
米6月消費者物価指数(CPI)9.1%増
- 2022年07月14日
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2022年7月14日(木)曇りのち雨 満月
・欧州単一通貨ユーロの下げが加速。
13日の外国為替市場では一時、1ユーロの価値が1ドルに並ぶ「パリティ(等価)」を20年ぶりに割り込む。
歴史的なユーロ安が映すのは、ロシアの安いエネルギーを使って中国など世界に製品を輸出する欧州経済の構造問題と。
背景には米金利上げによるドル独歩高、ユーロ圏のインフレをさらに加速しかねない危うさも。
・米労働省が13日、6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が9.1%となった。
ガソリン高や堅調な雇用環境背景に前月比伸び高めた。
急激な利上げが景気後退を招く懸念も広がっている。
・6月の米消費者物価指数(CPI)伸び率は5月の8.6%を上回った。
1981年11月(9.6%)以来、およそ40年半ぶりの高い伸びに。
物価の基調を見るために変動の大きい食品とエネルギーを除く指数について、前年同月比5.9%上昇。
物価上昇率が高止まりすれば、米連邦準備理事会(FRB)が急速な利上げに動くとの警戒感は根強い。
・東京電力 <9501> [終値640円]福島第1原子力発電所事故を巡り、
同社の株主らが旧経営陣5人に計22兆円を東電に支払うよう求めた株主代表訴訟判決で、
東京地裁は13日、旧経営陣4人に計13兆3210億円の支払いを命じた。
「津波対策を怠った」と判断。国内の裁判の賠償額として過去最高に。
・ウクライナ危機はエネルギー政策の前提を変えた。
安定供給の確保へ英国やフランスは原発新設にカジを切り、ドイツは石炭火力の再活用に踏み出した。
いち早く修正に動きた欧州に比べ日本の動きは鈍い。
もう時間の浪費は許されない。安定供給と脱炭素の両立へあらゆる手を速やかに打たねばならない。
・カシオ計算機 <6952> [終値1229円]フランスの電子取引大手ワールドラインと決済代行で連携する。
海外で使っているシステムを導入することなどで店舗側が負担するクレジットカードの手数料を2%台に引き下げた。
国内の手数料は決済金額の3%台が中心で、小規模店が導入に消極的な一因となっている。
業界全体で手数料引き下げにつながる可能性がある。
・米消費者物価の伸びが頭打ちになる兆しが見えない。
13日の指数公表後、市場では米連邦準備理事会(FRB)が7月に大幅な利上げに踏み切るとの観測が一段と強まった。
過度な金融引き締めになれば大きな景気後退に陥るリスクも高まる。
インフレ抑制を最優先に掲げるFRBの金融政策運営は一段と難しくなる。
・ロシア産原油の石油製品に精製して輸出する「オイルロンダリング(原油洗浄)」の中継拠点としてインドの関与が浮上。
制裁で行き場を失ったロシア原油を大量に買い、ガソリンなどに精製して一部を欧米への輸出に回している。
・米ツイッターが、同社への買収契約を打ち切るとした米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に対し、
買収を実行するよう求める訴訟を米裁判所に起こした。
買収撤回が認められるハードルは高そうだが、ツイッター側の情報開示が適切だったかどうかも法廷で検証される。
・中国軍やロシア軍による日本列島周辺での軍事行動が続く。
ロシアがウクライナ侵攻した2/24を起点に前後4カ月間の活動数を比べると侵攻後に2.5倍に増えた。
日本側は単なる示威行動にとどまらないとみて警戒を強める。
・安倍晋三元首相が銃撃受け亡くなり、安倍派(清和政策研究会)は領袖を失う。
派内で衆目の一致する光景は見当たらない。求心力を保つため事実上に集団指導体制でしのごうとの動きがある。
・新型コロナウイルスの感染拡大が加速。
感染力が強いとされるオミクロン型派生型「BA.5」が広がり、1日あたりの新規感染者が過去最多に迫る。
入院患者も徐々に増えている反面、重症者は少なく病床のひっ迫感は薄い。
政府や自治体、経済界は感染防止と経済活動の両立を続ける方針。
・日米豪印の4カ国の枠組み「Quad(クアッド)」は13日、オーストラリアのシドニーで初のエネルギー相会合開いた。
燃料としてつかう際に二酸化炭素(CO2)が出ない水素や案もアンモニアの活用に向けた技術開発を進めることで一致。
蓄電池のサプライチェーン(供給網)構築での協力も確認。
・投資信託協会が13日、投資信託概況、
2022年上期(1~6月)の株式や債券に投資するy投資信託の純資金流入額が4兆円を超えた。
昨年下期(5兆1800億円)より下がったものの集計可能な02年以降、半期ベースで過去8番目の水準にとどまり、大崩れせず。
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・国内で13日、新たに9万4493人の新型コロナウイルス感染が報告された。
9万人を超えるのは2/17以来、過去最多の約10万4千人に迫る。
お盆期間を含む8/5~18日に、主要駅や空港で臨時の無料検査拠点を整備するよう都道府県に要請も。
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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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株式分割
日宣 <6543> [終値1164円]8/31 1株→2株
立会外分売
