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無理は禁物ですが・・・

2015年8月25日(火)曇り時々晴れ 九州地方台風厳戒

・世界の金融市場の動揺止まらず。24日日経平均株価は前週末比895円(4.6%)安と2年3か月ぶりの下げ幅。
 安全資産とされる円が一時=116円台と7か月ぶりの円高水準まで買われた。
 上海株は8%安と急落。米国株の下げ幅は一時1000ドル(7%)を超えた。
 市場では中国の先行き危ぶむ不安広がり、中国政府の対応力への懸念が強まっている。
 欧州市場でも独株式指数(DAX)が7日続落、一時8%安と下げ幅広がった。仏CAC40も同9%安、ノルウェー同8%安と全面安。

・アイフル <8515> [終値412円]銀行団から返済猶予されていた融資527億円を25日に前倒しで完済。
 銀行団からの同社への金融支援は終了。業界全体の正常化にメド。

・原油価格、米国指標WTI (ウエスト・テキサス・インターミディエート)24日、一時1バレル37ドル台に下落。
 約6年6か月ぶりの安値を付ける。投資ファンドの売りも下げに拍車。

・中国経済の減速、そして米利上げ観測背景に、市場を激震が襲っている。
 世界経済はマネーの変調が映す試練に耐えられるのか。
 中国の露骨な株価維持対策(PKO)、唐突な人民元の切り下げ、そして天津の爆発事故・・・
 中国共産党政権は情報を細切れにしか出さず、市場を国家が管理すること優先。そのツケが一気に噴き出した。

・厚生労働省乳幼児抱えながら仕事するためにベビーシッター利用する会社員に対し、税負担軽くする方針。
 会社員が交通費や資格取得費の経費を収入から差し引いて所得税に負担軽くできる制度にベビーシッター費用加える。 
 安倍晋三政権が進める仕事と子育ての両立支援を税制面から後押しする。(日経新聞一面)

・2016年米大統領選の共和党候補として不動産王ドナルド・トランプ氏(69)、各種世論調査で支持率首位を維持。
 トランプ氏支持の中核は共和党の世論を左右する白人の中低所得層。白人票獲得へ計算したたか。

・中国・上海株の急落受け、24日のアジア株式市場は全面安。
 台湾、インドネシア、香港など中国と地理的に近く、経済面のつながりが深い国・地域の株価下落が大きくなった。

・24日の東京市場では日経平均株価が一時900円超す下げ記録。東南アジアの主要な株価指数も軒並み下落。
 これまで日本株の下支え役だった外国人投資家や公的資金の買いは引っ込み、下値のメドを付けにくい状況。

 中国関連株の下げは日経平均より大きい。8/10と24日比較(日経平均は10.9%安)。
 いすゞ <7202> [終値1353.0円]21.9% 日本電産 <6594> [終値8727円]20.8% 
 日本ペイント <4612> [終値2498円]35.4% JFE <5411> [終値1866.0円]18.6%
 資生堂 <4911> [終値2474.0円]25.1% OLC <4661> [終値6323円]20.2%

・世界の金融市場で広がるリスクへの警戒感が安全資産とされる円相場の上昇に拍車。
 24日ニューヨーク外国為替市場で円相場は一時、1ドル=116円15銭と約7か月ぶりの高値まで急伸。
 わずか2分間で3円近く円高・ドル安方向に振れた。円相場数日のうちに8円以上も円高・ドル安が進む。
 直近1日の上昇幅で5円97銭と2010年5月以来の大きさ。08年リーマン・ショックにも迫るきわめて荒い値動きとなった。

 過去1日の円の上げ幅
 1998年10/8 上げ幅12円05銭 アジア通貨危機 2008年10/24 7円21銭 リーマン・ショック
 10年物国債利回り 10年5/6 6円04銭 米株価急落 15年8/24 5円97銭 中国・新興国不安

