【銘柄研究】ヒラノテクシード（6245）

過ぎ去ると何事もなかったようになるのですが、
近づくと腫れ物に触るように大騒ぎとなる米国雇用統計・・・
そして喉元過ぎると何とやら・・・

6月は非農業部門新規雇用者数が前月比19.5万人増。市場予測平均（16万人増程度）。
失業率は7.6%で前月と同じ。
新規雇用者数の増加幅は4月19.9万人（速報は14.9万人）5月は19.5万人（速報は17.5万人）にそれぞれ上方修正。
米連邦準備理事会（FRB）の量的緩和の年内縮小に追い風になる結果もNY株式市場は2営業日続伸。
ダウ工業株30種平均は15135.84ドルは147.29（0.98%）高。ナスダック総合指数3479.38ポイント　35.71（1.04%）高。
S&P総合500種は1631.89ポイント　16.48（1.02%）高と帰ってきました。

シカゴ225先物も円建てで14420円、大証先物比80円高となっております。

そして今週は7/12にオプションとミニ先物のSQ（特別清算日）となります。

先週注目したリプロセル　<4579> ［終値15730円］は乱高下しながらも下押されるトレンドになっております。
週末まで3日陰線を入れ、週明けは7/5の始値（16290円）を超えて引けてこないと個人投資家も萎えそうな形になってきそうです。
すでに損切られたかたも多いかとも思われますが、ベンチャーキャピタルからの売りはかなり出尽くしたようにも思えます。
個人が相当買いついたとの声も多くなってきましたが、もう少し期待したいとも思っています。

本日の注目としては7/16の大証銘柄の東証統合前1週間となり、このテーマで物色いたしました。
まず目を付けたのが出遅れていた遠藤照明　<6932> ［終値2971円］をこの【銘柄研究】の候補と考えていましたが、動いてきましたので
ヒラノテクシード　<6245> ［終値1050円］にしたいと思います。

同社は電気・電子・高分子化学の高精度薄膜塗工で業界をリード。高採算の真空薄膜装置が拡大。
大阪2部の企業ながら7/5東証会館で企業説明会開催いたしました。（開催時間がザラ場中）
説明会終了時間が14：20ぐらいで、その頃から週末株価が上昇となっております。
業績好調、PER（株価収益率）9.23倍、PBR（株価純資産倍率）0.87倍、統合で見直しが入りやすい時価総額が100億円以上。
日足のチャートでも上向きの75日移動平均線を下から上へ抜け出たところでねらい目ではないでしょうか？！

同様で前述の遠藤照明　<6932> ［終値2971円］古野電　<6814> ［終値816円］瑞光　<6279> ［終値6840円］も
東証・大証統合での注目企業です。

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