
銘柄研究・コムチュア(3844)
- 2012年11月10日
- 株式投資・経済ニュース全般
世界中が注目した米大統領選はオバマ大統領の再選という結果となりました。
大統領の二期目は次がなく(任期8年)、思い切った独自色も出しやすいなどとも言われます。
ただ議会の上院下院での多数派が異なる「ねじれ」継続で政権運営に懸念する声も多くなっています。
オバマ大統領再選決定後で米国株式市場は7-9日の3日間でダウ工業株30種平均は430ドル超下落、6日比3.2%安となりました。
ナスダック総合指数は3.6%安、S&P500種指数は3.4%安という「試練」というか冷水を浴びせられた格好です。
『財政の崖』といわれる減税等の失効が年末年始に来て米国経済が深刻化することが原因と言われるものの、前々からわかってること。
一部には株式保有する富裕層や金融機関が「思い通りにはさせないよ」といった脅しをかけたとの声も・・・?!
オバマ大統領は就任の時も「冷水」を浴びてるとのことです。
『財政の崖』は大きな問題ではありますが、越えられないことはなく『財政の坂』ぐらいに緩やかになるのではなかろうかと。
ただ回避するにもぎりぎりの交渉になるといった事態が生じる不安は確かにあります。
米株式市場は適度なガス抜きといった雰囲気もないとも言えないのですが・・・
本日の銘柄研究はクラウドコンピューティングの一角を見ていきたいと思います。
日経新聞の2012年元旦の見出し。憶えている方は少ないと思われますが
『開かれる知 つながる力。ジェネレーションC、未来へ駆ける』となっております。
Cの一つにはCloud computing
(クラウドコンピューティング)が当てはまるのではないでしょうか。
日経の元旦の見出しはその年の株式相場で活況となる銘柄や業種を連想できることが多いことにも・・・
日経の最終面の『私の履歴書』に出る企業が連載中が堅調といったアノマリーのような・・・
コムチュア <3844> [終値1088円]を注目いたします。
同社は独立系SI(システムインテグレーション)。グループウエアは首位級。持株経営移行しクラウド、Web構築、ネット運用強化。
SIとは:顧客の業務内容を分析し、問題に合わせた情報システムの企画、構築、運用などを一括して行うこと。
システムの企画・立案からプログラムの開発、
必要なハードウェア・ソフトウェアの選定・導入、完成したシステムの保守・管理までを総合的に行う。
米セールフォースと提携しクラウド・スマホ対応案件も相次ぐ。
金融機関の設備投資控えが限界となり、ここへきて一斉に仕事量が増加していると業績も2度上方修正してきております。
同業のシステムインテグレーター(SI) <3826> [終値1518円]の梅田弘之社長は年初に株価2倍目標掲げておりました。
達成後公募価格までと会社社長ページに書き、分割修正の1300円達成時にはすぐに(11/6)業界平均PER(株価収益率)の22倍前後で1800円目標へ。
そしてその達成時には新たな目標の思惑ありと株価に対してかなりの注目度で投資家の賛同を取ってきたようなところ。
同じような株価競争?をしている両社で株価の隔たりが出来そうなところ。
コムチュアに割安感が出て来そうなところも・・・
やはり業界平均の1800円あたりに株価を持っていきたいようなところも・・・?!
また先々週注目した角川グループHD <9477> [終値2533円]にも新たな材料が出てきたようなところ。
『メタ・シークレット・引き寄せの法則、その先へ』のプロジェクトがあるようで、
角川書店が当初3万部予定だった初版が、5万部に増やされて、さらに、重点販売書籍になったみたいです。
これで、角川書店5万部、中経出版3万部、TSUTAYAでセルDVD1万枚、レンタルDVD6000枚、合計96,000部の初版発売となります。
しかも、3社合同で12月7日(金)に全国の書店、コンビニ、TSUTAYAで一斉に発売されるみたいです。
【おしらせ】
いよいよ来週末に迫ります。
岡本昌巳 東京株式セミナー 2012秋(東京・高田馬場)
2012年11月17日(土)15:30〜16:50
東京・高田馬場(JR・メトロ)鮨源ビル4階予定
https://www.directform.info/form/f.do?id=1678
あの人も『交渉中』です。
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