
ノーベル経済学賞 バーナンキ氏(68)ら3人に授与
- 2022年10月11日
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2022年10月11日(火)晴れ 満月(10/10)
・ロシアのプーチン大統領は10日、クリミア橋の爆発をうけてウクライナへの報復攻撃を開始したと表明。
首都キーウ(キエフ)のほか、西部や東部地域など広範囲の複数都市にミサイル攻撃が相次いでいる。
主要7カ国(G7)首脳は11日の日本時間午後9時にオンライン形式で緊急会合を開き、対応を協議する予定。
プーチン氏は10日、安全保障会議を開いて「今朝、ウクライナに対して大規模な攻撃を始めた」と宣言した。
クリミア橋での爆発を「ロシア領土でのテロ」と断じて「テロ攻撃の試みが続けば、ロシアは厳しい報復をする」と威嚇。
・スウェーデン王立科学アカデミーは10日、
2022年のノーベル経済学賞を元米連邦準備理事会(FRB)議長のベン・バーナンキ氏(68)ら3人に授与すると発表。
授賞理由は「金融危機における銀行の役割」。
同氏は08年の金融危機時にFRB議長として対応の指揮をとった。
実務面でも主要国中央銀行のトップを務めた人物が同賞を受けるのは極めて異例と。
・フジクラ <5803> [終値896円]業績が急回復。
2023年3月期の連結営業利益は前期比31%増の500億円と過去最高になる見通し。
新型コロナウイルス禍で業績が悪化した2年前にリストラに取り組み、
独自のケーブルなどで稼ぐ高ROE(自己資本利益率)企業に変身した。
年初から7日までの株価上昇率は59%と日経平均採用銘柄で5位で、電線大手では一人勝ち。
コロナ影響にとどまらず、自社を「自己変革が不十分で、売り上げ重視、シェア重視となっていた」と分析し、
事業再生の「100日プラン」を作成して抜本改革に取り組んだ。
国内従業員約200人の削減や海外拠点の閉鎖などで固定費を圧縮。
「改革のスピードを重要視した」。岡田直樹社長は話す。
・米銀最大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は10日
米CNBCのインタビューで「米国や世界は今から6~9カ月後にある種の景気後退に追い込まれる可能性がある」と語った。
止まらぬインフレや世界的な金利の急上昇、ウクライナ危機などが重なる現状を「非常に深刻な事態だ」と指摘し、
市場のさらなる混乱にも警戒を呼びかけた。
・国内旅行を対象とした政府の観光促進策「全国旅行支援」が11日に始まる。
10/11から12月下旬までで、受け入れ先となる都道府県では多くが12/20宿泊分までと発表。
東京都だけ準備が間に合わないとの理由で、開始を10/20とした。
旅行代金の割引率は40%で、上限額の範囲内で補助。
・ドイツ司法長官はロシア産天然ガスを欧州に送る海底パイプライン「ノルドストリーム」の爆発に関する調査を開始し、
ドイツの捜査当局が証拠を収集できるようにした。司法長官の報道官が10日、発表。
ノルドストリームを巡っては、デンマークとスウェーデンも調査。
・米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード副議長は10日、
FRBは追加利上げと金融政策の引き締め継続にコミットしているが、正確な道筋とペースはインフレと経済の展開次第と述べた。
「インフレが低下すると確信できるまで、金融政策が当面制約的であることは明らかだ。
連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利が一段と上昇すると表明している」と指摘。
「われわれはまた、行く先々で学び、その評価は入手されるデータや国内外のリスクを反映していく。
実際の政策の道筋はデータに左右される」とした。
・世界の電気自動車(EV)市場に目を向けると、購買力という点で中国は圧倒的。
昨年販売されたEVの2台に1台は中国で買われており、今後何十年も国・地域別のEV販売台数でダントツの首位と。
しかし、EV市場における他の重要な幾つかの指標、具体的には自動車販売台数全体に占める割合、
既存の自動車在庫に対する比率、人口100万人当たりの販売台数といった分野では、欧州が世界の中で大きくリード。
これはEV産業の動きを包括的に理解しようとする人々にとって、注目に値する状況と言える。
