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世界M&A総額昨年実績上回る

2015年10月14日(水)曇り時々晴れ

・独フォルクスワーゲン(VW)ディーゼル車の排ガス不正問題受け、環境対応車(エコカー)戦略へ転換。
 電気自動車(EV)の開発へ軸足移す。

・DeNA <2432> [終値2320円]傘下のプロ球団の本拠地球場、横浜スタジアム(横浜市)の運営会社買収方針。
 取得額100億円程度と。

・プーチン大統領訪日時期について、来春に延期する検討に入った。

 (日経1面)

・ビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)13日、2位の英SABミラー買収で基本合意。
 買収額は710億ポンド(約13兆円)。食品では過去最大のM&A(合併・買収)となる。

・全国の市町村と東京23区のうち、3分の1以上に当たる598市区町村が2014年度決算で実質無借金に。
 企業業績の好調背景にした税収増で多くの自治体で財政健全化が進む。財政格差は顕著に。

・調査会社トムソン・ロイター、
 2015年世界のM&A総額(公表ベース)13日時点で3兆4600ドルと昨年1年間の実績(3兆3530億ドル)上回った。
 大型M&Aが相次いでいる背景には市場からの圧力の高まりがある。

・米デルがIT(情報技術)業界で史上最大となる8兆円の巨額買収でクラウド事業の強化に打って出た。
 ITインフラ企業へと転身遂げた。ハードだけでなくクラウドにも強い米EMCの買収はその集大成。

・ゼネラル・エレクトリック(GE)13日、
 消費者ローンやリースなど金融部門の一部を米銀行大手ウェルズ・ファーゴに売却すると発表。
 譲渡する資産の規模は約320億ドル(約3.8兆円)でおよそ3000人の従業員も移籍する。

・中国新車販売や貿易統計でも内需の伸び悩みが鮮明になった。
 回復に手間取る世界経済に暗い影落とす。
 9月の新車販売台数は、前年同月比2.1%増の202万4800台。プラスは6か月ぶり。
 在庫急増に苦しむメーカーや販売会社が一斉に大幅値引きに動いたことで販売がやや上向いた。
 ただ過度の「安売り」で逆に経営が悪化し、閉店に追い込まれる販売店も相次ぐ。 

・タイの総合消費財大手、サハ・グループ、
 2015年末の東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)発足にらみ、事業構造改革急ぐ。
 セイノーHD <9076> [終値1316円]と組み、域内の物流網構築。

・産業機械メーカーがインドへの投資拡大。
 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)はモーター工場今月完工、
 川崎重工 <7012> [終値474円]ロボットの販売拠点新設する。

・日本工作機械工業会(東京・港)13日、
 9月の工作機械受注額(速報値)前年同月比19.1%減、1096億9700万円。
 2ケタの減少は2か月連続、全体をけん引してきた国内は27か月ぶりに前年同月を下回る。
 輸出に回復の兆しは見えず、業界の雲行きは怪しくなってきた。

・クボタ <6326> [終値1790.0円]食品加工事業に参入。
 熊本新工場で米粉パン生地量産。顧客の稲作農家後押し。

・三菱自 <7211> [終値985円]インドネシアでのスズキ <7269> [終値3919円]との協業中止へ。
 三菱自はインドネシアで約600億円投じ新工場建設中。独自色強めて乗用車市場注力する。

・クリエイト・レストランツHD <3387> [終値2540円]
 2016年2月期連結経常利益前期比6割増の70億円になる見通し。
 海鮮居酒屋「磯丸水産」の出店拡大に加え、ショッピングセンター内の飲食店も好調に推移。

・金が1か月ぶりの高値。指標となるニューヨーク先物は13日時間外取引が1トロイオンス1160ドル近辺で推移。
 直近で安かった10月初旬比50ドルほど値上がり。 

・個人投資家の資金が新興市場に向かいつつある。
 13日東京株式市場では東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価ともに続伸、
 そろって8/31以来、約1か月半ぶりの高値に。

