
内閣支持率44%
- 2015年10月09日
- 株式投資・経済ニュース全般
2015年10月9日(金)SQ はれ
・環太平洋経済連携協定(TPP)で合意した関税の削減・撤廃計画の全容が見えてきた。
農水産品で輸入関税をかけている834品目のうち、約半数が撤廃へ。
オレンジは4〜11月は6年目に関税撤廃。
ミカンが最も出回る12〜3月は、7年間は緊急輸入制限措置(セーフガード)設け、8年目に撤廃。
・日経新聞社とテレビ東京 <9413> [終値2148円]
7日の内閣改造・自民党役員人事受け、緊急内閣世論調査実施。7〜8日1360世帯から939件回答。
安倍内閣の支持率は44%、9/19の安全法相関連法の成立直後に実施した前回調査を4ポイント上回った。
不支持率は42%と5ポイント低下。
政党支持率は、自民党が37%(前回比+2)民主党10%(-2)共産党6%、公明党4%、無党派層37%で横ばい。
・中部国際空港は格安航空会社(LCC)向け第2旅客ターミナル建設する方針。
2〜3年後の開業目指す。総事業費最大200億円程度。
2020年までに三大都市圏の国際拠点空港すべてにLCC向けターミナルが設けられ、
急増する訪日外国人の受け入れ態勢が強化される。
(日経1面)
・2016年4月、全面自由化される電力小売りに参入する企業が明らかに。
経済産業省8日、NTTグループ <9432> [終値4244円]出資するエネット(東京・港)など40社登録と発表。
ガスと石油とセットで売るなど電力の販売方法が多様になる。
登録企業は来年4月までに100社超える可能性。
・内閣府8日発表、9月の景気ウォッチャー調査、
街角の景気実感示す現状判断指数(DI)は前月比1.8ポイント低い47.5、2か月連続で悪化。
好・不況の分かれ目となる50を2か月連続で下回る。
海外経済の減速や食料品の値上げが響く。
2〜3か月先の景況感示す先行DIは49.1.0.9ポイント上昇も、2か月連続で50割り込む。
・8月の機械受注額、船舶・電力除く民需で前月比5.7%減少。
3か月連続で前月下回り、7-9月期は前期比マイナス確実に。
機械受注は設備投資に6か月ほど先行するとされる。
・甘利明経済財政・再生相は8日、環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意は、
経済成長促す効果とともにアジア太平洋地域の安全保障に貢献すると強調。
国内の農業対策については、打撃受ける農家への損失補償に力点置いた過去の対策にとらわれず、
成長産業への転換につながる政策を重視する考え示した。
・日経新聞社世論調査、安倍晋三首相掲げる経済対策「新3本の矢」や、
環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意への評価は高く、
優先的に処理してほしい政策課題では「社会保障」「景気対策」など上位に並ぶ。
政権運営の軸足を「経済最優先」に戻すことへの期待感は高そう。
首相は9月、経済政策「アベノミクス」の新たな3本の矢として
「強い経済」「子育て支援」「社会保障」の3分野を強化すると表明。
これを「評価する」が53%、「評価しない」の30%を大きく上回った。
首相は改造内閣の看板に「1億総括社会」の実現掲げた。
・環太平洋経済連携協定(TPP)で、米国が日本製自動車部品に課す関税が協定発効から15年目に全廃される。
日米合意では、エンジンやブレーキ、トランスミッションなど400弱の自動車関連部品の87.4%は即時撤廃。
自動車本体(完成車)は25年で決着。ターボチャージャーなどは15年目までたっぱい期間が延びた。
・日銀 <8301> [終値43800円]8日、10月の金融経済月報で、
日本経済の需要と潜在的な供給力の差示す「需給ギャップ」公表。
4-6月期はマイナス0.7%となり、3四半期ぶりに需要不足となった。
中国など新興国経済の減速で生産が伸び悩み、設備の稼働率が落ち込んだため。
・三菱UFJリース <8593> [終値581円]
2016年にも太陽光発電事業買収して運営する数百億円程度のファンド設立へ。
太陽光発電、新規参入急増も、今後はメンテナンスの難しさなどから事業売却増えるとみられている。
事業引き継ぎ収益改善できると判断。
・東京商工リサーチ8日発表、2015年上半期(4-9月)の倒産件数、前年同期比13%減、4388件。
上半期としては7年連続で減少、1990年度以来25年ぶりの低水準となった。
負債総額は前年同期比3%増、9362億5700万円。
9月の倒産件数は前年同月比19%減673件、負債総額は98%増、2708億9800万円。
・来年11月の米大統領選民主党本命候補ヒラリー・クリントン氏(67)
大筋合意した環太平洋経済連携協定(TPP)について「現時点で賛成できない」と表明。方針転換した。
労働組合など左派表鳥k身が狙いも、政策のぶれ批判される可能性も。
・ユーロ圏は銀行の国債保有制限する検討へ入った。
域内の銀行が持つ国債の残高に上限設けることが柱に。欧州債務危機時に、
政府の財政悪化による国債の信用力低下が銀行の経営不安につながったことへの反省。
実現すれば国債を「リスクゼロの安全資産」とみなしてきた銀行規制の枠組みが大きく変わり、
将来は邦銀にも影響も。
