「創薬ベンチャー大集合」セミナー(3/16開催 ）

「創薬ベンチャー大集合」セミナー(3/16開催 ）東京証券会館大ホール

東京日本橋茅場町の東証会館での「創薬ベンチャー大集合」セミナーに行ってきました。
200名以上の参加者でほぼ一杯になっていました。

ただ1階にあったJASDAQプラザはなくなっており、寂しさがありましたが・・・

始めに日本IFA協会の会長の御挨拶で「アベノミクス」といった経済政策は祈りから期待に変わったとのことでした。

セミナーは櫻井英明氏の「例年と違う春相場の行方」からスタートです。

「櫻井でございます」と従来通りの始まりです。

桜の季節でピンクのネクタイを締めてきましたと。

注目できる銘柄群が上がっていますが相場が良かっただけとも考えられます。

リーマン・ショック以降のパラダイムに転換は昨年8月ごろから。

円安は企業業績に効く。2割以上の増益要因は1〜3月期から効いてくるはずです。

大和証券によると3割増益試算ですが、3〜4割の増益になってきそうです。

市場関係者の日経平均株価の見通しは、昨年末は1万1000〜1万2000円どころを1万3500円どころに修正。

甘利明経済財政・再生相の「1万3000円へ目指して気概を」発言に近づいています。

「アベノミクス」効果はなんだったのか？行動はようやく始まった。

一番良かったのは民主党野田佳彦前首相の決断。良く身を引いてくれたと思っています。

8月からマーケットは上がっていたので「アベノミクス」頓挫してもそう大きな影響はないとも言えそうです。

売買エネルギーが増大。先日は51億株、3兆円弱をこなすエネルギーは相当に力強いところです。

投資家さんの気持ちは「ようやく株価を見れるようになった」持ってる株が戻ってきている。

それまでは自分を責めていたのが、これからはどんな銘柄を持とうかと考えられるようになってきたようにも・・・

夕刊紙、月刊誌、週刊誌で株の特集が多く出るようになっています。

日刊ゲンダイに毎週連載がありますが、スパなど裸の多い雑誌社から依頼が多いです。

また私のところにも最近出版以来が来ました。早く仕上がる人に依頼がくるようです。

2週間で出来ると答えていま執筆中。3/20ごろにアップし、4/19書店に並ぶ予定です。

5月連休明け頃には様々な方の株の本が並ぶと思いますので天井となるような気も致します。

アノマリーでは3月の動きが4月も続き、3月が高ければ5月は安くなる。調整局面も3-4月に期待感も。

昨年は3/27天井に半年お休みに入ってしまいました。

2/14サプライズの日銀金融緩和も3月以降マネーサプライがマイナスとなり、お金の供給止めたことが要因とも・・・

ここが焦点ですのでマネーサプライには注目していこうと思います。

今年始めにアノマリーで箱根駅伝で日体大が優勝した年は20%以上上昇、これは既に達成。渡辺純一氏の日経新聞連載も神話通り上昇。

先週（4-15日）は外国人日本株を1兆円買い越し。

日本株の価値観に変化と。そうでなければ昨日のソニー　<6758> ［終値1668円］の上昇は説明つかない。

ただシャープ　<6753> ［終値315円］は避けているようですね。外国人は欲しいものはぶっ叩いて買うことが多く。

「アベノミクス」効果で不動産上昇。オリンピックも株にとって土地持ち企業買われる。

NHKテレビ小説「八重の桜」この八重は8が重なる。88番台（8800）の不動産が注目。電鉄も良い。

年末ストックボイスで来年の日経平均15000円、TOPIXで1500ポイントと言ったら「そんな無謀な」との反応が・・・

ただ現在の日経平均に3割増益業績アップを乗せると1万5600円になります。あながち突飛な数字ではなくなってきています。

2月第2週と3週に裁定買い残大幅に増加。結局は訂正も一度会った数字はどこかで出てくる可能性高く。