・三井不 <8801> [終値3423.0円]グループが2006年販売始めた横浜市都筑区の大型マンションで、
 施工会社の三井住友建設 <1821> [終値159円]側が基礎工事の際に地盤調査一部実施せず、
 虚偽データに基づいて工事。大型マンション傾く。

・日本からイラン投資早期再開へ。両国間で投資協定締結することで合意。
 イランは世界有数の原油や天然ガス埋蔵量誇る資源国で、人口7千万人を超える大市場。

 (日経新聞)

・中国税関総署13日、輸出と輸入を合わせた9月のドル建て貿易総額、前年同月比11.4%減少。
 7か月連続のマイナス。消費や設備投資、建設需要の勢いが衰えたことが要因。

・政府・与党13日、2017年4月予定する消費税率10%への引き上げと同時に、
 生活必需品の税率を低く抑える軽減税率導入する方向で検討に入る。

・トヨタ <7203> [終値7316円]13日、12月発売するハイブリッド車(HV)「プリウス」の新型車の燃費、
 1リットル当たり40KM(一部グレード)になる見通し。

  (産経新聞)

・経済産業省と総務省、23日にIoT(モノのインターネット)による
 次世代社会の早期実現目指す官民連携組織「IoT推進コンソーシアム」立ち上げる。
 自動運転車やドローン(飛行ロボット)、スマート工場や遠隔医療などが普及したIoT社会の実現目指し、
 少子高齢化が進む日本の課題解消につなげる。

・日本触媒 <4114> [終値8720円]糖鎖工学研究所(京都市左京区)と資本・業務提携。
 糖鎖研究所の技術導入し、事業拡大進める方針。

・豊田合成 <7282> [終値2665円]13日、豪州での自動車部品の生産から撤退。
 従業員には再就職支援など実施する。 

・ジャトコ(静岡県富士見市)13日、日産 <7201> [終値1217.0円]
 小型前輪駆動車専用無段変速機(CVT)共同開発。変速比幅世界最大8.7に拡大。フリクション低減で燃費向上。

・日系自動車メーカー7社の9月中国新車販売台数、4増3減。
 トヨタ <7203> [終値7316円]9万2700台(1.7%増)
 日産自 <7201> [終値1217.0円]9万7900台(2.9%増)
 ホンダ <7267> [終値3895円]8万2531台(28.5%増)
 マツダ <7261> [終値2322.0円]1万9532台(3.8%増)

 スズキ <7269> [終値2919円]1万2812台(40.1%減) 
 三菱自 <7211> [終値985円]5691台(24.4%減)富士重工 <7270> [終値4541円]3511台(20.2%減)

・パイオニア <6773> [終値321円]と同社子会社東北パイオニア、
 複数の自動車大手から車載スピーカー計約4500万本新規受注。2018年以降に3-5年かけてグローバルに出荷。

 (日刊工業新聞)

・綜合警備保障(ALSOK)<2331> [終値5370円]2020年東京五輪にらみ、次世代型警備の開発に挑む。
 ウエラブルカメラや小型無人飛行機ドローンなど最新IT(情報技術)取り入れながらサービス向上へ。

・ウエラブル端末使う保守点検システムの開発相次ぐ。
 日本中の保守員がスマートグラスをつける日が近いかもしれない。

 NTTデータ <9613> [終値5800円]
 スマートグラス活用し、サーバーや複写機など情報機器の保守や社会インフラの点検に使う。

 日立 <6501> [終値685.4円]ヘルメットなどに装着するヘッドマウンドディスプレーを活用。
 最大8時間連続稼働可能、工場やプラント向け需要狙う。

 富士通 <6702> [終値577.3円]東部に装着する自社開発のウエラブル端末発売。
 遠隔地の管理者に映像送り、音声で指示受けられる。 

・クリーク&リバー <4763> [終値502円]
 動画サイト「ユーチューブ」に投稿して広告収益稼ぐユーチューバーと企業を引き合わせるサイト開設。
 広告取引、動画分析して支援。

