ティファニー値上げ

2012年3月11日（月）はれ

・東日本大震災から11日で2年。被災地の復興や速度や中身に格差。
　福島原発事故の爪痕深く、岩手、宮城などで生活や産業の再建がようやく軌道に乗る地域も。
　避難生活なお約31万5千人。1年で2万8737人の減少にとどまる。

・富士通　<6702> ［終値418円］
　サウジアラビアの工業団地で大気や水質の汚染監視事業始める。汚染物質排出する企業への課金制など環境規制の設計に役立てる。

・日本の消費者物価指数（CPI）1998年平均に比べ4%近く下落。一方多くの公共料金は下がらず。
　プロパンガス3割、下水道2割、タクシー6%、私鉄運賃1%上昇。

・27日に期限迎える米連邦政府の暫定予算の失効問題で、民主・共和両党が歩み寄り探り始めた。
　今年9月の会計年度末まで暫定予算延長する方向で週内超党派合意目指す。
　予算失効で政府機関が閉鎖する最悪の事態は回避される公算大きく。

・KDDI　<9433> ［終値7260円］東南アジア全域でコールセンター事業に乗り出す。
　3月タイに拠点開設、今後2〜3年でマレーシアやインドネシアなど6か国程度に展開。日系や現地企業向けに幅広く売り込む。

・ヤフー　<4689> ［終値39850円］2013年度から業績連動色を強めた人事報酬制度導入。
　1人当たり営業利益の前年比伸び率ベースに個人の成果で強弱付ける。
　13年度の場合約3800人の全従業員平均で年収が約5%上がる見通し。（11日　日経新聞）

・海外宝飾ブランド各社、日本で相次ぎ値上げ。ダイヤモンドや金などの材料高に加え、最近の円安傾向で輸入商品原価が上昇。
　国内宝飾品店も追随する動きが広がりそう。ティファニー日本法人4/10平均10%前後引き上げ。値上げは2012年5月以来。

・英国と有毒物質から身を守る化学防護服関連の装備・素材を軸に具体的な調整に入る。

・金融証券市場、円安・株高の勢いが強まる。円相場3年7ヵ月ぶり1ドル=96円台をつけ、100円への下落も意識され始めた。
　日経平均株価リーマン・ショック前の水準回復。半年後までに1万4000円まで上昇するとの見方も。

・石原伸晃環境相9日、「2020年に洋上風力発電の能力100万KW以上にしたい」と現在の発電能力の40倍以上にする新目標明示。

・中国経済のリスク要因として物価動向が焦点に。
　日本など先進国の金融緩和による余剰マネーが商品相場などに流れ国内物価をさえ阿仁押し上げる恐れ。

・中国不動産市況の過熱状態も中国経済リスク要因。1月主要70都市の約75%にあたる53都市で新築住宅価格が前月比上昇。
　1〜2月の不動産投資も22.8%増と固定資産投資全体よりも伸びが大きい。

・吉野家　<9861> ［終値105900円］
　2014年2月期の牛丼店「吉野家」の国内出店数13年2月期の2倍強約60店に増やす。2月の米国産牛肉の輸入規制緩和で攻勢。

・三菱重工　<7011> ［終値544円］米カリフォルニア州のサンオノフレ原子力発電所の事故めぐり、
　原因中核装置「蒸気発生器」製造で検査・補修費用などとして6100万ドル（約58億円）追加請求される。
　海外で拡販狙う原発事業に影響が出る懸念も。（10日　日経新聞）

・日経平均株価、2008年9月の米リーマン・ブラザーズ破たん直前水準を上回った。
　円安・株高は消費者心理の改善や企業保有株の値上がり、年金運用の好転など通じて家計や企業経営にプラスの影響。
　日経平均前日比315円54銭（2.64%）高、1万2283円62銭、リーマン・ショック前（9/12　1万2214円76銭）約4年半ぶりの高値に。

・財務省2014年4月の消費増税に関連し、
　注文住宅や年間購読など契約から受け取りまでに消費税率の変更があり得る商品の税率適用ルール詳細まとめる。
　13年9月末までの契約条件に14年4月以降の場合でも消費税率現行の5%に。

