1ドル＝139円台

2022年8月30日（火）くもり

・ホンダ　<7267> ［終値3669.0円］29日、
韓国電池大手のLGエネルギーソリューションと米国で電気自動車（EV）向け電池工場を新設へ。
投資額は44億ドル（約6100億円）で自社専用のEV電池工場は初めて。
出資率はホンダ49％、LGエネが51％。23年着工で25年の量産開始目指す。
全量をホンダの北米工場向けに出荷する計画。
カリフォルニア州でガソリン車の全面禁止案が発表されるなど、米国でもEVシフトが急速に進む。
世界の電池や車大手が相次いで工場建設に動く中、トヨタ　<7203> ［終値2090.0円］など日本勢も脱炭素を加速する。

・厚生労働省は新型コロナウイルスのオミクロン型に対応した改良ワクチンの接種を9月中に始める検討に入った。
これまでは自治体などに対して、9月に順次ワクチンを輸入し、10月半ば以降に始める想定と説明していた。
できる限り前倒しでワクチン接種体制を整える。
厚生省は米ファイザーと米モデルナから供給受ける契約を結んでいる。
両社とも8月上旬に厚労省への承認申請を済ませている。

・米利上げペースがいずれ鈍化するとの市場の期待がしぼみ、為替や株価の値動きが激しくなっている。
29日の外国為替市場では円が対ドルで下落、一時1ドル＝139円台を付けた。
139円台をつけるのは7月中旬以来1か月半ぶり。

・第4の革命　カーボンゼロ　2つの危機　揺らぐエネルギー供給・温暖化対策　1.5℃目標、3年後が分水嶺
地球温暖化を抑える脱炭素が試練の時を迎えている。
ロシアによるウクライナ侵攻によりエネルギーの安定供給が揺らぐ危機が起きた。
化石燃料を使う発電所の稼働が増える中、気温上昇を産業革命前から「1.5度以内」に抑える
「パリ協定」の目標を実現できるかの分水嶺も3年後に迫る。
2つの危機を乗り越える現実解を導けるか。
気候変動と電力危機は相互に作用し、問題をさらに深刻化させる。
2つの危機を乗り越える知恵が試される局面に入った。

・ロシアが軍の兵員数を増強する方針を打ち出した。
ウクライナ侵攻に投入したロシア兵の半分強が死傷、ロシアの苦境は鮮明。
米欧の軍事支援を追い風にウクライナ軍は、主に南部地域で反攻作戦を本格化する公算が大きい。
天然ガス輸出というロシアの「武器」が最も効果を発揮する中・東欧の暗く極寒の冬に向けて、
米欧が結束を維持できるかが今後の展開を左右しそう。

・世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の問題の表面化した霊感商法などの悪質商法に対応する議論が29日、始まった。
相談や注意喚起が主だったこれまでの取り組みを見直し、被害救済や未然防止で実効性ある対策を示せるかが焦点に。

・米航空宇宙局（NASA）は29日、同日予定していた月を探査する「アルテミス計画」の無人宇宙船の打ち上げを延期。
ロケットのエンジンに不具合が見つかった。次の打ち上げは9/2以降になる。

・住宅ローンの変動金利の人気が止まらない。
3メガバンクの新規ローンのうち変動を選ぶ割合は6月時点で平均約84％に達した。
新型コロナウイルス禍で家計の見直し機運が高まり、借り換え需要は強い。
ネット銀行を交えた競争が激化し、各行が相次ぎキャンペーンを打ち出していることも後押ししている。

・米連邦準備理事会（FRB）のパウエル議長が26日のジャクソンホール会議で金融引き締め継続に強い決意を示し、
米株の急落が週明け29日の東京株式市場での株安に連鎖。
だがFRBもインフレ鎮圧に向けた確かな道筋は描けていない。
少なくとも9月下旬に新たな利上げシナリオが出るまで市場は統計やFRB高官らの発言次第で揺れ動く可能性が高い。

・銅が反転基調を強めている。
国際指標であるロンドン金属取引所（LME）の3カ月先物は26日に一時2カ月ぶりの高値を付けた。
最大の消費国である中国が景気対策を追加すると報じられ、需要増に対する期待が膨らんだ。

・米国で農地を対象にした投資が増えている。
機関投資家による農地の取得は専門の不動産投資信託（REIT）への投資により、2022年の農地価格は過去20年で最高値となる。
世界人口の増加やロシアのウクライナ侵攻などによる食料危機を背景に
農地の重要さが改めて認識されたうえ、投資リターンも高い。
世界有数の穀倉地帯の米国の農地にマネーが流入すれば、食糧増産や輸出拡大につながるとの期待も広がる。

・中国内陸部の重慶市政府は29日、工場向けの電力供給を段階的に再開し、工場が再稼働を始めた。
人工降雨の効果もあり猛暑が収まり需要が一服、電力不足が緩和した。

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・週明けの東京株式市場の日経平均株価は大幅反落、前週末終値比762円42銭安の2万7878円96銭で取引終了。
終値で2万8000円を下回るのは8/10以来、約3週間ぶり。
前週末に米国市場が急落し、週明けの東京市場にも波及。香港や台湾の株式市場も振るわず。

・バイデン米大統領（民主党）、政権への審判が示される11/8の中間選挙に向け、アクセル踏み始めた。
中間層や低所得者層を意識した対策を矢継ぎ早に打ち出し、全国遊説を本格化。
政策アピールに躍起となる様子からはバイデン米政権の焦りもうかがえる。

