
TPP日米合意案
- 2013年04月12日
- 株式投資・経済ニュース全般
2012年4月12日(金)晴れところにより曇り
・急速な円安進行受けて自動車大手の国内生産縮小の動きに歯止めがかかってきた。
日産 <7201> [終値1043円]今秋以降に計画していたSUV(多目的スポーツ車)生産の米国への全面移管延期。
現行100万台の超の国内生産維持。為替レート1ドル=79円07銭に設定。1ドル=1円円安になると営業利益年間約200億円押し上げられる。
トヨタ <7203> [終値5640円]4-9月期国内生産台数計画比1割上方修正。
ホンダ <7267> [終値3945円]約100万台の年間生産能力維持。
マツダ <7261> [終値315円]2013年度国内生産計画90万台以上と12年度見込み比5%増。
富士重工 <7270> [終値1708円]今年初め本工場(群馬県太田市)生産能力1割増。小型車増産。
・主要小売り各社、2014年2月期の業績見通し、決算発表55社のうち約8割、43社が今期増収・経常増益見込み。
イオン <8267> [終値1330円]今期連結経常利益2150億〜2250億円と前期比1〜6%増。過去最高更新は3年連続。
総合スーパーの中核であるイオンリテールの既存店売上高3月、4ヵ月ぶりプラスに転じる。
金融事業国内やアジアでも伸び、不動産事業拡大が収益に貢献する。
良品計画 <7453> [終値8460円]経常利益12%増221億円に。国内では採算性高い衣料品の品ぞろえ拡大。
セブン&アイ <3382> [終値3785円]連結経常利益3370億円と14%増。素材の質高めたプライベートブランド商品販売拡大。
・日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に向けた日米の最終合意案、
米国が乗用車やトラックにかける関税当面維持、日本の農産品の関税にも配慮。
保険分野は公正な競争の場を確保する方針で、日本郵政傘下のかんぽ生命保険の業務肥大化けん制。
・東京株式市場日経平均株価大幅上昇、約4年9ヵ月ぶりに終値で前日比261円03銭(1.96%)高1万3549円16銭と連日で年初来高値更新。
外国為替市場での円相場の下落を受け、自動車などの主力株に海外投資家の資金が流入。東証1部売買代金3兆9802億円。
6営業日連続3兆円超。6日連続は5年8ヵ月ぶりの記録。新たに取引を始めた国内個人投資家による買いも膨らむ。
・投資信託市場への資金流入加速。3月投信設定額から解約・償還額を差し引いた資金流入額1.2兆円と約6年ぶりの多さ。
株高・円安も追い風となり、3月末の資産残高72兆円と米金融大手リーマン・ブラザーズ経営破たんする前、
2008年7月以来4年8ヵ月ぶりの規模に拡大。投信人気背景に大手証券やネット証券では新規口座の開設申し込み増加。4月も続く。
・「黒田異次元緩和」1週間、東京市場で円相場緩和決定直前3日から7円近く円安・ドル高進み4年ぶりの100円割れも視野に。
日経平均株価1186円(10%弱)上昇、4年9ヵ月ぶりの高値。
・日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加、最大の懸案日米の事前協議は11日大筋合意。
交渉参加国11ヵ国の了承取るメド立つ。
・中国1〜3月の新車販売台数前年同期比13.2%増、542万4500台。内陸部中心に新車購入の動き広がる。
欧米間の大手メーカー好調、一方日本勢は総じて苦戦。
日産 <7201> [終値1043円]1〜3月期販売15.1%減少、トヨタ <7203> [終値5640円]12.7%減。
・パソコン市場苦境一段と鮮明に。1〜3月期世界出荷台数前年同期比13.9%減、調査開始以来最大の落ち込み幅に。
最大手ヒューレット・パッカードなどタブレット(多機能端末)やサーバーを強化、「脱パソコン」戦略待ったなし。
・丸紅 <8002> [終値722円]米国の新型天然ガス「シェールガス」の韓国向け輸送事業に参画。韓国SK海運と合弁会社設立。
460億円投じて液化天然ガス(LNG)運搬船2隻建造、うち1隻シェールガス輸送に活用。
