【銘柄研究】ドリコム（3793）

海外ＮＹ株式市場は上昇、3営業日ぶり反発。
ダウ工業株30種平均の高値は一時150.33ドル（0.9%）高まであったものの、引けにかけてバイオ関連株が売られ、三指数ともの簿悩む展開に。
3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約57億株、月初1日平均約69億株を下回る。

週間ではダウ工業株30種平均は0.1%高、2週続伸、ナスダック指数は2.8%安、2週ぶりの反落、S＆P500種も0.5%安、2週ぶりの反落で終了。
ナスダック・バイオテクノロジー株指数が2.8%下落、週間では7%値下がりし、ナスダック指数の下げに大きく影響した。
同指数は今月に入り、約13%下落となっております。

東京株式市場で日経平均は3営業日続伸。
権利配当落ち日の即日配当落ち分を埋めた強さを維持した形に。
前場は前日の大幅高の反動もあり、下落するものの、午後からは前日と同様に買い物優勢に。
配当落ち日は外資系が配当の再投資に動き、翌日は国内系が同様の動きとの展開と・・・

上値抵抗となっていた200日移動平均線（14525.74円＝28日）を終値で抜いたことで先高感も期待されたところも。

東証1部騰落数は値上がり1386銘柄、値下がり320銘柄、変わらず91銘柄に。

週間ベースで日経平均株価は3.3%高、TOPIXは3.5%高、ともに3週ぶり反発。
マザーズ指数は1.2%高、3週ぶり反発。日経ジャスダック平均は0.3%安、3週続落。東証2部は1.0%高、3週ぶり反発で終了。
マザーズ指数は終わってみれば、3週ぶりの反発となってはいますが、
27日（木）の寄付きから約30分間は個人投資家の損失覚悟の投げがかなり出たような怖さを感じました。

マザーズ指数はハイリスク・ハイリターンの新興市場銘柄です。
個人投資家の多い市場で触りたくないといった方も多い半面、少ない資金を大きく増やせる魅力もある市場でもあります。
それだけいったん下落になると、売りが売りを呼ぶ「セイリング・クライマックス」的な展開も東証1部市場から比べると頻繁に起こります。
そこで買い付ける余裕があるのと、そこで投げざるを得ないのですと資産の状況が全く違ってきますので要注意です。

一つの目安としては、通常の相場の時においてはマザーズ指数が1日に5%超の下落があると、そこから下がっても2〜3日でそこまでは回復。
ただしばらく上昇相場の後の初めての5%安には通じないことが良くあります。

下げ方で短期的に何日か下がって反発、また下がって反発と繰り返しているようなとき（今回のような3/11〜27）は、
第一波の下げ（3/11〜17　85ポイント下落）第二波（3/18〜20　52.5ポイント）そして第三波（3/24〜27　82.12ポイント）となり、
第一波と第三波は同じぐらいの値幅になることも多いといったことも・・・

短期下落では第三波でいったん下げ終了となることが多く、マザーズ指数の700割れは拾い場になる可能性が高いと考えられました。
直近高値からの下落率も3/27安値では20%超の21.2%に達しています。ちょうど20%の下落率ですと699ポイントとなっています。

もっとも2月初めの大幅安があった故に投げが膨らんだとも言えますが・・・

5%安と20%安、そして第一波と第三波の関係など覚えておいてもいつか使えると思っています。
最悪でも底値での「投げ」には我慢できるかと思っています。

さて本日は、スマホ・ゲームアプリ（応用ソフト）関連でドリコム　<3793> ［終値3030円］に注目してみます。
2月から相次ぎスマホ向けゲームを開発配信してきています。
今月の『ジョジョの奇妙な冒険』は配信10日間で100万ダウンロード突破。
そして27日から『ONE PIECE トレジャークルーズ』の「フライングゲット」キャンペーン開始。
事前登録などのノウハウを駆使して、リリース後短期間にかなりのダウンロードを獲得しそうなところ。
知り合いの大口投資家の方の友人から「株式投資はやらない方ですが、ゲーム会社関連に詳しい方がこの会社は大きくなりそう」と言われたとか。
東証マザーズの大幅な下落があっても、上昇トレンドは崩れていないように感じます。
とりあえず1月の高値（4075円）目指して欲しいところ。
3月1株を100株に分割して単位株を100株に変更しています。

【お知らせ】

☆夢の石垣島　投資セミナー2014☆
今年もやっちゃいます！！

2014年6月20日〜
2泊3日もしくは3泊4日
講師：岡本昌巳氏＆櫻井英明氏

今年は新興企業の視察も兼ねて・・・
https://www.directform.info/form/f.do?id=3292

記事の続きはコロ朝プレミアムで！