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10/8（土）【コロ朝セミナー】特別講演会　櫻井英明氏独演会（東京・八丁堀）

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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第三者割当

LeTech　<3497> ［終値713円］154万8000株　646円　9/30　割当先　エルティー

株式分割

小糸製作所　<7276> ［終値4570円］9/30 　1株→2株

自己株式消却

四国化成　<4099> ［終値1252円］104万5000株　9/9

公募・売り出し価格

魚力　<7596> ［終値2415円］57万5000株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、続落。

経済が減速したとしてもインフレに対応するために積極的に利上げするという
米連邦準備理事会（FRB）の方針に対する根強い懸念を受けた。

パウエルFRB議長は26日の講演で、成長鈍化などの「痛み」を伴ったとしてもインフレが抑制されるまで
「当面」金融引き締めが必要という見解を示した。

これを受け、FRBがより控えめな利上げに軸足を移すのではないかという期待が打ち砕かれた。

S&P500種株価指数は一時、1％下げる場面もあり1カ月ぶりの安値を付けた。
その後は下げ幅を縮小して引けた。ただ、過去2営業日の下落率は2カ月半ぶりの大きさとなった。

ダウ工業株30種平均は一時、31972.79ドル（310.61ドル　1.0％安）まであって下げ渋り、
プラス圏に入る場面もあったが、引けにかけて下落。

フィラデルフィア半導体指数(SOX)は続落。

ニューヨーク商品取引所（COMEX）の金先物相場はドル相場下落を受けて買い戻しが入る中、ほぼ横ばい。

ニューヨーク商業取引所（NYMEX）の原油先物相場は
石油輸出国機構（OPEC）主導による減産の可能性や地政学リスクを巡る警戒感を背景に大幅続伸。

アップル（-1.37%）グーグル（-0.86%）メタ（旧フェイスブック）（-1.61%）アリババ（-1.43%）エヌビディア（-2.82%）
ネットフリックス（+0.58%）アマゾン・ドット・コム（-0.73%）バイオジェン（-0.75%）バークシャー（-0.87%）
マイクロソフト （-1.07%）ズーム（-0.50%）テスラ（-1.14%）ラッセル2000（-0.89%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.38%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

欧州株式市場の主要3指数は英国は休場。
独仏株価は続落。

29日の東京株式市場で日経平均（-2.66％）は3日ぶり大幅反落。
東証株価指数（TOPIX）（-1.79％）も3日ぶり反落。

東証マザーズ（-2.12％）は4日ぶり反落、東証スタンダード市場指数（-0.86％）は4日ぶり反落、
東証グロース市場指数（-2.12％）は4日ぶり反落で終了。

東証プライム出来高は10億7366万株、売買代金は2兆5949億円。
東証プライム騰落数は値上がり174(9％)銘柄、値下がり1,635(89％)銘柄、変わらず28(1％)銘柄に。

東証スタンダード出来高は1億5980万株、売買代金は889億円。
東証スタンダード騰落数は値上がり323(23％)銘柄、値下がり932(66％)銘柄、変わらず118(8％)銘柄に。

東証グロース出来高は1億2228万株、売買代金は1084億円。
東証グロース騰落数は値上がり76(15％)銘柄、値下がり382(79％)銘柄、変わらず22(4％)銘柄に。

東証プライム業種別ランキングでは2業種上昇、31業種下落に。
値上がり上位は、鉱業、石油石炭製品。

値下がり上位は、精密機器、機械、サービス業、電気機器、金属製品、ｶﾞﾗｽ土石製品、海運業、化学、・・・

東証プライム値上がり上位は、クロスキャット　<2307> ［現在1304円　+168円］VIX短期先物　<1552> ［現在2050円　+230円］
日産東京販売　<8291> ［現在294円　+25円］FIG　<4392> ［現在389円　+26円］

値下がり上位は、プロネクサス　<7893> ［現在1008円　-91円］ファーマフーズ　<2929> ［現在1455円　-122円］
カーバイド　<4064> ［現在1248円　-100円］ニチモウ　<8091> ［現在2522円　-194円］

ク三菱UFJ　<8306> ［現在725.1円　-6.9円］みずほ　<8411> ［現在1984.5円　-3.0円］三井住友　<8316> ［現在4189円　-13円］

野村　<8604> ［現在　501.2円-2.0円］大和　<8601> ［現在606.4円　-5.9円］

ソフトバンクグループ　<9984> ［現在5496円　-209円］トヨタ <7203> ［現在2090.0円　-18.0円］

日経平均株価は3日ぶり大幅反落。
朝方は、リスク回避の売りが先行した。パウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長が講演で、
金融引き締めを継続する姿勢を強調し、前週末の米国株式が急落した流れを受け、投資家心理が悪化。
時間外取引での米株価指数先物の下げも重しとなり、日経平均は下げ幅を拡大、2万7788円（前週末比853円安）まで下落。
一巡後は下げ渋ったが、戻りは鈍く、大引けにかけてさえない展開。
取引時間中に心理的なフシ目となる2万8000円を割り込むのは8/10（安値2万7729円）以来約3週間ぶり。

マザーズ指数は、反落。
米国株の大幅安を受けて東京市場が全面安となっており、投資家心理の悪化を受けて新興市場からも資金が流出。

『相場の福の神』財産ネットの藤本誠之さんの
日刊ゲンダイのコラム『今週の爆騰株』
ベルーナ　<9997> ［終値742円］が載っておりました。
隠れたアフターコロナ関連銘柄　9月相場に期待大。

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