・米外国為替市場、円相場一時1ドル=96円60銭まで下落。2009年5月中旬以来、約3年7ヵ月ぶりの円安水準。

・米2月の雇用統計、非農業部門の雇用者数前月比23万6000人増。市場予測平均（16万人増）大きく上回る。
　失業率7.7%、前月比0.2ポイント低下。

・NY株式市場ダウ工業株30種平均続伸して始まる。1万4400ドル台に乗せる。2月雇用統計市場予想大きく上回ったのを好感。

・世界的に回復が遅れていた日本株がようやく危機モード脱した。
　背景には　自ら需要を創造する企業やアベノミクスの恩恵受けやすい企業が市場から評価されている。
　半面事業構造改革が遅れた企業は株価も回復していないことが鮮明に。

　新たな需要や市場を開拓：

ピジョン　<7956> ［終値6080円］海外需要開拓で評価。中国で哺乳瓶の高級ブランドとして地位確立。
　　
　サンリオ　<8136> ［終値3980円］
　カジュアル衣料へネス・アンド・マウリッツ（H&M）など欧米企業に「ハローキティ」版権供与ライセンス事業好調。

　ソフトバンク　<9984> ［終値3775円］スマートフォン（スマホ）日本で本格的に普及させる。株価リーマン前の2.2倍。

　アンリツ　<6754> ［終値1445円］スマホや高速携帯電話サービス「LTE」の端末開発の使われる計測器好調、株価は5倍超。

　インターネット接続環境の進化でネット関連銘柄の上昇目立つ：

　MonotaRO　<3064> ［終値4120円］主要1000社で株価上昇1位。工具や工場用品をネット通販で販売するビジネス確立、株価10倍。

　スタートトゥデイ　<3092> ［終値1198円］試着できないネットでアパレルは売れないという通説を覆す。株価3倍近く。

　カカクコム　<2371> ［終値4180円］ネットでの価格比較に加えレストランに関する口コミ収益化。株価3倍近く。

　ファーストリテイリング　<9983> ［終値31500円］機能性追求した発熱保温肌着「ヒートテック」で需要開拓。

　「アベノミクス」効果への期待で直近株価急上昇：自動車関連など円高修正による収益押し上げ期待。

　トヨタ　<7203> ［終値4910円］ホンダ　<7267> ［終値3660円］新車販売回復、輸出採算好転の追い風。

　金融緩和の恩恵：

　三井不　<8801> ［終値2570円］不動産に投資マネーが戻ってくるという期待が株価押し上げ。

　家電大手など需要の変化に乗り遅れリストラが後手に回った企業の株価はリーマン前を下回る：

　パナソニック　<6752> ［終値665円］ソニー　<6758> ［終値1464円］テレビの価格下落で過去大型投資が重荷。

　日本板硝子　<5202> ［終値114円］金融危機で欧州ガラス需要低迷。供給過剰の解消に手間取る。リストラの最中に。

　商船三井　<9104> ［終値319円］リーマンショック後に海運運賃急落。船舶の削減が遅れて赤字運航増える。

・被災地応援消費、6割が取り組みたいと。中でも東北旅行に出かけたいという消費者増加。東北観光に明るさ見え始める。

・景気ウォッチャー調査（街角景気）足元の景況感示す現状判断指数前月比3.7ポイント高、53.2。
　2006年4月（54.6）以来、6年10ヵ月ぶりの高水準。先行き判断指数57.7とこれまで最高だった06年2月（56.6）を上回る。
　株価上昇に伴い、商品が売れるようになったという声目立つ。「資産効果」の影響。

・三井住友トラスト　<8309> ［終値427円］
　政府1990年代後半に注入した公的資金の残額約2000億円返済へ。最大の経営課題の公的資金返済の道筋付く。
　政府は約135億円の売却益得る。

・宝鋼集団（上海市）国内の生産再編に着手。上海の粗鋼生産能力を5年内メドに現在比約3割減らす。生産品目の高付加価値化急ぐ。
　中国の鉄鋼業気は質を重視する時代に入る。

