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日本国債格下げ

2014年12月2日(火)晴れ

・党首討論会、安倍晋三首相(自民党総裁)の経済政策「アベノミクス」の評価巡り論争。
 与野党とも十分な政策選択の材料示せたとは言えず。 

・米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス1日、
 日本国債の格付けを最上位から4番目の「Aa3」から「A1」に一段階引き下げ。格下げは11年8月以来約3年4ヵ月ぶり。
 消費再増税先送り、「日本の財政赤字は時間の経過とともに難しくなる」と指摘。

・全国銀行協会は現金振り込みの時間延長の最終案固めた。18日公表。
 2018年メドに現在、平日午後3時までの他行向け振り込み時間を少なくとも午後6時まで延ばす。
 大手は平日夜間や土日祝日も午後9時か、午前0時まで延長する見通し。

・週明けの東京市場、一段と円安・株高が進む。
 円相場は一時1ドル=119円台つけ、日経平均株価は前週末比130円高い1万7590円と年初来高値更新。
 原油安と円安が業績の追い風になるとの見方から、海外ヘッジファンドなど短期の投資家が日本株買い増やしている。
 
 日本航空 <9201> [終値3635円]ANAHD <9202> [終値303.8円]そろって4%高。
 タイヤ原料の価格低下期待でブリヂストン <5108> [終値4122.0円]が15年ぶりに上場来高値更新。(日経一面)

・ムーディーズ・インベスターズ・サービスの日本国債格下げは、衆院選に突入する政府や与野党への一定の警鐘となる。
 金融市場は日銀が大規模緩和で大量に長期国債買い入れているため「格下げが与える影響は限定的」との見方が強い。
 1日の外国為替市場で円相場は一時的に乱高下。一時1ドル=119円15銭と安値更新後、118円台前半に戻る。
 海外投資家がリスクのある運用避けるため、ひとまず円売り・株買いの取引手仕舞いしたことが乱高下につながったようと。

・急落する原油相場を起点に、円安・株高がもう一段進む。1日は円相場が一時1ドル=119円台まで円安進み、日経平均株価も年初来高値。
 
・石油輸出国機構(OPEC)総会で減産見送りとなり、市場では原油の需要の緩みが長引くとの見方が増えている。
 新興国需要伸び悩む一方、供給に余剰感が強い。
 市場関係者の間ではWTI (ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油で1バレル60ドルも視野に入ってきた。

・政府は国立・国定公園内での地熱発電の開発を後押しするため、関連規制の見直し始める。大型開発の特例認める方針。
 バランスの良い再生可能エネルギーとして大型開発を推進する。国内の地熱資源の7〜8割が国立公園に眠る。

・11月中を目指していたスカイマーク <9204> [終値219円]と日航 <9201> [終値3635円]による共同運航の申請が見送られ、
 両社が想定する来年2月からの実施は難しくなった。国土交通省は提携に反対の構え崩さず、提携の行方は不透明さ増す。

・独ダイムラー1日、車載用電池の最終製品手掛ける子会社に1億ユーロ(約150億円)投じ、生産能力拡張へ。
 電池の開発・生産から内製化する戦略鮮明にする。 

・米年末商戦の動向は世界景気の行方を占う上でも極めて重要。
 足元はガソリン、低金利、株高の3つの追い風が吹き、堅調消費を支えそう。
 不安材料は天候。悪天候が思わぬブレーキになるリスクくすぶる。

・タイの大洪水から3年。被災した中部の7つの工業団地では防災対策が進み、日系企業を含む8割超が操業再開。
 対策が生産効率高めた例もあり、進出や投資も復活しつつある。一方洪水リスクの低い東部へ移転する動きも顕在化。

・パルコ <8251> [終値975円]インターネットで消費者から少額投資募る「クラウドファンディング」に乗り出す。
 パルコがデザイナーやゲーム製作者の事業アイデア公開し、若い世代中心に一口500円から資金募る。
 パルコは売り場や劇場も提供し事業化後押しする。
 若者を目利き役とし時代の変化に応じた新商品発掘、ファッションビルの活性化へ。

・11月の新車販売台数前年同月比9.0%減 41万6139台。5ヵ月連続のマイナス。増税後の買い控え続く。
 ブランド別ではホンダ <7267> [終値3595.5円]が新型車の発売遅れが響き3割減。
 トヨタ <7203> [終値7429円](レクサス除く)が8%減と4月から8ヵ月連続減少。
 スズキ <7269> [終値3853.0円]は11月は13%増、8年ぶりに年間首位に近づく。 