・動画配信世界最大手ネットフリックスは24日、日本で9/2に始めるサービスの利用料月650円(税抜き)から。
 米国の最低料金より約3割安。加入者増やすために料金抑えた。画質に応じて月650円、950円、1450円の3段階。
 顧客獲得ではソフトバンク <9984> [終値7136円]と提携も発表。通話料と一緒に料金支払える。

・日経平均株価の大幅下落受け、政府・与党内には24日、政権運営への影響懸念する声が広がった。
 安倍晋三首相は就任以来、金融の異次元緩和など「市場重視」の政策で株高・円安演出、内閣支持率を下支えして来た。
 生命線ともいえる市場の逆方向の動きは、支持率低下に拍車をかけかねず。
 与党からは2015年度補正予算など経済対策求める声も上がる。

・厚生労働省市販薬を年間1万円以上買う世帯の税負担軽くする制度を、2016年度の税制改正要望に盛り込む。
 医療機関に頼らず、軽い症状を自ら治す「自己治療」後押しする。
 市販薬を年間1万円以上買った世帯は、購入費用から1万円引いた額を課税所得から差し引ける。
 年間3万円分の市販薬買えば、所得から2万円差し引ける計算。最大10万円まで受けられる。

・2016年度予算の概算要求総額は2年連続で100兆円超える見通し。医療や介護といった社会保障費は高齢化の影響で32兆円超。
 利払い費などの国債費も過去最高になる。

・急成長するインターネット動画広告巡り、米ネット大手が火花。
 グーグルは傘下の動画共有サイト「ユーチューブ」で360度の映像が体験できる新型広告開始。
 フェイスブックは動画広告の配信先を提携する外部のスマートフォン(スマホ)アプリに広げた。
 動画広告市場は2017年に3兆円に迫る勢いで、主導権争いが激化。

・原油価格の低迷長期化するとの見方強まる。
 石油輸出国機構(OPEC)の原油市場でのシェア争い優先する戦略があだ、過剰供給に歯止めが利かなくなっている。
 中国の景気失速懸念は根強く、需要の回復には時間がかかる可能性がある。

・国内産原油を国外に販売することを禁じてきた米政府が、隣国メキシコへ事実上輸出認める立場に転じた。
 販路が限定されてきたシェールオイル業界などの求めに応じた。

・大和ハウス <1925> [終値2861.0円]米国で賃貸住宅事業拡大。
 2017年3月期までにシカゴ市中心部に31階の高層マンション建設。
 他の主要都市でも6か所の大型物件の開発など手掛けていく計画。 

・トヨタ <7203> [終値6994円]9月、ハイブリッド車(HV)「プリウス」のタイ生産を一時休止。休止期間は未定。
 2010年に現地生産始めたが、景気後退の影響受けてタイでの販売が鈍っている。完成車の輸出に切り替えてリスク減らす。

・清水建設 <1803> [終値1107円]原子力発電所の廃炉効率的に進める技術開発。
 新技術使えば処理コスト1割削減できる。建屋解体する工事の受注につなげる。

・オプトHD <2389> [終値579円]投資ファンド設立。
 三井住友銀行 <8316> [終値4635.0円]などの機関投資家からの出資合わせ約40億円集め、近く運用はじめる。 
 国内外のネット関連企業に投資し、将来の株式上場など後押しする。

・川重 <7012> [終値462円]24日、西武鉄道 <9024> [終値2498円]向け鉄道車両80両受注。受注額100億円程度。

・家電量販店などが格安スマートフォン(スマホ)の販売に一段と力入れる。
 格安スマホの量販店での販売台数シェアは全体の1割超。

 ビックカメラ <3048> [終値1110円]格安スマホ用「SIMカード」の販売コーナーを
 グループのコジマ <7513> [終値353円]の店舗にも広げる。 
 ヤマダ電機 <9831> [終値456円]初期費用が無料のサービス導入。

・エンジャパン <4849> [終値2610円]運営する転職口コミサイトを無償公開。
 競合サイトとの違い出し、転職サービスの利用者増やす。

・日経平均株価1週間で2000円も下落。
 「固有の買い材料がある日本株の底値は堅い」という楽観論は消し飛んだ。
 下げ局面で「逆張り」で買いを入れる個人投資家にも変化。
 想定外の急落に対応できず、信用取引やオプション取引で深手負い、押し目買いの余力低下。