・博報堂DYHD <2433> [終値1187円]
 公共機関や企業が公開する「オープンデータ」活用してインターネット広告配信できるシステム開発。
 天候や株価指数などの情報を取り込み、関連する製品やサービスの広告をタイミングよく表示できる。

・塩野義 <4507> [終値4165円]解熱剤や風邪薬といった一般用医薬品事業分割、
 2016年1月設立する全額出資子会社に移管する。
 塩野義は重症感染症や慢性の痛み、がんなど医療用医薬品の臨床試験(治験)拡大、
 今回一般医薬品事業を本業から分離、医療用医薬品に資源集中させる狙い。

・パナソニック <6752> [終値1337.0円]
 各住戸に設置した蓄電池を遠隔操作して、地域の電力制御する分散電源システムを世界展開する。
 現在ほぼ皆無の蓄電池の世界売上高を、2018年度に100億円目指す。

・日機装 <6376> [終値929円]日本初、深紫外線発光ダイオード(LED)使った水殺菌装置開発。
 12月サンプル出荷、2016年春から量産出荷開始へ。 

 (日経産業新聞)

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公募・売り出し価格

インフォマート <2492> [終値1167円]1120円 申込み10/14-15 

トリケミカル <4369> [終値659円]168万400株

アンジェスMG <4563> [終値216円]1550万700株予定中止

グリーンペプタイド <4594> [IPO]450円 

PCデポ <7618> [終値1016円]430万株 

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(今日の一言)

海外NY株式市場は、反落。
米国企業の四半期決算本格化控え、警戒感も。
中国の9月貿易統計で、成長の鈍化しているところも相場の重しとなった。

アップル(+0.17%)グーグル(+0.87%)ヤフー(-1.58%)フェイスブック(-0.15%)アリババ(-0.88%)
ネットフリックス(+3.28%)アマゾン・ドット・コム(-0.23%)バイオジェン(-3.26%)
ラッセル2000(%-1.42)HTG(ハイイールドファンド)(-0.24%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-3.22%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約61億株、過去520日間平均約75億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は下落。
中国貿易統計が弱く、自動車株や鉱業株が売られる。

東京株式市場で日経平均は反落。
東証1部出来高は21億1524万株、売買代金は2兆4044億円。
騰落数は値上がり845銘柄、値下がり933銘柄、変わらず122銘柄に。
日経平均株価は9/29の安値からの上昇が急ピッチで、売りが優勢となった。

大型株は売られる銘柄が多かったものの、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価指数、東証2部指数は続伸。
中小型材料株には、個人投資家の投資意欲は少し改善してきてるように思えます。

日本抵抗器 <6977> [終値157円]一時ストップ高寸前の176円まであるように、低材料株物色も散見されます。

調査会社トムソン・ロイター、
2015年世界のM&A総額(公表ベース)13日時点で3兆4600ドルと昨年1年間の実績(3兆3530億ドル)上回った。
大型M&Aが相次いでいる背景には市場からの圧力の高まりがある。

GCAサヴィアン <2174> [終値1464円]米国案件強い。

ヘリオス <4593> [終値1269円]そろそろ動きそうなとの話が入ってきましたが・・・

西松建設 <1820> [終値507円]11/6決算発表予定ですが、業績は好調で、上方修正もありうるような噂も・・・

低位材料株ではエルナー <6972> [終値110円]が動きてくると、松尾電機 <6969> [終値90円]マークとも?!

ウエラブル端末使う保守点検システムの開発相次ぐ。
日本中の保守員がスマートグラスをつける日が近いかもしれない。

オプティム <3694> [終値4440円]IoTプラットフォームサービスで注目されてきてもよさそうなところですが・・・
スマートグラスも活用範囲広がってきています。

大変申し訳ございません。
15日(木)〜18日(日)まで、遅い夏休みと出張となります。
配信ができないことをお許しください。
帰国後、頑張って配信したいと考えています。
なにとぞお許しくださいませ。

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12/5(土) 馬渕治好氏 (東京・日本橋三越前) 
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12/12(土) 櫻井英明氏 独演会 (東京・日本橋三越前)
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