為替相場「16年サイクル説」

2012年2月14日（火）くもり　夜は折りたたみ傘も

・東電　<9501> ［終値201円］公的管理に向けた最終攻防。
　枝野経産相1兆円の公的資金資本投入前提に国が3分の2以上の議決権得ることを視野に
　経営権掌握、経営責任の明確化、経営合理化の加速、事業再編、電気料金のコスト洗い直しなど5条件示す。
　5つの条件と資本注入は「パッケージ」との考え。　

・経営再建中の日本航空、2012年4月から5年間で航空機の新規導入などに約5000億円投じる。
　航空機新規発注再開。米ボーイング最新鋭中型機「787」の導入を柱に旧型機と順次入れ替える。
　今秋の株式再上場にらみ収益力の強化につなげる。

・タイ洪水被害、日本の大手損害保険会社が日系企業に支払う保険金額合計9000億円規模に。
　保険支払額の4-5割は再保険でカバーと。

・オバマ大統領13日、2013年会計年度（12年10月〜13年9月）予算教書発表。
　12年度財政赤字1兆3300億ドル（約103兆円）4年連続1兆ドル超見込み。13年度も9010億ドルの高水準の赤字見通し。
　任期中に財政赤字半減させるとの公約は達成困難な情勢。

・海外に向かっていた日本の個人投資資金、国内に回帰。日本株投信への資金流入増えつつある。
　個人投資家主体の東証2部市場株価指数、13日まで20日続伸、個人マネー日本株の活性化に寄与。

・ギリシャ議会13日未明、財政再建を推進するための法案可決。金融支援受けるための3条件の1つをクリア。
　今後「緊縮策実行の書面でも約束」と「追加の歳出削減策の具体化」巡る調整本格化。

・欧州債券市場イタリアなど財政状況厳しい国の国債利回りひとまず落ち着く。
　昨年末欧州中央銀行（ECB)による大量資金供給境に、利回り低下。

・2011年日本の経済黒字4割超える大幅減、円相場は表前の1ドル＝76円台から一時77円81銭まで下落。
　これが円高局面の「終わりの始まり」にも。
　これまで円高局面最長で5年（90年4月〜95年4月）今回円高局面の起点07年6月124円14銭から4年半で50円円高に。
　為替相場「16年サイクル説」円相場95年に79円75銭の16年後11年に再び最高値更新。

・野村HD　<8604> ［終値313円］米GEキャピタルの中国子会社取得、中国政府から認可得た。
　中国本土で人民元建て金利商品や為替商品を投資家に販売。

・国内景気1-3月期「足踏み」から脱却を探る展開に。民間エコノミスト10人に予測聞く、1-3月期実質成長率平均で前期比年率2.0％に。
　先行く3つのリスク。欧州危機の拡大、エネルギー価格の一段の高騰、政治的な混乱も懸念材料。

・オリンパス　<7733> ［終値1282円］2012年3月期連結最終損益320億円の赤字（前期38億円の黒字）見通し。
　円高やタイ洪水による影響に加え、デジタルカメラ事業の減損も業績圧迫。上場来初の無配に転落。

・マツダ　<7261> ［終値147円］2012年中国での販売計画発表。
　内陸部に新規出店販売網拡大、12年末販売店数11年末比15%増420店舗へ。12年は11年比26%増、27万台の販売伸ばす。

・ヨロズ　<7294> ［終値1723円］メキシコとタイに新工場建設。総投資額90億円程度に。
　同社既にインドネシアで投資額60億円規模となる工場建設。新興国に投資集中へ。　

・アサヒHD　<2502> ［終値1743円］食品事業強化。グループで生産増強、食品事業の売上高前期比12%増やす。収益基盤の多様化へ。

・家電販売店2011年4-12月期決算、家電エコポイント制度と地上デジタル放送への完全移行（東北3県除く）の2つの特需なくなり
　前年同期比1〜4割の減産へ。

　ヤマダ電　<9831> ［終値5460円］上新電　<8173> ［終値849円］2社経常増益。

　エディオン　<2730> ［終値575円］ケーズ電　<8282> ［終値2849円］コジマ　<7513> ［終値502円］3社は減益見通し。

・オンキヨー　<6628> ［終値100円］
　中国の音響機器大手国光電器（広州市）と提携。6月メドの折半合弁会社設立。中国自動車メーカー向けに販路広げる。　

・不動産投資信託（REIT）市場、
　東証REIT指数構成全銘柄の売買代金合計前週末24%減41億3300万円と昨年11/7（41億2400万円）以来の低水準。

・外国為替市場、輸入企業や機関投資家などによる「実需の円買い」が円の下落に歯止めかける。
　1ドル＝78円に近づくと手元のドルを高めの水準で円に換える動き出やすく。
　日本企業決算期迎える3月期末に向けて海外で稼いだ外貨を円に換えて日本に戻すという季節性も。

・内閣府13日、2011年10-12月期国内総生産（GDP）速報値、物価変動の影響除いた実質で前期比0.6%減。年率換算で2.3%減。
　マイナス成長は2四半期ぶり、円高や世界景気の減速にタイ洪水重なり、輸出低迷に。（日経新聞）

・産経新聞社とFNN（フジニュースネットワーク）11、12両日実施合同世論調査、
　野田佳彦内閣の支持率26.4%と前回調査（1/14-15）から9.6ポイントの大幅下落。
　消費増税の前提、無駄削減や身を切る努力不足を9割近くが批判。不支持率51.9%で横ばい。

・大阪市橋下徹市長率いる「大阪維新の会」の国政進出に向けた動きが加速。
　合同世論調査で橋下氏国政進出に「期待する」64.5%「期待しない」27.6%。石原慎太郎都知事の「新党構想」に41.1%期待。
　民主党小沢一郎元代表による新党組織「期待しない」に78.6%が回答。