・米運輸安全委員会（NTSB）7日、ボーイング新型機「787」に関する事故調査暫定報告書公表。目立った進展はなく。

・常磐興産　<9675> ［終値158円］温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」（福島県いわき市）来場者計画上回る。
　2013年3月期連結最終損益19億円の黒字（前期88億円尾赤字）従来予想4億7000万円上回る。復興支援兼ねた団体ツアー好評。

・台湾・鴻海（ホンハイ）精密工業によるシャープ　<6753> ［終値319円］への出資が困難な情勢に。
　シャープ幹部当初契約1株550円という取得価格について「条件を変えた出資は受け入れられない」と明言。
　出資期限26日以降も引き続き協議に応じる余地残すも、株価上昇などがない限り見送られる可能性高い。

・日本マクドナルド　<2702> ［終値2400円］2月の既存店売上高前年同月比12.1%減。前年割れは11ヵ月連続。客数10.9%減。　

・三菱重工　<7011> ［終値544円］4/1次期社長宮永俊一副社長、
　今秋メドに原動機（発電設備）など8つある事業部門を4つに再編し規模拡大、買収など成長戦略加速へ。
　「エネルギー・環境」「機械・設備システム」「交通・輸送」「防衛・宇宙」に再編・集約。

・ファンケル　<4921> ［終値1071円］店舗で働く契約社員約1100人の賃金4月支給分から平均9.6%引き上げ。
　契約社員より賃金水準の高い正社員の賃金改善は実施せず。

・2013年2月空気清浄機販売台数前年同月比39%増に急伸。西日本中心に販売急増。89年度150万台から11年度250万台へと順調に拡大中。

・太陽光発電用電力変換装置（パワーコンディショナー＝パワコン）で増産の動き。特需取り込み狙う。

　ダイヘン　<6622> ［終値289円］2月に生産能力2倍、月200台に増加。昨年6月、10月に続き3回目の増産に。

　田淵電機　<6624> ［終値173円］栃木とタイの2工場合計月2万台の生産能力、来期20%増やす。13年3月期12年3月期で25%隆またばかり。

　秋までにメガソーラー（大規模太陽光発電所）に対応した製品も開発へ。

　日新電機　<6641> ［終値434円］パワコン生産かかわる携わる人約5割増80人弱に。
　工場稼働昼間のみから昼夜二交代制に。生産能力月百数十台と2倍近くに高める。（9日　日経新聞）

・政府提示、次期日銀総裁に黒田東彦（はるひこ）アジア開発銀行総裁、
　副総裁に岩田規久男・学習院大学教授と中曽宏日銀理事起用人事案、衆参両院で動意される見通しに。

・気象庁9日、中国大陸から偏西風に乗って飛来する黄砂が九州、中国、近畿、北陸、東海に加え関東甲信越地方まで観測。（10日　産経

新聞）

・株価は景気の先行きを占う重要な目安。株高→投資や消費の活発化→景気回復→デフレ脱却の好サイクルの入り口に立った可能性も。

・内閣府8日発表2012年10-12月期国内総生産（GDP）改定値実質で前期比0.04%増、年率換算0.2%増、速報値年率0.4%減から上方修正。
　民間企業の設備投資や個人消費が持ち直したため。公共投資の上方修正も貢献。（9日　産経新聞）

・長期マネー　春一番。2008年リーマン・ショック前水準一気に回復。けん引役は海外の長期投資家たちの買い。
　世界最大機関投資家、年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）も日本株の投資比率引き上げに動きそうと。
　110兆円の運用資産抱えるGPIF「6兆円以上の買い手となる可能性」も。

・上昇相場で海外投資家が選んだ銘柄。スマートフォン（スマホ）や自動車関連の銘柄目立つ。

　フィデリティ系の米FMRやフィデリティ投信：レーザーテック　<6920> ［終値1569円］保有比率9.15%（前回比率8.08%）
　芝浦電子　<6957> ［終値1163円］11.15（10.15）トーカロ　<3433> ［終値1407円］7.77（6.27）