・欧州銀行監視委員会ヌイ委員長、
欧州の大手銀行対象とした資産査定(ストレステスト)2016年に実施する考え明らかに。
・中国2大インターネット起業、消費者向け新サービスで手を組む。
ネット通販最大手アリババ集団と交流サイト最大手テンセント8日、
「共同購買」と呼ばれる割引きクーポンサイト事業統合する方針。
・インドで未公開株(PE)投資が急増。
7-9月期のPE投資は前年同期比2倍強の58億9300万ドル(約7千億円)と四半期で最高記録。
PE投資は通年でも過去最高を記録しそう。
・スズキ <7269> [終値3856円]シェア4割おさえる主力のインドでディーゼルハイブリッド車(HV)参入。
やや高めの価格帯狙い、2016年には新しい小型車も投入。
急拡大する中間層に人気のある中型車種の品そろえ広げ、競合引き離す。
・日産自 <7201> [終値1189.0円]9月の中国の新車販売台数(小売り台数)前年同月比2.9%増の9万7900台。
一方、スズキ <7269> [終値3856円]同40.1%減、1万2812台。9か月連続前年割れ、苦戦続く。
・ファーストリテイリング <9983> [終値48640円]8日、
インターネット通販の売上高比率現在の5%程度から30%以上に引き上げる。今後3〜5年での実現目指す。
・ファーストリテイリング <9983> [終値48640円]
2015年8月期連結決算純利益が前の期比48%増の1100億円と最高益更新。
中国事業が大幅増益だった半面、国内事業の伸びは鈍り、6割増の1200億円とした計画下回る。
・セブン&アイ <3382> [終値5421円]
2015年3-8月期決算、コンビニエンスストア好調で連結純利益が前年同期比1%増の845億円と最高に。
16年2月期通期でも最高益見込むが、従来予想から下方修正。
・日立 <6501> [終値666.2円]シンガポールで住宅と商業からなる大型複合施設
「ノースポイント シティ」のセキュリティーシステムや設備を70億円で現地ゼネコンから受注。
・ソフトバンク <9984> [終値6283円]
病院の診療費をスマートフォン(スマホ)の料金と一緒に後払いできるサービスを12月以降始める。
当初130以上の医療機関が対応、2016年12月には1000以上増やす。
・日清紡HD <3105> [終値1455円]自動車向け樹脂メーカー南部化成(静岡県吉田町)買収。
買収額100億円前後、自動車向け事業強化へ。
・田淵電機 <6624> [終値831円]2020年めどに研究開発部門を現在の約3倍の1000人体制へ。
主力の太陽光発電向けのパワーコンディショナー(電力変換装置)は大きな成長が見込みにくく、
人員増やして電源部品の開発強化。
ベトナムでは技術棟新設、東南アジアで人員を積極採用することで海外の技術者数百人規模にする。
・世界で株価の予想変動率が低下。
日経平均株価の今後1か月間の予想変動率示す「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」8日、
前日比1.97ポイント低い26.93と、8/21以来、約1か月半ぶりの水準まで下落。
米株式相場の予想変動率であるVIX指数も7日に18.40と、およそ1か月半ぶりの水準まで低下。
香港・ハンセン株の予想変動率の指数も8日までの6日間で2割超下げる。
(日経新聞)
・財務省8日、国際収支速報、経常収支は前年同月比6.6倍、1兆6531億円に拡大。
訪日外国人旅行者が使ったお金から、海外で日本人が使った金額を差し引いた「旅行収支」
8月単月として過去最大の782億円の黒字に。
経常収支の黒字は14か月連続。輸出から輸入を差し引いた「貿易収支」は3261億円の赤字となる一方、
海外投資から得られる利子や配当示す「第1次所得収支」は8月では過去最大の2兆518億円の黒字となった。
・2015年ノーベル文学賞、
旧ソ連を構成したベルラーシの作家、スベトラーナ・アレクシエービッチさん(67)授与。
「ハルキスト」と呼ばれる村上春樹さんの熱心なファンため息。
(産経新聞)
・ソニー <6758> [終値3153.0円]
距離測定機能付き画像センサーの技術有するベルギー・ソフトキネティックスシステムズ買収。
完全子会社化。買収額は数十億円、画像センサーの検知機能高める。
・GMO-PG <3769> [終値4565円]東南アジアで決済処理サービス事業拡大。
フィリピンとインドネシア、ベトナムの3か国に進出、
同サービスのシステムと現地の決済代行業者システムの相互雪像検討。
日系加盟店が東南アジア進出加速、決済ニーズに対応する。
・スパイバー(山形県鶴岡市)8日、自社開発した人工合成クモ糸素材「クモノス」使い、
ゴールドウイン <8111> [終値4985円]とアンダージャケット共同開発。
実際のアパレル工業ラインで人工たんぱく質素材を使った生産に成功したのは初めて。
2016年中の商品化目指す。
・三井住友建設 <1821> [終値156円]西日本高速道路(NEXCO西日本)、
鉄筋など鉄製部材の代わりに、腐食しない部材使った高耐久性の橋の開発に乗り出す。
長寿化と維持管理費の低減実現する「100年使える橋」を目指す。
長崎県に建設、2年間モニタリング。
・ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA) <7172> [終値1793円]航空機部品の販売始めた。
退役航空機の機体解体、エンジンなど各部品を在庫管理し、整備会社や航空会社などへ販売。
リサイクル機の販売やリースもする。2016年2月期には10数億円目指す。
(日刊工業新聞)
・すべてのモノがインターネットにつながる「IoT」の普及見据え、世界の半導体企業が再編急ぐ。
今年のM&A(合併・買収)は過去最高だった2000年のITバブル期に迫る勢い。
・トレックス・セミコンダクター <6616> [終値1190円]
ディスプレーやキーパッドのついたICカード(スマートカード)に内蔵する薄型電源IC開発。
業界最薄クラス実現(厚さ0.315mm)。高電圧にも耐える設計、次世代型スマートカードへの搭載促す。
・旭化成 <3407> [終値892.9円]欧州で自動車向け部材事業拡大。
ドイツに営業拠点設置し、現地の自動車各社に樹脂素材売り込む。
(日経産業新聞)
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公募・売り出し価格
星野リゾート・リート投資法人 <3287> [終値1145000円]2万6970口
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、続伸。
ダウ工業株30種平均は5営業日続伸、1万7000ドル回復(8/19以来)。
S&P500種総合指数は2000ポイント回復(8/20以来)。
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が「ハト派」的内容きっかけに株式市場は買い優勢へ。
米原油先物が3か月ぶりの高値となり、エネルギー株が相場をけん引した。
アップル(-1.16%)グーグル(-0.50%)ヤフー(+1.57%)フェイスブック(+0.08%)アリババ(+2.14%)
ネットフリックス(+6.32%)アマゾン・ドット・コム(-1.62%)バイオジェン(+0.23%)
ラッセル2000(+0.92%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.41%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-0.30%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約72.9億株、過去20日間平均約74.9億株を下回る。
欧州株式市場の主要3指数は続伸。
イングランド銀行(中央銀行)が利上げを急がないとの見方が買い安心感につながる。
原油価格上昇で、鉱業株や原油・天然ガス株が上昇。
自動車株も上がった。
東京株式市場で日経平均は7営業日ぶりに反落。
東証1部出来高は23億1154万株、売買代金は2兆6182億円。
騰落数は値上がり569銘柄、値下がり1235銘柄、変わらず95銘柄に。
日経平均株価は1万8300円処がなかなか抜けきりません。
直近高値(1万8432円)を狙いたいところです。
今日はいつもより面白そうな材料記事が載っています。
田淵電機 <6624> [終値831円]2020年めどに研究開発部門を現在の約3倍の1000人体制へ。
主力の太陽光発電向けのパワーコンディショナー(電力変換装置)は大きな成長が見込みにくく、
人員増やして電源部品の開発強化。
ベトナムでは技術棟新設、東南アジアで人員を積極採用することで海外の技術者数百人規模にする。
GMO-PG <3769> [終値4565円]東南アジアで決済処理サービス事業拡大。
フィリピンとインドネシア、ベトナムの3か国に進出、
同サービスのシステムと現地の決済代行業者システムの相互雪像検討。
日系加盟店が東南アジア進出加速、決済ニーズに対応する。
スパイバー(山形県鶴岡市)8日、自社開発した人工合成クモ糸素材「クモノス」使い、
ゴールドウイン <8111> [終値4985円]とアンダージャケット共同開発。
実際のアパレル工業ラインで人工たんぱく質素材を使った生産に成功したのは初めて。
2016年中の商品化目指す。
資本・業務提携から約1か月で試作品が出てくるスピードが期待感誘います。
トレックス・セミコンダクター <6616> [終値1190円]
ディスプレーやキーパッドのついたICカード(スマートカード)に内蔵する薄型電源IC開発。
業界最薄クラス実現(厚さ0.315mm)。高電圧にも耐える設計、次世代型スマートカードへの搭載促す。
好業績発表で上昇も、ここ利確が出ているヒビノ <2469> [終値4420円]押し目になってるようにも・・・
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2015年10月11日(日)16:00〜18:00
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特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
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