
原発再稼働
- 2015年08月11日
- 株式投資・経済ニュース全般
2015年8月11日(火)曇り時々晴れ
・農林水産省、イオン <8267> [終値1923.0円]全国農業協同組合連合会(全農)などと連携して
国産ブランド農産品輸出する新たな仕組み作る。
政府は今回の仕組み活用し「2020年に1兆円」の輸出目標の前倒し狙う。
・東燃ゼネラル <5012> [終値1230円]約1億5000万豪ドル(約140億円)投じ、
オーストラリアに輸入基地建設、現地で石油製品の販売始める。海外事業拡大に活路見出す。
元売り業界は出光 <5019> [終値2232円]と昭和シェル <5002> [終値1177円]が経営基本合意するなど、
日本国内の需要不振受け生き残り競争激しくなっている。
・九州電力 <9508> [終値1699円]10日、川内原子力発電所1号機(鹿児島県)の再稼働に必要な検査終了。
11日午前10時半に原子炉起動、再稼働させる。14日から発電と送電始める見通し。
国内で「稼働原発ゼロ」の状態が約2年ぶりに解消する。(日経新聞一面)
・出光 <5019> [終値2232円]と昭和シェル <5002> [終値1177円]2016年中にも経営統合することで基本合意。
新会社でアジアの製油所運営やガソリン販売など拡大する考え示す。
・内閣府10日発表、7月の景気ウォッチャー調査(街角景気)
足元の景況感示す現状判断指数51.6と前月比0.6ポイント上昇。上昇は3ヵ月ぶり。エアコンや衣料品の販売が好調。
先行指数は51.9と前月比1.6ポイント低下。悪化は2ヵ月連続となり家計動向、企業動向、雇用関連の指数低下。
物価上昇による消費の節約志向や中国景気減速心配する声が目立った。
・経済産業省、中小企業の成長分野への進出後押しするため
2016年にロボットやバイオ医療など先端分野に特化した相談拠点全国に50〜80ヵ所新設。
・大手生命保険会社の2015年4-6月期決算、
円安や株高で運用好調、主要4社が増益、第一生命 <8750> [終値2525.0円]は日本生命保険を上回る。
・財務省10日公表、1-6月の経常収支8兆1835億円、東日本大震災後では最高。
けん引は訪日外国人と、企業が海外から得る配当の増加。旅行収支と第一次所得収支の黒字額はいずれも過去最高に。
旅行収支は5273億円の黒字、
企業の海外子会社からの配当などを示す第一次所得収支は10兆5114億円、前年同月比2兆円超増加。
貿易収支は4220億円の赤字。
・海外から日本への証券投資が増加。
株と債券合せた残高は初めて300兆円突破。外国人保有比率は株で3割、国債で1割超。
海外マネーは逃げ足が速い。株価や金利が振れやすくなる面もある。
・日銀 <8301> [終値48000円]統計、不外国人保有の日本株と債券の残高は昨年末時点で277兆円。
外国人は今年に入り7月までで12兆円近く日本株と債券買い越し、株価上昇効果含めると、足元残高は310兆円近くに。
世界的な運用資産の拡大が背景。欧米の金融緩和で先進国の運用マネーが膨らんだ。
・10日の東京株式市場、日経平均株価は前週末比84円(0.41%)高、2万0808円と4日続伸。
7/21以来約3週間ぶりの高値水準、6/24に付けた年初来高値(2万0868円)まで60円に迫る。
相場の重荷だった中国・上海株も5%近く上昇、投資家心理強気に傾けた。
・米国でドローン(無人飛行機)産業が離陸しようとしている。
陸、海、空に続く「低空」の交通インフラ作りが産官学で始まった。
10年後に米国で10兆円超えるとの予測もある巨大市場つかもうと、
グーグルやアマゾン・ドット・コムなどIT(情報技術)大手、防衛大手ロッキード・マーチン、
パナソニック <6752> [終値1449.5円]など幅広い業種の企業がこぞって「ドローン・エコノミー」に加わっている。
・ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイ10日、
航空・エネルギー業界向け金属部品製造の米プレシジョン・キャストパーツを約320億ドル(約4兆円)で買収。
バークシャーにとって過去最大の買収案件。原油かっ買うの下落受け、同社株価は14年高値から約3割下落。
・中国習近平国家主席、権力基盤固め加速。
共産党の長老が参加する重要会議の時期に、官製メディア使い引退幹部が政権運営に干渉すべきでないとの論調展開。
江沢民元国家主席らの影響力排除が狙い。2年後の党最高指導部の大規模人事党大会見据えたもの。
・欧州連合(EU)などによるギリシャへの最大860億ユーロ(約11兆7000億円)の金融支援巡り、早期合意期待する声。
