最新の経済ニュース・最新株式情報はコロ朝経済ニュース・株式掲示板で!

扉を開いて(迫る増税)

2013年3月17日(日)はれ

・迫る増税、1000人の相続対策。
 日本の個人金融資産1510兆円を解凍する魔法は「孫」に。
 現在審議中、2013年度税制改正法案「教育資金一括贈与に1500万円の非課税枠」「孫への贈与」税制で支援。
 1年で125万人が死亡する高齢ニッポン「今後10年、相続で動く資産は500兆円以上」
 
 三越伊勢丹 <3099> [終値1267円]同居子世代の出費を賄う「三世代カード」人気。

 オリエンタルランド <4661> [終値15140円]2月ディズニーリゾートに祖父母誘導する「3世代パス」発売。

・今回の税制改正の目玉が30歳未満の子供や孫の教育資金としてひとり1500万円まで一括贈与なら贈与税非課税に。
 信託銀行など金融機関使うことに。

・二世代住宅で土地の相続税対象額減らせる。子は相続が始まる前から親と同居する必要。

 
・外国人投資家の日本株買いに弾みつく。東証とりまとめ投資主体別売買動向3月第1週、外国人投資家買越額1兆172億円。
 安倍政権が掲げる脱デフレや成長戦略への期待が背景に。
 1月日経平均の月間上昇率7.2%もドルベースでは1.9%。2月円ベースで3.8%、ドルベースで2.1%に。
 「日本株組み入れないと運用成績に見劣りしてしまう」との声も。

・黒田東彦氏を総裁とする日銀の新体制が動き出す。市場の関心は黒田体制の金融政策がサプライズ演出できるかに集まる。

・米国連邦準備理事会(FRB)3/19-20日米連邦公開市場委員会(FOMC)開く。
 ゼロ金利政策と量的緩和第三弾(QE3)継続という基本線は変わらずも、市場は議論の中身注視。
 緩和の出口を巡る議論が再燃すれば、世界の株式や為替市場にも影響が出るため。

・会社がわかる 特集マツダ <7261> [終値301円]2013年3月期5年ぶりに最終黒字確保するのが確実に。株価わずか4ヶ月で3倍に急騰。
 独自低燃費技術「スカイアクティブ」載せた新型車が相次ぎヒット。
 13年1-3月期連結営業損益、1-3月期の為替レート1ドル=85円 1ユーロ=110円として450億円の黒字(前期387億円の赤字)の見通し。
 前期からの改善額は800億円超。円高修正の効果は85億円。「販売台数と車種構成の変化」が最も貢献。380億円の押し上げ効果。
 13年登場する次期「マツダ3(アクセラ)」がブレークすると株価500円とも。
 対ドル1円の円安で連結営業利益35億円、対ユーロでは12億円増える収益構造。円安メリット受けやすく。 

・ドラッグストア、地方勢株価急速に上昇。地盤エリアでのシェア高さで取り込み成功。
 九州地盤コスモス薬 <3349> [終値12210円]と石川県本社のクスリのアオキ <3398> [終値7060円]2社目立つ。

・ランキング:3月期決算企業「日経株価指数300」対象予想配当利回りの高い会社。権利月最終売買日3/26

 1位中部電力 <9502> [終値1135円]配当利回り4.41% 年間配当50円(前期60円)

 2位NTTドコモ <9437> [終値145400円]4.13% 年間配当前期比400円増、6000円 

 3位大東建託 <1878> [終値8250円]3.85% 350円配当 4位NTT <9432> [終値4185円]3.82% 160円配当

 5位資生堂 <4911> [終値1358円]3.68% 連結純利益前期比28%減105億円に落ち込む一方、年間配当は50円維持。

 6位住友商事 <8053> [終値1229円]3.66% 年間配当45円 株価もたつく局面では配当利回り高くなる。年間45円配当。 

  12位大日本印刷 <7912> [終値947円]3.38% 連結配当性向170%超える見通し。株価昨年来高値更新。年32円配当。

 20位カネカ <4118> [終値548円]2.92% 安定配当重視 株価低水準。配当年16円予定。

・日本株上昇続く。前週(11-15日)の日経平均株価2%高、5週続伸。先高観支えているのは来期の企業業績への期待。
 4月下旬に始まる3月期決算発表、収益改善につながりそうな材料点検しながら相場全体の底上げ進む。
 3つの相場上昇演出材料、円安の定着。2月・8月期決算企業の業績発表。業績株を物色する号砲となる。不動産企業の収益回復の確認。

・OUT Look:今週の株式相場は日経平均株価1万3000円試す展開か。
 20日黒田東彦氏が日銀総裁に就任。金融緩和期待が株高の支え。米景気が緩やかな回復基調も追い風。
 脱デフレの恩恵が大きいと見られる不動産など内需関連株中心に物色が続く公算大きい。
 日銀臨時会合開かれる場合、日銀の緩和への積極姿勢国内外に印象付け、日本株の押し上げ要因に。

・Wall Street:今週の米株式相場は底堅い展開か。米景気の回復期待の高まりでダウ工業株30種平均は最高値圏での値動き。
 利益確定売りも出るものの、下値不安乏しく。ダウ平均4週連続上昇。
 経済指標19日2月の米中古住宅販売。3/19-20日米連邦公開市場委員会(FOMC)開く。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派60% (前回比+6)弱気派18%(同+1)中立派23%(同-6)

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は米景気回復期待から運用リスク取る動き続き、株価が上昇した国・地域多く。

上昇1位アルゼンチン週間騰落率4.9%(11年末比騰落率41.7%)2位ベトナム2.3%(36.9%)3位日本2.3%(48.6%)4位タイ2.0%(55.9%)
 下位25位ブラジル▲2.7%(0.2%)24位フィリピン▲2.6%(52.2%)23位香港▲2.4%(22.2%)22位上海▲1.7%(3.6%)(日経ヴェリタス)

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS             
  〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5      

URL : http://koronoasa.com/
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで!

コロ朝プレミアム入会はこちらから