【銘柄研究】】アプリックス（3727）

とりあえず「ほっ」としたような週末となりました。

海外ＮＹ株式市場は続伸となりました。
ダウ工業株30種平均とS&P500総合指数は連日で最高値更新中といったところ。

注目された5月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比21万7千人増と4月（28万8千人増）からは伸びは鈍化も4ヶ月連続20万人増を維持。
なお4月数値は速報値から28万2千人に小幅改定されました。

底堅い相場で高値圏での小幅な動きの一日となった。
3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約52.7億株、5月平均約57.5億株を下回る。

週間ではダウ工業株30種平均は1.2%高、3週続伸。ナスダック指数は1.9%高、4週続伸、S＆P500種も1.3%高、3週続伸で終了となった。

東京株式市場で日経平均は5営業日ぶりの小反落（2円13銭安）で終了。
東証株価指数（TOPIX）は小反発。11連勝のあと1日小反落で反発となっています。

東証1部出来高は21億409万株、売買代金は1兆8976億円。
東証1部の出来高は6営業日連続（6月は全営業日）で20億株を超えてきています。
騰落数は値上がり1110銘柄、値下がり538銘柄、変わらず163銘柄に。

日経JASDAQ平均は12連騰（累計上昇率9.5%）、サイコロジカルラインは100%、12日12勝になっています。

週間ベースで日経平均株価は3.0%高、TOPIXは2.8%高、ともに3週続伸。
この期間（3週）での累計上昇率は日経平均は7.0%、TOPIXは6.5%の上昇となっています。
マザーズ指数は7.1%高、3週続伸（累計24.0%）日経ジャスダック平均は3.2%高、3週続伸（7.7%）、東証2部は1.7%高、3週続伸（4.7%）で終了。

そしてシカゴ225先物の値は、円建で15200円となり、週末の日経平均先物の終値（15090円）を110円上回っております。

先週は欧州中央銀行（ECB）理事会と米雇用統計という2大イベントが続くことから、
ヘッジ的にショート（売り）を入れたり、ポジションを小さくしたりする動きもあったようです。

大きな波乱がなく「ほっ」とした市場関係者も多いことでしょう。

またこのところ連日東証の売買代金に占める空売り比率が30%以上でしたが、6日には28.9%と、3/5以来約3ヵ月ぶりに28%台に低下も。
「空売り」筋は、5月の「下げ」やイベントでの下落を狙っていた向きが、思惑違いで買戻しにもすこし動き出したようなところも・・・

さて今週の【銘柄研究】は、先週あたりから注目していますアプリックス　<3727> ［終値1975円］を見てみます。
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地上にあるビーコンから発射される電磁波（電波または赤外線）を航空機・船舶・自動車などの移動体に搭載された機器で受信することにより、
自分の位置をはじめとした各種情報を取得する為の設備。

米アップルのiPhone（アイフォーン）6やウエアラブル端末関連への期待もあるのではないでしょうか。

株価は1200円から急騰して2000円を10営業日往ったり来たり。
ここから下落してしまうと週足では三尊形成といった嫌な形になる懸念もございますが、上昇へのエレルギーを貯めている踊り場と見たいです。

日経新聞の6日付けの電子版の記事はかなり有望な印象が感じられます。
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO72254390U4A600C1000000/
　
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