ギリシャ政府当局は事務レベルで「11日朝までに」合意したいとの考え示した。
・インド自動車工業会10日、7月の新車販売台数(乗用車と商用車)27万4193台で、前年同月比11%増。
前年実績上回るのは2ヵ月ぶり。微減となった前月6月除けば、今年のインド市場は前年上回る堅調さ。
最大手マルチ・スズキ <7269> [終値4609.5円]などの積極的な新車投入が市場の活性化につながる。
・三井物産 <8031> [終値1645.5円]米ゼネラル・エレクトリック(GE)鉱山運営で提携。
「モノのインターネット化(IoT)」技術活用し建機類の稼働を効率化し省エネで運営できるシステム競合開発、
世界の資源大手に販売する。併せて建機の動力源の転換も進めるエネルギー消費抑える。
コマツ <6301> [終値2300.5円]日立建機 <6305> [終値2046円]も鉱山運営費抑制に取り組み、
同分野の競争は今後激しさ増しそう。
・第一三共 <4568> [終値2669.5円]100億円前後投じ、埼玉県ワクチン工場新設。
季節性インフルエンザ向けなど、新規ワクチン生産する見通し。
・サンケン電気 <6707> [終値561円]約85億円投じタイに新工場建設。
車載向けのセンサーICの組み立てや検査狙い、今年10月から段階的に稼働する。
・政府の利用促進策背景に後発薬メーカーの業績が好調。
沢井製薬 <4555> [終値8060円]日医薬 <4541> [終値4425円]東和薬品 <4553> [終値10180円]大手3社、
2015年4-6月期連結決算、純利益そろってこの期として過去最高更新。(日経新聞)
・内閣府10日発表、7月の消費動向調査、
消費者心理示す消費者態度指数(2人以上世帯)前月比1.4ポイント低下40.3となり、2ヵ月ぶり悪化。
内閣府基調判断は「足踏みがみられる」とし、2ヵ月ぶりに引き下げた。
・7月の企業倒産件数(負債額1000万円以上)前年同月比10.8%減の787件。
4ヶ月連続で前年同月比下回り、7月としてはバブル期だった1990年(482件)以来、25年ぶりの低水準。
景気回復が中小企業にも波及、倒産件数の減少につながる。
・財務省10日、国債や借入金、政府短期証券あわせた「国の借金」今年6月末時点で1057兆2235億円、過去最大更新。
3月末時点から3兆8663億円増えた。国民一人当たり約833万円に。(産経新聞)
・MUTOHHD <7999> [終値359円]市販の一眼レフカメラ使った3次元(3D)スキャナーシステム開発。
全身撮影用として被写体を回転台座に乗せ、カメラ4台で1周約30秒かけて計200枚撮影。
価格は約200万円程度、一般的な据え置き型の2割ほど。
同社がデータ基にフィギュア作成する事業モデルとする。9月発売予定、年30台販売目指す。
・ファンケル <4921> [終値2079円]
1日あたりの必要摂取量が少なく済むサプリメント(健康補助食品)の開発本格化する。
既存商品の効き目維持しつつ、服用粒数減らすことで、消費者への継続的利用促す。
2016年度にも刷新後の製品発売目指す。
・JCRファーマ <4552> [終値2869円]治験薬勢象に特化した「治験薬製造センター(仮称)」開設。
2015年7-9月期に神戸市西区の同社工場や研究所が集積する近隣地に着工、16年春に移動する予定。(日刊工業新聞)
・東洋製缶グループ <5901> [終値2157円]DNAチップ使った新規事業に乗り出す。
食中毒の原因となる菌やカビ検出するキットを食品メーカーに4月から販売。
従来は特定したい菌の種ごとに検査を、同時に4種類まで調べられ、検査手順4分の1、検査機関半分の2日程度。
キューピー <2809> [終値2875円]国内工場の一部で東洋製缶の検査キット導入。将来は海外拠点での導入も視野。
・リクルートHD <6098> [終値3990円]海外企業のM&A(買収・合併)着々と進めている。
2015年1-6月、主な海外企業の買収発表は6件で買収額は合計で900億円超。
15年4-6月期売上高前年同月比12.5%増の3441億円と2ケタ成長確保。
上場後、有言実行でM&A進めてきただけで、いつ大型案件が飛び出してもおかしくない。
・田淵電機 <6624> [終値989円]約4億円投じ、ベトナム工場増設。
2016年1月から順次稼働、コピー機やプrンたーなどに使う電源部品増設。
・住友ベーク <4203> [終値520円]化学品「フェノール」を稲わらやトウモロコシの茎から量産する技術確立。
フェノールを原料とする高機能樹脂は耐熱性に優れ、自動車部品などに使われている。
