自民公約公表

2014年11月26日（水）雨　いいふろの日

・産学官が共同で原子力発電所の廃炉に携わる人材育てる。文部科学省は補助金出す。
　2015年から東京大学や東京工業大学が東電　<9501> ［終値439円］などと協力し、特殊な工程伴う廃炉作業の専門知識教える。　

・自民党25日、衆院選で訴える政権公約公表。経済再生を柱とし、アベノミクスの継続を訴える。
　アベノミクスの柱である2%の物価安定目標について「早期達成抜向け、大胆な金融政策を推進する」とあらためて明記。
　地方創生の推進策として「地方創生特区」の創設による規制改革打ち出した。
　公約は「景気回復、この道しかない」をキャッチフレーズ。消費税先送りは「経済の好循環を止めないための決断」と説明。

・トヨタ　<7203> ［終値7190円］2017年から車体へのアルミニウムの採用増やす。
　高級車中心にボンネットやバンパー、ドアなどの素材を切り替える。車体重量は最大で100kg減る見込み。

・衆院選1052人が立候補予定。野党が共倒れ防ぐため候補者の調整進め、候補者数は2012年前回衆院選の1504人と比べ大幅減に。
　自民党287人、民主党177人、維新の党80人など。（日経一面）

・自民党衆院選の政権公約、
　安倍晋三元首相の経済対策「アベノミクス」への信を問うため、経済再生と財政再建の両立を前面に打ち出す。
　一方、歳出削減や社会保障の充実のための財源確保等改革の具体策は先送り。政権継続を前提に、政策の実現性を重視した内容に。

・ホンダ　<7267> ［終値3741.5円］24日、米国で2003年から10年以上にわたって死傷事故などの報告怠っていたと公表。
　申告漏れは1729件。一連の問題でドル箱市場での信頼低下は避けられず。新車攻勢の矢先、痛手も。
　ホンダは米運輸省高速道路交通安全局（NHTSA）に申告すべき案件の6割が未報告。「現場でミス多く」伊東紳社長陳謝。

・解党の決まったみんなの党、渡辺善美前代表25日、衆院選抜向け模索していた新党の結成断念。衆院選には無所属で出馬へ。

・政府25日、情報セキュリティー政策会議で、今後のサイバー攻撃対策の強化方針決めた。
　早ければ2015年1月にも内閣の各府省に防御策など勧告する権限を持つ「サイバーセキュリティ戦略本部」設置。
　情報セキュリティー人材の登用・育成にも力入れる方針。

・日銀　<8301> ［終値48200円］10/31の金融政策決定会合の議事要旨で、
　個人や企業の物価上昇への「期待」を追加緩和で強められるかが争点に。
　追加緩和で物価上昇への期待の再浮上が可能と見る緩和派に、反対派は「期待」が高まる効果より副作用が大きいと主張。
　平行線のまま5対4の採決で追加緩和が決まったが、黒田東彦総裁ら執行部が押し切った構図。

・年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）25日発表、7-9月期決算、収益が3兆6223億円となり、運用資産額過去最高の130兆8846億円。
　国内株の値上がりに、円安で外国資産の評価額膨らむ。国内株は6兆円程度の買い増し余地と。
　GPIFは毎年4兆円ほど年金支払いのため運用資産を取り崩すが、これを上回る収益が上がり資産が増えている。
　9月末国内株比率は17.8%と6月末比1ポイント上がり、過去最高。

・円安のプラス面を協調してきた黒田東彦日銀総裁発言が変化。円安進行のペースに影響も。
　25日午後記者会見で「為替相場は経済や金融のファンダメンタルズを反映し安定的に推移することが望ましい」と。
　従来は「ファンダメンタルズに即した円安は日本経済全体にプラス」と円安容認の姿勢。

・国も中古住宅活用に取り組み始める。
　これまで築20〜25年程度で建物部分の価値ゼロとみなすのが一般的、
　リフォームで価値高まる評価基準作り、中古への再投資や転売促す。
　住宅金融支援機構など長期固定金利型の住宅ローン「フラット35」、中古住宅の取得とリフォーム費用を一括で借りられるようにする。

・東京証券取引所25日、検討していた現物株の取引時間の拡大見送り。大半の証券会社からの同意得られず。
　インターネット証券からは前向きな感触も。

・経済協力開発機構（OECD）25日発表、最新の経済見通し（エコノミック・アウトルック）
　日本経済の実質経済成長率見通し2014年は0.4%、15年は0.8%に。前回5月比0.8ポイント、0.4ポイント下方修正。
　消費増税後、個人消費の落ち込みが続いている実情反映。
　米国2014年2.2%（前回2.6%）15年3.1%（3.5%）、ユーロ圏0.8（1.2）1.1（17）中国7.3（7.4）7.1（7.3）世界3.3（3.4）3.7（3.9）

・米7-9月期の実質国内総生産（GDP）改定値、年率換算で前期比3.9%増加。
　市場予測平均（3.2%程度の増加）上回り、速報値から0.4ポイント上方修正。

・8月に米中西部ミズリー州ファーガソンで白人警官が黒人青年を射殺した事件に関し、セントルイス郡の大陪審は、景観を不起訴に。
　人種差別だと反発する黒人住民の一部暴徒化、地域警察は61人逮捕。抗議活動は米主要都市に広がる。オバマ大統領自制呼びかけ。

