内閣支持率54.3％

2022年8月23日（火）くもり 天赦日

・富士通　<6702> ［終値17000円］理化学研究所と共同で次世代の高速計算機である量子コンピューターの実用化に向け、
2023年度に企業への提供始める。
金融市場の予測、新素材や薬の開発への活用を見込む。
幅広い分野の計算ができる汎用型を国内企業が手掛けるのは初めてになる。

・日野自動車　<7205> ［終値629円］22日、小型トラックでもエンジンの性能試験で不正。
2019年以降に販売した7万6000台が対象となる。
不正が発覚するのは3回目で、今月上旬に不正の原因などについてまとめた報告書を公表したばかりだった。
これまでの中大型に続き小型でも不正が見つかったことで国内向けトラックのほぼ全量が出荷できなくなる。
今回と合わせて不正の対象は64万3000台（日野車のみ）に上る。

・ウクライナ侵攻と世界（中）「中立」台頭　危うい3極化　米中、高止まる緊張
台湾を巡る米中の緊張が高まっている。
米国は近く、米軍艦船を台湾海峡に送るほか、台湾との貿易拡大に向けた工程表も発表する。
英紙エコノミストの調査部門EIUによれば、ウクライナ侵攻に中立を保つ国々は、世界人口の32％を占める。
世界の秩序は米欧日などの西側陣営、中ロ陣営、中立パワーの3極体制に移った。
中立パワーの主な顔ぶれはトルコやインド、南アフリカ、サウジアラビア、ブラジルなど。
「米国1強」の時代は中立パワーの裁量は限られていたが、米国の指導力が衰え構図一変。
西側陣営と中ロを両天秤にかけ、双方から実利を引き出しやすくなっている。
西側陣営はそんな中立パワーを引き寄せ、秩序維持への支持を得なければならない。
各国の損得勘定を読み解き、互恵の協力を探ることが第一歩になる。

・政府は日本への入国・帰国時に求めている海外での新型コロナウイルス検査について、条件付きで不要とする検討へ。
ワクチン接種済みなら免除するなど段階的に緩和する案。
入国者数の上限引き上げも調整する。国内の新規感染者を全数把握する運用も見直す。

・防衛省は2023年度予算の概算要求まとめた。概算要求額は過去最大の5兆5947億円。
攻撃に使える無人機の導入や迎撃が困難な超音速ミサイルに関する研究開発にかかる費用など盛り込む。
相手の射程県外から攻撃する長射程ミサイルの量産にも取り組む。

・厚生労働省の2023年度予算の概算要求案が22日分かった。
政権の重要課題である人への投資を進めるため、学び直し支援などに22年度予算比で1割増の1101億円を求める。
デジタルなど成長産業の人材育成を強化するほか、人手不足業種への労働移動を促し、成長底上げにつなげる。

・中国人民銀行（中央銀行）22日、今年3回目の利下げに踏み切った。
今春に悪化した景気の回復が鈍いため。
金融緩和で資金需要を刺激する狙いだが、
新型コロナウイルスの感染封じ込めを狙う「ゼロコロナ」政策が経済活動の正常化を阻む。
「流動性のワナ」に陥りつつあるとの見方もある。

・政府は2023～25年の3年間でアフリカのインフラ開発などに最大50億ドル（約6800億円）を拠出する方針。
20～22ねんの35億ドルから4割増の規模とする。
アフリカに投じる資金を増やす米欧や中国などに対応する。

・国土交通省は新型コロナウイルス禍で厳しい経営環境にある観光業の再生に向けた基金の創設を検討する。
複数年度にわたり使える予算を確保し、宿泊施設の大規模改修やデジタル化に補助金を出す。
基金は数千億円規模を見込む。
観光産業の基盤整備を支えることで付加価値を高め、収益力の強化につなげる。

・投資ファンドが地域金融機関と組み、新型コロナウイルス禍で経営難に陥った中小企業の再生に乗り出す。
ニューホライズンキャピタル（東京・港）は地方銀行などから資金を募り、約120億円規模の再生ファンドを設立する。
飲食や宿泊業などではコロナ禍で過剰債務を抱え、自力再建が困難な企業が増えている。
ファンドのノウハウを活用して企業の再生を支援し、地域経済の悪化を防ぐ。

・りそな銀　<8308> ［終値514.2円］事業承継ファンドを通じて、2032年度までの今後10年間で中小企業50社程度に投資する。
中小企業の悩みを解決するコンサルティング業務に注力する方針を強調した。
りそな銀は21年に事業承継を目的としたファンドを運営する「りそな企業投資」を設立。

・円相場の値動きが荒くなっている。
直近1カ月間の1日当たりの変動率は対ドルで2020年3月以来、2年5カ月ぶりの大きさになった。
日米金利差などを理由に海外の投機筋が取引を続けているほか、
値動きの大きさに魅力を感じる個人の外国為替証拠金（FX）取引が過去最大の規模に膨らんでいる。