・百貨店大手5社、11月の販売実績(速報値)、三越伊勢丹 <3099> [終値1595円]前年同月比0.7%増、2ヵ月ぶりプラス。
 阪急阪神百貨店 <8242> [終値1877円]3.9%増(10月は1.5%増)5ヵ月連続。
 高島屋 <8233> [終値1006円]0.6%増、8ヵ月ぶりプラス。
 そごう・西武と大丸松坂屋百貨店 <3086> [終値1555円]はほぼ前年並み。

・川崎重工 <7012> [終値527円]生産に参画する米ボーイングの次期大型機の生産コスト削減へ約250億円投資する。
 大幅な省力設備を導入、機体胴体の加工専用ロボットも開発し生産コスト15%減らす。
 航空機産業で2018年度の航空機輸送システムの売上高を13年度比25%増4800億円に伸ばす計画。 

・カイオム・バイオサイエンス <4583> [終値1350円]エボラウイルスの複数の抗体を特定。抗体医薬品や検査薬などの原料となる。
 通常、抗体の作製には4ヶ月から6ヵ月程度かかる。同社は独自の技術用い、検証期間含め4週間弱で特定に成功。
 今後は医薬品パートナーを探していく。
 エボラウイルスの抗体医薬品などの作製に向けた動きは世界で活発化、すでに米国バイオベンチャーも抗体作製に成功。

・アイロムHD <2372> [終値2010円]国産初のエイズ予防ワクチンの人への安全性確認。
 海外での治験で大きな副作用少ないことがわかる。近く有効性確かめる第2段階の治験に移る予定。アイロムは2020年の製品化目指す。

・クボタ <6326> [終値1874.0円]2017年ごろまでに日本とタイに農機などの研究開発拠点新設。投資額150億円程度。
 中期目標連結売上高2兆円(14年3月期は1兆5000億円)を早期達成するため、製品開発力強化する。

・アベノミクス相場の2012年と13年は2年連続日経平均株価が年末の大納会でその年の高値を付ける「年末高」となった。
 海外勢の買いの勢いからは、戦後の東証開所以来初めての3年連続となる可能性もある。
 過去2年のように12月も大型株が小型株以上に上昇するかが焦点と。(日経新聞)

・第47回衆院選は2日公示され、14日の投開票に向け12日間の選挙戦始まる。
 「1票の格差」是正のため選挙区の定数が5減り、選挙区295、11ブロックの比例代表180の計475議席争う。
 安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」や集団的自衛権の行使容認、原発再稼働などが争点。「アベノミクス」に野党側に対案なし。
 日本記者クラブ主催党首討論会の言葉からは
 世界全体見渡したうえでの「国家観」や、日本をどこへ導こうとしているのかは鮮明にならず。 

・味の素 <2802> [終値2232.5円]2015年4月にも冷凍ラーメンの全米販売に乗り出す。
 先月買収完了した米冷凍食品大手ウインザー・クオリティ・HD(テキサス州)の販売網で展開。
 現行135億円規模から2020年度に1000億円規模に拡大目指す。(産経新聞)

・カイオム・バイオサイエンス <4583> [終値1350円]エボラ抗体、1ヵ月弱での作製に成功。
 同社10月に、インフルエンザウイルスに対しても1ヵ月弱で抗体作製に成功。 
 変異性の高いウイルスによるパンデミック感染症に対し、医薬品開発の基礎技術として売り込む。
 現在主流のマウスハイブリドーマ法は、抗体取得に概ね半年かかる。
 遅くとも2018年までには共同開発契約結び、エボラウイルスの中でも致死性の高い種類取り上げて開発作業に入る。

・JR東日本 <9020> [終値8954円]大手住宅メーカーと提携し、東北地方でバイオマス発電事業に着手。
 早ければ2017年にも稼働する計画で、発電規模は5メガワット前後。
 JR東日本は青森では川崎重工 <7012> [終値527円]大林組 <1802> [終値740円]と連携、八甲田地域で地熱の発電所建設計画。
 秋田では風力発電事業進めている。

・ホンダ <7267> [終値3595.5円]1日、小型セダン「グレイス」発売。月販目標3000台。
 昨秋発売の主力車「フィット」の相次ぐリコール(無償で回収・修理)受け、同社としては約1年ぶりの新車販売に。  