　キャピタル：村田製作　<6981> ［終値6350円］14.98（14.24）楽天　<4755> ［終値866円］6.06（5.05）

　米コロンビア・ワンガー：ワコム　<6727> ［終値360000円］7.43（6.35）

　米FMR：パイオラックス　<5988> ［終値2529円］8.92（8.38）

　英シュロイダー：JSP　<7942> ［終値1420円］6.42（5.38）

　ブラックロック：日揮　<1963> ［終値2491円］6.59（5.01）モブキャスト　<3664> ［終値2126円］5.03（ー）

　アーチサン：ビットアイル　<3811> ［終値1135円］5.39（ー）

　MFS:野村総合研究所　<4307> ［終値2213円］5.05（ー）

　ウエリントン：三井化　<4183> ［終値216円］7.27（5.67）　

　ダルトン・インベスト：フジテック　<6406> ［終値818円］6.25（5.03）

　フランクリン・テンプルトン：カプコン　<9697> ［終値1405円］5.73（ー）

・年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）トップ三谷隆博理事長（元日銀理事）4月以降資産構成の見直し議論に着手と宣言。
　世界最大の年金が運用資産の数%でも資金動かせば、市場への影響は大きく。巨鯨の静動は「外国人投資家の最大の関心ごと」

・東証まとめる投資主体別売買動向、「都銀・地銀」と「生保・損保」は1980年代に大規模な買い越しつづけ、89年の買越額6兆7000億円

。
　90年半ばから毎年、兆円単位で売り越しへ。「買い主体」に返り咲くのは期待薄。
　個人金融資産は1500兆円。日本版ISA（少額投資非課税制度）毎年100万円まで非課税扱いで新規投資できる仕組み。
　たとえば一家4人がこの制度フルに使えば毎年400万円まで非課税で投資可能に。政府目標日本版ISA目標残高2020年までに25兆円。

・米国株上昇続く。ダウ工業株30種平均5日に過去最高値を更新。株高の勢い衰えず。原動力は雇用改善に伴う米景気の回復期待。
　2月の雇用統計非農業者部門雇用者数市場予想を大きく上回る。
　NY外国為替市場ドル買い優勢、一時1ドル=96円60銭まで下落。日経平均株価も2008年9月「リーマン・ショック」前の水準回復。

・米株高、持続に2つの壁。米国の「個人消費」と「財政問題」。
　米個人消費は実質国内総生産（GDP）の約7割占め、金融危機後の景気回復や株価上昇支える原動力に。今後実質増税の影響左右。
　市場の関心は13日米商務省発表2月の米小売売上高。1月までは前月比で3ヵ月連続プラスを記録。
　27日暫定予算が失効する事態に陥れば政府機関の閉鎖など混乱広がる。連邦債務引き上げ問題では解決のための最終期限5月に迎える。

・不動産投資信託（REIT）相場の上昇続く。東証REIT指数7日、1390.70と4年8ヵ月ぶりの高値記録。
　年初来上昇率23%と日経平均株価（18%）を大きく上回る。
　日銀　<8301> ［終値65500円］の金融緩和により今後、景気浮揚や余剰マネー流入で不動産価格上昇するとの思惑台頭。
　14日REITの2月投資主体別売買動注目。海外投資家実際に買いに動いているか。
　平均分配金利回り昨年初め6%超も4%下回る水準まで低下、東証1部平均配当利回り（2%弱）との差が縮まる。

・シャープ　<6753> ［終値319円］週間で6%高。大手電機初の「日韓連合」誕生ひとまず好感。
　事業面でのシャープの狙いは液晶パネルの納入先の確保。販路先広げて工場稼働率の向上。
　財務面の効果は現時点では限定的。この1年で自己資本6000億円近く毀損、100億円程度の増資では財務改善にほど遠く。
　財務改善に必要な額は1000億円規模。公募増資も市場納得させられず。公的資金活用したスキームの必要性訴える市場関係者も。
　
・会社がわかる　特集オイレス工　<6282> ［終値1802円］潤滑油不要の軸受け、シェア世界トップ級。新たな成長に免震・制震装置。
　ニッチな市場で高いシェア占め、高採算を確保。岡田社長財務上の課題として潤沢な手元資金の有効活用挙げる。　
　株価の先行き占う上で、中長期の成長戦略と自社株買いや配当配分にも目配りする必要に。