・ファーストリテイリング <9983> [終値34550円]2013年8月期純利益前期比28%増915億円見通し。従来予想45億円を上方修正。
2014年予定される消費増税後も衣料品専門店「ユニクロ」など店頭価格表示据え置く方針示す。同じ商品の場合実質値下げに。
・住友ベーク <4203> [終値369円]と京都大、iPS細胞の品質を簡単に評価できるキット開発。
従来の半分以下の時間で正確に細胞の状態がわかる。3年後メドに2億〜3億円の売り上げ目指す。キット価格10回分で5万5千円。
・キューピー <2809> [終値1344円]米国で現地生産した自社ブランド商品の販売始める。3月から現地生産に切り替え。
米国売上高2015年11月期に12年11月期4割増100億円に引き上げ。
・ヤマハ発 <7272> [終値1398円]同社製品「世界最安の二輪車」インドで開発。価格1台500ドル(約5万円)予定、2015年中にも発売。
・エン・ジャパン <4849> [終値140000円]ベトナム同業大手ナビスコ・グループ(英領バージン諸島)買収。買収額約22億円。
・三井造船 <7003> [終値187円]中東での火力発電設備事業に本格参入。第一弾レバノンでのディーゼル発電設備200億円で受注。
今後、新興国中心に受注活動加速。ディーゼルエンジン技術を発電プラントに応用、新たな収益事業に育てる。
・大同特鋼 <5471> [終値557円]100億円投じて基幹システム刷新。刷新は20年ぶり。
航空機部品や発電機タービン部品など付加価値の高い製品の納期現状比3分の2に短縮。
全体ンシステムは2018年メドに完成する計画。主要システムは完成次第、順次稼働。
・東証投資主体別売買動向4月第1週(1-5日)海外投資家(外国人)2週連続買い越し(7147億円)
個人投資家2週連続売り越し(6518億円)と売越額2006年4月以来7年ぶりの規模。金融機関は2221億円売り越し。21週連続売り越し。
・ジャスダック投資主体別売買動向4月第1週(1-5日)
海外投資家(外国人)15週連続買い越し(128.74億円)個人投資家14週連続売り越し(75.33億円)
・東京都心(千代田・中央・港・新宿・渋谷)3月末平均空室率8.56%と前月比0.01%下がったと発表。定価は2ヵ月ぶり。
企業が事務所を移転・集約する動きが相次ぐ。
平均募集賃料は3.3平方メートルあたり1万6504円、前月比43円下落。9ヵ月連続軟調。(日経新聞)
・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に向けた日米両政府事前協議の合意文書12日発表。
政府7月にも開かれる交渉会合から参加できる見通し。7月の交渉会合日本開催を4参加国に提案することを検討。
・主要国(G8)外相会合11日、ロンドンで2日目の協議、弾道ミサイル続ける発射の動きなど挑発行為北朝鮮を「最も強い言葉」で非難。
「ミサイル発射や核実験があれば、重要な追加措置を取ることで一致」
・日米韓、北朝が中距離弾道ミサイル「ムスダン」などを不意打ち的に発射する可能性として24時間態勢で情報収集。
韓国、北朝鮮に対話呼びかけ。
・ソニー <6758> [終値1685円]苦戦が続くテレビ事業収益について2011年度1480億円の赤字から12年度は約800億円の赤字まで改善。
「4K」液晶テレビなどをテコに13年度は黒字転換目指す。
・日銀 <8301> [終値71200円]新たな「量的・質的金融緩和」決定した4日以降国債市場の値動きが乱高下している混乱おさえるため、
金融市場に対し、週明け15日に計4兆3千億円の資金供給すると通知。
1日の供給規模としては東日本大震災後の2011年3/23の5兆円以来の大きさに。
・助手席用エアバック不具合。
トヨタ <7203> [終値5640円]ホンダ <7267> [終値3945円]日産 <7201> [終値1043円]マツダ <7261> [終値315円]
計41車種、約73万台のリコール(無償で回収・修理)全世界では少なくとも計約338万台がリコール対象に。
エアバックはタカタ <7312> [終値1819円]製造。(産経新聞)