国際エネルギー機関(IEA)によると、北欧諸国では昨年の自動車販売台数の半分以上がEVだった。
欧州のEV購買力は今後も高まり続け、どこかのタイミングで中国をしのぐ日が訪れるかもしれない。
・政府は11日、新型コロナウイルスの水際対策を緩和した。
これまで1日5万人としていた入国者数の上限を撤廃し、海外からの個人旅行を解禁する。
国内観光の促進策「全国旅行支援」も同日に開始した。
インバウンド(訪日外国人客)の受け入れ拡大と、国内旅行へのテコ入れでコロナ禍で苦境に陥った観光産業の活性化を狙う。
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・医療機関にサービスの対価として支払う診療報酬の改定作業を円滑化するため、
政府は2024年度からデジタル・トランスフォーメーション(DX)を導入する方向で検討する。
内容を反映した診療報酬点数などを自動算定できる全国共通のプログラムを導入し、負担敬遠をはかる。
医療費の抑制にもつなげる考え。
・米アップルの最新スマートフォン「iPhone(アイフォーン)14」シリーズの売れ行きが振るわず。
販売台数は前機種「13」、前々機種「12」の実績に対し2~5割減の水準と苦戦。
消費者が、最低価格10万円超と高額化した新機種への出資を渋っている。
・共同通信社8、9両日実施した全国電話世論調査によると、
岸田文雄内閣の支持率は続落し、前回9月調査比5.2ポイント減、35.0%に。
昨年10月の内閣発足以降、過去最低を更新。不支持率は1.8ポイント増の48.3%。
・日本などが参画するロシア極東サハリン(樺太)沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について、
ロシア、プーチン大統領は7日、管理を担う新たなロシア国営企業を設立するとした大統領令に署名。
「サハリン2」のように、外国の参画企業は従来の権益を維持したい場合、
新会社への出資をロシア政府に申請し、承認審査を受ける必要がある。
・全国旅行支援について、大和総研は「旅行需要を大きく押し上げる効果が期待できる」としたうえで、
波及効果も合わせ、計8300億円の経済効果が見込めると試算。
・政府7日、静岡県の女児置き去り死事件受け、全国の幼稚園や保育所、認定こども園の通園バスに設置する安全装置に関し
費用の9割を補助する方向で検討。上限は1台20万円で、対象は数万台に上る見通し。
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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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立会外分売
NaITO <7624> [終値161円]10/11 157円 160万株
TOB(公開市場買い付け)
シダックス <4837> [終値572円]買い手オイシックス・ラ・大地 買い付け期間 10/20までを10/24に変更
新規公開株
銘柄 (コード/市場) 公募価格 注目度 主幹事証券
10/12 ソシオネクス(6526/東P) 3,650 S 日興
ファブレス形態によるSoCの設計・開発および販売
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(今日の一言)
週明けの海外NY株式市場は、続落。
米政府による中国向け半導体製造装置輸出規制の強化を嫌気し、ハイテク株や半導体株の売りが膨らんだ。
投資家の間では、中銀の利上げ継続に伴う影響への懸念が根強い。
米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード副議長はこの日、
米国の金融引き締め効果が予想よりも速いペースでの成長減速という形で表れつつあるものの、
FRBによる一連の利上げが完全に効果を発揮するまでになお数カ月を要する見通しと語った。
バイデン米政権は7日、半導体製造装置の対中輸出規制の適用対象を大幅に拡大する一連の包括的な措置を発表した。
これを受けて半導体株は売りが優勢となり、フィラデルフィア半導体指数は3.5%安となった。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は大幅続落。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は米連邦準備理事会(FRB)による