裁定買い残5兆〜6兆円になってくることも。なら日経平均は1万7000〜8000円にも。今年か来年あってもいい。

そこがピークになることも。

時価総額はGDPを超えない。今480兆円で時価総額で100兆円は増えてもいい。

個別銘柄ではカナモト　<9678> ［終値2097円］業績が良かった。1年で稼ぐ業績を3ヵ月で稼ぐ。中間期に上方修正あり。

復興関連の先行指標となる。

建設現場では人が足りない。夢真HD　<2362> ［終値559円］人が集まれば集まるほど業績が上がって行きます。

ラクーン　<3031> ［終値140000円］小売りのインターネットサイト。

ファーストリテイリング　<9983> ［終値30400円］3万円固める。今度は32000〜35000円のレンジ目指すところか。

その時には日経平均株価は13000円に載せてる事でしょう。

最高決算出してきている銘柄でリンナイ　<5947> ［終値6880円］海外への積極姿勢。

クールジャパンでは東映　<9605> ［終値613円］ドラゴンボールやワンピース好調です。　

カルビー　<2229> ［終値7140円］じゃがビーがアメリカで売れる。

花粉症、PM2.5、ドラッグストア好調でサンドラッグ　<9989> ［終値3845円］　

自動車業界良くなり関西ペイント　<4613> ［終値1066円］国内トップ。

アウトソーシング　<2427> ［終値605円］技術者派遣から建設現場に派遣も。

電鉄では東急　<9005> ［終値705円］沿線開発。渋谷キーワード　今度高層ビル5本立つ。

京急　<9006> ［終値906円］海外から人が来る。羽田開発注目。

コンタクトレンズのシード　<7743> ［終値1116円］コンタクトの中に薬いて徐々に放出。瞳が黒く大きくなるコンタクト。

円安効果で外資ジョンソン＆ジョンソンに価格競争力アップ。品質には自信。　

スマートフォン（スマホ）関連ではコムチュア　<3844> ［終値1900円］クラウドとモバイル。今期2回上方修正。

渋谷再開発では駐車場綜合研究所　<3251> ［終値354円］アジア駐車場開発。

ワイヤレスゲート　<9419> ［終値4930円］スマホ増えてWi-Fi使用。

ホソカワミクロン　<6277> ［終値810円］静に上がってきています。業績の良好。

不動産絡みでリゾートソリューション　<5261> ［終値240円］ゴルフ場やホテル持つ。

バイオベンチャーはどこを目指しているのか。

本日4社の企業が説明していきます。

じっくり聞いてお持ち帰りくだされば・・・

今回の4社のほかにもテラ　<2191> ［終値1555円］アンジェスMG　<4563> ［終値95900円］メディネット　<2370> ［終値41400円］注目。

これからIRセミナーに入りました。

【カイオム・バイオサイエンス】　<4583> ［終値11160円］

ADlibシステムのプロトタイプは順調で予定より早く進んでおり、研究者からももっと「良いものへ」と作り込みへ。
プロトタイプ完成は改良で少し遅れるような印象も。
2014年までに完全ヒトADLibシステムを創生することはかえない。
Semaphorin3A 抗体は、当初期待できていなかった敗血症に対する治療薬となる可能性で面白くなってきたと。
資金調達は企業価値の向上に必要と。
淡々とした藤原社長の説明には自信も感じられました。
抗体医薬の必要性は感じられました。

【メディシノバ】　<4875> ［終値297円］バイオベンチャー投資は時間を味方に。ハイリスクハイリターンのため。
フェーズ3に入ると相当な資金が必要になります。
そのためにライセンスアウトや公募増資なども。
米国ナスダックとジャスダック上場で株価に裁定働きやすく。日米の投資家の熱に差があり今回上がりにくく。
気管支ぜんそく急性発作適応としてMN-22（ベドラドリン）進める。中国など大気汚染もあり有望とも。