・米国の長期金利が上昇（債券価格は下落）している。
アジア時間22日に長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時3％台と、約1カ月ぶりの高水準をつける場面があった。
米国のインフレ圧力は根強く、米連邦準備理事会（FRB）が2023年に利下げに転じるとの見方が後退し米国債が売られた。

・国際通貨基金（IMF）は中東産油国が今後4年間で、石油関連の収入を最大で1兆3000億ドル（約180兆円）上積みすると予想。
各国の政府系ファンド（SWF）が投資で利益を膨らませるとみている。
ロシアによるウクライナ侵攻によるエネルギー価格の上昇は
世界各国で物価の高騰につながり、景気後退への不安を高めている。
一方、中東の湾岸産油国は潤沢な資金を手に入れる格好だという事実を見通している。

・太陽光発電の世界生産シェア8割を握る中国大手各社が増産投資を競っている。
カーボンニュートラル（温室効果ガス排出量実質ゼロ）を宣言した各国の需要増に加え、
発電効率が高いタイプの量産が可能になったため。
計画・建設中の生産能力の追加分は、原子力発電所を毎年340基新設するのに等しい規模に。
採算より規模拡大を優先する投資競争は新たな淘汰の引き金にもなりかねない。

・オーストラリアのカジノ大手、スター・エンターテインメントが22日、
2022年6月期決算、最終損益1億9800万豪ドル（約186億円）の赤字（前の期は5700万豪ドルの黒字）だった。
新型コロナウイルスの感染拡大受けた施設の一時閉鎖などが響く。
売上高は前の期比1％h減の15億2700万豪ドル。
スターは豪最大都市シドニーやゴールドコーストで統合型リゾート（IR）を運営する。
20年3月から続いた豪政府による出入国規制で、主力の中国人観光客が激減した状態が続いた。

・中国で失業保険基金の支払いが急増。
6月の支出は過去最大を記録。
雇用悪化で保険金の給付が増えたほか、就業対策として雇用を維持した企業に保険料を還付したため。
基金の残高はピークの2018年から減少。新たな雇用政策の内田氏が困難になる可能性もある。

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8/27（土）【コロ朝セミナー】高野恭壽氏&岡本昌巳氏　大阪・夏の陣　2022 （大阪・新大阪）
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・産経新聞社とFNN（フジニュースネットワーク）20、21両日、合同世論調査実施。
岸田文雄内閣の支持率は54.3％で、前回調査（7/23、24両日）から8.1ポイント下落。
昨年10月の政権発足以降最低で初めて60％を下回る。
不支持率は前回比9.4ポイント増、40.3％に。

・産経新聞社とFNN（フジニュースネットワーク）20、21両日、合同世論調査実施。
岸田内閣支持率急落　旧統一教会問題、政権に逆風。自民党支持層も厳しい目。
物価高、コロナ対策評価されず。内閣支持率が落ち込んだ背景には日常生活に関わる不満の高まりも。

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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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株式分割

日本システム技術　<4323> ［終値2470円］9/30 　1株→2株

自己株式消却

ジャパンベストレスキュー　<2453> ［終値719円］56万823株　8/31

立会外分売

エプコ　<2311> ［終値690円］8/29-31　41万9000株

アイリックコーポ　<7325> ［終値783円］8/23　760円　5万株

モリト　<3837> ［終値718円］8/23　696円　35万株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、大幅続落。
今週、米ワイオミング州ジャクソンホールで開催されるジャクソンホール会合で、
米連邦準備理事会（FRB）がインフレ抑止に向け強いコミットメントを表明するとみられることが懸念材料となった。

S&P500種の全11セクターが下落し、一般消費財や情報技術が下げを主導。
ロシア産ガス供給の逼迫懸念などから欧州株が下落したことも、米株市場の地合いを圧迫。

米国株式市場では値動きの荒い展開となる中、
個人投資家の間で人気の高い「ミーム株」（ネットの情報拡散で取引される銘柄）が軒並み下落。

市場は、パウエル議長がジャクソンホール会合で26日に行う講演の中で今後の利上げペースについて
新たな手掛かりを示すか注目している。

フィラデルフィア半導体指数(SOX)は大幅（3.72％）2日続落。

ニューヨーク商品取引所（COMEX）の金先物相場はFRBによる利上げペース加速への警戒感が広がる中、6日続落。

ニューヨーク商業取引所（NYMEX）の原油先物相場は4日ぶりに反落。
需要鈍化への懸念から売りが先行したものの、有力産油国による減産への思惑から下げ幅をあと縮小。