・石炭火力、二酸化炭素（CO2）排出量少ない「クリーンコール発電」注目。
　中核技術石炭ガス化複合発電（IGCC）実証機三菱重工　<7011> ［終値544円］日立　<6501> ［終値543円］

・日経ヴェリタスランキング:2014年3月期大幅増益になりそうな会社：予想PER（株価収益率）20倍未満の企業対象。

　1位日立国際　<6756> ［終値872円］アナリストによる来期営業増益平均値（%）77.60　インフラ関連事業の収益回復期待。

　2位トヨタ　<7203> ［終値4910円］64.16　業績改善要因は円安だけではなく、北米や東南アジアなどで販売伸びる。

　3位テレビ東京　<9413> ［終値1075円］63.76　4位フィールズ　<2767> ［終値1396円］61.11　5位タカタ　<7312> ［終値1758円］

60.46

　14位ミクシィ　<2121> ［終値173000円］44.58　利益率高いゲームの課金収入が増加。月1回以上利用するアクティブユーザー頭打ちと

。

　16位メガチップス　<6875> ［終値1457円］44.00　子会社買収効果、通年で寄与。市場大幅増益見込む。

　18位カプコン　<9697> ［終値1485円］43.70　携帯型ゲーム「モンスターハンター」の最新作夏に発売。

・ＯＵＴ　Ｌｏｏｋ:　今週の株式相場は上昇が続く展開か。先週までの上昇が急ピッチだったことから短期的には一旦調整する可能性も

。
　日経平均株価25日移動平均からのかい離7.2%とテクニカル面では「買われすぎ」のサイン。
　需給環境は良好。海外投資家2月第4週まで日本株16週連続で買い越し。ドルベース日経平均年初から7%上昇。
　14〜15日欧州連合（EU）首脳会議、混迷のイタリア情勢巡るEUの対応策見極めようと週後半には様子見ムードも。　

・Ｗａｌｌ　Ｓｔｒｅｅｔ:　今週の米株式相場は過熱感警戒しながらも上値余地探る展開。
　ダウ工業株30種平均先週末まで6営業日続伸、4日連続で史上最高値更新。
　今週は個人消費の動向見極める材料として13日2月の米小売売上高に関心。
　足元のガソリン価格上昇の影響もあり、前月比0.5%増と前月0.1%象から勢い増すと予想。

・プロの相場観　向こう１週間の【ブルベア調査】強気派54%（前回比+11）弱気派17%（同-8）中立29%（同-3）

・世界市場往来：先週の世界の株式相場はほぼ全面高に。
上昇1位アルゼンチン週間騰落率7.3%（11年末比騰落率35.0%）2位日本5.8%（45.3%）3位スペイン5.4%（+0.7%）4位トルコ4.6%（63.0%）
　下位25位ギリシャ▲3.8%（40.0%）24位上海▲1.7%（5.4%）23位ベトナム▲1.4%（33.9%）22位韓国▲1.0%（9.9%）

・バフェットからの手紙2013　バークシャー・ハザウェイの株主宛。
　「雨のやまない嵐はない」我々の設備投資は2013年も過去最高を更新へ。
　バークシャーの簿価の増加率がS&P500種株価指数の上昇率に届かなかったのは過去48回のうち9回。
　市場全体が下向きか横ばいの時総体パフォーマンス良く出る。強い相場が数年も続くとそこに及ばなくなる。
　巨大になったバークシャー、安定ぶりは魅力も身の重さもまたバフェット氏自身感じている。
　チャーリーと私はまたサファリ服にそでを通し、象探しを再開しています。
　デリバティブ（金融派生商品）の一部は減らし続けます。

・「もしもバフェット氏が日本企業に投資するなら」銘柄、ヴェリタス編集部独自基準15銘柄。
　条件：直近5期営業利益と純現金収支（キャッシュフロー）すべて黒字。直近決算自己資本比率（ROE）10%以上。
　時価総額500億円以上。ネットDEレシオ1倍以下。株価純資産倍率（PBR）2倍未満。