・シスメックス <6869> [終値5250円]
 子宮頸がん検査の効率化目的とする剥離細胞分析装置製品化。1時間当たり最大20検体処理。(日刊工業新聞)

・リクルートHD <6098> [終値3875円]第3の創業(2)販促メディア、消費者と接点、高収益。景気の影響受けにくい。
 飲食店情報の「ホットペッパーグルメ」結婚情報「ゼクシィ」住宅情報「SUUMO(スーモ)」や旅行情報「じぁらん」

 堅調とはいえ、すでに圧倒的なシェア持つ国内事業の成長余地は大きいとは言えない。
 海外M&A(買収・合併)を積極化しているのはそのため。海外M&Aは成長のカギと同時にリスクも抱え込む。

・東芝 <6502> [終値531.0円]研究機関向けのゲノム(全遺伝情報)解析サービス始めた。従来の25分の1という安価で解析できる。
 1人分の解析費用は1万9800円で、1週間で結果。東北大と開発した解析チップ開発。

・世界保健機構(WHO)エボラ出血熱の感染が深刻な西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3ヵ国での感染者(疑い含む)、
 11/25までに1万6169人に達し、うち死者6928人に上ったと発表。3ヵ国での感染拡大は依然として続いている。

・リゾート会員権価格上昇。取引市場は活況。
 10月の平均価格は186万円。前年同月比11.3%(19万円)高い。高い物件人気。(日経産業新聞)

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株式分割

センチュリー21 <8898> [終値4160円]12/31  1株→5株

公募・売り出し価格

コシダカHD <2157> [終値1921円]200万株 

サンセイラインディック <3277> [終値899円]100万株 払込日12/17

カイオム・バイオサイエンス <4583> [終値1350円]1296円 申込み12/2-3 払込日12/8

サックスバーHD <9990> [終値1576円]1528円 申込み12/2-3 払込日12/9

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(今日の一言)

海外NY株式市場は下落。
年末商戦の出足が軟調との発表が地合い圧迫。
11月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が54.8と前月比1.1ポイント低下、1月以来の水準。
米サプライマネージメント協会(ISM)11月製造業景況感指数前月比0.3ポイント低下の58.7(予想は57.8)。

機関投資家が幅広い銘柄にプログラム売りを仕掛けたとも・・・
原油安でエネルギー関連株が下落する中、ファンド勢が損失埋めるために「他業種の流動的な銘柄を手仕舞い売り強いられた」との声も。

アップル(-3.25%)グーグル(-1.48%)ヤフー(-3.17%)フェイスブック(-3.35%)アリババ(-5.06%)
ネットフリックス(-1.73%)アマゾン・ドット・コム(-3.73%)バイオジェン(+0.24%)ラッセル2000(-1.63%)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約70億株。

欧州株式市場の主要3指数は下落。
中国とユーロ圏の経済指標が振るわず、商品市場に対する懸念強まり、石油や鉱業株が売られる。

東京株式市場で日経平均は続伸。
2007年7/26以来、約7年4ヵ月ぶりに1万7600円まで上昇。年初来高値更新。
円安と原油安が株高へとつながる。
東証1部出来高は20億2362万株、売買代金は2兆1972億円。
騰落数は値上がり1174銘柄、値下がり522銘柄、変わらず145銘柄に。

カイオム・バイオサイエンス <4583> [終値1350円]エボラ抗体、1ヵ月弱での作製に成功。
同社10月に、インフルエンザウイルスに対しても1ヵ月弱で抗体作製に成功。 
変異性の高いウイルスによるパンデミック感染症に対し、医薬品開発の基礎技術として売り込む。
現在主流のマウスハイブリドーマ法は、抗体取得に概ね半年かかる。
遅くとも2018年までには共同開発契約結び、エボラウイルスの中でも致死性の高い種類取り上げて開発作業に入る。
公募増資のファイナンス期間中、公募価格は1296円。申込み12/2〜3となっております。

ワイヤレスゲート <9419> [終値3500円]日本アクア <1429> [終値4220円]ようやく切り返してきたような絵面になっています。

11/22のセミナーで岡本昌巳さんの一押し注目の日精樹脂 <6293> [終値1110円]25日週明けの寄付きは934円でした。 

不二サッシ <5940> [終値157円]ここもマークしておきたいところです。

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