出を加速させている。
3月末、ソロモン諸島と「安全保障協定」で基本合意。
内容は未公表だが、事前に流出した協定草案では、ソロモンが中国軍の派遣や艦船の寄港を認めるなど、
高度な軍事面での協力が盛り込まれていた。
オーストラリアや米国は警戒を強めている。
・米テスラが2日発表、2022年1―3月の電気自動車(EV)の世界販売台数は前年同期比68%増、31万48台に。
半導体不足に苦しむライバルを横目に成長力を保ったが、インフレや資源高が響き車両価格は上昇しつつある。
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・外国為替市場で円の独歩安が進み、ロシアのルーブルに対してすら値を下げ続けている。
低温経済の下で緩和を続ける日本の国力低下を物語る。
・バイデン米大統領1日、3月の雇用統計発表受けて演説。
失業率が3.6%と新型コロナウイルス禍以前の水準まで低下し、「(歴代大統領で)最速の改善だ」と強調。
物価上昇の抑制を急ぐ意向を示した。
・ロシアとウクライナの停戦交渉では、露軍が新たに攻撃の重点を置くウクライナ東部の扱いが焦点の一つとなる。
ロシアは、東部の支配領域を拡大し、ロシアへの事実上の併合をウクライナにのませたい考え。
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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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公募・売り出し価格
アルトナー <2163> [終値904円]221万200株
新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
2022/4/4 セカンドサイトアナリティカ 5028 東G 情報・通信業 公開株数 625,600 公開価格 1,390円 引受証券日興他 注目度 B
事業内容:機械学習やディープラーニングなどを用いたアナリティクス・コンサルティングサービス
およびAI(人工知能)プロダクトの提供
2022/4/7 エフビー介護サービス 9220 東S サービス業 公開株数 1,035,000 公開価格 1,400円 引受証券 野村他 注目度 C
事業内容:福祉用具の貸与・販売・住宅改修、介護施設などの運営をはじめとした介護サービスの提供
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(今日の一言)
週末の海外NY株式市場は、小幅上昇。
米雇用統計で堅調な労働市場が示され、
米連邦準備理事会(FRB)がタカ派的な政策スタンスを維持する可能性が高いとの見方を受けた。
米労働省1日発表した3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比43万1千人増加、堅調な伸びを示した。
また失業率は3.6%と2020年2月以来、約2年ぶりの水準に改善。2月の失業率は3.8%だった。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3日続落。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は良好な米雇用統計を受けて大幅利上げ観測が強まる中、
売りが膨らみ、3日ぶりに反落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は
日米欧などによる石油備蓄の協調放出合意を受けて、需給が緩むとの見方が強まり、続落。
アップル(-0.17%)グーグル(+0.75%)メタ(旧フェイスブック)(+1.12%)アリババ(+1.29%)エヌビディア(-2.10%)
ネットフリックス(-0.30%)アマゾン・ドット・コム(+0.35%)バイオジェン(+0.02%)バークシャー(-0.29%)
マイクロソフト (+0.36%)ズーム(+0.67%)テスラ(+0.65%)ラッセル2000(+1.01%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.01%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約114.5億株、過去20日間平均約137.8億株。
週間ベースでは、ダウは0.1%安、3週ぶり反落。
ナスダック総合指数は1.7%高、3週続伸(累計11.0%上昇)、S&P500種指数は0.1%高、3週続伸(?同8.1%上昇)。
3月月間ベースでは、ダウは2.3%高、ナスダック総合指数は3.4%高、S&P500種指数は3.6%高、それぞれ2カ月ぶり反発。
四半期ではダウ工業株30種平均は4.6%、ナスダック総合株価指数は9.1%、S&P500種株価指数は4.9%、それぞれ下落。
欧州株式市場の主要3指数は反発。
RTSI指数(ロシア)は4日続伸。
週末1日の東京株式市場で日経平均(-0.56%)は3日続落。
東証株価指数(TOPIX)(-0.11%)も3日続落。
東証マザーズ(+0.37%)は4日続伸、日経ジャスダック平均(-0.25%)、東証2部(-0.15%)はそれぞれ2日ぶり反落で終了。
東証1部出来高は11億9029万株、売買代金は2兆8935億円。
東証1部騰落数は値上がり1,080(49%)銘柄、値下がり1,002(46%)銘柄、変わらず94(4%)銘柄に。
マザーズ出来高は1億4065万株、売買代金は2077億円。
マザーズ騰落数は値上がり193(45%)銘柄、値下がり217(50%)銘柄、変わらず15(3%)銘柄に。
東証1部業種別ランキングでは14業種上昇、19業種下落に。
値上がり上位は、その他製品、その他金融業、情報・通信業、銀行業、水産・農林業、不動産業、・・・
値下がり上位は、海運業、石油石炭製品、鉄鋼、鉱業、パルプ・紙、金属製品、輸送用機器、・・・
東証1部値上がり上位は、スター・マイカ <2975> [現在1622円 +300円]オリジン <6513> [現在1467円 +250円]
LINK-U <4446> [現在901円 +150円]JDI <6740> [現在57円 +9円]
値下がり上位は、OKK <6205> [現在968円 -123円]日本フエルト <3512> [現在463円 -55円]
ERIHD <6083> [現在1408円 -138円]ゲンキードラック <9267> [現在4140円 -405円]
三菱UFJ <8306> [現在770.7円 +10.4円]みずほ <8411> [現在1577.0円 +10.0円]三井住友 <8316> [現在3931円 +24円]
野村 <8604> [現在516.7円 +1.5円]大和 <8601> [現在695.3円 +2.6円]
ソフトバンクグループ <9984> [現在5578円 +19円]トヨタ <7203> [現在2205.0円 -17.5円]
日経平均株価は3日続落。
朝方は、3/31の米国株式市場で主要3指数が下落した流れを受け、売りが先行。
株価指数先物売りを交えて下げ幅を拡大し、前場に2万7399(前日比421円安)まで下落。
名実ともに新年度入りとなり、国内機関投資家の益出し売りが出やすいとの見方もあった。
一巡後はいったん下げ幅を縮小、時間外取引で米株価指数先物が高く、円安・ドル高も支えとなり、
後場早々には2万7738円(前日比83円安)まで下げ幅縮小。
その後は2万7700円近辺でもみ合いが続いた。
マザーズ指数は、4日続伸。
米国株安を受けて東京市場は軟調な週末だが、マザーズは後場から堅調展開が継続して買いが継続。
週間ベースでは、日経平均株価は1.7%安、東証株価指数(TOPIX)1.9%安、ともに3週ぶり反落。
東証マザーズ指数は4.2%高、3週続伸(累計18.4%上昇)、日経ジャスダック平均は0.2%安、3週ぶり反落、
東証2部指数は0.6%安、3週ぶり反落、東証REIT指数は3.1%高、3週続伸(同7.9%上昇)で終了。
3月月間ベースでは、日経平均株価は4.9%高、東証株価指数(TOPIX)3.2%高、ともに3カ月ぶりに反発。
東証マザーズ指数は8.9%高、7カ月ぶり反発、日経ジャスダック平均は2.4%高、6カ月ぶり反発、
東証2部指数は1.5%高、東証REIT指数は6.7%高、ともに3カ月ぶり反発で終了。
本日より60年ぶりの東証の市場再編です。
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特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
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