・東証マザーズ指数大幅4日続落、終値前週末比105.46ポイント(12.48%)安の739.46と年初来安値更新。
 下落率は2013年6月以来、約2年2か月ぶりの大きさ。(日経新聞)

・中国発株安、世界パニック。東証895円、NY一時1000ドル暴落。世界同時株安に歯止めかからない状態。

・24日東京株式市場は日経平均株価が今年最大の下げ幅記録、株安の震源地でもある中国上海市場も急落。
 リスク回避姿勢の強まり受け、安全資産とされる円は約7か月ぶりの円高水準となる一時1ドル=116円台へ急上昇。
 投資家の不安心理の拡大が鮮明に。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」には試練となりそう。

・ソニー <6758> [終値2843.5円]24日、子会社通じ参入する小型無人飛行機「ドローン」関連事業の概要発表。
 自動化したドローンで計測したデータを企業に提供する。
 ソニーモバイルコミュニケーションズが50.05%、自動運転ベンチャーZMPが残り出資、合弁会社エアロセンス(東京)設立。

・村上世彰氏、半導体商社三信電気 <8150> [終値1136円]買い増し、保有比率17日までに7.54%から8.66%に引き上げ。 
 (産経新聞)

・文部科学省、人工知能(AI)中核として、大量データ(ビッグデータ)、モノのインターネット化(IoT)、
 サイバーセキュリティーの4分野の共通基盤となるプラットフォーム技術の開発2016年度から始める。
 この技術を、10年後のモノづくりや医療、都市政策などに幅広く応用へ。まず16年度予算の概算要求に100億円盛り込む。

・サイバーダイン <7779> [終値1346円]24日、
 小脳処理機能や人工知能(AI)の共同研究を目的にペジーコンピューティング(東京・千代田)に出資。
 装着型支援ロボット「ハル」の高度化につなげる。出資額は非公表。 

・日東電工 <6988> [終値7541円]24日、
 磁石の持つ磁束を任意の方向に集中させ、従来のモーターのトルクを20〜30%向上できるネオジム磁石開発。
 モータの小型化や軽量化に役立つ。2016年サンプル出荷、17年に亀山工場(三重県亀山市)で量産へ。
 17年度に100億円の売り上げ目指す。(日刊工業新聞)

・文房具に異変。高級志向が急激に高まる。1本5000円のボールペン、1冊2000円のノート。
 三菱鉛筆 <7976> [終値4835円]「ジェットストリーム・プライム」上半期(1-6月期)売上高前期比1.6倍。
 商品価格は1本2200〜5000円、13年10月普及品タイプ1本150円の最大33倍。

・日立 <6501> [終値679.7円]24日、
 第一生命保険 <8750> [終値2026.0円]子会社ネオファースト生命保険の契約管理など基幹システム構築。受注額は非公表。
 
・ホットリンク <3680> [終値576円]短文投稿サイト「ツイッター」などソーシャルメディアの投稿分析サービス拡充。
 顧客企業が消費者の動向を効率的に分析しやすくなる。

・シャープ <6753> [終値162円]出退勤や施設内の食堂利用など複数の電子認証を1枚のICカードで管理できるシステム開発。
 サービスごとに異なる複数のIDをひとまとめにできるため、管理簡略化でき、後からサービスを追加しやすく。
 大学や自治体に提案する。

・コロナ <5909> [終値1176円]地中熱と空気熱利用した冷暖房システム、2016年1月発売。今回冷房の運転も可能に。
 システム価格(税別)工事費抜きで76万円と90万円。シリーズ全体で累計1000台の販売目指す。(日経産業新聞)

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(今日の一言)

海外NY株式市場は、大幅続落。
主要3指数とも下落率は4%を超え、5営業日続落。
ダウ工業株30種平均は一時1000ドル超下落。
中国上海市場が24日も8.5%下落したことを嫌気した。