・インドモディ政権発足から26日で半年経過。外資企業の投資を呼び込む政策に応え、韓国ポスコなど海外企業は新工場建設へ。
　新政権誕生後の対インド直接投資は前年同期比2割超増加。インド株は過去最高値の更新。本格成長はこれからとも。

・ベトナムでスーパー「シティマート」運営するドンフン統合開発（ホーチミン市）イオン　<8267> ［終値の1168.5円］と業務提携。
　2025年までに店舗数、現在の約20倍、500店に拡大。日本製の品ぞろえ増やす。

・エイベックスHD　<7860> ［終値1607円］講談社、集英社、小学館の出版大手3社、アニメのデジタル配給事業で提携。
　スマートフォン（スマホ）向けなどの映像配信サービス事業者に対し4社で設立する新会社が配給窓口になる。

・サイバーエージェント　<4751> ［終値4785円］エイベックスHD　<7860> ［終値1607円］25日、
　定額制音楽配信手掛ける折半出資新会社「AWA（アワ　東京・港）来月1日設立へ。「ストリーミング型」サービス提供。」　

・スカイマーク　<9204> ［終値226円］日本航空　<9201> ［終値3335円］の提携交渉が羽田空港発着枠の争奪戦の様相。
　日航による事実上の羽田枠の拡大につながり兼ねず、全日空　<9202> ［終値277.0円］反対必至。
　太田昭宏国土交通相初めてコメントし、認可に慎重な姿勢示す。

・ニトリHD　<9843> ［終値6920円］大型物流施設を埼玉県幸手市に新設、2017年末に稼働。
　総投資額250億円程度。店舗や顧客に迅速に商品供給する体制つくる。

・エクセディ　<7278> ［終値2978円］2016年から、欧州でAT（自動変速機）の主要部品の生産始める。
　ハンガリーに新工場建設、変速機部品年7500万枚（約300万台分）生産。投資額は30億円程度。
　独フォルクスワーゲン（VW）など欧州大手から受注成功、現地生産で安定供給体制整える。

・後発医薬品メーカー各社が相次ぎ生産能力増強する。今春の診療報酬や薬価改定が後押し。

　東和薬　<4553> ［終値5320円］2018年までに錠剤の年産能力125億錠と現状の約7割増に引き上げる。総投資額150億円規模。
　
　日本調剤　<3341> ［終値3620円］傘下の子会社日本ジェネリック（東京・千代田）通じ
　イスラエル大手後発薬メーカー子会社から工場取得、つくば工場（茨城県つくば市）の生産能力引き上げ。今期年産能力40億錠と倍増。

　沢井製薬　<4555> ［終値7090円］一段の能力増強進めている。

・アステラス　<4503> ［終値1722.0円］胃がん治療薬の新薬候補（パイプライン）の開発中止。米バイオ医薬品大手アムジェンの決定。
　国内の臨床試験（治験）も中止。日本での治験は最終段階に入っており、新薬として期待されていた。

・外国為替証拠金（FX）取引手掛ける個人投資家が円売りに傾斜。
　外為どっとコム総合研究所11月調べ、円安予想する個人の比率が1年半ぶりの高水準。
　FX投資家の間で相場の流れに乗る「順張り」派が増えたことが、円安の追い風に。（日経新聞）

・タカタ　<7312> ［終値1455円］製エアバックの欠陥問題、
　国土交通省25日、日本国内でリコール（無償で回収・修理）対象車両のうち、4割にあたる約100万台が未改修。
　ユーザーへの周知徹底と早期改修促すよう要請。　

・ソニー　<6758> ［終値2582.5円］25日投資家向け説明会、
　スマートフォン（スマホ）事業の抜本的構造改革など柱とするエレクトロニクス（電機）事業の中期戦略発表。
　スマホ事業縮小、「止血」優先、ゲームやセンサーに注力。復活目指す考え。FIFAスポンサー降板。（産経新聞）　

・シンフォニーテクノロジー　<6507> ［終値176円］再生医療分野に進出。
　東京エレク　<8035> ［終値7819円］など進めている
　細胞培養・検査プロセスの自動化研究プロジェクト「スマート・セル・プロセシング」に参画。

・OKI　<6703> ［終値252円］河川の水位リアルタイムで確認できる「河川監視システム」開発。
　河川近くに設置した水位計から管制センターに推移状況が周期的に送られる。無線通信、2015年3月までに商品化目指す。

・中外薬　<4519> ［終値3225円］バイオ医薬品の培養工程における製造作業時間を従来比約30%短縮できる培養槽追加導入する。
　2基追加で4基へ。増設分は2015年に稼働の見込み。（日刊工業新聞）

　
・日立ハイテクノロジーズ　<8036> ［終値3455円］ウエアラブル型の脳活動計測装置開発。2016年の製品化目指す。　
　無線式ヘッドセットを頭部に装着して、スマートフォン（スマホ）の画面で脳の血流量をリアルタイムに表示できる。

