
【銘柄研究】シード(7743)
- 2013年02月23日
- 株式投資・経済ニュース全般
東京株式市場は週間ベースで日経平均株価が1.9%高、TOPIXは2.2%高、ともに2週続伸。
マザーズ指数は7.4%高、3週ぶり反発、日経ジャスダック平均は3.3%高、2週ぶり反発、東証2部は3.4%高、2週ぶりの反発となった。
東京市場で日経平均株価は2月12日から10営業日、日々ごとに上げ下げを繰り返す鯨幕相場となっております。
米国株式市場は週間ではダウ工業株30種平均は0.1%高、3週ぶりの小反発、
ナスダック指数は0.9%安、2週続落。S&P500種も0.3%安、8週ぶりの反落で終了。
本日の銘柄研究は意外な円安メリット銘柄としてシード <7743> [終値1037円]に注目してみます。
シードと言えば「コンタクトレンズ」といったフレーズが焼き付いてる方も多いかと。
テレビコマーシャル効果ですね。
2月15-16日の東証IRフェスタでの社長プレゼンで、シードの瞳を大きく見せるコンタクトのTVコマーシャルを3月から、大量に流すと。
2013年3月期第3四半期決算も順調。
以前うちの娘(16歳高校1年)が瞳を大きく見せるコンタクトレンズを友人からもらいつけてきて母親に大目玉を喰ったように、
女子高校生からOLまで人気になってるようなところ。
コンタクトレンズ市場の1日使い捨てタイプの市場シェアでは同社の2011年は7.2%、約半分はジョンソン&ジョンソン社が占めています。
ここへきての為替の円高修正が外資企業の価格に影響が及んできます。価格競争力で円安メリットを受ける企業の一つになってるところ。
また新たな取り組みとしてはソフトコンタクトの素材に薬剤を染み込ませて長い時間かけて薬剤を徐放させる
DDS(薬物送達システム)レンズなどの開発も進めています。
例えば花粉症の症状を緩和するなど。
昨年の7月あたりからIR(投資家向け広報活動)強化し見直されてかなり上がってるようには見えますが、
PER(株価収益率)9.45倍、PBR(株価純資産倍率)も1.28倍。
日足チャートも2013年2/12(1310円)高値を付けて調整で25日移動平均線絡みで推移。
23日は福岡でラジオ日経主宰の企業IR&個人投資家応援イベントに参加。
今後とも知ってもらおうとするIR活動には積極的に出るそうですので中長期的に追っていきたいような銘柄です。
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