SPK <7466> [終値1400円]7/21-25 26万4000株
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、続落。
朝方発表の6月の消費者物価指数(CPI)上昇率が予想を超えたことで、
米連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で100ベーシスポイント(bp)の利上げに踏み切るとの観測が台頭。
こうした観測が消化される中、株価は大きく揺れ動いた。
主要株価3指数はいずれも日中安値からは切り返し、時折プラス圏に浮上したものの、最終的に下落して終了。
6月のCPIは前年同月比で9.1%上昇と5月の8.6%上昇から加速し、1981年11月以来40年超ぶりの大幅な伸びとなった。
ガソリン価格と食品価格の高騰が背景。
これを受け、フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む
今月の連邦公開市場委員会(FOMC)での100bp利上げ確率が上昇した。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は2日続伸。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は対ユーロのドル高が一服したことを受けて3日ぶりに反発。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は安値拾いの買いが入る一方、
エネルギー需要見通しに警戒感が広がる中で売られ、小反発。
アップル(-0.25%)グーグル(-2.32%)メタ(旧フェイスブック)(+0.13%)アリババ(-0.10%)エヌビディア(-0.54%)
ネットフリックス(+1.21%)アマゾン・ドット・コム(+1.08%)バイオジェン(-0.49%)バークシャー(+0.07%)
マイクロソフト (-0.37%)ズーム(-6.46%)テスラ(-1.70%)ラッセル2000(-0.12%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.11%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約106.6億株、過去20日間平均約125.6億株。
欧州株式市場の主要3指数は反落。
6月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回り、
米連邦準備理事会(FRB)が利上げを加速させて米国が景気後退に陥るとの懸念から売りが優勢となった。
13日の東京株式市場で日経平均(+0.54%)は2日ぶり反発。
東証株価指数(TOPIX)(+0.29%)も2日ぶり反発。
東証マザーズ(+0.02%)は3日ぶり反発、東証スタンダード市場指数(+0.15%)は2日ぶり反発、
東証グロース市場指数(+0.05%)は3日ぶり反発で終了。
東証プライム出来高は8億9356万株、売買代金は2兆0665億円。
東証プライム騰落数は値上がり1,217(66%)銘柄、値下がり535(29%)銘柄、変わらず86(4%)銘柄に。
東証スタンダード出来高は2億1592万株、売買代金は667億円。
東証スタンダード騰落数は値上がり660(48%)銘柄、値下がり467(34%)銘柄、変わらず196(14%)銘柄に。
東証グロース出来高は1億0851万株、売買代金は1021億円。
東証グロース騰落数は値上がり268(56%)銘柄、値下がり169(35%)銘柄、変わらず36(7%)銘柄に。
東証プライム業種別ランキングでは24業種上昇、9業種下落に。
値上がり上位は、電気・ガス業、空運業、パルプ・紙、サービス業、輸送用機器、証券商品先物、精密機器、金属製品、・・・
値下がり上位は、鉱業、水産・農林業、保険業、建設業、卸売業、不動産業、食料品、石油石炭製品、倉庫運輸関連、・・・
東証プライム値上がり上位は、パルグループ <2726> [現在2049円 +297円]エーアイテイー <9381> [現在1789円 +189円]
ジャムコ <7408> [現在1262円 +132円]三協立山 <5932> [現在616円 +64円]
値下がり上位は、ジェイリース <7187> [現在1885円 -195円]エコス <7520> [現在2124円 -217円]
大阪チタニウム <5726> [現在2842円 -178円]日本通信 <9424> [現在219円 -10円]
三菱UFJ <8306> [現在731.7円 +2.6円]みずほ <8411> [現在1579.0円 +12.0円]三井住友 <8316> [現在4094円 +23円]
野村 <8604> [現在507.2円 +4.1円]大和 <8601> [現在616.3円 +3.8円]
ソフトバンクグループ <9984> [現在5338円 +125円]トヨタ <7203> [現在2134.5円 +18.0円]
日経平均株価は反発。
朝方は、昨日大幅反落した反動から自律反発狙いの買いが先行。
先物買いを交えて上げ幅を広げ、一時2万6543円(前日比206円高)まで上昇。
買い一巡後は伸び悩んだ。
日本時間13日夜発表の米6月消費者物価指数(CPI)を控え、様子見気分が強まった。
マザーズ指数は、3日ぶりに小反発。
東京市場は堅調な推移となったが、グロース株は相対的に弱く、上昇幅は小さかった。
米国市場は6月のCPIを受け、大幅安からの始まりも、徐々に下げ幅縮小、プラスになる場面もあった。
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