　クリエイトSDHD　<3148> ［終値3085円］持田薬　<4534> ［終値1147円］エスケー化研　<4628> ［終値4800円］
　小林製薬　<4967> ［終値4480円］ユニプレス　<5949> ［終値2111円］日立　<6501> ［終値543円］マキタ　<6586> ［終値4360円］
　ワークマン　<7564> ［終値2545円］ナカニシ　<7716> ［終値12140円］パイロット　<7846> ［終値238400円］
　近鉄エクスプレス　<9375> ［終値3155円］沖縄セルラー　<9436> ［終値2176円］コナミ　<9766> ［終値1888円］
　王将フード　<9936> ［終値2892円］アークス　<9948> ［終値1821円］　（日経ヴェリタス）

・日本製紙　<3893> ［終値1501円］
　石巻工場（宮城県石巻市）に自家発電向けバイオマスボイラから生じた焼却灰から造粒固化物つくる造粒機導入。
　投資額4億800万円。焼却灰売却可能になり、販売収入と廃棄物処理コスト低減期待。

・日立プラント　<6501> ［終値543円］
　パラオで太陽光発電システム利用した海水淡水化プラント受注。造水能力1日あたり450トン。受注額約3億円。

・経済産業省世界初となるメタンハイドレートの海洋ガス産出を愛知-三重県沖で週内にも始める。
　水深約1000メートル、海底約330メートルの地層内。産出試験は3月下旬まで実施。

・日本バイリーン　<3514> ［終値598円］産業技術総合研究所、福島農業操業センターと共同、
　水中の放射性セシウム濃度を効率的に測定できるモニタリングシステム開発。（日刊工業新聞）

・日本信号　<6741> ［終値711円］鉄道車両に搭載、速度や動きを制御する保安装置、1台で複数の信号システム対応する製品開発。
　首都圏など相互直通運転増、鉄道会社の投資負担軽減へ。14年度受注へ。

・米ボーイング最新鋭中型機「787」発煙トラブル、運輸安全委員会と国土交通省8日、補助動力装置（APU）用バッテリー調査結果公表。
　「特段の異常は認められなかった」と。　

・オールアバウト　<2454> ［終値64400円］米アップル日本向け開設電子書店「iブックストア」で書籍約3300点の配信始めた。

・サトーHD　<6287> ［終値1700円］4月海外の商業ラベル印刷事業拡大に向け新会社設立。消費財に貼るラベルの受注増に取り組む。
　2012年度に10億円程度の見込みの同分野のラベルの海外売上高20年度までに100億円、新たな収益の柱に。

・川崎市臨海部に新研究施設建設。
　2014年開設、ナノテクノロジー（超微細技術）と医学の連携通じ、がんや難治性疾患の診断、治療法など開発。特区の中核施設に。
　東京大学、富士フイルム　<4901> ［終値1816円］東工大、東京女子医科大、国立がん圏入センター、実験動物中央研究所、
　ニコン　<7731> ［終値2050円］ナノキャリア　<4571> ［終値420000円］

・イーピーエス　<4282> ［終値303000円］綜合臨床HD　<2399> ［終値185300円］資本提携。
　特に臨床試験（治験）実施を支援する「SMO」事業で協力。

・信越ポリマー　<7970> ［終値364円］埼玉大、ラステック（埼玉県ふじみ市）
　従来より生産コスト大幅安のシリコンウエハー製造装置開発。2〜3年後メドに実用可能な装置完成させる計画。

