
自社株前年同期の約2倍
- 2022年06月03日
- 株式投資・経済ニュース全般, 株・投資ニュース情報, ニュース
2022年6月3日(金)晴れ一時雨 水星逆行(5/10~6/3)
・政府は個人がインターネットで発信する映像や、古い映画・音楽など
権利者が見つけられない著作物の二次利用をしやすくする。
権利者自身の許諾がなくても、政府が指定する団体が認めれば著作物を利用できるようにする。
著作権のデータは集中管理する。
ネットやメタバース(仮想空間)で著作物の利用が広がる中、円滑な権利処理を通じてコンテンツ市場を育てる。
・石油輸出機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」2日、原油の追加増産で合意。
7月の増産幅を日量64万8千バレルとし、毎月43万2千バレルずつとしてきた従来方針から拡大する。
ロシアの生産がウクライナ侵攻による制裁で落ち込んでいる部分的に補う。
ニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物は
OPECプラスの声明発表後、前日比小幅高の1バレル115ドルで推移。
追加増産の観測で一時3ドル安い111ドル台まで下落していたが、増産の規模が限られるとの見方から買い戻された。
増産幅を広げるものの、ロシア1カ国の落ち込みを完全には穴埋めできない。
・政府は対面や常駐といったデジタル社会に適合しない「アナログ規制」を義務付ける法令について、
およそ4000条項を改正する調整へ。
ダムや堤防といったインフラ点検で目視を求める規制などを撤廃する。
ドローンなどデジタル技術の活用を認めて効率化につなげる。
・日本の上場企業が自社株を買い入れる動きが急増。
4~5月の2カ月間で企業が発表した2022年度の買い入れ枠は計4.2兆円となり、前年同期の約2倍に。
日立 <6501> [終値6797円]8年ぶりに2000億円分の取得を決めるなど大規模な買い入れが目立つ。
・世界の大手金融機関でつくるクレジットデリバディブ決定委員会は1日、
ロシア国債が「支払い不履行」になったとの判断を示した。
一部のドル建て国債の利払いが実施されなかったと認定し、事実上のデフォルト(債務不履行)になる見通し。
ロシアの資金調達が一段と難しくなり、国際金融市場から排除されることになる。
・島根県の丸山達也知事は2日、
中国電力 <9504> [終値874円]の島根原子力発電所2号機(松江市)の再稼働に同意すると表明。
再稼働に向けて地元自治体の同意を得た原発は14基になった。
しかし現状で稼働しているのは4基にとどまり、国内にある原発の1割程度。
島根原発も安全対策工事などが残り、再稼働は早くても2023年度以降になる。
夏以降の電力供給は綱渡りに。
・原子力発電は脱炭素の有力な手段として、欧米で再評価する動きがある。
米国や英国、フランスは相次いで新増設計画表明。
ロシアによるウクライナ侵攻が、欧州各国を中心に化石燃料からの脱却を迫っている面もある。
・米メタ・プラットフォーム(旧フェイスブック)のシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO 52)が退任する。
広告を組み合わせることでSNS(交流サイト)を高収益事業に育てた立役者だが、
個人情報を使う事業モデルへの逆風は強まるばかり。
同氏の退任は、一台産業となったウェブの転機も映し出している。
・国土交通省は国が上限を認可する鉄道運賃について、
自治体と事業者が合意すれば上限を超えて値上げできる仕組みの導入を検討する。
・地方銀行が内部留保や資産を取り崩し、新興企業の投融資に振り向ける動き。
北国FHD <7381> [終値4105円]保有する株式の売却や海外の銀行事業撤退で投資余力を確保する。
制作保有株式の売却を慎重に見極めていた京都銀行 <8369> [終値5820円]も方針修正し始めた。
・大手の生命保険会社が営業職員の新規採用を絞り込む。
第一生命 <8750> [終値2713.5円]適性検査(SPI)を導入し、基準の厳格化で採用数を半減させる。
日本生命は目標数をなくした。大量に採用し、多くの離職者を出してきた慣行の見直しにつなげたい考え。
研修や育成の充実で定着率を底上げする。
・道路や水道、送配電などを運営するインフラ企業に投資マネーが集まっている。
関連する株価指数は過去最高値圏にある。
景気減速の懸念があるなか、業績が景気の影響を受けにくい点が評価されている。
・小麦の国際価格が大幅に続落。
米シカゴ商品取引所の小麦先物(中心限月)は1日、一時1ブッシェル10.27ドルとおよそ2カ月ぶり安値に。
前日には値幅制限一杯まで下げていた。