・富士フイルム　<4901> ［終値4017.5円］再生医療製品つくるために細胞を培養する際に、その足場となるバイオ材料が必要。
　富士フイルムは動物由来の成分を含まない安全なバイオ材料を持っている。
　年内子会社化するジャパン・テッシュ・エンジニアリング（J・TEC）　<7774> ［終値1615円］とも連携深める。（日経産業新聞）

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自己株式処分

エバラ食品　<2819> ［終値2060円］110万株　
　
アトミクス　<4625> ［終値465円］18万7400株　459円　12/15　処分先　日本マスタートラスト信託銀行

公募・売り出し価格

福田組　<1899> ［終値1011円］970円　申込み11/26-27　払込日12/3

ティア　<2485> ［終値691円］168万7700株　

第一工薬　<4461> ［終値386円］370円　申込み11/26-27　払込日12/2

M&Aキャピタル　<6080> ［終値2321円］58万株　東証1部もしくは2部への上場市場変更承認

ペガサスミシン　<6262> ［終値723円］694円　申込み11/26-27　払込日12/2

菊水化学　<7953> ［終値652円］182万7000株

新規公開株

コード　 銘柄　　市場　主幹事証券　公募価格　発行株数　　注目度

11/26 <6025> 日本ＰＣサービス セントレックス　　東海東京　 480円　287,500株 注目度　C
パソコン、タブレット端末、デジタル家電などのネットワーク対応機器に関する設定やトラブルに対して
訪問または電話で対応し解決するサービスの提供

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場はほぼ変わらず。
強弱まちまちの経済指標で一時ダウ工業株30種平均は約27ドル下落も上下幅は65ドル弱と落ち着いた展開とも。

アップル（-0.86%）グーグル（+0.34%）ヤフー（-0.21%）フェイスブック（+2.19%）アリババ（-0.40%）
ネットフリックス（-2.10%）アマゾン・ドット・コム（-0.18%）バイオジェン（-0.44%）ラッセル2000（-0.05%）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約61億株、11月平均約63.6億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は上昇。
欧州中央銀行（ECB)が2015年の早い段階での追加緩和するとの期待が引き続き市場の追い風に。

東京株式市場で日経平均は3営業日続伸。
東証1部出来高は27億1696万株、売買代金は2兆8860億円。
騰落数は値上がり1090銘柄、値下がり624銘柄、変わらず121銘柄に。

上値が重い展開も、下値も堅いといった膠着感も出てきたようなところも。
商い自体は活況なところで、どちらかというと過熱感が覚めるのを待ってるようなところにも見えますが、
いつの間に今度は東証1部25日平均の騰落レシオが145.91％になってきています。
松井証券信用評価損益率（速報）で売り方がマイナス13.028%で、マイナス15.37%（2014年のワースト記録）に近づいてきています。
売り方はかなりきつい場面に来てるようなところも。

ホンダ　<7267> ［終値3741.5円］24日、米国で2003年から10年以上にわたって死傷事故などの報告怠っていたと公表。
申告漏れは1729件。一連の問題でドル箱市場での信頼低下は避けられず。新車攻勢の矢先、痛手も。
ホンダは米運輸省高速道路交通安全局（NHTSA）に申告すべき案件の6割が未報告。「現場でミス多く」伊東紳社長陳謝。

意外に長引きそうな問題になるかもしれません。

エイベックスHD　<7860> ［終値1607円］日足チャートで下降トレンドがようやく転換しそうなところにも・・・
本日は材料がいくつか出ています。

週末（11/22）の株式セミナーでは岡本昌巳氏の業績上方修正必至ではないかといった注目銘柄の日精樹脂　<6293> ［終値971円］
寄り付きは934円で高値978円となってきています。
週末にも注目集まるイベント（アップル関連？）も・・・
2015年大活躍銘柄候補を解説（ビデオダウンロードでご覧いただけます）しています。

外国為替証拠金（FX）取引手掛ける個人投資家が円売りに傾斜。
外為どっとコム総合研究所11月調べ、円安予想する個人の比率が1年半ぶりの高水準。
FX投資家の間で相場の流れに乗る「順張り」派が増えたことが、円安の追い風に。

少し円安派が傾きすぎてくる傾向も。
たとえば前回安値（119円98銭）抜けて120円付けてくると我慢しきれない売り方も出て、120円後半で一旦出る方は出切ることも・・・
そこからいったん円高に振れることも頭の隅にも・・・
また逆に、選挙戦略などで円安行き過ぎ発言などで、117円割れなどがあった場合、押し目がロスカットなど巻き込み深くなる可能性も。

再生医療2法の施行、ベタながらもバイオ株が物色されましたね。

データホライゾン　<3628> ［終値1145円］一日の中でかなり乱高下しています。
誤発注のような買い物が来て、成り行き売りといった繰り返し。何かがいるような感じもしますが・・・？！

M&Aキャピタル　<6080> ［終値2321円］週末のセミナーで藤本誠之さんが市場指定替え候補と話していましたね。

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