これまでは石油原料としていたが、調達先多様化できる。二酸化炭素の排出量7割削減できるという。(日経産業新聞)
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株式分割
Keeper技研 <6036> [終値2573円]9/30 1株→2株
自己株処分
養命酒 <2540> [終値1033円]12万1000株 1012円 処分日9/2 処分先 日本マスタートラスト信託銀行
AOI pro <9607> [終値1069円]28万2700株 1061円 処分日9/1 処分先 資産管理サービス信託銀行
公募・売り出し価格
GLP投資法人 <3281> [終値118400円]国内外で19万7594口
新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
8/11 パルマ <3461> マザーズ 450,000株 円 いちよし他 注目度 C
事業内容:セルフストレージビジネスソリューションプロバイダー事業
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、8日ぶり急反発。
中国上海総合指数が大幅高、銅や原油価格が上昇し、エネルギー、素材関連株がけん引。
バークシャ・ハザウェイの過去最大の買収も勢いつけた。
フィッシャー副議長が利上げ先送りのヒントも投資家心理には好影響と。
物価が上昇してこない限りは動きは取れないと発言。
アップル(+3.64%)グーグル(-0.25%)ヤフー(+1.31%)フェイスブック(-0.16%)アリババ(+2.09%)
ネットフリックス(-0.40%)アマゾン・ドット・コム(+0.26%)バイオジェン(+1.92%)
ラッセル2000(+1.31%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.29%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+0.76%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約億株、過去5日間月初平均約億株を上回る。
欧州株式市場の主要3指数は揃って反発。
中国の軟調な経済指標受けて、同国が追加緩和策講じてくるとの期待広がり、鉱業株が値上がり。
金融株が買われたことも全体押上げ。
ギリシャ主要株価指数は2.06%上昇。
債権団との金融支援交渉が進むとの期待が買い材料に。
東京株式市場で日経平均は4営業日続伸。
朝方は米国市場の利上げ懸念もあり、寄り付きは100円超の安く始まった。
前引けにかけて下げ幅縮小していき、後場寄り後プラス圏へ浮上し、引けにかけて上昇した。
東証株価指数(TOPIX)は9連騰で、年初来高値更新して高値引けで取引終えた。
東証1部出来高は21億9090万株、売買代金は2兆6579億円。
騰落数は値上がり1367銘柄、値下がり447銘柄、変わらず75銘柄に。
商品(コモディティー)相場が反発しています。
リスクオンの投資環境になってきそうなところですが・・・
『相場の福の神』SBI証券の藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
オプティム <3694> [終値5020円]が載っておりました。
今週14日の決算発表きっかけに大幅リバウンド相場の可能性と・・・
SQ週の警戒は、全く違った展開になってきそうですね。
警戒していた売りが踏まれるような展開です・・・
新規株式公開(IPO)ばかりのPCIホールディング <3918> [終値6750円]
昨日も高値8200円、安値6640円と荒い動き。
800円超えてくると、ベンチャー・キャピタル(VC)の爆弾が落ちてくるような「売り」が出ますが、
安いところは、拾い場になってきそうなところも・・・
株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム日刊ゲンダイで倍返し株はこれだ Part2
「今だけチャンス! 大化け中小型株」京写 <6837> [終値822円]が載っておりました。
京大との次世代無線技術「カオスCDMA」実用化研究の共同開発で高値更新。隠れたIoT関連銘柄で4ケタ期待。
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特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
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