ロシアの侵攻でウクライナ産の穀物輸出が再開するとの期待が広がっている。
これまでロシアの妨害による輸出停滞が相場を押し上げている。
米国の天候回復も売りにつながった。
・英国のエリザベス女王(96)の在位70年を祝う記念行事「プラチナ・ジュピリ―」が2日、4日間の日程で始まった。
18世紀以来の「王は君臨すれども統治せず」の伝統を守り、民主主義国家における王室の在り方を世界に示してきた。
新型コロナウイルスの打撃から立ち直りつつある国民の一体感の象徴になっている。
・ブリヂストン <5108> [終値5188円]電気自動車(EV)信仰と相次ぎ手を組み、新たな事業機会の創出を狙う。
創業から20年足らずの米テスラが世界首位に上り詰めるなど
EVシフトは世界の車産業の勢力図を大きく塗り替える可能性を秘める。
・日本製鉄 <5401> [終値2223.5円]JFEスチール <5411> [終値1595円]
水素製鉄の小型実証機を新設し、2024~25年度から実証実験を始める。
世界的な脱炭素化の中で、環境に配慮した鋼材が求められることに対応。
ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
http://www.koronoasa.com/info/
【コロ朝プレミアム】銀行振込みフォーム
https://www.directform.jp/form/f.do?id=1845
6/4(土)【コロ朝セミナー】2022年6月特別編 相場の福の神参上(東京・八丁堀)
https://www.directform.jp/form/f.do?id=936275dbe705694
・ロシアによるウクライナ侵攻で、英国防省は2日、
激戦が続く東部ルガンスク州の中心都市セベロドネツクの大半をロシア軍が制圧したとの分析発表。
ガイダイ州知事は1日、市の8割をロシア軍に掌握されたが、ウクライナ軍は反撃を試みていると強調。
同軍が市から撤退しても、隣接するリシチャンスクで抗戦続けるとした。
・東芝 <6502> [終値5922円]2日、
株式の非公開化を含む経営戦略の外部からの募集について10件の1次提案の応募があったと発表。
内訳は8件が非公開化に関する提案で、2件が東芝の上場維持を前提とした資本業務提携に関する提案。
・政府、与党がロシアによるウクライナ侵攻などで肥料価格高騰に、農家を支援するための補助金制度創設する検討へ。
農家に補助金を支給して負担増の影響を緩和することや、
価格高騰時に国などが積み立てた資金から農家に補填することなど想定。
ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
http://www.koronoasa.com/info/
6/4(土)【コロ朝セミナー】2022年6月特別編 相場の福の神参上(東京・八丁堀)
https://www.directform.jp/form/f.do?id=936275dbe705694
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
—————————————————————————————
(今日の一言)
海外NY株式市場は、急反発して終了。
大型グロース株のテスラ、エヌビディア、メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)が4%超値上がりし、
アマゾン・ドット・コム、アップルもそれぞれ3.1%、1.7%上昇、
S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数を押し上げた。
2日発表された5月のADP全米雇用報告では民間部門雇用者数が12万8千人増と、市場予想(30万人増)を大きく下回った。
金利上昇や金融環境の引き締まりを背景に労働需要が減速し始めていることを示す結果となった。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3.6%上昇し、約1カ月ぶりの高値を付けた。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は対ユーロでのドル安を背景に買いが膨らみ、続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は
米エネルギー情報局(EIA)週報で予想を上回る在庫減少が示されたことなどを受けて、続伸。
アップル(+1.68%)グーグル(+3.16%)メタ(旧フェイスブック)(+5.42%)アリババ(+4.41%)エヌビディア(+6.94%)
