【銘柄研究】HMT（6090）

週末の海外ＮＹ株式市場は小幅ながらも2営業日ぶり反発。

米11月の雇用統計、非農業部門の雇用者数前月比32万1千人増。
市場予測平均（23万人程度）を大幅に上回り、2012年1月以来、約3年ぶりの大幅な伸びに。
特に時間当たりの賃金が0.09ドル増となり、昨年6月以来の大幅な伸びとなった。

金利先高観から金融株が買われ、高配当の公益株は売り物も。
原油価格値下がりでエネルギー関連株も売り優勢に。

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約58.1億株、11月平均約61.7億株を下回る。

週間ではダウ工業株30種平均は0.7%高、7週続伸（累計9.6%上昇）ナスダック指数は0.2%安、7週ぶりの反落。
S＆P500種も0.4%高、7週続伸（累計10.0%上昇）で終了。
7週連続の値上がりは約1年ぶり。

欧州株式市場の主要3指数は大幅反発。
11月の米雇用統計の内容が市場予想上回り、世界的な株式相場の上昇に。
ドイツの10月鉱工業受注指数が市場予想上回り、
独DAX指数は2.39%上昇、1万87.12ポイントと終値で史上最高値更新。
金融関連と原油安で航空機関連がけん引。

東京株式市場で日経平均は6営業日続伸。
東証1部出来高は20億7006万株、売買代金は2兆3027億円。
騰落数は値上がり976銘柄、値下がり716銘柄、変わらず156銘柄に。
米雇用統計や7-9月期の実質国内総生産（GDP）改定値発表控え、売買控える向きも。

週間ベースで日経平均株価は2.6%高、TOPIXは2.5%高、ともに2週続伸。2週累計で日経平均は3.2%高、TOPIXも3.2%高。
マザーズ指数は0.6%安、3週ぶりに反落。日経ジャスダック平均は0.2%高、7週続伸（累計9.8%高）。
東証2部は1.9%高、3週続伸（6.5%高）で終了。

本日はヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ（HTM）　<6090> ［終値1373円］を注目します。

バイオベンチャーの一つですので、「バイオ」は嫌だといった向きはスルーしてください。

メタボロームで代謝成分の網羅解析技術で創薬等開発支援と、バイオマーカー探索から診断薬開発事業。

ラジオNIKKEI（2014年11/28収録分）に菅野隆二社長が出ています。
http://market.radionikkei.jp/podcasting/sm/2014/11/player-20141128.html

堅実さと大胆さを兼ね備えているバイオベンチャーになるとのこと。
万が一？大化けしなくても小金持ちにはなれるといった、バイオベンチャーらしからぬ発想が面白いところ。

日足チャートも10月の後半（1210円台）に、MACDとシグナルがゴールデンクロス、徐々に株価も切り上げてきてるところです。
上場が2013年末、約1年過ぎてようやく反騰の機会をうかがっているように思えます。

櫻井英明さんが来年は、本社山形県鶴岡市に工場見学に行くといった話も進んでいるようです。

追伸：今年は沖縄・石垣島に施設見学に行ったユーグレナ　<2931> ［終値1626円］も出雲充社長が、テレビ出演で、
「ミドリムシ使ったバイオ燃料で2020年には飛行機が飛び、オリンピック会場へ向かうバスにも使われます！！」って宣言していました。

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米雇用統計32.1万人増加！！　為替ドル・円121円68銭！！

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