ここで15分の休憩です。

馬渕治好氏の講演が始まりました。

表題：外国人投資家が注目する日本のターンアラウンド（大転換）

こんにちは。馬渕治好です。

櫻井英明さんの番組に良く出さしていただいております。ストックボイスでも他の方の番組ではなく、櫻井さんばかり。

他の人と仲が悪いわけではないのですが・・・

外国人は何を見ているか？

これからどうなるかを見るには、今までがどうだったか？

様々な危機が騒ぎすぎ（行き過ぎた悲観論）が安全な円、金、日米国債に流れた。

世界の実体経済はそんなに酷くなかった。決して好況で問題がないではないが悲観過ぎたところ。

第一段階はマーケットが行き過ぎてしまったので戻る「グレートローテーション」

第二段階は実際の経済状態が良くなってくるにで徐々に上がって行く。

ただ一度円高・株安が来るかもしれないと思っています。

年末の日経平均株価は今より高いと思っており、慌てないでくださいね。

佐賀って慌てて売ったりしないように・・・

「アベノミクス」金融政策はあまり影響がないと思っています。きっかけになっただけと。

ひやっとすることはギリシャ破綻、欧州金融安定基金（EFSF）・欧州安定メカニズム（ESM）の防波堤あり大きな影響にはならず。

中国経済は高成長から中成長になっていきますが、今は売られすぎではないかと。

コマツ　<6301> ［終値2213円］など中国関連も売られすぎとも。

ただ中長期の中国株投信などはお勧めできませんが・・・

金融緩和に出口政策巡る混乱も、今年の終わりぐらいでしょうから今は考えなくても・・・

4月後半から5月の決算発表切っ掛けに3〜4割増益で第2幕。

今は「カネ余り」ではなくこれからが真の「カネ余り」へ。今はお金は淀んでいる。銀行に貯まっている。

安倍政権の政策は「バブル」を目指してるわけではない。強者が延びる政策。弱者は淘汰へ。

外国為替市場中長期投資家は少し出てきていますが、上昇すれば2〜3年上がりますので慌てていかない。確信をもったら行く。

「バブルは来ない」と日経夕刊に書いたらかなり反響が来ましたが・・・

全体底上げ相場にはならず、銘柄選んでの投資となっていく。

今は海外投資家は成長率3〜5割と思っても確信が持てない。

米国株も上昇していますが企業利益が増えているので株価が上がっている。

無理のない上昇。PER（株価収益率）が安定。12〜14倍で推移。

押し目は来ないということもあるかもしれませんが、慌てないで下がった時は買いで良いと思います。

年末は今の株価より高いのですから・・・

ありがとうございました。

来週はじっくりと【コロ朝セミナー】でお話していただけます。

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2013年の世界市場動向〜「ターンアラウンド」（大転換）
注目される国内株式市場動向
講師：馬渕治好（まぶちはるよし）氏

2013年3月23日（土）14：30〜16：45予定（開場14：15）

東京・人形町・水天宮（メトロ）
お申込み・詳細⇒https://www.directform.info/form/f.do?id=3021
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【ナノキャリア】　<4571> ［終値411000円］

順調な成長を続いているような気が致しました。
ナノプラチンの開発が順調と。
パイプラインの開発状況も順調に。
資料の中で23年度実績と24年度計画に比較で売上げは23年3億4600万円が24年3億7000万円と相変化が愛のですが、
現預金期首残高が23年18億7200万年に対して24年48億600万円と大きく増えています。
カイオムもそうでしたがナノキャリアの中冨社長もまじめな性格が見えたようなIR説明でした。
内容はちょっと難しいと感じましたが・・・

【アールテック・ウエノ】　<4573> ［終値281000円］

今回のIR4社のうち、一番安定してるように感じました。
その分大化けといったハイリターンも少なく感じます。
株主への配当も確実にするといったバイオベンチャーらしくないようなところも。
第三相の臨床試験（治験）で国から開発支援。7年間で20億円、成功時には全額返済も不成功時には支援額の10%で済む。
とてもありがたいと言っておりました。
成長戦略も好感できるのですがうまくいって売上高が2020年に2013年3月期45.9億円から90億円超の2倍程度に物足りなさも・・・。

最後にもう一度櫻井英明さんが登壇し、4社のIRでそれぞれいいものをお持ち帰りくださいと。

テラ　<2191> ［終値1555円］とアンジェスMG　<4563> ［終値95900円］を重ねてお話。

テーマは自動車、スマホ・クラウド、バイオ・・・

クラウドではエイジア　<2352> ［終値587円］オプトエレク　<6664> ［終値580円］円安効果も。

4時間超のIRセミナー少し疲れました。

3つぐらいが良いところでは2でしょうかね・・・

帰りは【コロ朝プレミアム】会員さんと日本橋で一杯飲んで帰ってきました。

お疲れ様でした。

記事の続きはコロ朝プレミアムで！