アップル（-2.30%）グーグル（-2.58%）メタ（旧フェイスブック）（-2.92%）アリババ（+0.45%）エヌビディア（-4.57%）
ネットフリックス（-6.06%）アマゾン・ドット・コム（-3.62%）バイオジェン（-2.08%）バークシャー（-2.89%）
マイクロソフト （-2.94%）ズーム（-2.07%）テスラ（-2.23%）ラッセル2000（-2.13%）HTG(ハイイールドファンド)（-1.13%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約99億株、過去20日間平均約108億株。

欧州株式市場の主要3指数は景気後退懸念で下落。

22日の東京株式市場で日経平均（-0.47％）は3日続落。
東証株価指数（TOPIX）（-0.10％）も2日ぶり反落。

東証マザーズ（-2.02％）は3日続落、東証スタンダード市場指数（-0.42％）は2日ぶり反落、
東証グロース市場指数（-2.02％）は3日続落で終了。

東証プライム出来高は9億2087万株、売買代金は2兆1255億円。
東証プライム騰落数は値上がり798(43％)銘柄、値下がり956(52％)銘柄、変わらず84(4％)銘柄に。

東証スタンダード出来高は1億8397万株、売買代金は842億円。
東証スタンダード騰落数は値上がり528(37％)銘柄、値下がり689(48％)銘柄、変わらず159(11％)銘柄に。

東証グロース出来高は9402万株、売買代金は1050億円。
東証グロース騰落数は値上がり95(19％)銘柄、値下がり356(74％)銘柄、変わらず24(5％)銘柄に。

東証プライム業種別ランキングでは16業種上昇、17業種下落に。
値上がり上位は、鉱業、石油石炭製品、医薬品、保険業、電気・ガス業、卸売業、・・・
値下がり上位は、電気機器、非鉄金属、証券商品先物、サービス業、機械、化学、・・・

東証プライム値上がり上位は、サーラ　<2734> ［現在773円　+62円］ビーロット　<3452> ［現在592円　+45円］
レアジョブ　<6096> ［現在737円　+51円］ニッカトー　<5367> ［現在　491円　+30円］

値下がり上位は、富士石油　<5017> ［現在342円　-40円］エフオン　<9514> ［現在689円　-47円］
テスHD　<5074> ［現在1120円　-71円］FFJ　<7092> ［現在1589円　-182円］

三菱UFJ　<8306> ［現在732.4円　+4.4円］みずほ　<8411> ［現在1576.0円　-0.5円］三井住友　<8316> ［現在4191円　+2円］

野村　<8604> ［現在507.1円　-3.1円］大和　<8601> ［現在609.0円　-5.6円］

ソフトバンクグループ　<9984> ［現在5739円　-25円］トヨタ <7203> ［現在2150.0円　0.0円］

日経平均株価は3日続落。
朝方は、前週末の米国株式市場で米長期金利の上昇が警戒され、
ハイテク株中心に下落した流れを受け、半導体関連株など広範囲に売りが先行。
寄り付き後2万8586円（前週末比343円安）まで下落。
一巡後は、いったん下げ幅を縮小。
後場入り直後には2万8828円（前週末比102円安）まで引き戻した。
ただ、買いは続かず、その後は総じて2万8800円割れ水準でもみ合った。

半導体関連などグロース（成長）株が安く、指数の重しとなった。

マザーズ指数は、3日続落。
米国株安などを背景に東京市場全般が軟調に推移しており、新興市場にも売りが先行。
グロースの主力株の多くには利益確定売りが出た。

本日は天赦日となっています。

大幅安の後は下げ幅縮小し、まさかのプラ転・・・なんて・・・

『相場の福の神』財産ネットの藤本誠之さんの
日刊ゲンダイのコラム『今週の爆騰株』
サスメド　<4263> ［終値1146円］が載っておりました。
不眠症をスマホアプリで治療！睡眠薬に代わる医療DX

続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
http://www.koronoasa.com/info/

8/27（土）【コロ朝セミナー】高野恭壽氏&岡本昌巳氏　大阪・夏の陣　2022 （大阪・新大阪）
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9/3（土）【コロ朝セミナー】2022年9月特別編　相場の福の神参上（東京・八丁堀）
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岡本さんのセミナーが8月27日（土）にあります。
不思議と、岡本さんセミナーの前後は底値形成の傾向も高く、
特に大阪夏の陣はその傾向がより強く、いい押し目になりそうなところも・・・

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【コロ朝セミナー】岡本昌巳氏　大阪・夏の陣　2022 （大阪・新大阪）

2022年8月27日（土）13：20～15：50　開催（開場　13：00）

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【コロ朝セミナー】特別編　2022年9月セミナー

『相場の福の神』藤本誠之氏　株式セミナー

2022年9月3日（土）14：20～16:50開催（開場14：10）

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