・ギリシャ激しい抵抗デモ10万人以上。首都アテネなどで展開。30か所以上で火災発生、店舗150軒が略奪。
　議会財政緊縮策関連法案賛成199、反対74で可決。

・楽天　<4755> ［終値81500円］スマートフォン（高機能携帯電話）やタブレット（多機能携帯）端末の普及背景に
　主力の「楽天市場」などの取扱総額初の1兆円突破。4年連続最高益。（産経新聞）

・慶応大学白鳥准教授と戸田工　<4100> ［終値666円］
　グループ、ナノメートルレベルの銀粒子つながった導電成膜と反射防止膜重ねたタッチパネル用シート開発コスト数十分の1。
　レアメタル（希少金属）のインジウム不要。

・オリンパス　<7733> ［終値1282円］資本提携による財務立て直し、
　「当初は上場廃止の可能性があり、幅広い選択肢検討も今は提携なしということもある」と単独での資本強化の可能性も。　

・イーグル工　<6486> ［終値680円］
　2012年度フランスでカーエアコン用コンプレッサー制御弁の生産能力現状比5割増600万個へ引き上げ。
　日米欧自動車メーカーに供給。

・ダイヤモンド電　<6895> ［終値327円］
　米フォード・モーターグループ欧州フォードから自動車エンジン用点火コイル受注、供給へ。年間10数万台と。

・曙ブレーキ　<7238> ［終値399円］
　米国と中国で米ゼネラル・モーターズ（GM）から自動車用ブレーキ部品受注。合計最大47億円の見通し。（日刊工業新聞）

・日本化薬　<4272> ［終値727円］
　新型の太陽電池に使う独自の色素開発。新色素はレアメタル（希少金属）使わずコストの安定原料不足の懸念もなく。　
　トッパン・フォームズ　<7682> ［終値671円］などと2〜3年後の実用化目指す。

・タムラ製作　<6768> ［終値224円］
　スマートフォンやタブレット端末のタッチパネル絶縁船として液状タイプの樹脂開発。従来比4割薄く。コスト削減も。

・曙ブレーキ　<7238> ［終値399円］
　欧州売上高上方修正検討進む。自動車レース「R1」で採用で欧州への道開く。先進国に力点、そこから新興国へ派生へ。

・イー・アクセス　<9427> ［終値194600円］携帯電話事業拡大めざし、矢継ぎ早に新戦略。
　2007年3月携帯事業に新規参入して5年、「LTE」参入など事業新たな段階へ。大手3社が状に挑む。

・中国自動車大手BYD（広東省）主力小型セダン「F3」6月に刷新。人気急落でテコ入れ。

・カルソニック・カンセイ　<7248> ［終値463円］、日産　<7201> ［終値759円］の世界各地で生産増強で海外展開急ぐ。
　系列部品大手も「内向き」から「外向き」に。

・オリンパス　<7733> ［終値1282円］2011年4-12月期決算、業績の足を引っ張るデジタルカメラなどの映像事業。
　4月の臨時株主総会で発表する新経営陣にとってより具体的な映像事業の立て直し案の提示が急務と。（日経産業新聞）

　
　　

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株式分割

日本管理センター　<3276> ［終値4655円］3/31 　1株→2株

公募

ジャパンリアルエステイト　<8952> ［終値665000円］5万4400口

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、2営業日ぶり反発。
ギリシャ議会が財政緊縮策関連法案を可決したことを好感。
アップルは一時503.83ドルまで上昇で初の500ドル乗せ。
3市場（NY、アメリカン、ナスダック取引所）出来高は59.7億ドルと昨年1日平均約79億円を下回っている。

欧州株式市場はFT100種総合指数（ロンドン）が+53.31、
クセトラDAX指数（フランクフルト）も+45.51、CAC40種平均（パリ）も+11.41と軒並み上昇。
薄商いながらもギリシャ議会の採決を好感したところ。
金融株と商品（コモディティ）株が上昇。とりあえず1歩前進といったところでしょうか・・・

東京市場も海外上昇受けて確りで始まりそうですね。
アノマリーの2月14日は株高の特異日でもあります。

ユーロ圏の銀行の格下げが飛び込み為替が少し円高傾向になってきています。

銘柄研究の仕手系材料株が週明け寄り付きから約7％高、動いてきています。

2011年日本の経済黒字4割超える大幅減、円相場は表前の1ドル＝76円台から一時77円81銭まで下落。
これが円高局面の「終わりの始まり」にも。
これまで円高局面最長で5年（90年4月〜95年4月）今回円高局面の起点07年6月124円14銭から4年半で50円円高に。
為替相場「16年サイクル説」円相場95年に79円75銭の16年後11年に再び最高値更新。

円安へ徐々にでも進んでゆくと仮定を取ると、任天堂　<7974> ［終値10760円］は見直されても・・・
また同様に金関連も狙えるのではないでしょうか・・・

ダイヤモンド電　<6895> ［終値327円］
米フォード・モーターグループ欧州フォードから自動車エンジン用点火コイル受注、供給へ。年間10数万台と。

曙ブレーキ　<7238> ［終値399円］
米国と中国で米ゼネラル・モーターズ（GM）から自動車用ブレーキ部品受注。合計最大47億円の見通し。
欧州売上高上方修正検討進む。自動車レース「R1」で採用で欧州への道開く。先進国に力点、そこから新興国へ派生へ。

テクノホライゾン　<6629> ［終値188円］配当狙いの値上がりでもOKのような作戦で行けそうな・・・？！

新日本理化　<4406> ［終値910円］買い方の思いのままになりそうな展開にもなるのでしょうか・・・？

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