積極的な金融引き締め政策の長期化観測を受けて、続落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は6日ぶり反落。
世界的なリセッション(景気後退)やそれに伴う燃料需要の後退を巡る懸念が圧迫した。
アップル(+0.24%)グーグル(-0.86%)メタ(旧フェイスブック)(+0.25%)アリババ(-2.46%)エヌビディア(-3.36%)
ネットフリックス(+2.33%)アマゾン・ドット・コム(-0.78%)バイオジェン(-1.21%)バークシャー(-0.78%)
マイクロソフト (-2.13%)ズーム(%)テスラ(-0.05%)ラッセル2000(-0.60%)HTG(ハイイールドファンド)(-1.22%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約96.6億株、過去20日間平均約117.3億株。
先週(3~7日)週間ベースでは、ダウは2.0%高、
ナスダック総合指数は0.7%高、S&P500種指数は1.5%高とそれぞれ4週ぶりに反発で取引を終えた。
欧州株式市場の主要3指数は続落。
週内に始まる企業決算シーズンを控え慎重姿勢となったほか、金利上昇見通しや地政学的な緊張の高まりが投資家心理を圧迫。
週末7日の東京株式市場で日経平均(-0.71%)は5日ぶり反落。
東証株価指数(TOPIX)(-0.82%)も5日ぶり反落。
東証マザーズ(-1.36%)は5日ぶり反落、東証スタンダード市場指数(-0.32%)は5日ぶり反落、
東証グロース市場指数(-1.35%)は5日ぶり反落で終了。
東証プライム出来高は11億1196万株、売買代金は2兆7195億円。
東証プライム騰落数は値上がり500(27%)銘柄、値下がり1,254(68%)銘柄、変わらず82(4%)銘柄に。
東証スタンダード出来高は2億0623万株、売買代金は691億円。
東証スタンダード騰落数は値上がり450(32%)銘柄、値下がり712(52%)銘柄、変わらず157(11%)銘柄に。
東証グロース出来高は1億3981万株、売買代金は1578億円。
東証グロース騰落数は値上がり137(28%)銘柄、値下がり308(63%)銘柄、変わらず39(7%)銘柄に。
東証プライム業種別ランキングでは2業種上昇、31業種下落に。
値上がり上位は、陸運業、空運業。
値下がり上位は、海運業、保険業、機械、非鉄金属、サービス業、パルプ・紙、卸売業、電気・ガス業、・・・
東証プライム値上がり上位は、エノモト <6928> [現在1632円 +240円]乃村工藝社 <9716> [現在1047円 +98円]
カナミックネットワーク <3939> [現在599円 +45円]ダブル・スコープ <6619> [現在1558円 +99円]
値下がり上位は、C&R社 <4763> [現在2183円 -400円]オーバル <7727> [現在466円 -44円]
ディスコ <6146> [現在32600円 -2500円]ブロードリーフ <3673> [現在517円 -33円]
日経平均株価は5日ぶり反落。
朝方は、米長期金利の上昇を背景に6日の米国株式市場で主要3指数が下落したことを受け、売りが先行。
寄り付き直後2万6921円(前日比389円安)まで下落。
一巡後は先物買いを交えて下げ幅縮小の流れとなり、前場終盤には2万7198円(同112円安)まで引き戻す。
だだ、米雇用統計発表や3連休も控え、後場は2万7100円近辺でもみ合い。
底堅い雰囲気は出していたと思われます。
マザーズ指数は、5日ぶりに反落。
米国株安を受けて東京市場は軟調な推移となっており、グロース市場の売りが先行した。
週間ベースでは、日経平均株価は、4.5%高東証株価指数(TOPIX)は3.9%高、4週ぶり反発。
東証プライム市場指数は3.9%高、4週ぶり反発。
東証マザーズ指数は4.3%高、東証スタンダード市場指数は1.9%高、東証グロース指数は4.3%高、それぞれ4週ぶり反発、
東証REIT指数は0.2%安、3週続落で終了。
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