・ミャンマー最大野党国民民主連盟(NLD)議長のアウン・サン・スーチー氏13-19日来日。安倍晋三首相や岸田文雄外相と面会予定。
2015年の総選挙でNLDが圧勝し、スー・チー氏が大統領につくといったシナリオ現実味も。
・2月の機械受注統計、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力除く民需」前月比7.5%増、7038億円と2ヵ月ぶりに増加に転じた。
機械受注や設備投資が回復するのは4-6月期以降になる可能性高い。
製造業は前月比8.6%増、2788億円と2ヵ月ぶり。非製造業は同0.6%増と3ヵ月ぶりの増加に。
・MOTOUホールディングス <7999> [終値253円]立て続けに新規事業に乗り出す。3年以内に売上高足元の2.5倍、50億円に引き上げ。
・ホーチキ <6745> [終値449円]2017年度に海外に携わるグループ従業員数を現状比1.5倍600人に増やす。
火災報知器のテクニカルサポートやセールスの陣容厚くする。市場開拓本格化する。
・ローソン <2651> [終値7230円]複数店舗経営するオーナーの育成強化。
店舗数現状の約600店から中長期的に3000-4000店に引き上げる。
本部は商品開発や情報・物流といった仕組みの構築などに重点を置く。(日刊工業新聞)
・第一実業 <8059> [終値497円]小型のバイナリー発電システム発売。
工場や焼却施設から出る比較的低温の廃熱で沸点の低い流体を気化させてタービンを回して発電する。
・ACCESS <4813> [終値73100円]
米アップルスマートフォン(スマホ)の基本機能に関わる特許約10億円で供与する契約締結。2013年2〜4月期に売上げとして計上。
・スミダコーポ <6817> [終値516円]従来品に比べ出力4倍に高めた振動発電部品開発。
電池を頻繁に変えられないICタグなどの代替需要見込み、電子部品メーカーに売り込む。ス浅井用部品への採用も狙う。
・日産東京販売 <8291> [終値347円]
4年ぶりに都内に販売店新設。2013年中に数億円投じ、都内に3店舗設置。集客力高め巻き返し。(日経産業新聞)
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【今日の一言】
NY株式市場は4日続伸。
ダウ工業株30種平均とS&P総合500種指数は連日の最高値更新。
新規失業保険週間申請件数4万2000件減34万6000件と予想を超えて減少。
3市場(NY、アメリカン、ナスダック取引所)出来高は約61.7億株と年初平均約63.6億株を下回る。
欧州市場も続伸。
FT100種指数は4営業日続伸です。
小売りや金融株が上昇をけん引。米国指標も好感した。
東京市場も日経平均株価は2日続伸と言っても実質は7日続伸でも良さそうなところ(9日は0円24銭安)。
東証株価指数(TOPIX)は7営業日続伸。サイコロジカルラインは8勝4敗(66.6%)。
本日からの対応日は4日続落でプラス引けとなれば9勝、10勝となっていきます。
北朝鮮のミサイル警戒もなんのそのといった状況。
海外投資家の買わなきゃならない資金が株価が上がると余計に流入するようなところも・・・
三菱重工 <7011> [終値696円]昨日は65円高、なんと重工が10%超も上がる相場です・・・
MOTOUホールディングス <7999> [終値253円]立て続けに新規事業に乗り出す。3年以内に売上高足元の2.5倍、50億円に引き上げ。
第一実業 <8059> [終値497円]小型のバイナリー発電システム発売。
工場や焼却施設から出る比較的低温の廃熱で沸点の低い流体を気化させてタービンを回して発電する。
割り切りではありますがアーク <7873> [終値242円]少し気になる動きです。
この銘柄は師匠の師匠が大きく育てた銘柄ですね。今は注目してるのかどうか・・・?
櫻井さん夕刊ゲンダイ連載「これから大化け中小株」新連載での第3回はカイオム・バイオサイエンス <4583> [終値9700円]
休養十分で再度2万円目指すと読むと。
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