ネットフリックス(+6.31%)アマゾン・ドット・コム(+3.15%)バイオジェン(-0.75%)バークシャー(+0.88%)
マイクロソフト (+0.79%)ズーム(+4.26%)テスラ(+4.68%)ラッセル2000(+2.31%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.42%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約107億株、過去20日間平均約133億株。
欧州株式市場の主要3指数は英国は休場。
独仏株価指数は3日ぶり反発。
RTSI指数(ロシア)は2日ぶり反落。
2日の東京株式市場で日経平均(-0.16%)は2日ぶり小反落。
東証株価指数(TOPIX)(-0.63%)も2日ぶり反落。
東証マザーズ(-2.19%)は2日ぶり反落、東証スタンダード市場TOP20(-0.27%)は2日ぶり反落、
東証グロース市場Core指数(-3.19%)は3日続落で終了。
東証プライム出来高は10億9537万株、売買代金は2兆5463億円。
東証プライム騰落数は値上がり579(31%)銘柄、値下がり1,192(64%)銘柄、変わらず66(3%)銘柄に。
東証スタンダード出来高は1億9120万株、売買代金は802億円。
東証スタンダード騰落数は値上がり568(41%)銘柄、値下がり613(44%)銘柄、変わらず165(12%)銘柄に。
東証グロース出来高は1億4584万株、売買代金は1067億円。
東証グロース騰落数は値上がり189(40%)銘柄、値下がり260(55%)銘柄、変わらず16(3%)銘柄に。
東証プライム業種別ランキングでは7業種上昇、26業種下落に。
値上がり上位は、石油石炭製品、保険業、ゴム製品、その他金融業、鉄鋼、電気・ガス業、機械。
値下がり上位は、鉱業、医薬品、精密機器、サービス業、水産・農林業、その他製品、情報・通信業、・・・
東証プライム値上がり上位は、日水製薬 <4550> [現在1439円 +300円]ダブル・スコープ <6619> [現在1335円 +195円]
大阪チタニウム <5726> [現在2214円 +301円]関西ぺ <5726> [現在2214円 +301円]
値下がり上位は、OATアグリオ <4979> [現在1619円 -160円]フルサト・マルカ <4384> [現在3555円 -350円]
MSOL <7033> [現在4330円 -420円]ラクスル <4384> [現在1982円 -175円]
三菱UFJ <8306> [現在740.9円 -4.7円]みずほ <8411> [現在1528.0円 -18.0円]三井住友 <8316> [現在3988円 -13円]
野村 <8604> [現在514.4円 +0.8円]大和 <8601> [現在634.0円 -4.5円]
ソフトバンクグループ <9984> [現在5302円 +2円]トヨタ <7203> [現在2193.0円 -4.5円]
続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
http://www.koronoasa.com/info/
6/4(土)【コロ朝セミナー】2022年6月特別編 相場の福の神参上(東京・八丁堀)
https://www.directform.jp/form/f.do?id=936275dbe705694
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】2022年6月特別篇 藤本誠之氏登壇(東京・八丁堀)
2022年6月4日(土)開催 14:20~16:50(開場 14:10)
6月の特別講演会
米株市場の波乱はどこまで・・・
株式市場相場展望と有望注目銘柄 企業訪問強化中
厳しい中でも有望銘柄見つけます!!
会場 東京都中央区八丁堀3-17-16 セントラル京橋三立ビル別館703
ダウンロード(料金後払い)でもご覧いただけます。
お申し込み・詳細⇒ https://www.directform.jp/form/f.do?id=936275dbe705694
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
———————————————————————–
株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5
URL : http://koronoasa.com/
【問い合わせ】http://www.koronoasa.com/?page_id=30
———————————————————————–
記事の続きはコロ朝プレミアムで!
記事の続きはコロ朝プレミアムで!