・メイテック　<9744> ［終値2564円］
　2014年春入社の新卒採用計画グループ全体で550人と高水準に。リーマン・ショック前水準2年連続上回る。

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株式分割

アールエイジ　<3248> ［終値57400円］4/30 　1株→100株　一単元株式数変更 5/1　1株→100株

インヴェスト証券　<8709> ［終値93700円］ 3/31 　1株→100株　一単元株式数変更 4/1　1株→100株

公募・売り出し価格

オリックス不動産　<8954> ［終値105800円］16万915口

新規公開株（IPO）

コード　 市場　　 銘柄　　　　　　幹事証券　　公募価格　　　発行株数　　単位株

3/12 <3671> マザーズ ソフトマックス 野村 1,300円　 575,000株 100株

3/13 <3182> マザーズ オイシックス みずほ　　　　1200円　　805,000株　　 100株

3/14 <3672> マザーズ オルトプラス 野村 　　　　1500円　1,559,500株 　　100株

3/15 <2588> マザーズ ウォーターダイレクト 野村 　 　1200円　　287,500株　　 100株

3/15 <9025> 東証 　　　鴻池運輸 大和　　　　　　円　5,975,700株　　 100株

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【今日の一言】

NY株式市場は続伸。
米国2月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数前月比23万6000人増と市場予測平均（16万人増）大きく上回る。
失業率は7.7%、前月比0.2ポイント低下となりました。
米国株式市場も好感してダウ工業株30種平均とS&P500種指数は6営業日続伸となりました。
ダウは史上最高値を4日連続更新中です。
S&P500種指数も最高値更新まであと1%弱となってきました。
米連邦準備理事会（FRB）7日発表した大手銀18行に対するストレステストの結果はおおむね良好で、ほぼ予想通りに。
3市場（NY、アメリカン、ナスダック取引所）出来高は約62.7億株と1日平均約64.5億株を下回る。

週間ではダウ工業株30種平均は2.2%高、3週続伸。ナスダック指数は2.4%高、2週続伸。S&P500種も2.2%高、2週続伸で終了です。

欧州株式市場も続伸。
2月の雇用統計で景気改善を示したことを好感、相場が一段高となる可能性・・・
イタリアやスペインの株価が大幅高となって引ける。

東京株式市場は週間ベースで日経平均株価5.8%高、4週続伸。TOPIXは3.7%高、3週続伸。
マザーズ指数は2.6%高、3週続伸。日経ジャスダック平均は4.6%高、3週続伸。東証2部は3.7%高、3週続伸で終了。
日経平均が最も上昇ということはファーストリテイリング　<9983> ［終値31500円］週間で24%上昇、
ソフトバンク　<9984> ［終値3775円］11.3%高の影響ですね。

週末の銘柄研究【コロ朝プレミアム】入っております。ど真ん中とおひねりです。

週末の藤本誠之さんセミナーでのガンホー作戦やってみようかなと思っております。

海外投資家の中長期投資組の買いが入ってきたとの観測も・・・
となるとやはりど真ん中銘柄になってくることでしょうが・・・

三菱重工　<7011> ［終値544円］米カリフォルニア州のサンオノフレ原子力発電所の事故めぐり、
原因中核装置「蒸気発生器」製造で検査・補修費用などとして6100万ドル（約58億円）追加請求される。
海外で拡販狙う原発事業に影響が出る懸念も。
この材料で下げる場面は拾えるのかなって思っています。

ニコン　<7731> ［終値2050円］円安基調でも思ったほど業績に反応なし。円高デメリットもない代わりに円安メリットもなく。
ただどこかで出遅れ物色されることも・・・

英国と有毒物質から身を守る化学防護服関連の装備・素材を軸に具体的な調整に入る。　
アゼアス　<3161> ［終値530円］週末はストップ高となっていますね。

太陽光発電用電力変換装置（パワーコンディショナー＝パワコン）で増産の動き。特需取り込み狙う。

田淵電機　<6624> ［終値173円］栃木とタイの2工場合計月2万台の生産能力、来期20%増やす。13年3月期12年3月期で25%隆またばかり。

秋までにメガソーラー（大規模太陽光発電所）に対応した製品も開発へ。

ミヨシ油脂　<4404> ［終値172円］急騰後大陽線の半分あたりでのもみ合い。

最近新聞の広告に旅行ツアーの広告が多くなってきたような気が致します。
それも今までは2.99万円とか3.99万円との価格が3回に1回ぐらい二人で19.9万円〜24.9万円とかの価格も出だしたような・・・？！

一休　<2450> ［終値92800円］ニッコウトラベル　<9373> ［終値208円］など注目しています。

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