アップル(-2.50%)グーグル(-3.73%)ヤフー(-4.92%)フェイスブック(-4.61%)アリババ(-3.49%)
ネットフリックス(-6.81%)アマゾン・ドット・コム(-6.29%)バイオジェン(-5.85%)
ラッセル2000(-3.90%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.82%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-4.78%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

ただ大きく下げた銘柄の中で、将来性高いと思えるような銘柄の選別はされているところ。
アップルは一時13%下落(92ドル)も、終値(103ドル12セント)はマイナス2.50%に縮小。

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約億株、過去5日間月初平均約億株を上回る。
株価の急変でサーキットブレーカー(取引一時停止措置)発動された銘柄が1287と異例の多さと。

欧州株式市場の主要3指数も大幅続落。
英FT100種総合指数(ロンドン)は10営業日続落、独クセトラDAX指数(フランクフルト)は7営業日続落。
ギリシャ主要株価指数は10.54%安となった。

東京株式市場で日経平均は大幅続落。
下げ幅は2013年5/23のバーナンキショック(1143円安)以来。
中国景気減速懸念など背景にした世界株安の連鎖に歯止めかけられず。

東証1部出来高は39億4933万株、売買代金は4兆1075億円。
出来高は今年最高、売買代金は3月メジャーSQ算出日(4兆3072億円)以来の4兆円乗せ。

騰落数は値上がり8銘柄、値下がり1880銘柄、変わらず3銘柄に。
騰落数は2日連続「陰の極」。

東京市場だけでなく、世界が激震となっています。

大幅な下落時は、大きなピンチでありますが、大きなチャンスでもあります。
とりあえず、中国上海株の下げが止まるかにも・・・

とにかく生き残こることが大切です。
不安な場合はとりあえず、半分でも切って、「落ち着く」ことも大切です。
「致命傷でなければ、どんなに深手を負った傷も、時がたつとかすり傷になります」

こんな時に、キャッシュポジションの有無がものを言います。
中国にあまり関係がなく、日本と米国などで成長ができる銘柄が狙い目でしょうかね。

外国為替市場で円が対ドルで一時116円台まで急伸。
ここもパニックが起こったようなところ。

米国株式市場ではダウ工業株30種平均は一時1000ドル超(6.6%)の下落もパニック的な売られ方。

松井証券の買い方の店内評価損が、マイナス17.029%と前日マイナス11.048%から大幅に悪化。
2014年からの最低値がマイナス16.18%を更新しています。
「買い方」でも「売り方」でもマイナスの15%を超えてくると極端に振れていることになり、反転していく傾向です。

日経平均25日移動平均乖離もマイナス9.2% (前営業日マイナス5.2%)本日はマイナス10%超にも。
騰落レシオ(25日)は74.99%と本日は70%割れも視野に入ってきます。

昨日と本日の下落で、信用取引の追加保証金めぐる処分が前場の寄り付きと後場寄りあたりに出ざるを得ないところ。
本日か明日にも、目先下げ止まるのではないかと思っています。

10:30の上海株式市場が気にする東京市場はいつか来た道にも思えますが・・・

気持ち少し無理をしたいところですが、余裕を持ってください。

楽に動ける場面もやってきますので・・・

日経平均株価が1万8000円割れがそこそこいいところと思っています。
万が一、そこから下抜けた場合も、一度はそこまでは戻ると考えています。

日経平均株価が戻るのなら、日経レバレッジ <1570> [終値14700円]となってきますね。 

FFRI <3692> [終値10100円]小野薬 <4528> [終値14430円]も握っていたいところです。

株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム日刊ゲンダイで倍返し株はこれだ Part2
「今だけチャンス! 大化け中小型株」ヤマシンフィルター <6240> [終値1069円]が載っておりました。
株式分割でドカンとはねる。

『相場の福の神』SBI証券の藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
電算システム <3630> [終値1791円]が載っておりました。
郵政上場関連銘柄、個人投資家に人気。

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